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毎月レポート くらしの情報 ( 2009 年 4 月号). くらしの情報. 2009 年 4 月号. ● インターネットで楽しむエイプリルフール 4月1日はエイプリルフールです。世界中でこの日を楽しみにしている人が多く、有名なのは「スパゲッティの木からスパゲッティを収穫する」ニュース。教科書にも載っていたので覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。最近ではイギリスBBC放送の「空飛ぶペンギンの撮影に成功しました」というジョーク。このニュースはたちまち世界中を駆け巡り、人々を驚かせました。日本でも紹介されたのでご存じの方も多いでしょう。
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くらしの情報 2009年4月号 ●インターネットで楽しむエイプリルフール 4月1日はエイプリルフールです。世界中でこの日を楽しみにしている人が多く、有名なのは「スパゲッティの木からスパゲッティを収穫する」ニュース。教科書にも載っていたので覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。最近ではイギリスBBC放送の「空飛ぶペンギンの撮影に成功しました」というジョーク。このニュースはたちまち世界中を駆け巡り、人々を驚かせました。日本でも紹介されたのでご存じの方も多いでしょう。 エイプリルフールは起源や由来には諸説があり、未だに明らかになっていません。一説には古代ローマ時代の「その日は主人と使用人が入れ替わる」お祭りがルーツとか、仏教徒が修行明けの4月1日には再び迷うことを人々がからかったから、というものなどさまざまです。日本には大正時代に入ってきて、「万愚節」と呼ばれていました。 冒頭のニュースでもわかるとおり欧米ではエイプリルフールがとてもさかんで、新聞社やテレビ局などマスコミによるジョークを楽しむ文化があります。一方、日本ではインターネットがその役割を果たしているようです。 お気に入りに登録しているウェブサイトはもちろん、ニュース配信サイトやコミュニティサイトなどをネットサーフィンし、嘘か真実か?を見極めてみてはいかがでしょう? ※参考:日本インターネット エイプリルフール協会 http://www.aprilfool.jp/ 株式会社越前屋 http://www.echizenya.co.jp/ 語源由来辞典 http://gogen-allguide.com/ ●海外旅行を計画したら忘れずに 円高やウォン安なども手伝って、海外旅行はさらに身近になっています。旅先の観光名所や気候、風習などもばっちり計画をたてて安心している方、ちょっと待って。その荷物は大丈夫ですか? 昨今の国際線は荷物の重量や手荷物に対し、厳格な決まりがあります。機内には100mlを超えるあらゆる液体の持込が禁止されています。この「液体」とは、ヘアジェルや歯磨き粉を含むので要注意です。ただし医薬品やベビーミルクなどの例外もあるので、事前にウェブサイトで確認しておくとよいでしょう。また、国によって持ち込めるお金の金額も異なりますし、予防接種も済ませておいた方がよい国や地域もあります。外務省のホームページで旅行先の安全情報も入手しておきましょう。 さらにアメリカにお出かけになる際は、今年1月から始まった電子渡航空認証システム『ESTA』も忘れてはいけません。第三国へ渡航する途中でアメリカを通過する際もESTAは必要です。渡航の72時間前までオンライン申請できますが、できればお早めに。旅行代理店などで代理申請をしてくれる場合もあるので、自分で行うのが難しければ確認してみましょう。さまざまな制限や義務をクリアして旅行にのぞむ。そこからすでに旅は始まっているのです。 ※参考:外務省 海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp/ 成田国際空港公式Webサイト http://www.narita-airport.jp/jp/ 在日米国大使館 http://japan.usembassy.gov/tj-main.html ●春の偏西風に乗ってやってくる黄砂 春。黄砂(こうさ)のシーズン到来です。気象情報が「黄砂に注意」と報じることもあります。 駐車場の車が黄色くなった、洗濯物が褐色になってしまった…。時には空が黄褐色になることも。この黄砂現象は中国大陸内陸部タクラマカン砂漠やゴビ砂漠から強風で数千メートルの高度に舞い上がった鉱物粒子(黄砂)が飛来するのが原因で、日本では春先から初夏にかけて東アジアを経由する低気圧の経過に伴い観測されます。つまり偏西風にのってやってくるのです。黄砂の粒子には、石英・長石や造岩鉱物、緑泥石などの粘土鉱物が含まれていることがわかっています。 さて、花粉と間違えられやすいこの黄砂は、以前は単なる自然現象といわれていました。しかし近年では森林減少土地劣化・砂漠化という人為的影響による、環境問題のひとつとされています。飛んできた黄砂は、農作物などに影響を及ぼし、地球全体の気候にも影を落としているのです。平成20年からは環境省と気象庁が合同で黄砂情報ホームページを開設しています。 ※参考:環境省 http://www.env.go.jp/ 気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/