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野球から日本を盛り上げる

野球から日本を盛り上げる. 月曜4限専門演習B 2011/10/24  坪田雅至. たとえメディアが日本人の強いスポーツを取り上げて報道していることが多いとはいえ、これらのスポーツによって視聴者は元気や喜びや感動を得るだろうし、時には経済効果をももたらし、国家の成長に関与しうる!. 日々接するスポーツの多様化. フェンシング. フィギュアスケート. バドミントン. 女子サッカー. 陸上. 2009 年にWBC(ワールドベースボールクラシック)で優勝して世界一になったのはよかったのだが … MLB(米国プロ野球)への有名選手の流出

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野球から日本を盛り上げる

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Presentation Transcript


  1. 野球から日本を盛り上げる 月曜4限専門演習B 2011/10/24 坪田雅至

  2. たとえメディアが日本人の強いスポーツを取り上げて報道していることが多いとはいえ、これらのスポーツによって視聴者は元気や喜びや感動を得るだろうし、時には経済効果をももたらし、国家の成長に関与しうる!たとえメディアが日本人の強いスポーツを取り上げて報道していることが多いとはいえ、これらのスポーツによって視聴者は元気や喜びや感動を得るだろうし、時には経済効果をももたらし、国家の成長に関与しうる! 日々接するスポーツの多様化 フェンシング フィギュアスケート バドミントン 女子サッカー 陸上

  3. 2009年にWBC(ワールドベースボールクラシック)で優勝して世界一になったのはよかったのだが…2009年にWBC(ワールドベースボールクラシック)で優勝して世界一になったのはよかったのだが… MLB(米国プロ野球)への有名選手の流出 近年では、野茂選手やイチロー選手をはじめとする、日本球界の「スター」達がMLBへ移籍する姿が目立つように。 ファンのコア層への偏り →テレビ視聴率低下・放送減少  観客動員数低下 巨人の人気に頼ってきたセ・リーグ →各球団の経営状況は悪化! 球団トップの相次ぐ不祥事 球団再編問題 などなど、行き詰まりが多く停滞しており、国家成長にあまり貢献できていない。 そんな中で、野球は・・・

  4. 国民的スポーツの代表格だった野球は国を盛り上げるためにどうあるべきか?国民的スポーツの代表格だった野球は国を盛り上げるためにどうあるべきか?

  5. 世界における野球の現状

  6. 野球界でのグローバル化 全世界での競技人口は約80ヶ国で約3500万人 MLBでは外国人選手の割合が約28%(833人中231人)を占める(2010年) ドミニカ(86人)、ベネズエラ、プエルトリコ、日本(14人)、カナダの順に多い NPB(日本野球機構)の外国人選手の割合は10%に満たない(約950人中約80人)(2010年) アジア市場はまだまだ発展途上(2008年、MLBで初めてインド人選手と契約) ※国際野球連盟(IBAF) アマチュアの連盟を統括しているだけで、NPBやMLB機構は参加しておらず、プロ機構を仕切る連盟はない。 事実上MLBが世界の野球界を牽引している!

  7. オリンピック 2009年正式種目から外れる 理由として、 環太平洋地域に競技人口が偏っていること(IOC(国際オリンピック委員会)での欧州の委員の権力が強い) MLBが選手派遣に否定的であること 野球場建設には多額の費用がかかり、扇形であるため他競技への転用が難しいこと などが挙げられている。 WBC(World Baseball Classic) 2006年から開催されている野球の世界大会(野球版ワールドカップ) 主催はMLB機構とMLB選手会で、「単なるMLBの世界進出の一環」 MLB選手会が握る実権 利益配分はMLB機構とMLB選手会の取り分が多く、不平等→NPBの選手会は抗議。次回大会の不参加も検討。 実際、WBCの収益の半分以上は日本からのもの! WBCは大会運営に問題がある! 国際大会

  8. サッカー(ワールドカップ) ワールドカップを主催! FIFA(国際サッカー連盟) AFC(アジア) CONCACAF (北中米カリブ海) CAF(アフリカ) UEFA(欧州) CONMEBOL(南米) 欧州諸国のサッカー協会 アジア諸国のサッカー協会 アフリカ諸国のサッカー協会 OFC(オセアニア) 南米諸国のサッカー協会 北中米カリブ海諸国のサッカー協会 オセアニア諸国のサッカー協会

  9. WBC WBCを主催! NPB MLB 国際野球連盟(IBAF) BFA(アジア) ABSA(アフリカ) CEB(欧州) COPABE(アメリカ大陸) 欧州諸国の野球協会 アジア諸国の野球協会 アフリカ諸国の野球協会 BCO(オセアニア) アメリカ大陸諸国の野球協会 オセアニア諸国の野球協会

  10. アメリカでは野球が国民的スポーツであり続けているのは何故だろうか?アメリカでは野球が国民的スポーツであり続けているのは何故だろうか?

  11. 違いは大きく分けて2つ! ①経営の違い NPB 球団経営と球場管理が別会社(近年改善されつつある) cf.横浜スタジアム プロ野球球団経営のプロ(GM)の不在 リーグ全体を統率するポジションの実質的不在(各球団オーナーの権力の強さ) MLB 球団名に企業名が入っていないe.g.ニューヨークヤンキース、シアトルマリナーズ 球団所有者の交代がしやすい スポンサーを得やすい 球場は地方公共団体の支援を受けている場合が多い 球場運営も球団が行っており、効率的な経営ができる。 GMと監督の権限が全く分離 GMは球団経営、監督はチームの戦略をマネジメントする役割 GMは経営のプロで監督は指導のプロ 日本プロ野球(NPB)と米国プロ野球(MLB)

  12. NPB ホームゲームの放映権は全てホームチームに。 1・2軍ともに同一所有者 MLB リベニューシェアリング ローカル放送収入における、弱小球団と金持ち球団の格差をなくすための収益分配制度 大都市をホームタウンとする球団や人気球団はローカル放送収入がとても多くなる。その一方であまり大きくない都市の球団やあまり人気でない球団は逆に放送収入が少なくなる。その格差をなくすための制度。放送収入をMLB機構が集め、それらを各球団に分配するという仕組み。 ラグジュアリータックス 球団に所属する選手の総年俸がある一定の金額を超えた場合に、その金額に対して課税される、というもの 金持ち球団はほかの球団から良い選手を集めやすい。もし、ラグジュアリータックスがなければ、貧しい球団は金持ち球団に良い選手を取られ、次第に戦力ダウンし、また逆に金持ち球団はどんどん強くなっていく、という構図となってしまう。ラグジュアリータックスはこの構図になることを防ぐための制度。 マイナーリーグ(MiLB)という強固な下部組織の存在 MiLBはMLBとはほとんどのチームで経営が独立しているものの、MLBの傘下に入っているリーグである。MiLBはレベル別に6つのリーグで構成されている。MiLBに所属するチームはMLBのホームタウンでない都市を本拠地としており、地域密着型の運営を行っている。 フランチャイズ制(一定地域内での独占販売権) 一定地域に一つの球団だけが存在するため、ホームタウン意識が非常に強くなる 本拠地のある地域に密着し貢献しなければ大リーグ球団は成り立たない! →選手が地域貢献活動を行うことは当たり前! ②チームのあり方・リーグ運営の違い

  13. 野球から国を盛り上げるにはどうしていけばよいか??野球から国を盛り上げるにはどうしていけばよいか??

  14. 日本野球界全体 独立リーグの誕生(詳しくは次のスライドで) アジアシリーズの実施 各国内リーグのシーズン終了後に日本、韓国、オーストラリア、台湾のリーグ優勝チームが頂点を決める大会で、今は四カ国での実施であり、テレビでもあまり放送もされず、注目度は低いが、野球がもっと普及するにつれ、世間からの注目度は増していく可能性がある。 全日本野球会議 唯一といってよいプロアマ交流の場。2010年以来プロアマ全体をまとめる統括団体の創設への動きがみられる。 NPB 国際大会に向けた新規定がいくつか制定 統一球の導入や、カウント表示の変更 韓国や台湾の一流プロ野球選手の流入 アジアの野球強国としての地位 パ・リーグ各チーム 地域クラブ化の成功 e.g.北海道、仙台 GM制の導入(予定) 「リーグ」としての運営 ネット放送収入の平等分配などができている。 良い兆し

  15. 現在は、四国アイランドリーグplus、BCリーグ、関西独立リーグ、日本女子プロ野球機構の4つのリーグが存在現在は、四国アイランドリーグplus、BCリーグ、関西独立リーグ、日本女子プロ野球機構の4つのリーグが存在 四国アイランドリーグ愛媛 球団経営は親会社一社が経営する「日本プロ野球型」ではなく、多数の小口スポンサーが支える「地域クラブ型」にすることで、各スポンサーの負担が軽減され、より良い経営ができることが顕著に。 地方公共団体がすべき、小学生の登下校中のガードマン役、清掃活動、あいさつ運動、餅つき大会や祭りへの参加などの地域貢献活動をも球団が行ってきたことが評価され、県や県内の市町からの財政支援を得る。(地域の子供たちの手本となるような取り組み) BCリーグ信濃 地域貢献活動に取り組む姿勢が評価され、野球引退後、スポンサー企業や地元企業に就職  →退団後の道も開ける! 高校や大学の指導者も安心して選手を送り出すことができる  →レベルの高い選手が集まる可能性が増える! 独立リーグ

  16. 国内 12球団共同の事業会社を作り、リーグとしての経営をスムーズに 日本国内のプロアマ全体をまとめる統括団体の創設 独立リーグのさらなる活性化 地方自治体の協力が必要 NPBの3軍化 NPBのチーム数増加 MLBとNPBの並立へ! 全世界的 プロもアマも包括する国際的野球機構の設置 野球のさらなる普及→世界大会の実施! 展望 野球からの国家成長に貢献!!

  17. 『メジャーリーグ 世界制覇の経済学』タック川本 2003 講談社 『日本プロ野球改造計画』二宮清純・樋口美雄 2005 日本評論社 『プロ野球2.0』小島克典 2008 扶桑社 『トヨタが「プロ野球」を持たない理由』加藤鉱 2005 宝島社 『WBCの内幕』コータ 2009 WAVE出版 『スポーツ経済効果で元気になった街と国』上條典夫 2002 講談社 朝日新聞 2011/10/18~22 「地域スポーツノート」 2011/9/4 「朝日新聞グローブ」 産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111021/scr11102110160002-n1.html BusinessMedia誠 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1109/16/news008.html MLBhttp://mlb.mlb.com/mlb/international/ MiLBhttp://web.minorleaguebaseball.com/index.jsp FIFAhttp://www.fifa.com/ 全て最終閲覧 2011/10/23 参考

  18. ありがとうございました。

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