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RAM Drive software の検証について

RAM Drive software の検証について. 2001 年 10 月 17 日 (株)ガイア・システム・ソリューション. 目次. CoMET 評価経緯 RAM Drive software 評価目的 評価環境 ITRON 仕様 CoMET へのポーティング作業について シミュレーション性能測定 今後の進め方について. CoMET 評価経緯 1 st Step. 1 st Step: CoMET でのモデリングサンプル例 (2000/11/27)

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RAM Drive software の検証について

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Presentation Transcript


  1. RAM Drive softwareの検証について 2001年10月17日 (株)ガイア・システム・ソリューション

  2. 目次 • CoMET評価経緯 • RAM Drive software 評価目的 • 評価環境 • ITRON仕様 • CoMETへのポーティング作業について • シミュレーション性能測定 • 今後の進め方について

  3. CoMET 評価経緯 1st Step 1st Step: CoMETでのモデリングサンプル例(2000/11/27) • 目的:CoMETで協調シミュレーションを行う場合、実際にどのようにモデリングしていくのかを実証する • 作業:C-VPMを使用し、Keyハードウェアのシミュレーションデモを作成 • 結果:ソフトウェアとハードウェアとのインタフェース方式(Virtual Port)の動作概要を確認。C-VPMを使用する場合、ターゲットソフトウェアへどの程度の変更が必要かをご理解いただいた

  4. CoMET 評価経緯 2nd Step 2nd Step: CoMETと外界モデルとのインタフェース(2001/02/07) • 目的:貴社で使用中のマンマシンシミュレータと同様な機能を実現可能か実証する • 作業:C-VPMと外界モデルを結合し、LCD、Keyモデルのデモを作成 • 結果:外界モデルとの結合においても、問題が無いことを確認。これにより、パフォーマンスの問題をクリアすれば、CoMETをマンマシンシミュレータの代わりに使用できることがわかった

  5. CoMET 評価経緯 3rd Step 3rd Step: R-VPMのパフォーマンス(2001/03/19) • 目的:R-VPMに実ソフトウェアを搭載し、パフォーマンスを確認する。および、実ソフトウェアに何も変更を加えずに動作可能かを実証する • 作業:TX19L R-VPM、LCDモデル、Keyモデルと外界モデルを結合。貴社より社給されましたソフトウェアを移植 • 結果:PIII 500MHzプラットフォームにて、ほぼ実機と同等なソフトウェア処理性能が実現できたことを確認した。また、ソフトウェアに何も変更を加えずに、R-VPM上での動作を確認した。これにより、CoMETは、マンマシンシミュレータの代わりとして、十分に使用可能であることが実証された

  6. RAM Drive 評価目的 • 本ソフトウェアは、今期よりCoMETを実際のプロジェクトに採用するための最終性能評価用として、(株)東芝 日野モバイル工場殿よりご提案いただいたものである • 評価は、以下の項目について行う • シミュレーション速度 • ソフトウェアの移植性

  7. 評価環境 • ハードウェアプラットフォーム • DOS/Vマシン PIII 866MHz DRAM512M(PC133) • ソフトウェア • CoMET ver4.4.11 TX1983 Architecture • FinSim ver4.7.05 • GHS Multi2000 • UDEOS /r19e(iTRON ver3.0 仕様準拠) • RAM Driveソフトウェア(貴社社給品)

  8. CPUモデル • TX1983 Architecture • TX19L+FPUコア  システムクロック:64MHz • PIC, DMAC, GT, GTO, GTI, PWM, GPIO, SCI, SEI TX19L core GT GTI GTO FPU PWM PIC SCI/SCE GPIO DMAC

  9. iTRON仕様 • UDEOS/r19eを使用 (μiTRON3.0仕様準拠) • TX1982仕様をTX1983仕様に変更(ドライバのみ変更) • OSコンフィギュレーション情報を以下に示す • タスクの定義(2タスク) • CRE_TSK(STOP, TA_DMT, stop, 1, 1024, 0) • CRE_TSK(MAIN_TASK, TA_START, main_task, 2, 1024, 0) • セマフォ定義(10セマフォ) • CRE_SEM(DRIVER_SEM_START9, 1) •        ・・・・・・・ • CRE_SEM(DRIVER_SEM_START1, 1) • CRE_SEM(DRIVER_SEM_START, 1)

  10. CoMETへのポーティング作業について • テストメインソース変更点 • tasktest.c :モデリング外のHW依存部分を条件コンパイルに修正 • ハードウェア依存部分に対する変更点 • customiz.c :iTRON用セマフォグループ追加 • rtc_hw.c :モデリング外のHW依存部分を条件コンパイルに修正 • dosfs.h : iTRON用にセマフォマクロ部分を条件コンパイルに修正 • ターゲットメモリマップの定義

  11. ターゲットメモリマップ • 物理アドレス40200000~407FFFFFまでをRAMドライブに割り付けリード/ライトサイクルを変更して評価を行う 0x00000000 0x40200000 RAM Drive area 0x407FFFFF memory

  12. シミュレーション性能測定 • テストデバイス:1,2 • メモリレーテンシ:全て1サイクル

  13. 評価時に発生した問題点 • テストパラメータのセクタ番号の値を大きくすると、シミュレーション速度が低下していくという問題点 • 原因 • vast_waitevent 内で使用されている、FinSim pli機能のacc_vcl_addという関数に問題あり。この関数が異なるオブジェクトから何度も呼び出されると、これらのオブジェクトが大量にqueueに登録されてしまう。これがシミュレーション速度を低下させている原因であった • 対応策 • 新しいvast_waitobjectex APIを作成し、 vast_waitevent から置き換える • このvast_waitobjectex は、 vast_waitevent が全てのイベントを待つのに対して、サブセットのイベントを待つだけである

  14. 今後の進め方について • CoMETプロジェクトの立ち上げ • 本評価結果を踏まえ、以前打ち合わせをさせていただきましたように、今期中にCoMETを使用した実プロジェクト立ち上げたい • ターゲットシステムの選定、モデリングのゴールを決定 • 今期は、TX19コアを使用したシステムをターゲットとする • 開発案件のスケジューリング • システム評価スケジュール • 開発案件 • 次機種向けCPUモデル開発(ARM9) • 周辺ハードウェアモデル開発 • ターゲットOSの移植 • 外界モデル開発

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