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「 - 解析・シンセシスの基礎と応用」. SICE セミナー 「ロバスト制御入門」. 金沢大学 藤田政之. に基づく制御系設計への入門. 構造化特異値 の構想に至った経緯や動機 に配慮する. 形式的に理論を眺めているだけではつまずい てしまうような箇所を詳しく例解する. - 解析・シンセシスによる制御系設計で本質的 に重要となるところを把握する. プロローグ 不確かなシステム 構造化特異値 と構造化ロバスト安定性 ロバスト性能と - シンセシス エピローグ. 閉ループ伝達関数のステップ応答.
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「 -解析・シンセシスの基礎と応用」 SICE セミナー 「ロバスト制御入門」 金沢大学 藤田政之
に基づく制御系設計への入門 • 構造化特異値 の構想に至った経緯や動機 • に配慮する • 形式的に理論を眺めているだけではつまずい • てしまうような箇所を詳しく例解する -解析・シンセシスによる制御系設計で本質的 に重要となるところを把握する
プロローグ • 不確かなシステム • 構造化特異値 と構造化ロバスト安定性 • ロバスト性能と -シンセシス • エピローグ
閉ループ伝達関数のステップ応答 振動モード Im Re 開ループ伝達関数(L=GK) のベクトル軌跡
振動モード Im Re 閉ループ伝達関数のステップ応答 開ループ伝達関数のベクトル軌跡 振動モード
むだ時間 Im 開ループ伝達関数 Re Im 実際の開ループ伝達関数 Re
状態空間表現 線形システム • 伝達関数表現
磁気浮上系 Electromagnet Iron ball Gap sensor • 仮定 (A1) 漏れ磁束がない (A2) 磁気飽和,ヒステリシスがない (A3) 鉄心の透磁率は無限大である (A4) 鉄心中に生じるうず電流は無視できる (A5) インダクタンスは平衡点付近で定数
Electromagnet Iron ball Gap sensor 磁気浮上系 • 電磁石吸引力 • 運動方程式 • 電気回路方程式
Electromagnet Iron ball Gap sensor 磁気浮上系 • 平衡点 • 線形化
伝達関数・状態空間表現 磁気浮上系 • ブロック線図
不確かなシステム • 非構造的な不確かさ (U1) モデルのパラメータの値に含まれる誤差 (U2) モデル化することが困難な動特性の存在 (U3) 考慮に入れなかった非線形性の影響 (U4) 外乱や雑音による影響 (U5) 動作範囲や環境の変化による特性の変動
] [ 中心 半径 パラメータの不確かさ • 不確かなパラメータ • 表現
周波数応答の実測 Im Re
1 次系 Im Re O
不確かさの帯 ノミナルモデル ゲイン モデル集合 周波数 • モデル集合 (基準となるモデル)+(不確かさの帯)
Im Re 乗法的な不確かさ(出力側)
乗法的(入力側) 非構造的な不確かさ • 加法的
逆・乗法的(入力側) 非構造的な不確かさ • 逆・加法的
非構造的な不確かさ • 逆・乗法的(出力側)
磁気浮上系 • 仮定 (A1) 漏れ磁束がない (A2) 磁気飽和,ヒステリシスがない (A3) 鉄心の透磁率は無限大である (A4) 鉄心中に生じるうず電流は無視できる (A5) インダクタンスは平衡点付近で定数 (A5’) コイルのインダクタンス はギャップ の関数であり と表される. • 異なるモデル構造
磁気浮上系 • モデルパラメータ(公称値・最大値・最小値) 記号 最大値 公称値 最小値 • ノミナルモデル
磁気浮上系 UNCERTAINTY WEIGHTING Wadd Magnitude Frequency(rad/s)
モデル構造 4 つの異なる線形モデル • Model[A1]: L=定数; 非線形項を • 1 次のテイラー展開で近似 Type[A] • Model[A2]: L=定数; 非線形項を • 2 次のテイラー展開で近似 • Model[B1]: L=L(x); 非線形項を • 1 次のテイラー展開で近似 Type[B] • Model[B2]: L=L(x); 非線形項を • 2 次のテイラー展開で近似
モデル構造 Type[A] • 数学モデル • 線形モデル
線形モデル: Model[A1] • 線形モデル: Model[A2]
モデル構造 Type[B] • 数学モデル
線形モデル: Model[B1] • 線形モデル: Model[B2]
摂動モデル • 24 通りの摂動モデル >model 1a : (A1) _max >model 2a : (A1) _max >model 3a : (A1) _max >model 4a : (A1) _max >model 5a : (A2) _max >model 6a : (A2) _max >model 7a : (B1) _max >model 8a : (B1) _max >model 9a : (B1) _max >model 10a : (B1) _max >model 11a : (B2) _max >model 12a : (B2) _max >model 1b : (A1) _min >model 2b : (A1) _min >model 3b : (A1) _min >model 4b : (A1) _min >model 5b : (A2) _min >model 6b : (A2) _min >model 7b : (B1) _min >model 8b : (B1) _min >model 9b : (B1) _min >model 10b : (B1) _min >model 11b : (B2) _min >model 12b : (B2) _min cf: model ij: (モデル構造) 摂動モデルパラメータ
不確かなシステム • 構造的な不確かさ
対角の不確かさ • ブロック対角
ループ整形( loop shaping) 既約分解表現における不確かさ
磁気浮上系 • モデルパラメータ Parameter Nominal Value Unit • ノミナルモデル
磁気浮上系 • モデル化されないダイナミクス Magnitude Frequency[rad/s]
磁気浮上系 • モデル化されない非線形性 Gap=5.0[mm] Force[N] Current[A] Current=1.15[A] Force[N] Gap[m]
不確かさの重み 重み 重み 磁気浮上系 • パラメトリックな不確かさ
磁気浮上系 • ブロック線図
磁気浮上系 • LFT 表現
定義の前に • M安定