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トレーニング動画と一緒に使うスライド

トレーニング動画と一緒に使うスライド. トレーナー、観察者と医療従事者のための教育セッションで使うために. slides_accompanying_training_films.ppt c World Health Organization 2009 WHO 事務局長は日本語訳の権利を「新潟県病院局」市川高夫医師に授与し、彼が日本語版の唯一の責任者です。

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Presentation Transcript


  1. トレーニング動画と一緒に使うスライド トレーナー、観察者と医療従事者のための教育セッションで使うために slides_accompanying_training_films.ppt c World Health Organization 2009 WHO事務局長は日本語訳の権利を「新潟県病院局」市川高夫医師に授与し、彼が日本語版の唯一の責任者です。 世界保健機関によって、この出版物に含まれている情報を検証するため、全ての妥当な予防策が実行されてきました。しかし、出版された資料は、表示あるいは暗示であっても、いかなる保証もなく配信されています。資料の解釈及び使用に関する責任は読者にあります。いかなる事故においても、その利用により発生する損害に対して世界保健機関は責任は負いません。

  2. 手指衛生シナリオ使い方(1) • 「トレーニング動画」は医療従事者に「私の手指衛生の5つの瞬間」アプローチの概念を伝えることを助けるためにWHO多様的手指衛生改善戦略に含まれます。 • これらのスライドは、動画と一緒に使用され、異なるシナリオの概念と教育的メッセージを説明するように計画されている。 • 動画の概念は、「トレーナー、観察者と医療従事者のための教育セッション」、「手指衛生、なぜ、どのように、いつパンフレット」と「手指衛生テクニカル・リファレンス・マニュアル」に示されているものと同じです。 • 動画は、「トレーナー、観察者と医療従事者のための教育セッション」の全ての他の部分を紹介した後にのみ示されるべきです。

  3. 手指衛生シナリオ使い方(2) • この資料の目的は: • 医療従事者と観察者に手指衛生のための5つの瞬間(適応)の見える例を提示 • 「観察フォーム」を入力する観察者をトレーニングする • 資料は、単一のセッション(少なくとも2時間)あるいはいくつかの短いセッションで使用できます。 • シナリオ 1–5は: • 医療従事者と観察者の両方をトレーニングするために使われるように意図されています • それぞれのシナリオは、手指衛生の5つの瞬間(適応)の一つを示しています • いくつかのシナリオが、異なる局面にハイライトを充てるために違ったバージョンにもあります

  4. 手指衛生のシナリオ使用法(2) • シナリオ 6–9は: • 主に観察者のトレーニングに使われます • 「観察フォーム」を入力している時に使われるべきです • 手指衛生の適応が、いくつか連続して起こる医療の例を示します 手指衛生行為を行わないことが、いくつかのシナリオの中で示されますが、手指衛生行為のそれぞれの重複が、100%の手指衛生順守であることを示します

  5. 手指衛生シナリオ使い方(3) • 「どのように手指衛生を行うか」セッションには、WHOが推奨する手順と時間に従った正しい手洗いと手指擦式のやり方が含まれています • 実際、シナリオは一人ずつ観察され、観察者が観察フォームに入力します • そして議論がなされ、解説の付いたスライドと完成された観察フォームが最後に示されます • メニューバーで一つのシナリオからもう一つに切り替えることができますが、最新の順序は進行中の学習の複雑さを持った論理的モジュールとして構成されていることに注意してください

  6. シナリオ 1:患者に触れる前1a– 患者の環境に入る時 • 内容 • 看護師がドアを開け(医療環境と最後の接触)、病室に入り、患者に向かって行く • 入りながら、手指衛生(手指擦式法)を行う • ナイトテーブルを動かす(患者環境の物体に触れる) • 患者が腕をシーツから外に出すのを手伝う(最初の患者との接触) • 主要なメッセージ • 看護師は患者に近づく時手指衛生を行う。環境と物体に触れる前に手指擦式法を行う;患者ゾーンの部分であるので、患者に触れる前にもう一度手指衛生を行う必要はない。適応は「患者に触れる前」のままである。

  7. シナリオ 1: 患者に触れる前1b– 患者に触れる直前 • 内容 • 看護師が、ドアを開け(医療環境との最後の接触)、病室に入り患者に向かって行く。 • ナイトテーブルを動かす(患者環境の物体との接触)。 • 手指衛生(手指擦式法)を行う • 患者がシーツから腕を外に出すのを手伝う(最初の患者との接触) • 主要なメッセージ • 手指衛生は、患者に触れる前に、患者を患者環境の外の医療環境からの有害な病原体から守るために必要である。患者ゾーン内の表面や物体との接触では、厳密には手指衛生を必要としないが、患者皮膚との接触では必要である。

  8. シナリオ 1: 患者に触れる前1c– 正しい瞬間での手指衛生? • 内容 • 看護師が廊下で手指擦式法を行う(手指衛生は必要ない)。 • ドアを開け(医療領域内の環境との最後の接触)、部屋に入り患者に向かって行く。 • 患者が腕をシーツの下から出すのを手伝う(手指衛生実施の脱落)。 • 主要なメッセージ • 廊下で手指衛生を行った後(なんら推奨された適応に対応していない追加行動)、ドアの取っ手に触り、医療領域に付いている病原体に手を汚染させた可能性がある。このように患者に触れる前に手指衛生を実行せず、患者をこれらの病原体で汚染させた可能性がある。

  9. シナリオ 1: 患者に触れる前1d– 患者接触を繰り返す • 内容 • 看護師が、ドアを開け(医療領域の環境と最後の接触)、病室に入り患者に向かって行く。 • 入室しながら、手指衛生を実施する(手指擦式法)。 • 患者が腕をシーツの下から出すのを手伝い、血圧を測定する(最初の患者との接触)。 • ベッドの反対側に移動する。 • ナイトベッドを動かす(患者環境との接触)。 • 患者の右手を取り、指の動きを診る(患者との接触)。 • 腰を屈めバッグの中の尿を調べ、立ち上がる時にベッドに触る(患者環境との接触)。患者のためにコップに水を注ぐ(患者環境との接触)。

  10. シナリオ 1: 患者に触れる前1d– 患者接触を繰り返す • 主要なメッセージ • 連続して起こることは、患者と患者環境とのいくつかの接触を示していますが、清潔/無菌操作あるいは体液被爆のリスクではありません。 • 手指衛生は、最初に患者に触れる前にはたった一回しか正しく行われていません。看護師は常に患者ゾーンの中で移動しているのでさらなる手指衛生の必要はありません。 連続の最後で、看護師は手指擦式法を行いますが、行動は観察者が看護師が実際に患者と患者ゾーンから離れるかどうかわからい時は、記録されるべきではありません。

  11. シナリオ 2:清潔/無菌操作の前2a– ケアの連続の中での清潔/無菌操作 • 内容 • 看護師は部屋に入り、注射のための器具を入れたトレーをナイトテーブルに置く(医療領域内の環境との最後の接触)。 • 手指擦式法で手指衛生を行う(適応:患者に触れる前)。 • 患者がシーツの下から腕を出すのを手伝う(最初の患者接触)。 • ナイトテーブルを動かす(患者環境との接触)。 • 綿謀(スワブ)に消毒剤を注ぐ。 • 手指擦式法で手指衛生を行う(適応:清潔/無菌操作の前)。 • 末梢静脈カテーテルの三方活栓のコックを開け、静注し、活栓を再び閉じる(無菌業務)。 • 主要なメッセージ • 看護師は患者と(適応として手指衛生を行う)患者環境と最初の直接接触を持つ;患者を患者自身が持つ病原体から守るために清潔/無菌操作の前に手指衛生を繰り返す。

  12. シナリオ 2:清潔/無菌操作の前2b– 清潔/無菌操作だけ • 内容 • 看護師は、病室に入り注射のための器具を入れたトレーをナイトテーブルに置く(医療領域の環境との最後の接触)。 • 患者はベッドで眠っており、腕に入れられた末梢静脈カテーテルは看護師がすぐに利用できるようになっている。 • 看護師は綿棒(スワブ)に消毒剤を注ぐ。 • 手指擦式法で手指衛生を行う(適応:清潔/無菌操作の前)。 • 末梢静脈カテーテルの三方活栓のコックを開け、静注し、コックを再び閉じる(直接患者に接触しない清潔/無菌操作)。 • 主要なメッセージ • 清潔/無菌操作はこのシナリオで本当に最初の特徴のある適応です。看護師は直接患者と接触しません。

  13. シナリオ 3: 体液曝露リスクの後3a– ケアの連続の中で体液曝露リスクの後(実行せず) • 内容 • 看護師は採血を行う(血液被曝のリスク)。 • 終了時、駆血帯を外し、穿刺部位に絆創膏を貼り、器具をまとめてトレーに置く(血液被曝のリスクが続いている)。 • 手袋を脱ぎ、ゴミ箱に投げ入れる(血液被曝のリスクが続いている)。 • 手指衛生をし損なう(適応:血液体液被曝のリスクの後)。 • 患者の脈を取る(次の患者との接触)。 • 主要なメッセージ • 血液体液曝露のリスクの後直ちに、同じ患者に再び、あるいは患者環境つまりケア環境の中のあらゆる表面と物体に触れる前には、病原体の拡散の可能性を防ぐために、手指衛生を行わなければならない。 • 体液と接触がありうる全てのケアは、被曝が見えなくとも起こっているだろうから、リスクとなります。

  14. シナリオ 3: 体液曝露のリスクの後3b – ケア継続中の血液体液曝露リスクの後(100%の順守) • 内容 • 看護師は採血をする(血液被爆のリスク)。 • 終了時、駆血帯を外し、穿刺部位に絆創膏を貼り、器具をまとめてトレーに置く(血液被爆のリスクが続いている)。 • 手袋を脱ぎ、ゴミ箱に捨てる(血液被爆のリスクが続いている)。 • 手指衛生を行う(手指擦式法)。 • 患者の脈を取る(次の患者との接触)。 • 主要なメッセージ • 看護師は体液曝露のリスクの後、直ちに正しくタイムリーに手指擦式法を行っている;手は目で見て汚れていないので手洗いをする必要はない。

  15. シナリオ 3: 体液被爆のリスクの後3c– 体液被爆のリスクの後(手洗い) • 内容 • 看護師は採血を行う(血液被爆のリスク)。 • 終了時、駆血帯を外し、穿刺部位に絆創膏を貼る(血液被爆のリスクが続いている)。 • 器具を集め、手洗いベースンに行き、使った道具をゴミ箱に捨てる(血液被爆のリスクが続いている)。 • 手袋を脱ぎ、ゴミ箱に捨てる(血液被爆のリスクが続いている)。 • 石けんと流水で手を洗う(体液被爆リスクと患者との接触の後)。 • 主要なメッセージ • 看護師は体液被爆のリスクと最後の患者との接触の後に正しくタイムリーに手指衛生を行っている(一回の手指衛生を行えばよい一回の瞬間に対応する二つの適応)。 • 看護師は手洗いによって手指衛生を行う。石けんと流水による手洗いは手が目で見て汚れているときには推奨される。

  16. シナリオ 4: 患者との接触後 • 内容 • 看護師は、血圧を測る(最後の患者との接触)。 • 患者から離れ、患者カルテと一緒に手押しカートのところに行く(接触なし)。 • 手指衛生を行う(手指擦式法)。 • 手押しカートの上でファイルを記入し、カートと共に病室を離れる(医療領域の環境との最初の接触)。 • 主要なメッセージ • 手押しカートは患者環境の一部ではないので、カルテと手押しカートに触れる前、患者との接触の後に手指衛生を実行する。

  17. シナリオ 5: 患者環境との接触後5a– 患者環境 • 内容 • 補助看護師が手押しカートと共に病室に入る。 • ナイトテーブルを片づけ(空のボトルとコップを取り上げ)、テーブル表面を清拭する。 • 水の入ったボトルときれいなコップをテーブルの上に置く(患者環境)。 • 手指衛生を行う(手指擦式法)。 • 手押し車と共に病室を離れる。 • 主要なメッセージ • 患者との接触はないが、患者環境にある物体と表面に触れた後は手指衛生を行う。

  18. シナリオ 5: 患者環境との接触後5b– 患者環境ではない! • 内容 • 補助看護師が手押しカートと共に病室に入る。 • 患者が一杯の水を頼み、補助看護師がコップに水を注ぐ(患者環境)。 • 手指衛生を行う(手指擦式法:適応:患者に触れる前) • 患者がベッドに起き上がるのを助ける(最初の患者との接触)。 • コップを患者に渡し、患者は水を飲み、コップを手渡して返す。 • 補助看護師はナイトテーブルを片づける(空のボトルとコップを片づける)。 • テーブルの上をきれいにし、ボトルとコップを置く。 • 手指衛生を行う(手指擦式法:適応:患者に触れた後) • 手押しカートと共に病室を離れる。

  19. シナリオ 5: 患者環境との接触後5b– 患者環境ではない! • 主要なメッセージ • シナリオは5aと似ている。しかし、たとえ補助看護師が最初に患者に触れるつもりでなくとも、直接接触の可能性のある状況では、手指衛生を実行しなければならない。 • 補助看護師は患者と接触したのであるから、次の適応はもはや患者環境との接触後ではなく、患者に触れた後である。

  20. シナリオ 6: ケアの連続性の断絶6a– ケアの連続性の断絶(実行せず) • 内容 • 医師が病室に入り、患者に向かう。 • 入室しながら手指衛生を行う(手指擦式法:適応:患者に触れる前)。 • 患者と握手し、膝を診察する。 • ポケットベルが鳴り、医師は中座して、廊下にある電話で返事をするため部屋を離れる(手指衛生をし損なう;適応:患者に触れた後)。 • 医師はドアを開けて病室に戻る。 • 医師は理学的検査を続ける(手指衛生行為をし損なう;適応:患者に触れる前)

  21. シナリオ 6: ケアの継続の断絶6a– ケアの継続の断絶(実施せず) • 主要なメッセージ • ケアの継続の断絶が起こっている(医師が患者環境の外の廊下の電話で答える)。それ故、医師は患者から離れた後(患者からの病原体を医療環境に移動させるのを防ぐために)および患者に再び触れる前に、手指衛生を実施すべきである(医療環境から患者へ病原体の伝播を防ぐために)。 • これらのケアの断絶は、可能な限り避けられるべきである。

  22. シナリオ 6: ケアの継続の断絶6b– ケアの継続の断絶(100%の順守) • 内容 • 医師が入室し患者に向かう。 • 入室しながら、手指衛生を手指擦式法で行う(適応:患者に触れる前)。 • 患者と握手し、患者の膝を診察する。 • ポケットベルが鳴り、医師は中座し電話に答える。 • 手指擦式法で手指衛生を実施しながら(適応:患者に触れた後)部屋を離れる。 • 手指擦式法で手指衛生を実施しながら(適応:患者に触れる前)ドアを開けて戻る。 • 理学的検査を続ける。 • 主要なメッセージ • 6aと同じシーケンスであるが、正しい手指衛生が実施されている(100%順守)。

  23. シナリオ 7: 患者と患者の間7a– 患者と患者の間(実施せず) • 内容 • 医師が患者Xを診察する。 • 終了し、患者から離れながら握手する。 • 手指衛生をし損なう(適応:患者に触れた後と患者に触れる前)。 • 患者Yに近づき、握手しながら挨拶する。 • 主要なメッセージ • 二つの適応が発生しており(患者に触れた後と患者に触れる前)、一回の手指衛生行動を必要とする一つの瞬間に対応する。

  24. シナリオ 7: 患者と患者の間7b– 患者と患者の間(100%の順守) • 内容 • 医師が患者Xを診察する。 • 終了時、患者から離れながら握手する。 • 手指擦式法で手指衛生を行う(適応:患者に触れた後と患者に触れる前)。 • 患者Yに近づき、握手しながら挨拶する。 • 主要なメッセージ • 7aと同じシーケンスであるが、適切な手指衛生がなされている(100%順守)。

  25. シナリオ 8: 理学検査8a– 理学検査(実施せず) • 内容 • 医師が患者のベッドサイドで心音を聴く。 • 看護師が手押しカートと共に入室する。 • 看護師は手指擦式法で手指衛生を行う(適応:「患者に触れる前」)。 • 看護師は患者をベッドから起こすことを手伝う。 • 医師は患者の肺を診察する。 • 医師は看護師に検査器具を手渡すように頼む。 • 手指衛生行為をし損なう(適応:「清潔/無菌操作の前」) • 医師は舌圧子と懐中電灯を使って、患者の口腔を診察するため手袋を着ける。 • 医師は患者の口を開け粘膜を診察する(粘膜との接触)。

  26. シナリオ 8: 理学検査8a– 理学検査(実施せず) • 内容 • 少し唾液が落ち、医師は唾液をティッシュで拭き取る(体液曝露)。 • 看護師は手指擦式法で手指衛生を行う(追加の不必要な手指衛生行為)。 • 医師は診察を終える。 • 医師はティッシュと舌圧子をバッグに捨て、手袋を脱ぎ同じバッグに入れる。 • 手指衛生行為をし損なう(適応:「体液曝露リスクの後」)。 • 看護師はベッドの挙上をもとに戻す。 • 医師は患者の腹部を触診する。 • 医師は手指擦式法で手指衛生を行う(適応:患者に触れた後)。 • 医師は患者から離れる。 • 看護師は患者シーツを整え、器具トレイを取り除く。 • 看護師はそれを手洗いベースンのそばに置き、部屋から離れる。 • 手指衛生行為をし損なう(適応:患者に触れた後)。 主要なメッセージ: このシナリオで示されるケア行為は、一人部屋の中で行われている;このように離れるときは、 両方の医療従事者が患者ゾーンから医療領域へ移動する。

  27. シナリオ 8: 理学検査8b– 理学検査(100%順守) • 内容 • 医師が患者のベッドサイドで心音を聴いている。 • 看護師が手押しカートを伴って入室する。 • 看護師は手指擦式法で手指衛生を行う(適応:患者に触れる前)。 • 看護師は患者をベッドから起こすことを手伝う。 • 医師は患者の肺を診察する。 • 医師は看護師に診察器具を手渡すように頼む。 • 医師は手指擦式法で手指衛生を行う(適応:清潔/無菌操作の前)。 • 医師は舌圧子と懐中電灯を使って患者の口腔を調べるため手袋を着ける。 • 医師は患者の口を開け、粘膜を診察する(粘膜との接触)。 • 少しの唾液が落ち、医師は唾液をティッシュで拭く(体液曝露)。 • 医師は診察を終える。 • 医師はティッシュと舌圧子をバッグに捨て、手袋を脱いで同じバッグに入れる。 • 医師は手指擦式法で手指衛生を行う(適応:体液曝露リスクの後)。

  28. シナリオ 8: 理学検査8b– 理学検査(100%順守) • 内容 • 看護師がベッドの挙上を戻す。 • 医師は患者の腹部を触診する。 • 医師は手指擦式法で手指衛生を行う(適応:患者に触れた後)。 • 医師は患者から離れる。 • 看護師は、患者のシーツを整えて器具トレイを取り除く。 • 看護師は手洗いベースンの近くにそれを置く。 • 看護師は手指擦式法で手指衛生を行う(適応:患者に触れた後)。 • 看護師は部屋を離れる。 • 主要なメッセージ • 8aと同じシーケンスであるが、正しく手指衛生を実行した(100%順守)。 主要なメッセージ: このシナリオで示されるケア行為は、一人部屋の中で行われている;このように離れるときは、 両方の医療従事者が患者ゾーンから医療領域へ移動する。

  29. シナリオ 9: 動脈穿刺 • 内容 • 看護師は酸素流量を調節し、患者を反仰臥位にし、医師を呼ぶ。 • 医師がドアを開け入室し、患者の状態を尋ね、動脈採血することを決意する。 • 医師は患者の右手の橈骨動脈を触れながら手順を患者に説明する。 • 看護師は右手首の下に汚れ防止カバーを敷く。 • 看護師と医師は手指擦式法で手指衛生を行う(適応:清潔/無菌操作の前)。 • 看護師は滅菌スワブのパックを開け、消毒剤を注ぐ。 • 看護師はシリンジの入ったパックを開ける。 • 医師は、穿刺部位を消毒し、終了時手袋を着ける。 • 医師は、採血し穿刺部位にスワブを置く。 • 医師は患者に動脈を圧迫するよう頼む。 • 医師は針を針捨てボックスに破棄し、シリンジに栓をして看護師に渡す。 • 看護師は部屋を離れるが、その様子は観察できない。 • 医師は圧迫被覆材を当てる。

  30. シナリオ 9: 動脈穿刺 • 内容 • 医師は使用した物品とトレイを取り、シンクに行き、そこでいくつかの物品をゴミ箱に捨てる。 • 医師は手袋を脱ぐ。 • 医師は手洗いで手指衛生を行う(適応:体液被曝リスクの後と患者に触れた後)。 • 主要なメッセージ • 患者に触れた後、看護師は医師を呼ぶために患者病室を離れる。しかし手指衛生行為の適応が発生したかどうか観察できない。 • 医師がドアを通って入室し、手指衛生を行わず患者に触れる。部屋に入る前に手指衛生を医師が行ったかどうか観察されていないので、手指衛生行為のし損ないは記録されるべきではない。 • その次に、医師は正しく手指衛生を動脈穿刺の前(清潔/無菌操作)と後(体液被曝リスクと患者に触れた)に行う。 • 看護師は部屋を離れるが、患者環境に属しているトレイを運ぶ。適応が観察できないので、どの行為も記録されるべきではない。

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