チュートリアルシリーズ検索事例編③ 小児の頭部外傷　リスク評価について（ CT 検査は必要か？）

チュートリアルシリーズ 検索事例編③ 小児の頭部外傷　リスク評価について（CT検査は必要か？） 1

Case Study Ｃくん（3歳児・男）は自宅で元気よく走りまわっていたところ、テーブルに頭部を強打してしまい、頭部から出血してしまいました。夜間ということもあり、両親はＣくんをかかえて救急外来にかけこんできました。傷口の縫合は必要なようですが、頭部外傷ですので何かと心配です。ＣＴ検査が必要かどうか、評価しましょう。Ｃくん 2

Question 「ＣＴ検査の必要性」について、Ｃくんのような -「頭部外傷を負った小児患者」 -「意識レベルが高い（リスクの低い）患者」である事について記述された情報が必要です。この事から・・・ - Head Injury / Trauma - Computed Tomography (CT) - Coma Scale / low-risk などのキーワードを中心に情報を検索してみましょう。 3

Search DynaMedのトップページから検索してみましょう。　→　検索結果から、「Ｈｅａd Injury」のトピックを開きます。 4

　→　適切なトピックに自動的に誘導されます。　→　適切なトピックに自動的に誘導されます。 5

Search 開いたトピックを確認してみましょう。　→　今回調べたいテーマにぴったりのトピックが　　　　　　　　　　　　Ｒｅｌａｔｅｄ　Ｓｕｍｍａｒｉｅｓにありました。 6

Browse このトピックには、頭部外傷の小児患者に対する CT検査実施の決定ルールについて良くまとまっています。　→　まずはトピックのOverviewを確認してみましょう。 7

　→　まずはトピックのOverviewを確認してみましょう。　→　まずはトピックのOverviewを確認してみましょう。　　→　PECARNルールで確認してみましょう。 8

　３歳児のC君の場合、上記のような点を確認し　３歳児のC君の場合、上記のような点を確認し　すべて問題なければCT検査は不要、という　ことが分かります。　意識消失、吐き気・頭痛や頭蓋骨の状態などから、 Cくんの場合はCT検査は必要ないようです。 9

医師は両親に、CくんにはCT検査の必要 が無い事を自信を持ってその場で伝える事ができました。両親もCくんの様子がいつも通りである事と、医師からの説明をよく理解できたことから、その後安心して自宅に帰っていきました。 10

Cくんとご家族が帰宅し、少し落ち着いたところで先ほどのCくんとご家族が帰宅し、少し落ち着いたところで先ほどのルールについてもう少しおさらいしてみましょう。 PECARNルールについて、DynaMedの Over viewよりもより詳細な情報を追ってみます。それぞれのルールに関する記載が、Overview以下に続いています。 11

このトピックには、PECARNルールの適用基準についてこのトピックには、PECARNルールの適用基準について以外の情報として・・・　・　ルールの有効性に関する文献（エビデンス）　・　参照先　・　それぞれのルール・基準の評価に関するエビデンス 12

その他、判断に有用な情報がその場で確認出来ました。その他、判断に有用な情報がその場で確認出来ました。　・　Glasgow Coma Scale??Severe Injury Mechanism?? トピック内のリンク先に簡単な説明がありました！ 13

DynaMedを利用する事で： P診察中には短時間で必要な情報を入手し、 Pその後の空いた時間で簡単にフォローアップすることが出来ました！このように、DynaMedは最も有用なエビデンスを提供することで、目の前の患者に対してベストな治療方針の判断をサポートするツールです。 14

チュートリアルシリーズ検索事例編③ 小児の頭部外傷　リスク評価について（ CT 検査は必要か？）