Web サイトの ROI について

1. 　　　WebサイトのROIについて 理工学部　情報学科 03-1-47-056 吉田　克己

2. 発表内容 • ROIとは • Webサイトの利益貢献額 • ROIが低い会社とは • WebサイトのROIが低くなる原因 • 戦略的アプローチについて

3. ＲＯＩとは • Return On Investment…「投資対効果」 • もともと経営効率を図る指標の一つ

4. ROIを算術する方程式

5. Webサイトの利益貢献額

6. Webサイトの利益貢献額例 • 製品1台あたりの粗利益80万円 • 訪問者数10,000人/月 • 問い合わせ人数500人/月 • 営業コンタクトに応じた人数200名 • Webルートからの製品の成約人数８０名 • 成約１件あたりのWebの利益貢献度50％

7. 利益貢献額例の計算 • 問い合わせ比率5％ • コンタクト比率60％ • 成約比率40％

8. ROIが低い会社とは… • WebサイトのROIが算定されていない会社の大多数がROIそのものが低い会社 • ROI算定ができていない 　　　⇒Webサイトそのものの存在可否も　　　　議論できないという悪循環

9. WebサイトのROIが低くなる原因 • Webサイトの運用コストが高すぎる • コンバージョンレートが低すぎる • 集客や顧客への刷り込み効果が弱すぎる

10. ROIを高める戦略的アプローチ • 「戦略」…資源（人、金、物、時間）を上手く配分すること • 「アプローチ」…対象に近づくこと • 戦略的アプローチ 　　資源を上手く分配しながら、目的に向かっ　て近づく方法。ROIを最大限高めるため　　に必ず必要。

11. 戦略的アプローチの具体例 • 明確な目的を設定する • 目的達成のために打ち手を考える • 客観的評価のプロセスで優先順位を付ける • ロードマップを作る • 設定した指標に沿って効果を評価する

12. 明確な目的を設定する • 目的の設定方法 　　　調査/分析 　　　　　↓ 　　　問題を発見/認識 　　　　　↓ 　　　その問題の解決を目的とする

13. 目的達成のための打ち手を考える • 打ち手をリストアップすること • リストアップしたそれぞれに対してより具体的な施策をリストアップすること

14. 客観的評価のプロセスで　　　　　　　　優先順位を付ける客観的評価のプロセスで　　　　　　　　優先順位を付ける • 打ち手と施策を客観的に評価する • メリット 　　有限な資源のもと優先的に実施すること　をメンバー間で共有し、納得できる。

15. 客観的評価のプロセスで　　　　　　　　優先順位を付ける客観的評価のプロセスで　　　　　　　　優先順位を付ける • リストアップした打ち手や施策に対して、評価する軸を設定する。

16. 評価軸の例

17. ロードマップを作る • 優先順位を具体的なロードマップにする。 • 施策が縦、時間軸をもつ実行計画書が横に並ぶ。 • 入れるべき内容 　　タスク、期間、必要に応じて依存関係、 　　担当者、ゴール

18. ロードマップの例

19. 　設定した指標に沿って　　　　　　　　効果を評価する　設定した指標に沿って　　　　　　　　効果を評価する • ROIを計る指標と目的数値を設定する • データの取得方法は指標によってそれぞれ異なる。

20. 目的・指標・データ取得方法

21. ROIを高めるために重要なこと • Webサイトも投資である • 投資であるからには効果を出さなければいけない • 効果が出るような方法で行うこと • 効果を計ること