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2 つの財政指標の組み合わせによる財政診断( JIAM2008). 関西学院大学 小西砂千夫 skonishi@tcp-ip.or.jp. 2つの財政指標を組み合わせると ……. ○○ 比率. 表面的には(当面は)よいけれども実際は(将来的には悪い)など. 単純に 悪い状態. 高い. 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。. 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。. □□ 比率. 低い.
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2つの財政指標の組み合わせによる財政診断(JIAM2008)2つの財政指標の組み合わせによる財政診断(JIAM2008) 関西学院大学 小西砂千夫 skonishi@tcp-ip.or.jp
2つの財政指標を組み合わせると…… ○○比率 表面的には(当面は)よいけれども実際は(将来的には悪い)など 単純に 悪い状態 高い 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 □□比率 低い 高い 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 ちょっと見た感じでは悪いけれども実質的には悪いなど 単純に よい状態 低い
分析1経常収支比率と実質収支比率で表す財政状況分析1経常収支比率と実質収支比率で表す財政状況 普通会計の資金繰りはタイトであり、厳しい財政運営を強いられている 資金繰りはタイトであるが、資金不足がおきないように懸命に資金手当がされている 投資的経費等が資金繰りを圧迫している可能性がある あるいは積立金が大きいので実質的には資金ショートがおきていない可能性もある 普通会計の資金繰りは良好である
分析2経常収支比率と実質単年度収支の比率で表す財政状況分析2経常収支比率と実質単年度収支の比率で表す財政状況 普通会計の資金繰りはタイトであり、単年度の資金不足が大きく、厳しい財政運営を強いられている 資金繰りは基調としてタイトであるが、経常一般財源以外の財源があるなど、単年度で見ると資金不足がおきていない 投資的経費等が資金繰りを圧迫している可能性があり、単年度では資金不足の規模が大きい 普通会計の資金繰りは単年度で見ると良好である
分析3実質収支比率と財政調整基金の規模で表す財政状況分析3実質収支比率と財政調整基金の規模で表す財政状況 普通会計の資金繰りは当面、良好である 資金不足がはなはだしく、財政運営は危機的な状態にある
分析4実質単年度収支と財政調整基金の規模で表す財政状況分析4実質単年度収支と財政調整基金の規模で表す財政状況 普通会計の資金繰りは、当面、実質的に問題がない 決算年度で資金不足がはなはだしく、財政運営は厳しい状態にある
分析5起債制限比率と実質公債費比率で表す財政状況分析5起債制限比率と実質公債費比率で表す財政状況 公債費と準公債費いずれ加、あるいはその両方が大きく、も多く、債務が資金繰りを圧迫している 公営事業会計の負債への普通会計負担分(繰出金)または一部事務組合等での負債への負担金(補助費)のどちらかまたは両方が大きい 繰出金や補助費等の形での準公債費は小さい 公債費・準公債費ともに低く、債務が資金繰りを圧迫していない
分析6実質公債費比率と経常収支比率で表す財政状況分析6実質公債費比率と経常収支比率で表す財政状況 実質的な公債費+準公債費が大きく、経常費が膨らんでいる 実質的な公債費+準公債費は大きいが、その他の経常費を抑制している 実質的な公債費+準公債費は小さく、経常費を抑制している 実質的な公債費+準公債費は小さいがその他の経常費が大きい
分析7起債制限比率と経常収支比率で表す財政状況分析7起債制限比率と経常収支比率で表す財政状況 実質的な公債費が大きく、経常費が膨らんでいる 実質的な公債費は大きいが、その他の経常費を抑制している 実質的な公債費は小さく、経常費を抑制されている 実質的な公債費は小さいがその他の経常費が大きい
分析8財政力指数と実質公債費比率で表す財政状況分析8財政力指数と実質公債費比率で表す財政状況 税源に恵まれず、潜在的な償還財源が乏しいにもかかわらず、実質的な公債費+準公債費が重い 税源に恵まれ、償還財源が潜在的にあるが、公債費+準公債費も重い 税源に恵まれず、潜在的な償還財源が乏しいものの、実質的な公債費+準公債費が小さい 税源に恵まれ、償還財源が潜在的にあり、実質的な公債費+準公債費が小さい
分析9財政力指数と起債制限比率で表す財政状況分析9財政力指数と起債制限比率で表す財政状況 税源に恵まれず、潜在的な償還財源が乏しいにもかかわらず、実質的な公債費が重い 税源に恵まれ、償還財源が潜在的にあるが、公債費も重い 税源に恵まれず、潜在的な償還財源が乏しいものの、実質的な公債費が小さい 税源に恵まれ、償還財源が潜在的にあり、実質的な公債費が小さい
分析10財政力指数と償還財源-実質的公債費のバランス分析10財政力指数と償還財源-実質的公債費のバランス 税源に恵まれず、潜在的な償還財源がないものの、実質的な公債費が償還財源とバランスしている 税源に恵まれ、潜在的な償還財源があるうえに、実質的な公債費が償還財源とバランスしている 税源に恵まれ、潜在的な償還財源があるものの、実質的な公債費が償還財源とバランスしていない 税源に恵まれず、潜在的な償還財源が乏しいにもかかわらず、実質的な公債費が償還財下とバランスしていない
分析11財政力指数と経常収支比率で表す財政状況分析11財政力指数と経常収支比率で表す財政状況 税源に恵まれる反面、経常費が膨張している 税源に恵まれないものの、経常費が膨張している 税源に恵まれないが、経常費の抑制に務めている 税源に恵まれ、経常費の抑制に努めている
分析12経常収支比率の内訳で表す財政状況 公債費は大きいが、その他の経費は硬直的でない(償還財源が大きい) 公債費・公債費以外ともに硬直的であり、公債費が大きいものの、償還財源も乏しい 公債費は抑制されているが、その他の経費は硬直的であり、償還財源が乏しい 公債費・公債費以外ともに硬直的でなく、償還財源はあるが公債費負担は小さい
分析12経常収支比率の内訳で表す財政状況 実質的な公債費は大きいが、償還財源が大きい 実質的な公債費が大きいにもかかわらず、償還財源が乏しい 実質的な公債費は抑制されているが、償還財源が乏しい 実質的な公債費は小さいが、償還財源もある
分析13起債制限比率と公債費を除く経常収支比率で表す財政状況分析13起債制限比率と公債費を除く経常収支比率で表す財政状況 実質的な公債費は大きいが、償還財源が大きい 実質的な公債費が大きいにもかかわらず、償還財源が乏しい 実質的な公債費は抑制されているが、償還財源が乏しい 実質的な公債費は小さいが、償還財源もある
分析14実質公債費比率と公債費を除く経常収支比率で表す財政状況分析14実質公債費比率と公債費を除く経常収支比率で表す財政状況 実質的な公債費・準公債費は大きいが、償還財源が大きい 実質的な公債費・準公債費が大きいにもかかわらず、償還財源が乏しい 実質的な公債費・準公債費は抑制されているが、償還財源が乏しい 実質的な公債費・準公債費は小さいが、償還財源もある
分析15地方債残高と公債費を除く経常収支比率で表す財政状況分析15地方債残高と公債費を除く経常収支比率で表す財政状況 地方債の残高準公債費は大きいが、償還財源が大きい 地方債の残高が大きいにもかかわらず、償還財源が乏しい 地方債の残高は小さいものの、償還財源が乏しい 地方債の残高債費は小さいが、償還財源もある
健全化4指標のうち、新しい財政指標である連結実質赤字比率と将来負担比率を用いた財政分析のアイデア健全化4指標のうち、新しい財政指標である連結実質赤字比率と将来負担比率を用いた財政分析のアイデア
実質赤字比率と連結実質赤字比率で表す財政状況実質赤字比率と連結実質赤字比率で表す財政状況 連結実質赤字比率 高い 公営事業会計の資金ショートが大きく、普通会計以外の会計で資金ショートが大きい 普通会計からの繰出を過度に抑制し公営事業会計の収支を悪化させている可能性もある 普通会計と公営事業会計のいずれかまたは両方で資金ョートが大きい 実質赤字比率 低い 高い 公営事業会計の資金ショートは小さいが、普通会計の資金ショートが大きい 普通会計、公営事業会計ともに資金ショートが小さい 普通会計からの繰出によって公営事業会計を支えているケースもある 低い
実質公債費比率と将来負担比率で表す財政状況実質公債費比率と将来負担比率で表す財政状況 将来負担比率 高い 当面の公債費・準公債費は小さいが、将来に大きな債務償還を抱えている(償還期間を比較的長く設定しているか、基金が枯渇している可能性) フローの公債費・準公債費、ストックの負債残高いずれで見ても高く、借金に大きく依存している、あるいは基金が枯渇している 実質公債費比率 低い 高い 当面の公債費・準公債費を大きいが、将来の債務償還はそれほど大きくない(償還期間を比較的短く設定しているか基金が大きい可能性) フローの公債費・準公債費も、ストックの負債残高、いずれも低く、借金に依存していない 低い
連結実質赤字比率と将来負担比率で表す財政状況連結実質赤字比率と将来負担比率で表す財政状況 将来負担比率 高い 資金繰りの状況はよいが、負債の重さは厳しい(あるいは基金が枯渇している) 将来的には資金繰りも悪化する可能性 資金繰り、負債の重さのどちらで見ても財政状況は厳しい 連結実質赤字比率 低い 高い 資金繰りの状況はよくないが、負債の重さは小さい(あるいは基金が豊富である) 将来的には財政状態は好転する可能性 資金繰り、負債の重さのどちらでも見ても財政状況は良好である 低い
経常収支比率と実質連結赤字比率で表す財政状況経常収支比率と実質連結赤字比率で表す財政状況 実質連結赤字比率 高い 投資的経費等が資金繰りを圧迫している、積立金が大きいので実質的には資金ショートがおきていない、あるいは繰出金を抑制して普通会計の収支をよくしている、などの可能性がある 全会計を通じて資金繰りはタイトであり、厳しい財政運営を強いられている 経常収支比率 低い 高い 資金繰りはタイトであるが、資金不足がおきないように懸命に資金手当がされている 全会計を通じて資金繰りは良好である 低い
財政力指数と将来負担比率で表す財政状況 将来負担比率 高い 税源に恵まれるが、借金にも依存している(あるいは基金が枯渇している) 税源に恵まれない反面で、借金に依存している(あるいは基金が豊富である) 財政力比率 高い 低い 税源に恵まれ内が、借金にも依存していない(あるいは基金が豊富である) 税源に恵まれ、借金にも依存していない(あるいは基金が枯渇している) 低い
公債費を除く経常収支比率と将来負担比率で表す財政状況公債費を除く経常収支比率と将来負担比率で表す財政状況 将来負担比率 高い 償還財源は大きいが、借金依存度も大きい(または基金が豊富である) 償還財源に乏しく、かつ借金依存度が高い(または基金が枯渇している) 公債費を除く経常収支比率 低い 高い 償還財源には乏しいが借金依存度は低い(または基金が豊富である) 償還財源が大きく、かつ借金依存度が低い(または基金が豊富である) 低い