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平成24年度 第 9 回 陸前高田市 保健医療福祉未来図会議 分科会 「テーマ:高齢者②」

平成24年度 第 9 回 陸前高田市 保健医療福祉未来図会議 分科会 「テーマ:高齢者②」. 平成25年2月1日(金) 13:00 ~ 13:50 陸前高田市役所 第4号棟 第6会議室. ※ この PowerPoint は 、 2/1 ( 金 ) に行われた平成 24 年度第 9 回 陸前高田市保健医療福祉未来図 会議及び分科会におい て使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。 ※ 内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。

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平成24年度 第 9 回 陸前高田市 保健医療福祉未来図会議 分科会 「テーマ:高齢者②」

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Presentation Transcript


  1. 平成24年度 第9回 陸前高田市保健医療福祉未来図会議分科会「テーマ:高齢者②」平成24年度 第9回 陸前高田市保健医療福祉未来図会議分科会「テーマ:高齢者②」 平成25年2月1日(金)13:00~13:50 陸前高田市役所 第4号棟 第6会議室 ※このPowerPointは、2/1(金)に行われた平成24年度第9回陸前高田市保健医療福祉未来図会議及び分科会において使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。 ※内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。   陸前高田市地域包括ケアアドバイザー 日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平ryohei-s@rcakita.ac.jp

  2. 本日(2/1)の会議資料 ①本日の次第 ②本日のPowerPoint ③気仙薬剤師会仮設住宅訪問くすり相談事業報告書 ④健康運動サークル「たかた☆ハッピー♪ウェーヴ!」  「2013.2.1東海新報」記事 ⑤被災者健診結果概要(陸前高田市健康推進課) ⑥前回(12/27)会議議事録 ⑦月刊「公衆衛生」H25.1月号 ⑧その他・・・多数

  3. 本日(2/1)の分科会の進め方 ○前回(12/27)の分科会テーマ:「高齢者①」に引き続 き、介護予防や要介護者だけでなく、元気な高齢者を いかに支えてていける仕組みを創り、進めていけるか ディスカッションしていきたいと思います。 ※分科会はH24.10月からの試みです。 ○今月は陸前高田市の「高齢者②」にテーマを絞り、 医療、介護、保健に限らず生活を支える上での現状 や課題について、自由にご発言をお願いします。

  4. 今回(2/1)分科会意見交換内容① ○陸前高田市地域包括支援センター 佐藤咲恵氏:  ・陸前高田の在宅療養を支える会(仮称)」設立総会を次頁スライドのとおり、開催する予定としている。 ・震災直前にも組織化準備が進んでいたが、震災により中断状態となっていたため、今後、高齢化がさらに進行する中長期的な情勢を見据え、会員相互の連携を図りながら、地域包括ケアシステムを担う支援ネットワークの構築を目指す。 ※2/9総会結果  ・組織の愛称は「チームけせんの和」 ・会長は県立高田病院石木幹人院長先生、副会長は陸前高田市菅野直人民生部長に決定した。

  5. 情報提供、意見交換 「陸前高田の在宅療養を支える会(仮称)」設立総会 • 1 日 時  平成25年2月9日(土) 13:30~16:00 • 2 場 所  陸前高田市役所3号棟 第1会議室(1階) • 3 内 容  13:30~14:15 設立総会 • 14:30~16:00 講演会 •         演題 「住民と語り合う医療」 •         講師 一関市病院事業管理者 佐藤 元美 氏 • 4 案内先   • 気仙医師会(陸前高田市内会員)・陸前高田市歯科医師団・気仙薬剤師会・市内歯科衛生士・介護事業所・県立高田病院関係者・市保健福祉介護担当ほか )

  6. 今回(2/1)分科会意見交換内容② ○日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平: (陸前高田市地域包括ケアアドバイザー) ・次頁スライドのとおり、健康運動サークル「たかた☆ハッピー♪ウェーヴ!」による玄米ニギニギ体操が好評で、現在は、 やなせたかしさんが制作した「陸前高田の松の木」に振り付けを行い、市内各地で活動している。 ・反面、震災から2年が経とうとしているが、下肢の筋力が弱ってきている人が目立ってきたという会員の指摘が出てきている。

  7. 今回(2/1)分科会意見交換内容③ ○岩手県立高田病院長 石木幹人先生: ・「はまらっせん農園」について、副次的に生きがい感が上がっているが、骨密度を参加している人と参加していない人の変化を調べた結果、参加していない人は現状維持、参加している人は約8%上がっている。 ・運動を1回やってそれでOKではなく、継続してやれるスタイルとして、畑作りは大事ではないか。

  8. 今回(2/1)分科会意見交換内容④ ○岩手県立高田病院長 石木幹人先生:  ・県立高田病院で認知症と診断のついた方をみると、被災しないで在宅にいる人と、被災して仮設住宅にいる人を比べてみたところ、仮設の人の方がADLは下がっていると予測していたが、在宅の人ほど落ちていたことがわかった。  ・これは在宅の人への家内のアプローチが少なくなっているためではないかとみている。

  9. 今回(2/1)分科会意見交換内容⑤ ○岩手県立高田病院長 石木幹人先生:  ・継続的に何か起きていないと難しいが、農作業のは生活不活発病の予防になることは明らかであり、人の交流にもなっていることから、1次予防事業としてもいいし、自然継続できる形ではないだろうか。 ・農作業はしゃがんだり、立ち上がったり大変な作業で、1年くらい何もしないでいた人たちが、農作業により身体を動かすようになったことから、結果として、値(骨密度)がよくなったのではないかとみている。

  10. はまらっせん農園プロジェクトとは (はまらっせん:いらっしゃい・お入りなさい・Let’s join usを表す気仙地域の方言) 過去の震災で仮設住宅での長期の生活による生活不活発病(廃用症候群と生きがい喪失による抑うつ状態)の発症が問題となり、同様の状況が東日本大震災でも起こっている。 仮設住宅入居者の生活不活発病予防のため、 農作業を促し、心身の健康維持管理を行うもの。 仮設団地50か所のうち仲介希望は11か所で、9か所で作業。 参加者は約50人、男女比は約1:8で年齢中央値70歳(29-94)。

  11. 生きがい感が改善した

  12. 骨密度が改善した

  13. 農作業が生きがい創出と健康維持につながっている農作業が生きがい創出と健康維持につながっている 農作業プロジェクトを病院が主導する意義 • 生活不活発病予防 • 仮設団地内外との交流の場を作り出す →はまってけらいんかだってけらいん運動 • 予防医学における一次予防事業 • 病院が係わることで仮設住宅入居者に安心感を与えられる • 高齢者の健康寿命を延ばす はまらっせん農園プロジェクト in 陸前高田 Facebookアドレス http://www.facebook.com/Hamarassen

  14. 今回(2/1)分科会意見交換内容⑥ ○公益社団法人 地域医療振興協会   ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也:   (陸前高田市地域包括ケアアドバイザー)  ・すべての仮設住宅の近くに農園を作るのはすぐにはできないことだが、市の施策に入れていけるとよいのではないか。 ○岩手県立高田病院長 石木幹人先生:  ・結果として市の財政の改善にもなる、農家との兼ね合いもあるが考えてほしい。来年度も継続する。ぜひ1次予防施策に。 ○日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平:  ・自然な形で続けられるということが大事。 ・元気な高齢者を増やしてくという視点で、そのほか意見は?

  15. 今回(2/1)分科会意見交換内容⑦ ○公益社団法人 地域医療振興協会   ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也:  ・「毎日を大事に」ということをどう提供していけるか、そうは言えても、それを継続することは難しい。 ○気仙薬剤師会 大阪敏夫先生: ・この地域には、もともと畑作りがあって、畑を作っていると、ドンドン話しも出てくるのだろうと思う。 ・この「手間がかかる」ということがいいのではないか、そして、「楽しくない」とやらないと思う。続かないと思う。 ・そのほか、動物を使ってみるのもいいのではないか。

  16. 今回(2/1)分科会意見交換内容⑧ ○立教大学 コミュニティ福祉学部 教授 松山真先生: ・15年位前、筑波大学が茨城県で試行した例で、農作業(スクワット)により、国民健康保険料が非常に下がり、市の財政的にも健康的にもよいということで「パワーリハビリ」がスタートし、予防の概念が広がっていった経緯がある。 ・被災地においてこれ(はまらっせん農園)をやる意義として、マズローの欲求段階説によれば、当初「生命の安全」が欲求だったが、次第に「社会的な承認を得る」欲求に進んできている。 ・被災者として与えられ続けている立場から、自分は社会的に存在意義があるんだ、被災者として社会的に認められる、認めて欲しいという欲求の時期にすでに入っている。

  17. 今回(2/1)分科会意見交換内容⑨ ○立教大学 松山真先生:  ・そのひとつが農作業であり、仕事である 与えられる方から作り出す方に転換していって、しかもそれが美味しければ、認められて、いろんな人が社会的に認められることにつながる。  ・「転換」ということで、これからこの地では必要なことである。 ○公益社団法人 地域医療振興協会   ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也:  ・身体的、精神的、社会的だけでなく、「認められる」感覚としてのスピリチュアルの部分を大事にしていくこと、そこに健康施策を転換していけるのかが、問われている。

  18. 今回(2/1)分科会意見交換内容⑩ ○親子の広場 きらりんきっず 伊藤昌子代表:  ・震災後、子どもたちが「土いじり」する場がなく、周りから危ないからやめろと言われる。 ・「はまらっせん農園」=畑(土)と子どもをつなげる、高齢者と子どもをつなげることもいいのではないか。 ・子育て世代が今の目先のことをしているうちはいいが、子育てが終わったときの喪失感などを考えると、住宅の近くに農園を作るなど、農園と子どもをつなげるようなことも大事ではないか。 ○岩手県立高田病院長 石木幹人先生: ・いいこと。比較的に子育て世代の多い仮設住宅で始めてみるなど、一緒に考えていけたらと思う。いいアイディアだと思う。

  19. 今回(2/1)分科会意見交換内容⑪ ○公益社団法人 地域医療振興協会   ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也: ・今、指摘いただいた子育てが終わると自殺を含めて目的がなくなって・・・という話に関連して、どういうときに居場所をみつけるか、探すようになるか、ということをグループワークした際にでてきた言葉で、子どもが中学を卒業する頃だとか、定年退職したときだとかなど、こういうところで問題意識をもって、いろんなところで「先にはまっていれば」、「居場所を作っていれば」、自殺とかに追い込まれなくてすむということも、もっと言っていかなければならない、そのとおりだと感じた。 以上(分科会終了)

  20. 平成24年度 第9回 陸前高田市保健医療福祉未来図会議平成24年度 第9回 陸前高田市保健医療福祉未来図会議 平成25年2月1日(金)14:00~15:30 陸前高田市役所 第4号棟 第6会議室 ※このPowerPointは、2/1(金)に行われた平成24年度第9回陸前高田市保健医療福祉未来図会議及び分科会において使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。 ※内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。   陸前高田市地域包括ケアアドバイザー 日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平ryohei-s@rcakita.ac.jp

  21. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容① ○陸前高田市 菅野直人民生部長: ・やれることを着実にやっていきたいと思っている。「はまってかだって」運動が始動し、のぼり旗やステッカー等の配布計画もたてている。皆様にも活用していただきたい。  ・デマンド交通説明会が開催され、移動の足が無い人が電話予約して送迎してもらうシステムとして、気仙町、小友町、広田町でテスト走行開始した。  ・市役所西側土砂整備開始した。復興災害住宅を建築予定。 ・陸前高田は震災直後から変わっていないという声が聞こえることもあるが、決してそんなことはない。少しずつ変わってきている部分があり、そこをみていただきたい。各種復興で色々な動きがある中で、さまざまな角度からご意見をいただきたい。

  22. 本日(2/1)の会議の進め方 1テーマ はまってけらいん、かだってけらいん運動  の活用    ~安心できる居場所があること~

  23. 本日(2/1)の会議の進め方 2 協議内容(意見交換、情報共有) (1)本日の分科会報告 (2)「はまってけらいん、かだってけらいん」運動の1ヶ月 (2)各団体関係機関のみなさんから 今年度の振り返り、来年度に向けての方向性など

  24. 基本理念 大目標 中目標 小目標 陸前高田保健医療福祉未来図 市民・団体・企業・学校・行政みんなで力をあわせて “誰も住みやすいまちづくり” ひとを育て、命と絆を守るまちを共に創ります 市民の暮らしが安定したまちづくり 保健・福祉・介護・医療の総合的なシステムに支えられた 市民一人ひとりの居場所・陸前高田市を構築する ライフステージ・性別プラン 共に学び、共に生きる まちづくり 地区別 居場所づくり プラン 子どもたちの居場所未来図 大人たちの居場所未来図 高齢者の居場所未来図 高田 男性の、女性の居場所未来図 分 野 別 プ ラ ン 気仙   〈狭義の健康に関する分野〉 こころの健康を保てるまちづくり 保健医療資源と上手に付き合おう 米崎   楽しい食生活   たばこ・薬物乱用防止 小友 気持ちよく体を動かせるまちづくり 歯と口の健康 自然と健康になる 居場所・環境づくり アルコールと上手に付き合おう 矢作   感染症にまけないまちづくり 〈健康を支える基盤の分野 〉 コミュニケ―ションあふれるまちづくり 広田 情報が充実しているまちづくり   出かけたくなるまちづくり 竹駒 自然豊かで安らぎのあるまちづくり ワークライフバランスがとれるまちづくり 横田 安心・安全なまちづくり 生きがいのもてるまちづくり

  25. 未来図会議に先立って行われた「はまってけらいん、かだってけらいん」運動のぼり旗交付式未来図会議に先立って行われた「はまってけらいん、かだってけらいん」運動のぼり旗交付式 未来図会議出席者による記念撮影 戸羽市長から、石木院長へ

  26. この1ヶ月(H24.12月~H25.1月)のはまってけらいん、かだってけらいん運動の状況この1ヶ月(H24.12月~H25.1月)のはまってけらいん、かだってけらいん運動の状況 ○進捗状況の確認  できていること、なかなか難しいこと  工夫が必要なこと   例)配布そのものが難しい     配布するだけでは伝わらない      「欲しい」という人があった・・・

  27. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容② ○県立高田病院石木幹人院長:  ・“はまってけらいん かだってけらいん”の方言の意味が分からないと指摘されたこともある。フェイスブックでもこの運動の紹介をしている。旗もただ置いているだけでは何の事だかわからないのでは。  ・のぼり旗については、街中でまだあまり見かけない。私自身は、カバンにステッカーを付けて歩いている。  ・医療なんでも相談プロジェクトを立ち上げる予定。 ※東海新報記事 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws8473

  28. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容③ ○気仙薬剤師会 大阪敏夫先生:  ・はまってけらいんのマグネット、車に貼っている。よく、声をかけられるが、「はまってけらいん、“だが”ってけらいんってどんな意味?」と正しく読んでもらえないこともある。 ○陸前高田市健康推進課 唐川祐一保健師: ・H24.12月28日までのところでの健康生活調査の状況は次スライドのとおりで、H24.8~12月、述べ640名の方々に協力いただいた。10月~12月は全国保健師長会59名。応募はさらに多かった。今回の健康生活調査を通して、住民の方の想いをまとめて、発信し還元していきたい。 それぞれの立場で暮らす人たちの想いを発信し、気付きを促すことで、コミュニティを作るための土壌の地ならしができればと思う。

  29. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容④ ○日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平: ・健康・生活調査の際に、「はまってけらいん、はまってけらいん」運動をもっとお知らせしても良いのでは?  ・岩手医科大学の協力のもとに進めている被災者健診の結果概略について、市広報で周知される。 今後、岩手医科大学からも報告いただく予定となっている。概略(速報値)は次スライドのとおり。受診者数は減っているが、その背景には人間ドッグが復活したことや病院機能の回復があると考えられる。

  30. 被災者健診の概況① ・H23~H24~被災者健診の状況(※速報値)  ⇒ 被災者健診(特定健診) H23:4,860名/約18,000名 ⇒H24:4,092名      内訳)・・国保(H22H23H24) 1,940名 ⇒ 2,368名 ⇒ 2,125名 •          ・・後期(H22H23H24) 621名 ⇒ 1,054名 ⇒ 973名          ・・被災者(18~39歳、社保:H23H24) 1,262名 ⇒ 989名

  31. 被災者健診の概況② ・H23年度からの継続受診(最受診率) 73.2%(速報値)  医療機関の安定化、人間ドック(約170名)復活、  働く人の増加?  アクセスのしやすさ? ・コホート不同意者が約400名増加 ・結果ついては別紙参照 血圧低下、LDL増加、HbA1c増加

  32. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容⑤ ○陸前高田市健康推進課 橋本保健師:  ・今年度の結果を見てみると、だんだん例年に戻ってきていることがうかがえる。悪玉コレステロールとヘモグロビンA1cが高め。今年度から特定保健指導を復活させるので改善していければと考えている。 • ○県立高田病院石木幹人院長: • 震災後の食事は質素だったこと等が影響して、ヘモグロビンA1cが下がっていたが、現在は生活や食事も落ち着いたため、数値が上昇する傾向にあると察する。

  33. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容⑥ ○気仙薬剤師会 大阪敏夫先生:  ・仮設住宅訪問くすり相談事業 お手紙プロジェクト“なじょしてますか”プロジェクトをH24.11月に実施。 お薬相談を口実に、仮設をまわって住民の話を聞いたり、面と向かって話をすることが難しい方は手紙や電話でのやりとりも行った。 4日間の活動で、陸前高田市は1,156戸(全体の54%)に対応し、775戸は不在であった。対応事例のうち、行政への引き継ぎ件数は、陸前高田市は49件であった。

  34. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容⑦ ○陸前高田市地域包括支援センター 佐藤咲恵保健師: ・フォローケースはどちらに引き継いだのか? 包括支援センターには引き継ぎはきていない。 ○気仙薬剤師会 大阪敏夫先生:  ・健康推進課へ引き継いでいる。ちなみに本事業は単年度事業。次年度以降は現在のところ未定となっている。

  35. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容⑧ ○NPO法人 HANDS プログラム・オフィサー 山中郁氏:  ・次スライド以降のとおり、こども健康サロン開催した。県立大船渡病院の渕向先生、谷藤先生にご参加いただいた。  ・ここで出された意見の概要は次のとおり。 震災後の医療機関への負担が大きいのでは?地域が地域で健康を守っていくことが必要。きらりんきっずではシルバー人材センターを活用し託児ボランティアを行いつつ、集まりを開催している。講義形式にならないよう工夫をしている。先生からのお話の内容は主に予防接種についてなどであった。 参加者からの質問は予防接種についてが多かった。今後も、託児も組み合わせて2回、3回と実施していきたい。次回は県立高田病院の小児科医にもお願いしたいと考えている。

  36. こども健康サロンについて NPO法人HANDS 東北震災復興支援チーム

  37. 背景・目的 <背景> 気仙医療圏は従来の小児科医/医療機関不足のうえ、震災での壊滅的な津波被害によりさらに貴重な人材と施設を失った。限られた医療機関への過度な負荷を軽減し、地域とともに医療を守る仕組みづくりが必要とされている 一方、HANDSがこれまで陸前高田市復興支援活動を通じて母親たちと接するなかで、子どもの将来に対する不安感、小児医療への関心・知的欲求が高いことがわかった <目的> 保護者に、子どもの健康や医療に関する情報、子育てに役立つ情報等を伝える場を提供 限られた医療機関を適切に活用する意識と知識をつけてもらうと共に、「地域で地域の健康を守る」意識づくりのきっかけとなる

  38. 当日の写真①

  39. 当日の資料

  40. 参加者と気さくにお話しされる渕向先生(右)と谷藤先生(左)参加者と気さくにお話しされる渕向先生(右)と谷藤先生(左)

  41. 参加者の質問の内容 上の子が3歳で、ポリオ2回生ワクチン終わっているが、不活化ワクチンを打つ必要はない? 5種同時接種で、両腕、足にも打った。それだと、具合が悪くなった時に、どの予防接種が悪かったのか、わからないのでは?あと、どこに何を打ったのか、先生に聞いたら教えてくれるもの? 子どもが今11歳で、1歳の時におたふくと水疱瘡をやったけど、それは一生もの?9-10歳の男の子がいて、おたふくなっていない。早めに接種もしくは抗体検査をした方がよい? 子供のうちにワクチンを打っておいたら、病気になる確率は低い?日本脳炎って大人になってもなる? いろんな病院に通っているが、大船渡病院でしか出来ない検査と高田病院でも出来る検査はあるか?検査は必ず大船渡に行かないといけない?

  42. 参加者の感想 「先生方が身近に感じられてとても良かったです。皆さんの質問の解答を聞くことができ、とても勉強になりました。第2回、楽しみにしています。」 「先生と話しやすい雰囲気の中だったので、気になってたこと、ささいなコトも聞けて、勉強になりました。おいしいコーヒーとケーキもGood!!」 「目からウロコの知りたかったお話を沢山きけました。」 「託児のスタッフが多く、安心して参加できました。」 「みんなでお話するのも良いと思いますが、みんなに聞かれないで、直接話せる時間がほんの少しあっても、良いと思いました。」

  43. 今後の予定 きらりんきっずとの第二回こども健康サロン(テーマ、講師未定):4~5月くらい あゆっことの第三回こども健康サロン(テーマ、講師未定):5~6月くらい  テーマの候補はアレルギー、う歯(虫歯)、ワクチン(二回目)、こころのケアなど 現在講師として県立高田病院の大木先生に相談中。また、大船渡病院渕向先生からも、2回目も参加したいとのお話をいただいている

  44. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容⑨ ○陸前高田市地域包括支援センター 佐藤咲恵保健師: ・フォローケースはどちらに引き継いだのか? 包括支援センターには引き継ぎはきていない。 ○気仙薬剤師会 大阪敏夫先生:  ・健康推進課へ引き継いでいる。ちなみに本事業は単年度事業。次年度以降は現在のところ未定となっている。 ○日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平: ・この会議の場は情報共有、課題解決の場でもあるので、ぜひ、互いにつなげてほしい。

  45. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容⑩ ○県立高田病院石木幹人院長:  ・県立高田病院の小児科は常勤医2名のほか、月1回1名入っていただいているので人員に十分な余裕がある。相談という形でも対応可能だと思われる。  ・子ども用図書を扱っているグループが、現在トレーラーハウスで活動している。しかし十分な広さもなく、小学校低学年が入ると騒ぐため高学年~高校生が集中して本を読む・勉強をする場所がない。ゆっくり本を読める場所づくりもしていかなければならない。

  46. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容⑪ ○親の広場 きらりんきっず 代表 伊藤昌子氏:  ・子どもたちの勉強できる場所が確保できない現状がある。 ○ma’am たかた 荻原氏:  ・難民支援協会で行ってきた活動を引き継ぎつつ、女性のネットワークづくりを行っていく予定。

  47. 今回(2/1)の未来図会議意見交換内容⑫ ○岩手県大船渡保健所 浅沼聡保健課長: ・保健所では陸前高田市、大船渡市、住田町を管轄している。そのなかで、はまってけらいんかだってけらいんの取り組みを広げたい!という声があった。 そのため、大船渡保健所では自殺予防の意味合いを含めた「はまってけらいん かだってけらいん」ののぼり旗を作成、大船渡、住田に配布予定。  ・現在の自殺者の統計のデータを見ると、今年度は自殺者が減るかと思われる。しかし自殺者数は20人前後で横ばいになっており、ここから減らない状況。全国的に値を見ると人口当たりの値では、1.5倍高くなっている。

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