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1 ・イントロダクション

1 ・イントロダクション. 2011.04.12. 青山 ・文化人類学. 「文化人類学」とは?. とりあえずは「文化」+「人類」学、ということで、文化と人間との関わりについて考える学問 しかし「文化」といっても幅は広いし「人間(人類)」も自明なようでいて意外とあやふや 「日本の文化」「長野県の文化」「大正文化」「若者文化」「青短文化」「サラリーマン文化」「オタク文化」 あるひとびとの間に共有されるルールや感覚が文化 他の集団と接触することで、自分の文化に気づく 文化は国単位にあるのではないのでは? ある「集団」ごとにあるのでは?

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1 ・イントロダクション

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Presentation Transcript


  1. 1・イントロダクション 2011.04.12.青山・文化人類学

  2. 1・イントロダクション 「文化人類学」とは? • とりあえずは「文化」+「人類」学、ということで、文化と人間との関わりについて考える学問 • しかし「文化」といっても幅は広いし「人間(人類)」も自明なようでいて意外とあやふや • 「日本の文化」「長野県の文化」「大正文化」「若者文化」「青短文化」「サラリーマン文化」「オタク文化」 あるひとびとの間に共有されるルールや感覚が文化 他の集団と接触することで、自分の文化に気づく • 文化は国単位にあるのではないのでは? ある「集団」ごとにあるのでは? • では文化を支える集団=人間はしっかりしているだろうか? 日本の文化を持っている日本人は確かなもの? 青短の文化を持っている青短の学生たちはみんな同じ文化を共有している? • そもそも人間はどこからどこまでが「人間」だろう? 胎児や受精卵は? 死体あるいは脳死状態は?

  3. 1・イントロダクション 4つのキーワード • 普遍性 • たとえば「人類」であるかぎり、どこかで共通点はあるはずで、なにかしらわかり合える部分はあるだろうし、地球上で暮らすひとびとが持っている文化に違いはあれど、ひとが「文化を持っている」こと自体は普遍的であろう • 多様性 • とはいえ、個々のひと・文化の特徴はさまざまであろうし、その多様性を留保することは、おそらく大事なことだろう • 個別性 • 普遍性と多様性の両方をつきつめていけば、「個別性」とその尊重というのがひとつの究極点にあるのかもしれない • 相対性 • 個別性の尊重について考慮するには、お互いを入れ替え可能とする考えかた=「相対性」についての理解が必要となろう

  4. 1・イントロダクション 人間・文化・普遍性/多様性/個別性/相対性 • 集団としての「人間」 • 人類文化の多様性と普遍性の両面への着眼 • 多様性を考える際、単純な優劣・先後・進んだ/遅れたという基準を排除→相対主義 • 個としての「人間」 • 個人の多様性・固有性の重視 • 文化/社会に支えられる個人・個人が支える文化/社会 • 可変のものとしての「文化」 • 文化は昔から同じではなく、その時々のひとびとの試行錯誤の積み重ね • 正しい文化・間違った文化というものはない

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