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コーヒーチェーン店の 経営戦略について. 西川祥平. コーヒー豆の原価について. コーヒーの生産量・・・1位 ブラジル 2位 ベトナム 3位 インドネシア 4位 コロンビア. コーヒー豆は、価格変動が大きく、原価が変動しやすい。. 原価高騰の3大要因・・・異常気象・新興国の消費増・金融緩和. 事例研究1-スターバックスー. スターバックスの強み ・高価格設定 ・メニューが豊富 ・店内全面禁煙. 「日常のちょっとした贅沢」「ちょうどいい価格設定とサービス」.
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コーヒーチェーン店の経営戦略について 西川祥平
コーヒー豆の原価について コーヒーの生産量・・・1位 ブラジル 2位 ベトナム 3位 インドネシア 4位 コロンビア コーヒー豆は、価格変動が大きく、原価が変動しやすい。 原価高騰の3大要因・・・異常気象・新興国の消費増・金融緩和
事例研究1-スターバックスー スターバックスの強み ・高価格設定 ・メニューが豊富 ・店内全面禁煙 「日常のちょっとした贅沢」「ちょうどいい価格設定とサービス」
原価高騰への対応 現行価格 改定後価格 変更額 ドリップコーヒー(ショート) 290円 300円 +10円 ドリップコーヒー(トール) 340円 340円 0 ドリップコーヒー(グランデ) 390円 380円 -10円 ドリップコーヒー(ベンティ) 440円 420円 -20円 スターバックスラテ(ショート)320円 340円 +20円 スターバックスラテ(トール) 370円 380円 +10円 スターバックスラテ(グランデ)420円 420円 0 スターバックスラテ(ベンティ)470円 460円 ―10円 日本人がより大きいサイズへの購入意欲が増す!!
事例研究2-ドトールコーヒー- 2012年2月期第2四半期の業績 売上高 546億5600万円(前年同期比2.8%増) 営業利益 37億9800万円(前年同期比13.4%減) 経常利益 40億100万円(前年同期比13.2%減) 当期利益 12億2900万円(前年同期比50.1%減) 経営戦略 ・低価格設定 ・多彩な事業展開 ・自社一貫体制 ・分煙化
企業比較および考察 スターバックスドトールコーヒー 価格 一杯290円 一杯180円 戦略 顧客にとってのサードプレイス 自社一貫体制 ちょうどよい高級感 多彩な事業展開 季節限定メニュー 低価格設定 高騰への対応 小さなサイズは値上げ 値上げはせず 大きなサイズは値下げ
サンマルクカフェ 特徴的な戦略・・・店頭でのパンの販売 分煙化 低価格戦略 タリーズコーヒー 特徴的な戦略・・・高価格戦略 コーヒーへの強いこだわり 分煙化 スターバックスに似た値上げの仕方
今後のコーヒーチェーン店の動向 コーヒーチェーン店や喫茶店にとってコーヒーの原価は 売上を左右する重要なポイント 今後も、コーヒー豆の原価は上がり続けると予想できるし、 価格も上げざるを得なくなる 付加価値をつけたり、サービスを充実させていかなくて はならない 店舗数の拡大・コーヒーの質の向上・知名度の向上
まとめ 競争地位別 リーダー企業・・・スターバックス チャレンジャー企業・・・ドトールコーヒー フォロワー企業・・・タリーズコーヒー ニッチャー企業・・・サンマルクカフェ
スターバックス 顧客を減らさず、商品ラインナップを増やす 常に原価高騰の先を読み、対応していく ドトールコーヒー 付加価値・サービスの向上 差別化を図る タリーズコーヒー 知名度の向上 店舗数を増やして、リーダー企業との差を縮める サンマルクカフェ ベーカリーカフェとしての顧客の認知度の向上