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三重大学教育学部附属中学校 研究の概要

つながりあう力が伸びる. 三重大学教育学部附属中学校 研究の概要. 2010.11.21. 公開研究会. 研究テーマ. ともに学びともに高めあう学校の創造. つながりあう力が伸びる 「学び」の授業. 今次 研究サブテーマ. 前次研究. 自己を確立する力. つながりあう力. 他者へ 発信する力. 他者を 受容する力. 普段の生活でも. つながりあう力. 約70パーセントの時間を占める. 授業 における「つながりあう力」. さらに追求し 、 伸ばしていく. 発表や意見の表明自己の表現. 仲間を認める姿. 授業で、つながりあう力が「伸びる」.

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Presentation Transcript


  1. つながりあう力が伸びる 三重大学教育学部附属中学校研究の概要 2010.11.21. 公開研究会

  2. 研究テーマ ともに学びともに高めあう学校の創造 つながりあう力が伸びる「学び」の授業 今次研究サブテーマ

  3. 前次研究 自己を確立する力 つながりあう力 他者へ 発信する力 他者を 受容する力

  4. 普段の生活でも つながりあう力 約70パーセントの時間を占める 授業における「つながりあう力」 さらに追求し、伸ばしていく

  5. 発表や意見の表明自己の表現 仲間を認める姿 授業で、つながりあう力が「伸びる」 「わからない」という声を 受け止められる 「わからない」と言える 誤ったプライド 蔑み 「恥ずかしい」 「そんなこともわからんの」 バカにされるのでは 「何それ」「下手やなあ」 つながりあう力が伸びる

  6. 佐藤学氏「学びの共同体」との出会い 「学びの共同体」… 佐藤学氏の提唱する学校改革・学校づくり 「聴きあう関係」づくり 活動・小グループによる協同・表現の共有 背伸び・ジャンプする学び 「同僚性」の構築 「つながりあう力」に通じるのでは!?

  7. 協同学習の理念と技法との出会い 単にグループを作り、話し合いをさせるだけでなく、メンバー間の相互交流の質をできるだけ高め、メンバー一人ひとりがグループの学習活動に積極的に貢献する (Kaganによる定義) (Johnsonらによる定義) 互恵的な協力関係 互恵的な協力関係 個人のグループと自分への責任 個人のグループと自分への責任 積極的な相互の交流 活動の同時性 小集団技能の育成 参加の平等性 活動のふりかえりと改善 つながりあう力が伸びるための 具体的なてだてとして!?

  8. 授業で、つながりあう力が「伸びる」 学習を深めることと、「つながりあう力」が伸びることを目指した「学び」を大切にしていこう! 附属中学校の「学び」 教えられる(暗記する)知識だけではなく、対象(教材・出来事・体験)と出会い、その対象について自ら考え、経験し、その考えや経験を他者(仲間・教師・社会)とつながりあう中で深め、また自らに返す。この連続によって、自分の変容や成長、豊かに生きていることを自覚する、その過程。

  9. 附属中学校の「学び」 自己の変容・成長を自覚 自らに返す 他者(仲間・教師・社会)とつながりあう 自ら考え、経験する 対象との出会い

  10. 「学び」の授業のために T T T 教室のデザイン Team Than Teacher 前 なかまは教師を超える

  11. 「学び」の授業のために 「聴くこと」の重視 「差異」と「関連」を聴き取る。 「私とあの子の意見はどこが違う?どう違う?」 「私とあの子の意見はどうつながっていく?」 他者を認める 自己の整理・自己の肯定 まず・・・教師自身が生徒の言葉に耳を傾ける。

  12. 「わからない」を大切にする教師の姿勢 「学び」の授業のために 「わからない」と言い合える関係づくり 弱い自分を乗り越える ・わからない ・できない ・自信ない  ・勘違い 胸を張れ!それが「学び」の元になる。 仲間への思いやり 「わかる」ことの4段階 ①自分がわかる。 現状の「学び」に満足させず、さらに上を目指すことを要求していく。 ②説明できる。 ③他者の納得できる説明ができる。 ④他者のわかり方を認知できる。

  13. 「学び」の授業のために グループでの学習活動 2~4人のグループ 司会や代表は もうけない。 「言いっぱなし」「聴きっぱなし」でよい。「意見をまとめる」ことはしない。 ○全員の話を聴こう。 ○聴いたことについて自分の考えを返そう。 ○仲間が言いやすくなるような聴き方をしよう。 ○仲間に聴いてもらえるような言い方をしよう。 協同学習の技法を活用する。

  14. 「学び」の授業のために 教師の側の取り組み 学習課題の設定・・・「学び」を促す 頭がじんじんするぐらい難しい課題に精一杯挑戦させる(佐藤学氏) 「学び」を促す課題 • →ひとりでは解決ができず、みんなと意見が交わしたくなる。 • →生徒の知りたい気持ちや、意欲が喚起される。 • →答を探すのではなく、考えを述べ合う。

  15. 「学び」の授業のために 教師の側の取り組み ・・・・・まず、教師が 「つながりあう」こと 授業検討会 授業検討会を開き、生徒の「学び」を話題に話し合う お互いの授業を公開する 生徒と教室の可能性を探る 目の前の生徒の事実から語り合う どこに「学び」の姿があったか、どうすれば「学び」が生まれそうか 「こうすればよい」などの「教え方」の検討にしない 参観者が学んだことを述べる 授業者が一番敬意を 払われるべき

  16. 「学び」の授業のために 授業検討会 協同学習の定義 互恵的な協力関係 個人のグループと自分への責任 参加の平等性 活動の同時性 積極的な相互の交流 小集団技能の育成 活動のふりかえりと改善 授業検討の視点として

  17. 検証の方法 1 教師の印象としての逐語データ 2 授業の姿アンケート(本校研究委員会) 3 協同作業認識尺度調査 (長濱文与・安永悟・関田一彦・甲原定房2009) 4 生徒の声から 2、3の調査…2009年11月から2010年6月の調査を比較対照し、変容を探った。

  18. 授業の姿アンケート 授業中の姿としては有意な変化も見られる。 成果は感じられる。 生徒の声からも…「伸びる」ことにつながる可能性 教師の印象 「伸びる」=普段の生活の中に表れてくる とまではまだ言えないのではないか。 協同作業認識尺度調査の結果…有意な上昇は見られない。 「可能性」からなかなか抜け出せない。 授業の姿と日常の姿との乖離

  19. 大きな課題 授業と日常の乖離 授業と日常を切り離さない取り組み 日常の授業がつながりあうものであること 本物の「学び」を目指して

  20. 終わりに つながりあう力 ・・・今もっとも求められているものではないか。

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