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家電量販店の 差別化戦略. 2013-0 9 -1 0 MR1178 なべし. 家電量販店 業績悪化の理由. A. ネット通販 の普及に伴う業績不振 低価格志向の消費者はネット通販を利用している。 オンラインショップが安い理由 実店舗を持たないため固定費が少ない 規模 の経済が追い風. [1]. 量販店はアマゾンのショールーム. ショールーミング現象 レッドレーザー・アマゾン の「プライスチェック 」 . 他社の価格 と 比較できる. 店頭で商品の検討. 商品のバーコード をスキャン. 帰宅 してオンラインショップで購入.
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家電量販店の 差別化戦略 2013-09-10 MR1178 なべし
家電量販店 業績悪化の理由 A.ネット通販の普及に伴う業績不振 • 低価格志向の消費者はネット通販を利用している。 オンラインショップが安い理由 • 実店舗を持たないため固定費が少ない • 規模の経済が追い風 [1]
量販店はアマゾンのショールーム ショールーミング現象 レッドレーザー・アマゾンの「プライスチェック」 他社の価格と比較できる 店頭で商品の検討 商品のバーコード をスキャン 帰宅してオンラインショップで購入 オンラインショップの 価格を教えてくれる [2] [3]
家電量販店 業績悪化の理由 A.ネット通販の普及に伴う業績不振 • 低価格志向の消費者はネット通販を利用している。 オンラインショップが安い理由 • 実店舗を持たないため固定費が少ない • 規模の経済が追い風 [1] 安さは量販店の強みではなくなった。 オンラインショップにない付加価値 を提供する必要がある。
ベスト・バイ • 大型店50店閉鎖し携帯電話・端末に 特化した小型店を100店舗新たに出店 • 店舗の大規模な改装 • 店内中央にサービスカウンターを設置 • 陳列棚の高さを半分に • 研修スペースを店舗ごとに設ける • 徹底したスタッフ研修 • 店員を通路ごとに配置 [2] [3] 大改装・研修 → 接客・サービス重視
ヤマダ電機 安売り競争を続ける • 合併、提携による規模拡大 • 自前の流通拠点を設ける • 販売時点情報管理(POS)システムの強化 • プライベートブランド商品の開発 • 携帯情報端末を全店員に携行させる • オンラインショップの強化 • チャットで値下げ交渉に応じる • 商品口コミ投稿欄の作成 低価格販売に 関する動き 接客・サービス に関する動き [2] [3] [5]
エディオン、ケーズデンキ • アフターサービスの充実 • エディオンIDカード、あんしん保証カード(エディオン) • ケーズデンキあんしんパスポート(ケーズデンキ) • 社員教育の徹底 日経ビジネス誌 2013年版アフターサービス満足度ランキング 第1位・・・ケーズデンキ (4年連続) 第4位・・・エディオン (例年2位) : 最下位・・・ヤマダ電機 店頭での商品説明に注力 徹底したアフターサービス 安心感を 売っている! [5] 10] [11] [9]
ヤマグチ • 粗利を上げれば、売上が減っても • 利益を確保できる • 製品価格・・・量販店の1割以上高価 • 顧客を1/3に減らす • 商圏を狭める(車で40分) • 即日配達・即日修理 ・・・・ 16時までの受付なら即日訪問 • 顧客を分類 ・・・・・・ 累計購入額と購入頻度で分類 • 裏サービス ・・・・・・ サービスの極地 サービスの質 低下防止 [5] [9]
「裏サービス」の依頼内容 • 電球が切れた。変えてほしい。 • 単三電池が今すぐ欲しい。 • 旅行で留守にするから、植木に水をやってほしい。 • 今日は外に出られないから、卵と牛乳を買ってきてほしい。 • 玄関に蛇が出た。 • 家を留守にするから、不用心なので泊まってほしい。 Etc… • 強固な信頼関係 • 顧客の家にある家電の品目・機種・購入時期をデータベース化 • 買い替え時期を把握 • タイミングよく提案 [5] [9]
ヤマグチ • 粗利を上げれば、売上が減っても利益を確保できる • 製品価格・・・量販店の1割以上高価 • 顧客を1/3に減らす • 商圏を狭める(車で40分) • 顧客を分類 ・・・・・・ 累計購入額と購入頻度で分類 • 裏サービス ・・・・・・ サービスの極地 • 即日配達・即日修理 ・・・・ 16時までの受付なら即日訪問 サービスの質 低下防止 [5] [9] 顧客はヤマグチのサービスと安心感を買っている
自論 • 設置工事会社を傘下に収める • 商品の取り付け+設定+説明をスムーズに • 修理窓口に技術スタッフを置く • 簡単な修理は即日対応 • サービス • パートタイマーへの依存をやめる • 従業員の質向上 • ソフトウェアで人数・配置する場所を管理 • コスト削減 • 人材 • サービス • 製品 • プライベートブランド商品の開発 • 不必要な機能を省いた安価な商品 • 日本の家電メーカーとの協力 • 利害関係の一致
日本の家電メーカーも苦戦 メーカーはシェアを維持できなくなる 安価な海外メーカーが身近になり 日本の家電が売れない 日本の家電メーカー アマゾン旋風 販売奨励金 大量に発注 [1] [3] 家電量販店 アマゾンにて安価な海外メーカーの 商品を豊富に取り扱うと更に強風になる [5]
参考文献 [1]ミーガンマカードル「アマゾン時代に量販店は生き残れるのか」 『Newsweek』27(48), 43-48, 2012-12-19 [2]「新・流通モンスター アマゾン」『週刊東洋経済 』(6431), 64-65, 2012-12-01 [3]佐々木俊尚「日本の家電に未来がない理由」『Voice 』(417), 154-161, 2012-09-00 [4]「進化する家電、ファッションのネット販売」『日経パソコン』(660), 48-51, 2012-10-22 [5] 山口香吉郎「業界再編の余地もわずか、背後に迫る”ネット販売”」 『ニューリーダー』26(2), 26-29, 2013-02-00 [6] 吉村克己「究極のサービスで顧客の心をつかみ二つの日本一を達成した 町の電器屋 株式会社ヤマグチ 山口勉社長」『Best partner』25(1), 21-26, 2013-01-00 [7]「工務店にない独自技で勝負。電器屋目線の改装提案で差別化」 『技術営業 』38(11), 34-37, 2011-11-00 [8]ヤマダ電機HP< http://www.yamada-denki.jp/ >(閲覧2013-09-05) [9] ケーズデンキHP< http://www.ksdenki.com/ >(閲覧2013-09-05) [10] エディオンHP< http://www.edion.com/ >(閲覧2013-09-05) [11]「2013年版アフターサービスランキング」『日経ビジネス』(1702),39-41 ,2013-08-05 [12] でんかのヤマグチHP< http://www.d-yamaguchi.co.jp/ >(閲覧2013-09-06)