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アジアモンスーン域における水循環変動の解明と モンスーン変動予測向上への貢献 ( 松本 淳・増田 耕一 ) . (3) 季節内変動:グローバル・ローカルの 連関構造の解明. (1) アジア広域データセット. 渇 水 の 予 測 へ. 地上・高層 気象 モニタリング. b. ベトナム 中部. 降水量 湿度. a. インドネシア 西スマトラ. (2) 面的・定量的な降水量データ ( 熱帯版 ) . 陸面・河道モデル. 洪水 の 予 測 へ. (2) 気象レーダー+雨量計観測. 河川流量 土壌水分. レーダー・アメダス解析雨量
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アジアモンスーン域における水循環変動の解明とアジアモンスーン域における水循環変動の解明と モンスーン変動予測向上への貢献 (松本 淳・増田 耕一) (3)季節内変動:グローバル・ローカルの 連関構造の解明 (1)アジア広域データセット 渇 水 の 予 測 へ 地上・高層 気象 モニタリング b. ベトナム 中部 降水量 湿度 a. インドネシア 西スマトラ (2)面的・定量的な降水量データ(熱帯版) 陸面・河道モデル 洪水 の 予 測 へ (2)気象レーダー+雨量計観測 河川流量 土壌水分 レーダー・アメダス解析雨量 (日本・気象庁) (参考)
(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作 JEPP-HARIMAUで設置した Xバンドドップラーレーダー インドネシア、西スマトラ州パダン市郊外 ミナンカバウ国際空港(MIA) 南緯0.79度、東経100.28度 2006年10月から連続運用中 30分降水量の比較 (H18年度) mm/h 例、Tabing (MIAの南東12km) CAPPI (2km)の反射因子から 仮にR = 200 Z1.6 の式で換算 点: CAPPI各画素 棒: 2.5 km格子平均 Tabingに設置したAWS (転倒ます雨量計)の雨量 図は3日間 (2006年11月13日-15日)
(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作 レーダー反射因子(Z)・降雨強度(R)関係の検討 (担当: 上米良秀行) Z ← MIAレーダー CAPPI のうち 高さ 1 km、観測時間間隔 6分、空間間隔 500 m R ← Tiku AWS (MIAの北西約70km)の雨量計、転倒ます(0.2 mm刻み)、記録時間間隔1分 対象期間: 2006年10月28日--11月27日 (1か月) 集計時間間隔の検討 6分(可能な最小時間間隔)では大きくばらつくが、30分集計すれば有用と思われる関係がある。 ただし雨量計でだけ大きな値が観測された異常値が1事例(☆)あった(原因は今後調査する)。 R = 200 Z1.6 降雨強度(対数目盛り)
(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作 レーダー反射因子(Z)・降雨強度(R)関係の検討 関係式作成に向けて、頻度分布への関数のあてはめの試み データは前ページと同じ、ただしレーダーは 1.25km以内の5×5画素をそれぞれ使用 Zの値で層別したヒストグラム それぞれにガンマ分布をあてはめる 異常値を除いた場合と除かない場合
(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作 レーダー反射因子(Z)・降雨強度(R)関係の検討 関係式作成に向けて、頻度分布への関数のあてはめの試み Zに関する重複を許す層別をして、ガンマ分布の2つのパラメータを求めてみた。 Zの値の小さい部分でのパラメータ値は、異常値に敏感であり、決定が困難である。 Zの値の大きい部分では、ガンマ分布によるRの代表値はZときれいな関係にある。 分布関数形やあてはめる範囲の検討がまだ必要だが、新しいZ-R関係式が得られそうである。 異常値を除く R = 200 Z1.6 異常値を含む
(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作 山かげの評価 (担当: 上米良秀行) 標高データ SRTM-3を使用 (NASA Shuttle Radar Topography Missionによる 緯度経度3秒=約90m間隔の値)、 MIAレーダーからの視線を計算. →レーダーの3次元走査データから、各地点でビームが地形にさえぎられず地表に近い仰角を選ぶ。
(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作(2)レーダーと雨量計の統合による降水量データセットの試作 降水量データセットの公開 (担当: 上米良秀行) 地球観測データ,統合・解析プロダクト試験公開・提供サイトより来年1月公開予定 (http://www.jamstec.go.jp/j/medid/dias/kadai/mon/mon_kadai.html)