1 / 36

DSGE モデルの作成と利用 (基礎編)

DSGE モデルの作成と利用 (基礎編). 二松学舎大学 田端 克至 ポスト・ケインズ派経済学研究会  Summer Seminar 2009年8月1日(於;二松学舎大学). DSGE の基本アプローチ. 1.モデルの設定 2.対数線形化 3 .Blanchard-Kahn 法. モデルの作成(1). C  消費  L 労働 k資本  Y  所得  I  投資 Η  危険回避度  σ  償却率  θ 資本/労働比率. モデルの作成(2). 技術の定式化. モデルの作成(3). モデルの作成(4). モデルの変数と式の本数を確認.

val
Download Presentation

DSGE モデルの作成と利用 (基礎編)

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. DSGEモデルの作成と利用(基礎編) 二松学舎大学 田端 克至 ポスト・ケインズ派経済学研究会 SummerSeminar 2009年8月1日(於;二松学舎大学)

  2. DSGEの基本アプローチ 1.モデルの設定 2.対数線形化 3.Blanchard-Kahn法

  3. モデルの作成(1) C 消費 L労働 k資本 Y 所得 I 投資 Η 危険回避度 σ 償却率 θ資本/労働比率

  4. モデルの作成(2) 技術の定式化

  5. モデルの作成(3)

  6. モデルの作成(4) モデルの変数と式の本数を確認 Control variables;C、L State variables;k  Co State variables;λ Jump variable; z その他;Y 6本の式が必要

  7. 対数線形化への変換(1)

  8. 対数線形化への変換(2) 対数線形化の例

  9. 対数線形化への変換(3) 実際には、この赤い所だけ覚えていればよい。

  10. 対数線形化への変換(4)

  11. 均衡解の導出  Dynareは計算してくれますが 

  12. Dynareへのモデルの移植(1) http://www.cepremap.cnrs.fr/dynare/ からダウンロードできる。無料ソフト。 (1)MATLAB,GAUSS、OCTABEなどで動く。(Octave上ではVersion4で動くが、まだバグが多い。 (2) MATLAB上で動かすのが一番簡単。その際は、とりあえず、VERSION3をダウンロードする。 (3)簡単に動かすことができる。言語知識ゼロで大丈夫

  13. Dynare のHP ダウンロードをクリックして下さい。

  14. MATLABのインストール手順 ①まず、MATLAB用のzipフォルダをデスクトップにダウンロードし、そこで解凍します。 ②解凍したフォルダを右クリックしてコピーしておき、MATLABをひらきます。 ここからPATHの通し方 ファイル(f)をクリックして、さらにパスの設定(H)をクリック。先ほどダウンロードしたMTALABのファイルにパスを通す。

  15. うまくインストールされたかどうかのチェックうまくインストールされたかどうかのチェック (1)MATLAB上でDynareのEXAPLEの入っているファイルに移行して下さい(上)。私の場合、c:\dynare_v3\modelsになります。 (2)そうすると、CurrentDirectory(左上)の所の表示がその中身を示してくれます。 (3)でわ、Alt_Ex1.modを実行してみます。 Dynare Alt_Ex1 と書いて、リターンキーを押して下さい。

  16. Dynareへのモデルの移植(2) • 対数線形化への変換(4)で示したモデルを、Dynareに書き込む。 • NOTE PADやMATLAB上でファイル(F)からM ファイルの新規作成を開き、作成。拡張子modでMATLABのPATHが通っているファイルに保存する。この例の場合、 • dynare_v3\modelsに保存。

  17. モデルのdynareへの移植(3)

  18. 変数の指定(赤色枠) var y, c, k, z, rambda,L;  変数の指定 varexo e ; イノベーション変数の指定 parameters beta, seta, eta, yy, kk, cc, sigma,ganma ; パラメータの指定

  19. パラメータの指定(青色枠) beta = 0.9; seta = 0.4; eta = 0.5; sigma = 0.1; yy = 1; cc = 0.5; kk =(yy-cc)/sigma; ganma = 0.9;

  20. モデルを書く(緑の枠) model; rambda = -eta*c; rambda(1)-rambda = -seta*(yy/kk)*(y-k); seta*L=rambda; kk*k = (1-sigma)*kk*k(-1) +yy*y-cc*c; y = z+seta*k+(1-seta)*L; z = ganma*z(-1) +e; end;

  21. モデルのdynareへの移植(3)

  22. モデルを書く(初期値の設定) initval; y = 0; c = 0; L = 0; k = 0; z = 0; rambda = 0; e = 0; end; 自動計算でdynareに計算させることもできる。

  23. イノベーションの設定 shocks; var e; stderr 0.009; end; ここでは標準偏差を0.009としている。 イノベーションが二つ以上ある場合、共分散を指定することもできる。

  24. モデルのシュミレーション stoch_simul(periods=2100);

  25. モデルを動かしてみると(1)

  26. モデルを動かしてみると

  27. どのようなインプリケーションを引き出せるか(1)どのようなインプリケーションを引き出せるか(1)

  28. どのようなインプリケーションを引き出せるかどのようなインプリケーションを引き出せるか

  29. Blanchard-Kahn法 エッセンス1 経済変数はForwardとBackwardに分けられる。 エッセンス2 状態変数、制御変数があるが、状態変数によって、制御変数が規定される。したがって、制御変数で、経済システムを表現することができる。 この様な発想で、モデルの最適化を計算。 (注意)BK法以外の方法でもカリブレーションの計算はできる。

  30. カリブレーションの課題 • Deep パラメータの設定  コンセンサスとなっているパラメータを利用する。 ⇒ アジアなどの場合、そもそもDeepパラメータのコンセンサスがない。

  31. カリブレーションの課題 (1)モデルの結果が、実際とどの程度合致するのか。これをチェックするのが難しい。⇔モーメントのチェック 具体的でイメージしやすいと統計量が開発されていない。 (2)実際とどの程度合致するかという場合のベンチマークとなる実際のデータに何を使うのか。HPデータ、BPデータ、レベルなど、考え方次第でいくつも考えられる。

  32. ベイズ的手法を用いたカリブレーション Priors from General Equilibrium Models for VARS Narco Del Negro and Frank Schorfheide

  33. ADVANCEなトピック Prior パラメータの平均値、分布などを事前に設定 ⇒ 実際のデータを新しい情報として利用し、ベイズの手法を用いて事後分布とposterior事後のパラメータを計算 ⇒ 政策の変化などによっても、分布は変化する。政策評価を行う上で、有効な手法となる。

  34. ベイズの手法を用いたカリブレーション かなりレベルが高く、専門的にこの分野を研究する人でないとあまり必要ない。皆さんに希望があれば、次のチャンスにお話します。

  35. 本日の内容は、以下の田端のHPからダウンロードできます。本日の内容は、以下の田端のHPからダウンロードできます。 http://homepage3.nifty.com/ykteconpr/

More Related