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【 企業向け 】 容器包装リサイクル制度 参考資料 [資料8] 再商品化手法と再商品化製品の利用. 【 ご活用の手引き 】 企業内での説明や研修資料としてご活用ください。 ・章立て、ページ等は、適宜実施してください。 ・出典(日本容器包装リサイクル協会)は、必ず記載してください。 ・シートの下部に説明ポイントを記載しています。. リサイクル手法と再生利用 目次. 1.再商品化の手法 2.ガラスびん 利用用途・リサイクルの流れ 3.PETボトル 利用用途・リサイクルの流れ 4.紙製容器包装 利用用途・リサイクルの流れ
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【企業向け】容器包装リサイクル制度 参考資料[資料8] 再商品化手法と再商品化製品の利用【企業向け】容器包装リサイクル制度 参考資料[資料8] 再商品化手法と再商品化製品の利用 【ご活用の手引き】 企業内での説明や研修資料としてご活用ください。 ・章立て、ページ等は、適宜実施してください。 ・出典(日本容器包装リサイクル協会)は、必ず記載してください。 ・シートの下部に説明ポイントを記載しています。
リサイクル手法と再生利用 目次 1.再商品化の手法 2.ガラスびん 利用用途・リサイクルの流れ 3.PETボトル 利用用途・リサイクルの流れ 4.紙製容器包装 利用用途・リサイクルの流れ 5.プラスチック製容器包装 利用用途・リサイクルの流れ 6.プラスチック製容器包装 ケミカルリサイクル手法の説明
1.再商品化の方法 ★プラスチック製容器包装の再商品化手法は複数あります。 (再商品化製品の利用例) ●ガラスびん ●建築・土木材料等 ガラスびん カレット化 ●繊維 ●シート ●PETボトル 等 PETボトル フレーク、ペレット化 ポリエステル原料化 紙製容器包装 + 燃料化 ●板紙 ●古紙再生ボード ●固形燃料 等 製紙原料選別 建築ボード 古紙破砕解繊物等の製造 + 燃料化 プラスチック製容器包装 材料リサイクル プラスチック原材料化 ●パレット、再生樹脂 等 ケミカルリサイクル コークス炉化学原料化 ●コークス、炭化水素油、ガス 高炉還元剤化 ●鉄をつくるための還元剤 ガス化 ●合成ガス(H、CO) 油化 ●炭化水素油 燃料化*) (*他の手法では再商品化に支障が生じる場合に利用)
2.ガラスびんのリサイクル材 利用用途 2.ガラスびんのリサイクル材 利用用途 ガラスの再商品化製品の利用用途は、約75%がびん原料として再びガラスびんに戻っています。
ガラスびん リサイクルの流れ 容リ協会ホームページ 容リ法って何だろう?より
3.PETボトルのリサイクル材 利用用途 PETボトルの再商品化製品の利用用途は、繊維が約4割、シートが約4割です。 また、近年ボトル用途が増加しており、約1割に達しています。
PETボトル リサイクルの流れ 容リ協会ホームページ 容リ法って何だろう?より
4.紙製容器包装のリサイクル材 利用用途 紙の再商品化製品の利用用途は、全体の約93%が製紙原料となっています。
紙製容器包装 リサイクルの流れ 容リ協会ホームページ 容リ法って何だろう?より
5.プラスチック製容器包装のリサイクル材 利用用途5.プラスチック製容器包装のリサイクル材 利用用途 プラの再商品化製品の利用用途は、ケミカルリサイクルが約6割、材料リサイクルが約4割の割合となっています。
プラスチック製容器包装 材料リサイクルの流れプラスチック製容器包装 材料リサイクルの流れ 容リ協会ホームページ 容リ法って何だろう?より
6.プラスチック製容器包装 ケミカルリサイクル手法の説明(1)コークス炉化学原料化(2)高炉還元剤化(3)ガス化※「油化」については、プラスチックの再商品化手法として認められていますが、平成26年度現在、油化を行う再生処理事業者の登録はありません。6.プラスチック製容器包装 ケミカルリサイクル手法の説明(1)コークス炉化学原料化(2)高炉還元剤化(3)ガス化※「油化」については、プラスチックの再商品化手法として認められていますが、平成26年度現在、油化を行う再生処理事業者の登録はありません。
(1)コークス炉化学原料化 (新日本製鐵住金㈱などで行われている)(1)コークス炉化学原料化 (新日本製鐵住金㈱などで行われている) 家庭から出た廃プラ 市町村からリサイクル工場に運び込まれた廃プラスチック(ベール)は、鉄分、塩化ビニル等を取り除き、細かく砕いた後、100℃に加熱して粒状にします。 これを石炭に1~2%の割合で混合し、コークス炉の炭化室に投入します。 炭化室内は無酸素状態で1200℃となり、廃プラは熱分解します。 分解された高温ガスを冷却し、発電に利用されるコークス炉ガス40%、化学原料となる炭化水素油40%、高炉の還元剤となるコークス20%が得られます。 石炭
(2)高炉還元剤化 (JFEプラリソース㈱で行われている)(2)高炉還元剤化 (JFEプラリソース㈱で行われている) 家庭から出た廃プラ 市町村からリサイクル工場に運び込まれた廃プラスチック(ベール)は、鉄分、塩化ビニル等を取り除き、細かく砕いた後、押し固めて容積を少なくして「再生プラ粒」にします。 再生プラ粒を無酸素の状態で約350℃の高温にて、製鉄所の高炉に吹き込みます。 再生プラ粒は高炉の中で、鉄鉱石(Fe2O3)から酸素(0)を奪う還元剤の役割をはたし、鉄ができます。 この工程で発生するガスは、発電に使われています。
(3)ガス化 (昭和電工㈱などで行われている)(3)ガス化 (昭和電工㈱などで行われている) 市町村からリサイクル工場に運び込まれた廃プラスチック(ベール)は、細かく砕いた後、押し固められます。 その後、二段階のガス化炉に入れられます。 低温ガス化炉は、600~800℃に加熱した砂が流れており、廃プラはこの砂に触れて分解し、炭化水素、一酸化炭素、水素、チャー(炭化固形物)などができます。 低温ガス化炉でつくられたガスは、1300~1500℃の高温ガス化炉に入り、蒸気と反応して一酸化炭素と水素主体の合成ガスになります。 得られた合成ガスは、アンモニア、水素、メタノール、酢酸などの化学工業原料になります。 家庭から出た廃プラ