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高次脳機能障害について

高次脳機能障害について. 藤本大樹. 目次. 1 . 高次脳機能障害とは 1-1 . 高次の活動・低次の活動 1-2 . 高次脳機能障害の主な症状 1-2-1 . 記憶障害 1-2-2 . 注意障害 1-2-2-1 . 持続性注意障害 1-2-2-2 . 容量性注意障害 1-2-2-3 . 選択性注意障害 1-2-2-4 . 全般性注意障害. 1. 高次脳機能障害とは. 高次脳機能障害をわかりやすくすると 「感覚器官から伝わった情報を知識・記憶と照合して, 意味付けを行う脳の活動の障害」

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高次脳機能障害について

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Presentation Transcript


  1. 高次脳機能障害について 藤本大樹

  2. 目次 1.高次脳機能障害とは 1-1.高次の活動・低次の活動 1-2.高次脳機能障害の主な症状 1-2-1.記憶障害 1-2-2.注意障害 1-2-2-1.持続性注意障害 1-2-2-2.容量性注意障害 1-2-2-3.選択性注意障害 1-2-2-4.全般性注意障害

  3. 1.高次脳機能障害とは • 高次脳機能障害をわかりやすくすると 「感覚器官から伝わった情報を知識・記憶と照合して, 意味付けを行う脳の活動の障害」 感覚器官とは→外界の様子を刺激として受け取る器官・・・例「目・耳・皮膚・鼻・舌」 意味付けとは→物事に何らかの意味・意義を与えることそれにどういった意味・価値・効用              があるかを考えて納得すること。        脳の活動  低次の活動 感覚器官からの情報を 受け取る脳の活動 高次の活動

  4. 1-1.高次の活動・低次の活動 理解 情報 知識 記憶 = 刺激 健常者の場合 ・・・? 情報 ≠ 刺激 高次脳機能障害者の場合 感覚器官

  5. 1-2.高次脳機能障害の主な症状 • 高次脳機能障害になると,次のような症状が出ます. 記憶障害 遂行機能障害 失言・失行・失認 注意障害 社会的行動障害 病識欠如

  6. 1-2-1.記憶障害  前向性健忘 高次脳機能障害が発生 過去 現在 記憶を思い出せる 覚えられない  逆向性健忘 高次脳機能障害が発生 過去 現在 記憶を思い出せない 覚えられる

  7. 1-2-2.注意障害 持続性注意障害 容量性注意障害 選択性注意障害 配分 配分 配分 注意機能の種類 全般性注意障害

  8. 1-2-2-1.注意障害(持続性注意障害) 行うべき物事 長く続く注意力 健常者の場合 他の物事 行うべき物事 注意力 維持できない 他の物事 高次脳機能障害者の場合

  9. 1-2-2-1.注意障害(容量性注意障害) 行うべき物事 行うべき物事 注意力 行うべき物事 行うべき物事 行うべき物事 行うべき物事 健常者の場合 注意力 行うべき物事 行うべき物事 行うべき物事 行うべき物事 行うべき物事 行うべき物事 高次脳機能障害者の場合

  10. 1-2-2-1.注意障害(選択性注意障害) 集中を阻害する物事 他の物事 注意力 注意力 行うべき物事 他の物事 健常者の場合 他の物事 注意力 反応 行うべき物事 注意力 他の物事 反応 高次脳機能障害者の場合

  11. 1-2-1.記憶障害(詳細) • 記憶障害 • 原因 内側側頭葉の障害により引き起こされる • 症状 • ある時点から以降の記憶が障害される「前向性健忘」 • 意識障害の起こった時点より以前にさかのぼって思い出すことができない「逆行性健忘」 • 対処法 • 携帯電話のスケジュール表・カレンダー・アラーム機能の利用した,思い出しやすくなるような工夫 • メモをまめに取ることを日常習慣づける 側頭葉→大脳の解剖学的に区分けされた領域の一つ,記憶・言語・聴覚に関わる 健忘→事実と経験を保持するエピソード記憶や意味記憶の障害 エピソード記憶→個人的に体験された出来事についての記憶であり,意味記憶と対比した概念 意味記憶→物事の共通認識や客観的・普遍的な事実に関する記憶

  12. 1-2-2.注意障害(詳細) • 注意障害 • 種類 • 一度に処理できる情報量の低下→【容量性注意障害】 大脳皮質の散在性・びまん性損傷や皮質下損傷による脳の 全体的機能不全または前頭前野の損傷後に発症が多い • 注意を持続的に集中が困難になる→【持続性注意障害】 大脳皮質全般・皮質下・右側大脳半球の損傷後に発症が多い 大脳皮質→大脳の最外層を覆う灰白色の層,高次の総合機能に関連している びまん性→病変がはっきりと限定する事ができず広範囲に広がっている状態を指す 皮質下→大脳皮質の内側のことを指す 前頭前野(前頭連合野)→脳の活動性の調整の役割を果たし,記憶や学習と深く関係している

  13. 1-2-2.注意障害(詳細)つづき • 注意障害 • 種類 • 目的を持つ注意の方向付けが困難→【選択性注意障害】 • 注意機能が全般的に低下する→【全般性注意障害】 注意機能に関連する神経回路網の損傷後や, 右側大脳半球の前頭前野・前頂葉領域の損傷後に発症が多い 注意機能→注意機能には大きく分けて維持・配分・選択の3種類に分かれます        それぞれに障害されると持続性・容量性・選択性の注意障害となり 3種類の全てが障害されると全般性注意障害になります

  14. 参考資料 • いつでもどこでもリハ http://reha.heteml.jp/ • 広島県庁 広島県 トップページ > 分類でさがす >健康・福祉 > 健康・医療 > 健康  > 広島県立総合精神保健福祉センター(パレアモア広島) > 高次脳機能障害の知識,高次脳機能障害とその家族に対する支援 http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/paraemoa/1297146169246.html • NPO法人 脳障害友の会 ナナ http://www13.plala.or.jp/nana516/index.html

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