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デマ・メール と リテラシー 安藤潔@荒川医院. インターネット関連の略歴 平成10年春、インターネットを始める 平成10年秋、 CMINC メーリングリスト を発足する。. 平成11年春、 中央区医師会ホームページ 開設に携わる。 平成12年春、中央区医師会の 調査部担当理事 となる。. 平成13年春、 文殊メーリングリスト のホームページを開設する。 平成14年春、中央区医師会の 広報部担当理事 となる。. 趣味: テニス、サイクリング、ドライブ、そしてオフミ (off line meeting) 。 パソコン自体には余り興味なし。 (^_^;).
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デマ・メール と リテラシー 安藤潔@荒川医院 • インターネット関連の略歴 • 平成10年春、インターネットを始める • 平成10年秋、CMINCメーリングリストを発足する。 • 平成11年春、中央区医師会ホームページ開設に携わる。 • 平成12年春、中央区医師会の調査部担当理事となる。 • 平成13年春、文殊メーリングリストのホームページを開設する。 • 平成14年春、中央区医師会の広報部担当理事となる。 • 趣味: • テニス、サイクリング、ドライブ、そしてオフミ (off line meeting)。 • パソコン自体には余り興味なし。(^_^;)
○実例1:24時間TV 今年も24時間TVがやってきます。番組では日本列島PHS友情 リレーというコーナーを設け、一体どれだけの時間で地球でただ ひとつしかない或る芸能人のPHSに帰ってくるかという催しをします。 参加芸能人は、仕掛け人の城島(TOKIO)、香取(SMAP、堂本 (kinkikids)、森田(V6)、篠原、千秋=敬称略です。 以上の芸能人のPHSに果たしてどの位の日数で帰ってくるか。 この企画はあなたの協力なしでは成功しません。 参加してくれた人は番組本番当日に、番組内でお話する指定 された場所に行ってそこのスタッフに受信メールを見せますと、 もれなく素敵なプレゼントを差し上げます。 • 受け取った人は翌日の午後8時59分までに • 5人の人に送って下さい。 • 9時を過ぎますと、送っても、番組のほうには記録されず、 • プレゼントも無効になります。気を付けてください。
○実例2:通話料無料メール i mode契約700万台突破を記念として、このメールを 5人のお友達に転送して下さい。 11月末日までに5人に転送された方の2000年11月分 基本使用料を30%Offにさせていただきます。 • 尚、メールを5人のお友達に転送されたか否かは、 • センターによって管理されており ます。 • 詳しくはNTT DoCoMo九州広報部 ○○迄 • http://www.・・・・・.co.jp/i/ もしくは0120-・・・-・・・まで。 • 抽選で1000名様に、2000年秋発売予定の503iシリーズ を • プレゼントいたします。 • 当選者にはメールでお知らせいたします。 • NTT DoCoMo
○実例3.知人から届いたメール メル友から大変な情報が届きました。 新種ウイルスの情報です。注意してください。 ------- 新種ウイルスW32/Ska(別名:Happy99.EXE) ------------- ・ w32/SkaというWin32ウイルスが米国に続き、日本でも発見されました。 ・ 米国NAIでは1/27に報告が上がりましたが、2/1現在、日本でも被害 報告例が弊社に寄せられています。 ・ このウイルスは Happy99.EXEという添付ファイルを付与する形で、 メール形式で不特定多数へ向けて配布されており、そのため、 日本でも早期の上陸があったものと思われます。 ・ 見知らぬ人から、Happy99.EXEという添付ファイルのついたメールが 届いた場合、オープンせずに即刻、削除するようお薦めします。 ----------------------------------------------------------- ・ これは新種のウイルスであり、知らない人がたくさんいます。 ・ この文書をできるだけ多くの人に送ってください。
ダイレクトメール • 1.電話、ファックス、郵便 • 手間もコストも掛かる為に、際限なく送りつけることは難しい。 • 2.インターネット • 殆ど無料に近い送信コストで、瞬時に、大量に、際限なく、 • 簡単に、ばら撒くことができる。 スパム・メール (spam mail) ・ 宣伝や悪意などの目的で、不特定多数人にばら撒かれるメール。 ・ 特に悪質なものは、その発信元を隠す為、第三者のメールサーバが 踏み台(中継)にされるケースがある。 ↓ 1.トラフィック(ネット上の情報量)の増大 2.サーバーへの悪影響(処理遅延、サーバ・ダウン) 3.悪意の発信元と疑われる。
チェーン・メール (chain mail、連鎖メール) ・ 不特定多数の人に同じ内容のメールを転送させようとする、 いわば、電子メール版の「不幸の手紙」のようなもの。 ・ 最初は少なくても、等比数列のように増え、 途中で止めることは難しく、どこまでも広がって行く。 ・ 転送する本人には、悪いことをしている、 という意識が無い場合も多く、 その内容がウソでも事実でも、 連鎖メール化してパニックや混乱を招く。
○悪意のチェーン・メールの事例: • 1999年5月26日、都内の或る公園に500人もの女子中高生が集まり、 • 警察が出動する騒ぎがあった。 • ことの発端は、携帯電話やPHSのメール機能を使って「その公園に、 • 人気お笑いタレントがロケにやって来る」というデマ・メールだった。 • NTT DoCoMoの i-modeのサービス開始が1999年2月22日なので、 • ショート・メールなどを介して一気に広まった。 • ○善意のチェーン・メールの事例: • 2000年5月、「AB型Rh(-)の方への供血献血依頼」というメールが • チェーン・メール化し、病院に問い合わせが殺到した為、診療にも • 支障が出るという事態が起きた。 • この件の場合、血液が必要だったことは事実で、メール自体は • 善意からスタートしたものであった。 • 5/30付けの毎日新聞は経緯を紹介し、「診療に支障が出ている。 • 善意だとしても、これ以上の転送はやめて欲しい」という病院の声を • 掲載した。
○デマのふりをしたウイルス・メールが発生 • http://www.zdnet.co.jp/news/0106/05/e_worm.html • 起・ 「ウイルスが感染した sulfnbk.exe というファイルが、 • パソコンに潜んでいる」 というデマ・メールが出回った。 • ・ このファイルはWindows自体のプログラム・ファイルで、無害。 • ・ またたく間に世界中に広まり、多くのユーザーがデマ・メールの • 内容を信じて、sulfnbk.exeを削除した。 • 承そこに登場した問題のスパム・メール「sulfnbk.exe」には、 • 1.無害の sulfnbk.exe • 2.有害な W32Magistr@MM ウイルス • を含むファイルが添付されていた。 転さて、このスパム・メールの本文に・・・、 「ハイ,コニー! もし、デマを信じてsulfnbk.exeを削除しちゃったんなら、 この添付ファイルをWindowsのコマンドに入れておくといいよ~。(^0^) 」 • 結コンピュータは Magistrate ウイルスに感染し, • 1.ハードディスク内の文書の複製を、勝手に外部へ送信、 • 2.他の大勢のユーザーに同様のスパム・メールを送り続けた・・・。(@_@;)
チェーン・メールへの対処法 1.まず、誰が、一体何の為に、送ってきたのか、を自分で考えてみる。 2.次に、ウイルス対策ページやワクチンメーカーのホームページを見てみる。 3.そして、信頼に足る先達に聞いて、その真偽の程を確かめる。 すこしのことにも先達はあらま欲しき事なり (徒然 52) 4.最後に、チェーン・メールと判断したメールは、即、「ごみ箱」に捨てる。
インターネットという“道具”が 私たちにもたらしたもの コンピュータ・ウイルス ・・・だけでは、ありません。(^_^;) • インターネットは時空を超える・・・、 • 世代を超え、地域を超え、職種・立場を超えて、 • 圧倒的な量、速さ、簡便さで世界の人々を繋ぐ。
2.従来の上意下達の縦割りの情報伝達から、2.従来の上意下達の縦割りの情報伝達から、 横断的で双方向性のネットワーク構築へ。
3.単に情報を受け取るだけではなく、 自ら情報を分析・評価し、発信する時代へ。
●リテラシー(literacy)とは、 • 読み書き能力、又、ある分野に関する知識やそれを活用する能力。 • (大辞林より) 1)計算機 リテラシー 2)コンピュータ・リテラシー 3)インターネット・リテラシー など 「何ができ、何ができないか」を理解し、 「自分の目的の為に使うとすると、 どのように利用するのが最も効率的か」を適切に判断できる能力。 • ●メディア・リテラシー(media literacy)とは、 • ・ メディアを社会的文脈でクリティカルに分析・評価し、メディアに • アクセスし、多様な形態でコミュニケーションを創りだす能力。 • ・ そのような力の獲得をめざす取り組み(教育など)。 • ●情報 リテラシー(information literacy)とは、 • 既存の紙媒体、ネット上の電子媒体の夫々の特性を理解した上で、 • 必要に応じて使い分け、使いこなすことができる能力。
文殊メーリングリスト Monju mailing list 正式名称:東京都内医師会情報連携メーリングリスト 平成13年1月17日発足 趣旨:地域での医師会活動をより効率的・効果的に行なう為に、 インターネットを活用して、有志による前向きな医療情報、 及び 意見交換を行なう。 参加資格:都内の市区医師会及び医大医師会の会員及び職員で、 上記趣旨に賛同して下さる有志の方々。 参加方法:管理人へメールにて申し込み。管理者:宝樹真理@渋谷区医師会会費:無料。 形態:登録者のみが読み書きできるクルーズドなML
文殊MLの現状 (平成14年7月現在) 参加者の所属医師会 (平成14年7月時点) 市区医師会:渋谷区医師会、小石川医師会、中央区医師会、杉並区医師会、世田谷区医師会、新宿区医師会、中野区医師会、浅草医師会、板橋区医師会、江戸川区医師会、文京区医師会、八王子市医師会、目黒区医師会、北区医師会、足立区医師会、すみだ医師会、千代田区医師会、荏原医師会、町田市医師会、神田医師会、府中市医師会、田園調布医師会、豊島区医師会、三鷹市医師会、葛飾区医師会、日本橋医師会、日野市医師会、国分寺市医師会、下谷医師会、玉川医師会 医大医師会:東京医科大学医師会、東京医科歯科大学医師会、昭和大学医師会 参加者数:30の市区医師会、3の医大医師会から、96名の有志が参加。 オブザーバーとして日医総研から 3名参加。 (会長・副会長:7名、理事:30名、委員長:14名、事務:7名) 配信数:約2年間の配信総数 > 1,500通。 情報公開:会員にとって有用と思われる情報は、ホームページ(HP)に随時、アップして公開。 http://www.cminc.ne.jp/tonaiml/toppage.htm