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オリンピックのこれから. 本来の理念 青少年教育と世界平和 JOC の使命は、全ての人々にスポーツへの参加を促し、 健全な肉体と精神を持つスポーツマンに育て 、オリンピック運動を力強く推進することにある。 オリンピックを通じて、人類が共に栄え、文化を高め、 世界平和の火を永遠に灯し続けること こそ、 JOC の理想である。 →これが崩れている. オリンピック創設者・クーベルタン. 1894年6月23日、パリでIOCが結成される。 当時は47団体79人 古代オリンピックへの関心、スポーツ教育の必然性を認識 ↓ 近代オリンピックの誕生 オリンピリズムを提唱.
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オリンピックのこれから 本来の理念 • 青少年教育と世界平和 • JOCの使命は、全ての人々にスポーツへの参加を促し、健全な肉体と精神を持つスポーツマンに育て、オリンピック運動を力強く推進することにある。 • オリンピックを通じて、人類が共に栄え、文化を高め、世界平和の火を永遠に灯し続けることこそ、JOCの理想である。 →これが崩れている
オリンピック創設者・クーベルタン 1894年6月23日、パリでIOCが結成される。 当時は47団体79人 古代オリンピックへの関心、スポーツ教育の必然性を認識 ↓ 近代オリンピックの誕生 オリンピリズムを提唱 クーベルタンの頭像(オリンピック・ミュージアム所蔵)Photo:DPPI/PHOTO KISHIMOTO
オリンピリズムとは? • 「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」、オリンピックのあるべき姿 • 各国が覇権を争う帝国主義の時代の中で実に画期的なもの
なぜオリンピリズムが崩れているのか? • 例1)ナショナリズムの高揚 • ベルリン大会(1936)…ナチス・ドイツがプロパカンダとして活用 • 東ドイツによる、ドーピング問題 • 東京大会(1964)…国際社会の復帰 • 北京大会(2008)…国家の威信をかけたもの • 例2)商業主義の介入 • ロサンゼルス大会(1984)…聖火リレーの有料化、公式スポンサー制度、テレビ放映権 • スポーツビジネスの展開
肥大化するオリンピック • 実はテレビ主導だったオリンピック • 2000年~2008年までの5大会、NBC(アメリカ)が約35億ドルで放送権獲得 →ゴールデンタイムに合わせた競技スケジュール、放映時間内に終了させるためのルール改正、人気競技に偏った放映 • 国や地域問題とも隣り合わせ • 北京大会直前、チベット騒乱で開催可否が世界世論に
目指すべきオリンピックの在り方 真のオリンピリズムを追及する…原点回帰 • すべての人に開かれたオリンピリズムを知らしめること 「卓越性、友愛、尊重」 • 民族、国、年齢関係なく、実践を伴いながら浸透させる 世界情勢、商業主義、ドーピング、多方面の問題に影響を与えるもの ↓ 人類の英知を結集して、それらを連携・調和させ、人類にプラスのレガシー(遺産)を残し続けること
参考URL 「JOC、日本オリンピック協会」 • http://www.joc.or.jp/olympism/olympian2008/index2.html 「フォーラム福岡」 • http://www.forum-fukuoka.com/olympic/9_2832/