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開催概要

黒石千恵子 The Eternal Moment of Summer. Gallery Forgotten Dreams. 2012年10月6日 ( 土 ) ~ 11月4日 ( 日 ). 開催概要. 開催内容 :  黒石千恵子による日本画作品  全 1 7 点 会 期 :    2012年10月6日 (土 ) ~ 11 月4日(日)        12:00 ~ 19:00   月・火曜休廊   但し、祝日 10/8(月)は営業 会 場 : Gallery Forgotten Dreams  ギャラリーフォガットンドリームス

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Presentation Transcript


  1. 黒石千恵子 The Eternal Moment of Summer Gallery Forgotten Dreams 2012年10月6日(土) ~ 11月4日(日) 開催概要 開催内容 : 黒石千恵子による日本画作品 全17点 会 期 :   2012年10月6日(土) ~11月4日(日)        12:00 ~ 19:00  月・火曜休廊   但し、祝日 10/8(月)は営業 会 場 :Gallery Forgotten Dreams ギャラリーフォガットンドリームス       東京都江東区白河1-3-21 2F Tel& Fax03-5809-8217 オープニングパーティ : 2012年 10月7日(日)    ※初日ではありませんのでご注意下さい 16時より Gallery Forgotten Dreamsにて お問い合わせ先 Gallery Forgotten Dreams ギャラリーフォガットンドリームス 担当:田原 恵 〒135-0021 東京都江東区白河1-3-21 2F  Tel& Fax03-5809-8217 Mailgfd@pf7.so-net.ne.jp Website http://www.facebook.com/galleryforgottendreams

  2. 「夏」をテーマに、刹那の一瞬を切り取り永遠の存在へと昇華させる「夏」をテーマに、刹那の一瞬を切り取り永遠の存在へと昇華させる  黒石千恵子は夏の作家である。  彼女が作品制作に際して自らに課している枷が二つある。  一つは日本画の伝統的な画材を用いること、そしてもう一つは作品のテーマを「夏」に関連するものに限定する、 ことだ。  黒石は、女子美術大学日本画研究領域の修士課程を修了後、母校にて教育に携わりつつ創作活動を行なっている。現在も画材・紙などの素材や技術に関する研鑽を怠らず、その成果を作品へと昇華させるべく日々修練を続けている。 日本画を愛する彼女にとって、そのように妥協せず拘りをもって臨む、というのが当然のことでもあるのだ。  黒石の創作対象は先に挙げたように「夏」、中でも夏の花や空を取り上げている。 しかし彼女の作品は、日本画の花、という画題から通例想像される可憐で穏やか、というものとは趣を大きく異にしている。 1mを超えるようなスクエアの大画面に花のアップを目一杯描き切り、時にはその枠にすら収まりきれず、画面の外に花びらを飛び出させている。勿論実際に飛び出して書いているわけではなく中心部のみを描き、外周は鑑賞者の想像に委ねられているのだ。 しかも選ばれているのはハイビスカスなど南国の真っ赤に咲き誇る花たちである。 これが彼女の代表的なシリーズ作品「永遠の一瞬」に他ならない。  これらの作品は観るものに否応なしに迫ってくる。 蓮の花も最近好んで取り上げている題材である。 こちらは同じ大画面を用いながら、もっと静かな情感に満ちている。 夏のまだ夜が明けて間もない時間、時が止まったかのような静けさの中、それでもこれから訪れるもわっとした熱気の予感が忍び寄ってくる、そんな他には得難い刹那の一瞬を見事に捉えている。 一方で「空」を描いた作品の描き方は、蓮でのアプローチに近い。  夏の空は目まぐるしくその表情を変えていく。 静謐に包まれた明け方、むせ返る気が立ち登る午前、ふと時が止まる午後、いつまでも続く夕暮れ、どこまでも拡がる夜。 掴み損なえば瞬く間に失われてしまう脆く儚い同位体のような夏のある時間を、冴え渡る刃筋の日本刀で一刀両断するかのごとく鮮やかに切り取って、われわれに提示してくれる。 めくるめく変転しながらもいつまでも果てしなく続いていく、永遠に流れていくのではないかとすら感じる夏という季節が持つ特質を、作品に封じ込めているのである。  秋も本格的に深まる時期ながら、ここだけは力強く心に残る常夏の世界が拡がっている。 ついこの間過ぎた筈なのにもう遠い彼方に去ってしまった気もする夏の時間を、この展示空間で是非取り戻し思い返していただきたい、というのが作者とわれわれの願いである。 作者のことば 一瞬一瞬が永遠に連続する時間の流れ中で、存在した瞬間に消滅していくその一瞬の風景。 感動した瞬間を描きたいと、必死で追いかけています。 なかなか掴むことは出来ず、ずっと描き続けています。 そしてこれからも、ずっと繰り返していくのだと思います。 夏という季節は、心動かされる場面に出会うことが多い、私が大好きな季節です。 今回の展示では、私が切り取った夏を描くことで、見て頂く人にも、季節の温度や空気を思い出して頂き、同じ瞬間を共有出来れば嬉しいと思います。

  3. moment 2012 紙本着彩 805×1,305mm 瞬間 2012 紙本着彩 各300×300mm くろいしちえこ Profile 1983年 神奈川県平塚市生まれ 2007年 女子美術大学日本画専攻卒業(卒業制作・優秀作品賞) 2009年 女子美術大学大学院日本画専攻修了 現 在  女子美術大学日本画研究室 専任助手 ●展示経歴 2008年 8月 七彩輪展(銀座・ギャラリー風/’09, ’10, ’11, '12) 2008年10月 佐藤美術館第17回奨学生美術展(佐藤美術館) 2009年 2月 START展−大学院日本画修了生有志展−(東京銀座画廊) 2011年11月 黒石千恵子・佐藤はるか2人展(銀座・羅針盤) 2012年 8月 黒石千恵子・岩野雅代 日本画二人展 『 call back 』(銀座・画廊るたん)

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