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Machine learning for high-speed corner detection. 後藤 雄飛. 2011.10.11. 論文紹介. Machine learning for high-speed corner detection [ECCV2006] 機械学習を利用した高速なコーナー検出手法 著者 Edward Rosten , Tom Drummond ケンブリッジ大学 ( イギリス ). パノラマ画像の作成. 1. キーポイント検出 2. 特徴量記述 3. 対応付け 4. 画像の合成. 1. キーポイント検出
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Machine learning for high-speed corner detection 後藤雄飛 2011.10.11
論文紹介 • Machine learning for high-speed corner detection [ECCV2006] • 機械学習を利用した高速なコーナー検出手法 • 著者 Edward Rosten,Tom Drummond ケンブリッジ大学(イギリス)
パノラマ画像の作成 1. キーポイント検出 2. 特徴量記述 3. 対応付け 4. 画像の合成 1. キーポイント検出 2. 特徴量記述 3. 対応付け 4. 画像の合成 パノラマ画像 高速なキーポイント検出手法が必要
キーポイント検出手法 • SIFT(DoG)[ICCV1999] • DoG画像を利用した極値探索によるキーポイント検出 • SURF[ECCV2006] • 近似Hessian-Laplaceによるキーポイント検出 • FAST[ECCV2006] • 決定木を利用したコーナー判定によるキーポイント検出 高速なキーポイント検出 FASTはSIFTと比較して約45倍高速な処理が可能
キーポイント検出と特徴量記述の変遷 FASTを使用
Features from Accelerated Segment Test (FAST) • コーナーのみをキーポイントの対象として検出 • 決定木を用いたコーナー検出 • 高速かつ省メモリなコーナー検出が可能 • SIFT(DoG)と比較して約45倍高速
FASTによるコーナー検出 • 注目画素pの周辺の円周上の16画素を観測 pがコーナーである条件 p の輝度値と比較して円周上の輝度値が連続してn個以上が しきい値t以上明るい,もしくは暗い
FASTによるコーナー検出 • コーナー検出の高速化 pがコーナーである条件 p の輝度値と比較して円周上の輝度値が連続してn個以上が しきい値t以上明るい,もしくは暗い pがコーナーである条件 上下左右の円周上の画素(1,5,9,13)のうち,3つの輝度値が しきい値t以上明るい,もしくは暗い 条件を満たす場合のみ円周上の16画素を観測
問題点 • n<12のときには高速化が適応できない • n=9のときに再現性の高いコーナー検出が可能 • 上下左右の4画素を観測した早期打ち切りは最前の方法とは限らない • 非コーナーにおいても条件を満たす場合が多い
決定木によるコーナー検出 • 学習画像の画素を特徴ベクトル化 • 注目画素p周囲の円周上の輝度値を3値化 注目画素pの輝度値 円周上の輝度値 しきい値
決定木によるコーナー検出 • 決定木の構築 • 特徴ベクトルによる3分木の学習 学習画像 分岐ノード 特徴ベクトルによる分岐 末端ノード 最も到達したクラスを保存
決定木によるコーナー検出 • 分岐関数 • 3値化された特徴ベクトルにより3通りに分岐 • 情報利得が最大になる特徴(円上の画素)を使用 brighter similar darker 情報利得が0になるまで分岐させる コーナーの数 非コーナーの数
決定木によるコーナー検出 • 画像の各画素を入力してコーナー判定 • リーフノードに保存されたクラスに分類 n= 9 のとき,平均で2.16画素の検証でコーナー検出が可能
コーナー点のレスポンス値の算出 • レスポンス値V • レスポンス値を用いて隣接するコーナー点の除去 レスポンス値が最大のコーナーを採用 コーナーとして検出された画素 注目画素より明るい 注目画素より暗い
キーポイント検出 • SIFT(DoG),SURFとのキーポイント検出時間の比較 SIFTと比較して約606倍,SURFと比較して約48倍高速なキーポイント検出が可能
キーポイント検出 • PALビデオシーケンスを用いた処理速度とメモリの比較 FASTは高速かつ省メモリなキーポイント検出が可能