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ペルーの宇宙電波観測所報告

A14c. ペルーの宇宙電波観測所報告 ○イシツカ ホセ、石塚睦 , Erick Vidal, Antonio Dalmau (IGP) 、井上允、武士俣健、梅本智文、大石雅寿、三好真( NAOJ )、宮澤 敬輔( EX-NAOJ )、 坪井昌人 (JAXA) 、春日隆(法政大)、小山泰弘、近藤哲朗( NICT )、藤沢健太(山口大)、堀内真司( DSN/NASA キャンベラ).

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ペルーの宇宙電波観測所報告

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  1. A14c ペルーの宇宙電波観測所報告 ○イシツカ ホセ、石塚睦, Erick Vidal, Antonio Dalmau (IGP)、井上允、武士俣健、梅本智文、大石雅寿、三好真(NAOJ)、宮澤 敬輔(EX-NAOJ)、 坪井昌人 (JAXA)、春日隆(法政大)、小山泰弘、近藤哲朗(NICT)、藤沢健太(山口大)、堀内真司(DSN/NASAキャンベラ) 南米ペルーのワンカイヨ地区にペルー地球物理研究所のワンカイヨ地磁気観測所が1922年から存在する、そこから東へ3キロ程のところに元国営だった電話局が衛星通信局を1984年に建設し、南米一の衛星通信局となった。その後、90年代に国の民営化政策により衛星通信局は民間電話会社Telefonica del Peruのものになる。その後も衛星通信に直径32mのパラボラアンテナを活用していたが、海底光ファイバーの発展により2000年に衛星通信局は閉局した。 2002年からペルーの民間電話会社と交渉をし、ようやく2008年に衛星通信局のペルー地球物理研究所への寄贈が実現した。8年間通信局は野ざらしにされていたこともあり、盗難の被害にもあっているが、これからペルーの宇宙電波観測所が生まれることになる。 初期段階ではメタノール・メーザが受信出来る6GHz帯の受信機を設置し、そのモニタリングとサーベィを行う予定である。受信機は野辺山電波観測所で開発されたもの、追尾システムは鹿島宇宙通信研究所でペルーの技術者が開発した装置を使う予定である。最初はシングルディッシュ観測を行う予定、その後はVLBI観測も出来る様にする予定。 最近アルゼンチンでミリ波・サブミリ波VLBI観測を考え出している、チリのALMA計画が完成すれば次はミリ波・サブミリ波VLBI観測を行うことは重要である、南米レベルで電波天文学者のコラボレーションによる南米ミリ波・サブミリ波VLBI観測アレーが実現出来れば南米の電波天文学の定着と発展が期待出来ることでしょう。 • 電波望遠鏡 • 受信機:常温6.7GHz受信機 • 望遠鏡制御システム:  •  ソフト: FS9フィールドシステム •  ハード:PC・DCPA間独自で開発したインターフェース • 将来受信周波数帯:2GHz, 8GHz, 12 GHz, 22 GHz • 衛星通信アンテナ • Type: Cassegrain Antenna • Main Dish: 32m diameter • Frequency: 6 GHz Transmission 4 GHz Reception • Antenna Mount: Wheel&Track AZ/EL Mount • Displacement : 0.3 deg/sec (both AZ and EL) • Main Dish Accuracy: Catalog Spec. Without wind 1.09 mm rms • Winds 13m/s to 20m/s 1.26 mm rms Worst values between 0 to 90 deg  2008年の6月28日〜7月8日石塚睦先生の 50周年記念の国際ワークショップがペルーで開催 まとめ ペルーの32m宇宙電波望遠鏡は間もなく観測を 開始出来る様になります。長年の調整がありまし たが地域の大学生は楽しみにしています。今まで 無かった世界的な観測が出来る望遠鏡で自分達 の手観測し、データーを解析して論文に出来る様 になるからです。 シングルディッシュ観測用には今後8GHz,12GHz と22GHzの受信機の搭載を検討している。 今後はVLBI化して測地観測も出来る様に進めて 行くことになります。そして南米で話題になってい るミリ波サブミリ波VLBIにも参加して積極的に実現 へと努力していく必要である。

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