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日本對東亞貿易專題研究(二). 指導教授 : 小山直則 學生 : 98 碩專一廖照蓉. 第十一章貿易 、 国際収支と為替レート 第二節日本の国際収支の推移. 11.2.1 国際収支とは 11.2.2 日本の経常収支の推移 11.2.2 日本の資本移動. 11.2.1 国際収支とは. 国際収支とは ﹖
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日本對東亞貿易專題研究(二) 指導教授 : 小山直則 學生 : 98碩專一廖照蓉
第十一章貿易、国際収支と為替レート第二節日本の国際収支の推移第十一章貿易、国際収支と為替レート第二節日本の国際収支の推移 • 11.2.1 国際収支とは • 11.2.2 日本の経常収支の推移 • 11.2.2 日本の資本移動
11.2.1 国際収支とは • 国際収支とは﹖ • 国際収支とは、ある国が外国と行うあらゆる経済的取引を一定期間について体系的に分類して記録したものである。具体的には、国際通貨基金(IMF)の統一基準に基づいて作成された国際収支表が毎月、日本銀行から発表されている。国際収支統計は、全ての取引を複式計上の原則に沿って計上することとなっているため、 「経常収支+資本収支+外貨準備増減=0」という関係式が成り立つ。言い換えれば資産(実物資産であれ金融資産であれ)については、保有高の減少は貸し方に計上され、保有高の増加は借り方に計上される。 一方、負債の増加は貸し方に計上され、房の減少は借り方に計上されるしかしながら、実際の統計作成においては、膨大な取引についてさまざまな報告書等を基に集計するため、必ずしも、一つの取引に係る二つの計上資料が同一時期に入手できるとは限らないほか、評価方法のずれ等から、同じ取引であっても資料によっては金額が異なる場合もある。このため、統計作成上の誤差を調整する項目として、「誤差脱漏」がもうけられている。その主な項目は次の表をご覧になってください。 評価:原則として取引価格で評価されている。 計上時期:取引計上する時期は原則としてその取引が発生した時点だ。
11.2.2 日本の経常収支の推移 日本の国際収支の数字表示は本のP345の表11-3を参考してください
11.2.2 日本の経常収支の推移 • 問題意識:なぜ経常収支が注目されるのか? • 結論:一国の商品やサービスの輸出増加は直接﹑GDPを押し上げ﹑逆に輸入の増加は﹑GDPを押し下げるからだ。経常収支は財‧サービスなどの輸出と輸入の差であると同時に﹑一国の所得と支出の差額あるいは貯蓄と投資の差額と理解することもできる。 ISバランスの概念を次の式を示したものである。 Y = C + I + X - M 〔国内総生産〕〔消費〕〔投資〕〔輸出〕〔輸入〕 Y′= C + I + X - M + R 〔国民総生産〕〔消費〕〔投資〕〔輸出〕〔輸入〕〔所得収支〕 X - M + R = Y′- C - I = S - I 〔輸出〕〔輸入〕〔所得収支〕 〔国民総生産〕〔消費〕〔投資〕〔貯蓄〕〔投資〕
11.2.2 日本の経常収支の推移 • 背景:八十年代に入り﹑日本の経常黒字は急速に拡大し﹑歩調をあわせ対外資本流出も拡大した。これとは対照的にアメリカの経常収支は大幅に悪化した。いずれにせよ﹑アメリカ﹑日本﹑さらにはドイツなど﹑主要先進国の経常収支不均衡の拡大は﹑世界経済の安定的発展にとって大きな問題とされ﹑八十五年からその是正のための国際的政策協調が強化された。また﹑財政金融政策などマクロ経済政策での国際協調も進展をみせた。 • 問題意識:各国間の経常収支の不均衡は常に是正される必要が あるのだろうか﹖ • 結論:1.ある国の経常収支の不均衡は﹑一国が全体として対外的貸付もしくは借り入れ行うことを意味している。たとえば﹑今後急速に人口が高齢化する国では国全体として貯蓄をしておく必要性が他国に比べ高いため﹑経常収支が黒字化し対外純資産が蓄積され﹑高齢化社会の到来とともに﹑経常収支が赤字化し資産は取り崩されていく。
11.2.2 日本の経常収支の推移 • 結論:2.世界が不況にあるときに﹑ある国が自国の内需拡大 ではなく﹑他国への輸出の拡大によって景気の回復 を図ろうとするならば﹑他国の景気はいっそう悪化 し﹑「失業の輸出」になってしまう。こうした状況 においては﹑経常収支黒字国が内需拡大を図ること が望ましい。一方﹑これとは逆に世界的好況時に﹑ 一国が財政支出の拡大などにより経常収支不均衡を 発生させている場合には﹑不均衡是正の責任は当該 赤字国にあるといえよう。