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ヨム・キプール戦争と イスラム革命

ヨム・キプール戦争と イスラム革命. ヨム・キプール(贖罪日)戦争 ( 1973 年 10 月 6 日). スエズ運河を渡河するエジプト軍. 六日戦争後のエジプト. 70 年にナセルが死亡、副大統領のサダトが大統領に。 サダトの政治的使命 エジプトとアラブ世界の名誉回復 シナイ半島を一部占領. 用意周到なサダト. 外交と軍事面で準備していた。 シリアが合意。 ソ連からアメリカに軸足移す 1972 年に宣戦を公言。 →  イスラエルは本気だと考えていなかった。. イスラエルの慢心. 六日戦争の勝利 迫り来る危機に気づかず。 AMAN

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ヨム・キプール戦争と イスラム革命

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Presentation Transcript


  1. ヨム・キプール戦争とイスラム革命

  2. ヨム・キプール(贖罪日)戦争(1973年10月6日)ヨム・キプール(贖罪日)戦争(1973年10月6日) スエズ運河を渡河するエジプト軍

  3. 六日戦争後のエジプト • 70年にナセルが死亡、副大統領のサダトが大統領に。 サダトの政治的使命 • エジプトとアラブ世界の名誉回復 • シナイ半島を一部占領

  4. 用意周到なサダト • 外交と軍事面で準備していた。 • シリアが合意。 • ソ連からアメリカに軸足移す • 1972年に宣戦を公言。 → イスラエルは本気だと考えていなかった。

  5. イスラエルの慢心 • 六日戦争の勝利 • 迫り来る危機に気づかず。 • AMAN • 9月にフセイン国王が極秘にテルアビブ訪問 • モサド長官ザミール、エジプトの重要人物と会合

  6. 思い出す御言葉 • 「アブシャロムとイスラエルの民はみな言った。「アルキ人フシャイのはかりごとは、アヒトフェルのはかりごとよりも良い。」これは主がアブシャロムにわざわいをもたらそうとして、主がアヒトフェルのすぐれたはかりごとを打ちこわそうと決めておられたからであった。(2サムエル17:14)」 • 主は、私たちの心にしたがって、見えるものも見えなくさせることがおできになる。

  7. 贖罪日 • イスラエルの例祭の一つ(レビ記16章、23章) • 断食と安息 • イスラエル人は、完全に活動を停止。 • サダトとシリアは、同時に急襲することを決定

  8. エジプト軍のスエズ運河渡河 • バーレブラインを易々と越える。 • 「対戦車ミサイル」と「地対空ミサイル」 • 六日戦争のような制空権は得られず。 • 戦車が、携帯の対戦車ミサイルで破壊。 • 開戦3日目で、戦車400両以上破壊、3000人以上の死者。

  9. 動く戦線

  10. エジプトの問題 • シリアは、完全な軍事的手段による領土奪還 • エジプトにさらに進むように促す。 • ゴラン高原

  11. ゴラン高原では • 砲台:イスラエル11台シリア188台。 • 戦車:180両、シリア1400両。 • 六日戦争前の戦線にまで前進 • ヘルモン山の通信塔を占拠。

  12. ゴラン高原の勇士 • ズビカ・グリーンゴールド • たった一両の戦車で、シリア軍を撃破。 • 丘の上にあがって発砲しては、また下がって他の所に移動。相手に、一両しかいないことを隠していた。

  13. ゴラン高原の勇士 • アビグドール・カハラニ • ゴラン高原北部戦線を死守。今そこは「涙の谷」と呼ばれる。

  14. しかし不思議なのは・・・ • ゴラン南部ががら空きであったのに、前進しなかった。 • 軍事専門家の間でも、理由が分らず。 →理由はもちろん、「神の御手」。

  15. イスラエルの反攻 • 予備兵の招集がようやく間に合う。 • ゴラン高原戦線は、ダマスコにまで進軍。しかし、ソ連の介入を恐れ、留まる。

  16. スエズ運河の逆渡河 • 指揮官アリエル・シャロンが活躍した。 • 結局、カイロまで侵攻できる程になったが、ここでも踏みとどまる。

  17. スエズ戦線

  18. 米ソの直接介入 • ソ連のブレジネフ書記長 →ニクソン大統領  「イスラエルへの停戦要請に加わらないなら、一方的な行動も辞さない。」

  19. キッシンジャーの反応 • ニクソンはウォーターゲート事件 • 寝ているニクソンを起こさずに、彼の名前で交信

  20. 核戦争危機 • ソ連は軍を地中海地域に。 • 米国 • 長距離ミサイル配置、艦隊を動かす。 • 核戦争も辞さないことを含むメッセージ送信。 • ソ連、エジプトの敗戦を譲った。

  21. 停戦(10月22日) • イスラエル首脳部は責任を問われ、多くの者が辞職。 • イスラエル人  「ヨム・キプールは、イスラエル人にとってのベトナム戦争」

  22. サダトの転換 • ソ連との関係を絶ち、アメリカに軸を動かす。 • エルサレムに訪問したいとの意思をイスラエルに伝える。77年11月に実現。

  23. キャンプ・デービッド合意(1978年) • 時の首相ベギンとサダトが、アメリカ大統領カーターの仲介で、和平条約 • シナイ半島の段階的返還 • アラブ諸国で、初めてイスラエル国を認知。 • パレスチナ問題については決裂。

  24. サダト暗殺 • 73年、エジプトは威信を回復。 • イスラエルとの講和受け入れられず。 • イスラム主義者による暗殺。

  25. アラブ諸国の転換 • サダトの転換:「もはやイスラエルとは武力で対抗することはできない。」 • 「エジプト人は、女のようになり、万軍の主が自分たちに向かって振り上げる御手を見て、恐れおののく。(イザヤ19:16)」 • 政治首脳層:「政治現実主義」

  26. 文献

  27. イスラム革命 • 国としては現実主義 →アラブ界の底流「イスラム主義」 • 社会主義革命からイスラム

  28. イスラム主義とは? • イスラムの法や理念を国や社会に当てはめること。 • 国内革命: イラン革命(1979年) • 破壊行為: アルカイーダなど • 文化革命: 欧米のイスラム教団体

  29. 他の世界との類似 • 20世紀  唯物主義的な社会主義、共産主義革命 ⇒ 宗教的、霊的なものへ。  日本 • 学生闘争、赤軍派(ロッド事件) • 新宗教の台頭とテロ(オウム真理教、地下鉄サリン)

  30. キリスト教での推移 • キリスト教主流派:左翼思想に共鳴 • 福音派、聖霊の働きを信じる運動 • 再臨信仰への回帰

  31. イラン革命とは? • パフラヴィー朝への反発、反体制への動き。 • 最後の皇帝シャー • 世俗化・脱イスラム化 • 近代化 • 独裁色帯びる • 反体制派の指導者の一人がホメイニ(イスラム法学者)

  32. イラン革命 • 反体制デモが起こり、シャーは反皇帝側の政党の党首を首相に立て、国外逃亡。 • フランスに亡命していたホメイニが帰国。 • 1979年4月1日にイラン・イスラム共和国樹立。

  33. イラン革命の意義 • 国:政治現実主義 • イスラム主義:破壊テロ集団 • ところが、イスラム主義が国として復興。

  34. イランの対イスラエル攻撃 • イスラム主義のテロ組織への支援 • レバノンのシーア派テロ組織「ヒズボラ」 • ガザ地区のハマス • 大統領自身が、イスラエル残滅発言

  35. シーア派の経緯 • ムハンマドの後継者によって、スンニ派から分裂。 • 父方の従兄弟である「アリ」が第四カリフ。初代イマームに。 • イマーム:  シーア派では「最高指導者」

  36. シーア派の教義 • 歴代イマームの無謬性 • イマームが迫害時の悲劇の追体験 → 神秘主義的傾向 • イマームは隠されている。 • 第十二イマーム「ムハンマド・ムンタザル」

  37. シーア派の教義(終末論) • 第十二イマーム:最後の審判のため再臨 しかし・・・ • イラン・イスラム革命:イマームの到来前はイスラム法学者が信者を指導。

  38. 再建主義、社会的福音 • キリスト教界:モーセの律法を法律 • イラン革命のユートピア • 再臨ではなく社会的福音

  39. ホメイニからアフマディネジャドへ • ホメイニの「法学者の統治」:シーア派の中心的教義ではない。 • ホメイニの孫:イラン革命に強行に反対している亡命者。 • 国の改革:イマームの再臨によってのみ。 • イランの国内状況の悪化とイ・イ戦争の長期化

  40. ホメイニからアフマディネジャドへ • マーディの再臨のみに期待 • 再臨の前の混乱状態 • アフマディネジャド:その混乱を自らの手で早めることができると信じる。 • ホメイニ氏、このグループを異端視。 • その混乱は核兵器によって可能。 • マーディと神秘的に接触していると主張。

  41. キリストの再臨信仰 • 主イエス・キリストの再臨が早まってほしいと願う気持ちは変わらない(2ペテロ3:12)。 • しかし、自ら混乱をもたらすのではなく、主ご自身の心を持つことで可能。 • 「主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。(2ペテロ3:9)」 • 宣教への熱情、聖い愛が再臨信仰の実である。

  42. 文献

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