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学級づくり リーダー 研修会 Ⅱ. 高知県心の教育センター. 学級経営の実践に生かすQ-Uの分析. H25.6. ① 1回目Q-Uの分析に基づいた学級経営 ② RV-PDCAシートの活用 ③ 不登校の早期発見、早期対応について. 今日の予定. 1回目 Q-Uの分析に基づいた 学級経営. 学級づくりリーダー研修会. 高知県心の教育センター. 自己実現. 承認の欲求. 所属と愛情の欲求. リレーション. 安心・安全の欲求. ルールづくり. 生理的欲求. 1. 心理的な質問紙としての Q-U. マズローの欲求階層説. 学習・進路. Q-U.
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学級づくりリーダー研修会Ⅱ 高知県心の教育センター 学級経営の実践に生かすQ-Uの分析 H25.6
① 1回目Q-Uの分析に基づいた学級経営 ② RV-PDCAシートの活用 ③ 不登校の早期発見、早期対応について 今日の予定
1回目Q-Uの分析に基づいた学級経営 学級づくりリーダー研修会 高知県心の教育センター
自己実現 承認の欲求 所属と愛情の欲求 リレーション 安心・安全の欲求 ルールづくり 生理的欲求 1 心理的な質問紙としてのQ-U マズローの欲求階層説 学習・進路 Q-U 親密な 人間関係 学級のルールづくりから人間関係づくりへ
2 Q-U を実施するねらい 1.児童生徒理解のため 学級集団の理解と児童生徒個々の理解 2.校内連携を促進するため 学級・児童生徒支援についての校内連携 3.校内支援体制づくりのため 年間を通した支援サイクルと支援体制づくり
3 Q-Uによるアセスメントのポイント 1 Q-U結果分析のポイント (1) プロット図・意欲プロフィール (2)個々の質問項目への回答 (3)満足度尺度と意欲尺度の対照 2 日ごろの観察との対照 3 同僚間での情報交換・共通理解
4 プロット図の見方① 構成 満足 侵害行為認知群 満足だが 不安だ。 満足で 安心 学級生活 満足群 不安 安心 不満足群 不満で 不安 安心だが 不満だ。 非承認群 要支援群 不満
5 プロット図の見方② 子ども像 適応、高い満足度、意欲的・積極的態度 被害者意識 自主性・自己中心性、トラブル、 希薄な 他者意識 一部に自己中心的な子ども 目立たない ことが多い 承認感の弱さ 自主性・積極性の弱さ 強い孤立感 疎外感 不登校・いじめ すねる(裏見) 試し行動 周囲からの 先入観
6 プロット図の見方③ 学級像 右上に 集まった 状態
リレーション 6 プロット図の見方③ 学級像 縦に伸びた状態 SGE・心の冒険教育(感情の教育) 縦よせ
ルールづくり 6 プロット図の見方③ 学級像 横に伸びた状態 横よせ SST(行動の教育) 人付き合いのコツ
6 プロット図の見方③ 学級像 縦に伸びた状態 横に伸びた状態 斜めに伸びた状態
6 プロット図の見方③ 学級像 左下に 集まった 状態
少しワーク① どんなことが読みとれるでしょうか まずは、自己紹介! 満足 少し隣同士で、話し合ってみてください 安心 不安 不満
タテ型のプロット図の学級像 上下に長く伸びている場合は、学級内で生徒の満足度に格差が生じている。 多様な評価の観点 周囲からの承認場面 本音と本音の交流 教師自身の自己開示 クラス内ルールの強さ 学習・活動の個人格差 教師の強い影響力 しらけがちな傾向 親和性不足、意欲の弱さ
少しワーク② どんなことが読みとれるでしょうか 満足 少し隣同士で、話し合ってみてください 安心 不安 不満
7 意欲プロフィールを見るポイント① 左寄りのグラフ ↓ 意欲の低い学級 正規分布グラフ ↓ 平均的な学級 ふたコブグラフ ↓ 2極化した学級 右寄りのグラフ ↓ 意欲の高い学級
8 意欲プロフィールを見るポイント① 学級雰囲気が低く 友達関係が高い → 小グループ化 の可能性 三角形が広がる →高意欲児童群 狭くなる →低意欲児童群 友達関係 意欲が低い領域の支援をどう考えるか 「学級の雰囲気」の中に教師との関係への意欲が含まれる。 学習意欲 学級雰囲気 3つの意欲のバランスをどう考えるか
9 意欲プロフィールを見るポイント② 学級関係が低く 友人関係が高い場合は小グループ化の可能性 進路意欲が低下している生徒は予防的支援の 対象 教師との関係についての意欲をどう考えるか? 学習意欲と進路意欲との関連に注意する 友人との関係 学習意欲 教師との関係 学級との関係 進路意欲 5つの意欲のバランスをどう考えるか
3 Q-Uによるアセスメントのポイント 1 Q-U結果分析のポイント (1) プロット図・意欲プロフィール (2)個々の質問項目への回答 (3)満足度尺度と意欲尺度の対照 2 日ごろの観察との対照 3 同僚間での情報交換・共通理解
10 質問紙法の限界をつかむ • 自分の内面をあまり省みたことがないために的確にとらえられない。 • 「こうありたい」という自分の願望と現実の自分を混同してしまう。 • 自分をよく見せようとして,社会的に望ましい方向へ回答しようとする。 • 実施者に対する抵抗から、正直に答えない。 質問項目への回答のしかたを必ずチェック!
11 ヘルプシグナルのチェック 中学校における ヘルプシグナル 小学校における ヘルプシグナル タテで見る→質問項目ごとのクラスの特徴 11.クラスの人から無視されることがある 8.クラスの人に暴力をふるわれるなどしてつらい思いをすることがある 12.クラスや部活でからかわれたりばかにされる 9.クラスの人にばかにされるなどしてクラスにいたくないと思うことがある ヨコで見る→個人の特徴 14.クラスの人から悪ふざけをされることがある 12.クラスの人たちからムシされることがある 19.学校に行きたくないと思うことがある
5が否定的な回答 1が肯定的な回答 少しワーク③ どんなことが読みとれるでしょうか ? 満足群にいるのに学校に行きたくない・・・
ワーク補足 意欲回答一覧 見るポイント
3 Q-Uによるアセスメントのポイント 1 Q-U結果分析のポイント (1) プロット図・意欲プロフィール (2)個々の質問項目への回答 (3)満足度尺度と意欲尺度の対照 2 日ごろの観察との対照 3 同僚間での情報交換・共通理解
12 満足度尺度と意欲尺度の対照 やる気 いごこち
3 Q-Uによるアセスメントのポイント 1 Q-U結果分析のポイント (1) プロット図・意欲プロフィール (2)個々の質問項目への回答 (3)満足度尺度と意欲尺度の対照 2 日ごろの観察との対照 3 同僚間での情報交換・共通理解
プロットと観察のズレをどうみるか 13 ①学級の特徴 ②学級経営方針 ③公的リーダー ④影響力のある生徒 ⑤気になる生徒 ⑥疑問に感じる子 ⑦小グループ ⑧4群の特徴
プロットと観察のズレをどうみるか 13 ⑥疑問に感じる子
学級生活 満足群 侵害行為 認知群 学級生活 不満足群 ズレは支援の入口 要支援群 非承認群 13 プロットと観察のズレをどう見るか どんなことが考えられるでしょう? 不安が強い 日頃の観察から考えられるプロット位置 認められ感が弱い 不安 無理をしている ズレ 認められ感弱 実際のプロット位置
3 Q-Uによるアセスメントのポイント 1 Q-U結果分析のポイント (1) プロット図・意欲プロフィール (2)個々の質問項目への回答 (3)満足度尺度と意欲尺度の対照 2 日ごろの観察との対照 3 同僚間での情報交換・共通理解
少しワーク 意欲プロフィールを見るポイント③