都市経済班　最終発表「回遊型のペデづくり」

都市経済班　最終発表「回遊型のペデづくり」都市経済班　最終発表「回遊型のペデづくり」担当教官　河端瑞貴　　ＴＡ　長沢大介 ◎大浜道徳　○樺島直紀　薄井宏行　谷口史門山本純　菊田譲　沖原敦司　安英伸　林利充

背景・目標 広報統括団体フロー図中間発表までの流れペデ現状調査ペデ利用状況歩行者数調査アンケート調査具体案の提案心理的距離の短縮連携強化評価・分析将来歩行者推移回遊性による評価結論

広報統括団体フロー図中間発表までの流れ背景・目標ペデ現状調査ペデ利用状況歩行者数調査アンケート調査具体案の提案心理的距離の短縮連携強化評価・分析将来歩行者推移回遊性による評価結論

筑波メディカルセンター エキスポセンターつくばセンター　つくば駅アルス市立図書館＜対象地域＞　　　クレオ（Ｑ‘ｔ・西武等）ａｉａｉノバホール CAPIO DAYZTOWN 国際会議場背景学園都市を縦貫するペデストリアン＜魅力＞ ○歩行者専用道路 ○他都市にない規模 ○周辺に商業・文化施設が多く立地＜問題点＞ ×施設が不連続に立地 ×施設間の距離が長い ×回遊性が乏しい魅力が活かされていない

回遊性の向上 経済活性化目標回遊性を生み出すことで経済活性化を図る！街の魅力の更なる向上歩行者数の増加

回遊性とは 目的だけで完結せずに、目的外の施設などにも立ち寄ること

ペデ現状調査１　ヒアリング つくば市都市整備課、道路課 • ペデは道路としての位置付け • ペデ上での商業活動は禁止つくばアーバンガーデニング • 花壇のデザイン、手入れ • 中央公園のリニューアル案

ペデ現状調査２　アンケート 日時・天気　５月６日（土）雨、７日（日）晴場所　センター地区のペデ上、住区SC • ペデストリアンの知名度、認知度が低い ⇒「名称を知らない」　全体の５２％　　　「存在も知らない」　全体の２９％ • ペデの設備に関する不満が多い ⇒街灯、バリアフリー、案内標識など

ペデ周辺施設の現状調査 施設、市の関係部署へのヒアリングを行った。・ペデ周辺施設・つくば市商工会・つくば市産業振興課・Q’t運営室（筑波都市整備）エキスポセンターカピオアルス国際会議場インフォメーションセンタークレオスクエアノバホール情報ネットワークセンターつくば市立図書館

ヒアリングから分かったこと ・相互の連携はとられていない ⇒広報やイベントなども個別・ソフト面を中心とした計画も必要・センター地区には統括団体がない・クレオスクエアの現状販売目標　430億円 ⇒つくば市の販売額の半分以上商圏　50～60km（平均は20～30km）　休日の来場者数　6万人

ペデ歩行者数調査 3528人日時・天気　６月５日（日）晴休日のクレオスクエアの来場者のうちペデを歩行する歩行者数は約10％ 3507人 2988人 5829人 3159人 6855人 2973人クレオスクエアだけを利用する人が多い 2769人図:各方向の歩行者数

イベント認知度 ６月４日（土）曇のち雨、５日（日）晴ペデの認知度が低い上に、　　ペデ周辺のイベント認知度も低い

イベント情報を知りたいか イベント情報に対する需要は高い。どちらでもないと答えた人も情報は、　　　必要に応じて使用する

ペデ上での商業（オープンカフェ、ワゴンショップ）の利用についてペデ上での商業（オープンカフェ、ワゴンショップ）の利用について日時・天気　５月６日（土）雨、７日（日）晴場所　センター地区のペデ上、住区SC ペデ上での商業実施への期待大

具体案の方向性 ①　ペデストリアンの環境向上

具体案の方向性 ②　つくばセンター地区全体と　　　しての広報強化

具体案の方向性 ③　ソフト面での　　　　施設間連携強化

具体案の方向性 ④　センター地区　全体のまちづくり　を推進する組織

回遊性を高めるために ①　ペデストリアンの環境向上 ②　つくばセンター地区　　　全体としての広報強化 ③　ソフト面での　　　　　施設間連携強化 ④　センター地区全体の　　街づくりを推進する組織つくばセンター地区の回遊性を高める

心理的距離の影響 • 実際の距離に対する意識的な距離感覚 • 施設間距離が長く、歩行者の目を楽しませる「刺激」が無い場所がある心理的距離を長く感じさせ、回遊性の妨げとなっている

心理的距離を短縮するために 歩行者が歩きたくなるような「刺激」を与え、「心理的距離」を短縮させる ①　街のシンボルとなるランドマーク ②　花回廊の整備 ③　ワゴンショップ・ギャラリー

エキスポセンター 中央公園アルス Q’t aiai ノバホールクレオ三井ビル CAPIO DAYZ TOWN 　　　　花回廊整備　　　　花回廊整備・　　　　ワゴンショップ　　　　ランドマーク

①　街のシンボルとなるランドマーク • 時計、温度計など • Tsukuba Science Cityという街を意識し、科学にちなんだもの • センター広場に設置画：薄井

②　花回廊の整備 • 季節感を出す • 整備は、センター地区の統括団体、NPOが行う画：薄井

③　ワゴンショップ・ギャラリー • 一般市民が出店 • センター地区統括団体が場所とワゴンを提供 • 気軽に出店可能な工夫画：薄井

背景・目標 統括団体フロー図中間発表までの流れペデ現状調査ペデ利用状況歩行者数調査アンケート調査具体案の提案心理的距離の短縮広報連携強化評価・分析将来歩行者推移回遊性による評価結論

広報の重要性 • クレオスクエア以外の施設の利用率は相対的に低い • イベントの認知度が低い • イベント情報を欲している人の割合は高い地域マップを作成し、来街者に施設の情報を与え、街の回遊性を向上させる

地域マップの概要 • 持ちやすさ⇒A4版 • ペデを中心 • 毎月情報の更新 • つくば駅やクレオスクエアなどセンター地区の各施設で配布掲載内容：つくばセンター地区の各施設の情報や配置図、イベント情報、アクセス情報

現在のつくばセンターは･･･ 各施設がそれぞれ販促活動を行っている地区としての一体感の不足

各施設間の連携の向上により･･･ 地区で一体となったPR相乗効果の実現

タウンメンバーシップカード「つくつくカード」の流れタウンメンバーシップカード「つくつくカード」の流れ地区内の店舗・施設抽選プレゼントイベント参加などの特典買い物・支払いポイントがたまると･･･・　支払額に応じたポイント・　会員限定のサービス消費者

タウンメンバーシップカード「つくつくカード」の概要タウンメンバーシップカード「つくつくカード」の概要 • 運営方式現在ある「クレオスクエアカード」の　利用可能範囲を、地区全体に広げるという形式　　　　　→　導入のためのコスト軽減 • 期待される効果・　「地区を歩き、消費する」楽しみの付加　　　・　リピーター増加の促進・　つくばセンター地区としての一体的PR

背景・目標 広報フロー図中間発表までの流れペデ現状調査ペデ利用状況歩行者数調査アンケート調査具体案の提案心理的距離の短縮連携強化統括団体評価・分析将来歩行者推移回遊性による評価結論

まちづくり推進団体 まちづくり推進団体「つくつくグループ（仮）」の設立各施設市民・NPO・学生専門家・行政つくばセンター地区全体のまちの活性化へ

運営の方法 市民・学生・NPO・専門家・行政 ①　活動のための資金協力 ②　地区活性化による還元活動への参加 ② まちづくり推進団体駐車場 ① ① ① ② ② 文化施設（エキスポセンター、美術館等）商業施設

具体案評価の方法 • 市民や各施設へ具体案を提示アンケート・ヒアリングでの支持度で具体案を評価

ランドマークの評価 65％の人が賛成主な反対理由・ないほうがすっきりしていて良い・美観効果が期待できない・なんとなく回答総数：108

花回廊の整備の評価 約90％の人が賛成!! 主な反対理由・緑が多いので今のままで十分・整備にコストがかかる回答総数：108

ワゴンショップの評価 65％の人が賛成主な反対理由・汚れる・ごみが増える・Q’tやコンビニ等、既存施設で十分・ごみごみする回答総数：108

ペデ環境向上の評価のまとめ いずれの案も6割以上の人が支持実行することで、歩行者の心理的距離の短縮、街の魅力の向上に正の影響が期待できる

地域マップの評価 回答総数:70（つくばセンターのみ） 90%の歩行者が活用する地域マップはつくばセンター地区の回遊性向上に有効である

「ツクツクカード」の市民からの評価 利用すると答えた人60％市民からの利用が期待される

「ツクツクカード」の運営側からの評価 • 現在クレオスクエアカードを管理している筑波都市整備　　　　　　　　　　　「運営するにあたって、コスト面など大きな問題は特に発生しない。」

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