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「国際学術交流協定に係る意見交換会」資料. 2008 年 5 月 29 日. カールスルーエ研究センター. 三戸利行 核融合科学研究所 炉システム・応用技術研究系. 学術協定. ドイツ・カールスルーエ研究センター( FZK) との研究所間協定を 2005 年 10 月 6 日に調印、 2007 年 12 月に 2 年間の延長を双方の同意の上に決定した。. 超伝導応用、低温工学、マイクロ波応用、核融合関連技術の研究協力、研究者交流に関する研究所間協定. AGREEMENT on ACADEMIC EXCHANGE and COLLABORATION between
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「国際学術交流協定に係る意見交換会」資料 2008年5月29日 カールスルーエ研究センター 三戸利行 核融合科学研究所 炉システム・応用技術研究系
学術協定 ドイツ・カールスルーエ研究センター(FZK)との研究所間協定を2005年10月6日に調印、2007年12月に2年間の延長を双方の同意の上に決定した。 • 超伝導応用、低温工学、マイクロ波応用、核融合関連技術の研究協力、研究者交流に関する研究所間協定 AGREEMENT on ACADEMIC EXCHANGE and COLLABORATION between National Institute for Fusion Science322-6 Oroshi, Toki 509-5292 Japan and Forschungszentrum Karlsruhe GmbHWeberstraße 5, 76133 KarlsruheFederal Republic of Germany
H19年度報告 • 超伝導工学関連では、超伝導機器に使用する電流リードの国際標準化案の作成について議論すると共に、W7-X, JT60-SA, ITER等の高温超伝導電流リード開発について意見交換を行った。更に、核融合炉用先進超伝導導体の開発研究及び核融合エネルギー炉の設計研究に関する共同研究について議論した。 • トリチウム技術関連では、トリチウム水分離回収装置に用いるCECE装置に関する共同開発を進め、軽水素・トリチウム混合試料による分離実験をFZKのトリチウム実験研究室TLKで実施した。 • マイクロ波応用関連では、電磁波と物質の相互作用に関するプラズマとナノサイエンスの国際連携の構築を目指して研究者との議論を行った。
H19年度研究者派遣実績 • 相良明男 大型ヘリカル研究部・教授 H19/9/30 – H19/10/7 (超伝導応用及び核融合炉設計に関する共同研究打合せ) • 田中将裕 安全管理センター・助教 H19/9/30 – H19/10/15 (FZKトリチウム研究施設TLKとの共同実験準備) • 田中将裕 安全管理センター・助教 H19/10/21 – H19/11/4 (FZKトリチウム研究施設TLKとのトリチウム分離共同実験) • 杉山貴彦 名古屋大学・准教授 H19/10/21 – H19/10/28 (FZKトリチウム研究施設TLKとのトリチウム分離共同実験) • 高山定次 連携研究推進センター・准教授 H19/12/10 – H19/12/15 (電磁波と物質の相互作用に関するプラズマとナノサイエンスの国際連携の構築)
Visiting to discuss with Prof. Peter Komarek at FZK during ISFNT-8 on Sept. 30 - Oct. 7, 2007 On a large size SC magnet system for the LHD-type reactor design FFHR; Electric insulation materials and nuclear irradiation effects, Indirect cooling for large size magnet systems, Internal or external energy dumping of large magnetic energy
H20年度計画 • 核融合研―カールスルーエ研究センターの研究所間協定に基づき、マイクロ波応用技術として、平成20年6月23日~7月6日に高山定次准教授をカールスルーエ研究センターに派遣し、パルスパワー・マイクロ波技術研究所でセミナーを実施して、ミリ波製鉄実験の成果及び日本のマイクロ波研究状況について報告する予定。 • 更に、超伝導応用技術研、炉設計研究、トリチウム技術分野での共同研究を進めるため、研究者を派遣する予定である。また、共同研究の実施及び意見交換、情報交換のため、研究者・技術者の受け入れを予定している。
今後の展望 • FZKはITER、ITER-BAの工学開発及び核融合炉工学研究で、EUの中心的な役割を果たしている研究センターであり、同センターと核融合科学研究所との共同研究の実施は国際的に高い評価を受けており、今後の更なる発展が期待されている。
特記事項:電流リードの国際標準化研究 IEC:国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)各国の代表的標準化機関から成る国際標準化機関であり、電気及び電子技術分野の国際規格の作成を行っている。 IEC/TC90/WG12は、日本、米国、ドイツ、イタリア、ポーランドの5ヶ国の専門家により構成され、電流リードの定義、特性、試験方法などに関する国際標準化を進めている。 日本から核融合科学研究所の三戸がコンビナーとして取り纏めを、ドイツからFZKのヘラー博士が中心メンバーとして参加している。