80 likes | 175 Views
2013 年春学期 木2限 企業家論③ ジョブズとビル・ゲイツ( Bill Gates ). アップル(ジョブズ)の偉業①. マッキントッシュ 1984 年 1 月 24 日に発売された最初の一体型パーソナル・コンピュータ。組立不要で、マウス(ワンボタン)で操作するようになっていた。 CPU は 8MHz 、 メモリは 128k バイト(現在は CPU は 2GHz 、 メモリ は 10G バイトは当たり前) ライバルは当時コンピュータ業界の巨人と呼ばれていた IBM であった。基礎的な技術の大半は IBM が持っていた(産業用)。
E N D
2013年春学期 木2限 企業家論③ジョブズとビル・ゲイツ(BillGates)2013年春学期 木2限 企業家論③ジョブズとビル・ゲイツ(BillGates) アップル(ジョブズ)の偉業① マッキントッシュ • 1984年1月24日に発売された最初の一体型パーソナル・コンピュータ。組立不要で、マウス(ワンボタン)で操作するようになっていた。 • CPUは8MHz、メモリは128kバイト(現在はCPUは2GHz、メモリは10Gバイトは当たり前) • ライバルは当時コンピュータ業界の巨人と呼ばれていたIBMであった。基礎的な技術の大半はIBMが持っていた(産業用)。 • 発売当初は大人気であったので、増産体制を整備した結果、在庫の山となる。
アップル(ジョブズ)の偉業②、③ iPod • 2001年11月17 日に携帯型デジタル音楽プレーヤー。 • 大容量、iTunesでは音楽を購入(音楽CDの牙城を崩し、音楽配信サービスを本格化;Napstarなど先行していた企業を追い抜く)。 • ライバルはSONYのWALKMANであったが、完全に逆転。 ※音楽ソフトの流通や利用の仕方にも多大な影響を与えた。 iPhone • 2007年6月29日に発売されたスマートホーン。 • iPod+携帯電話(情報端末)≒PCの機能を持つ。 • タッチパネル式を採用。 • ライバルは携帯電話とパソコンのメーカー。 ※WEBなどの閲覧も可能になり、パーソナル・コンピュータの機能を代替し始める。
アップル(ジョブズ)の偉業④ iPad • 2010年4月3日に発売されたタブレット型コンピュータ。 • タッチパネル式を採用。 • Wi-Fiを標準整備。 • ライバルはパソコンのメーカー。 ※パーソナル・コンピュータの機能を代替し、今日までの累積販売量は1億台を超える。
対 PCメーカー(マイクロソフト) アマゾン(キンドル) ジョブズの偉業の要約 iPad発売(PC代替) 対 携帯電話メーカー グーグル(アンドロイド;OS) iPhone発売(スマホ;PC+携帯電話) 対 SONY iPod発売(音楽ソフトの流通変革) 対 IBM マッキントッシュ発売(コンピュータの個人利用促進) 1984年 2001年 2007年 2010年
アップルの強み;消費者にとって魅力的な製品(操作が容易で、様々な用途に活用できる製品)を適切な価格で提供し続けていること(競争をコントロールしながら)アップルの強み;消費者にとって魅力的な製品(操作が容易で、様々な用途に活用できる製品)を適切な価格で提供し続けていること(競争をコントロールしながら) 用途(利用者)拡大 通信とアプリの強み + 映像などの取扱ソフト拡充しつつ、競争をコントロール 販売網(iTunes、Apple Store ) + 設計は自社で行い、生産はアウトソーシング ハード iPad iPhone マッキントッシュ iPod 1984年 2001年 2007年 2010年
マイクロソフトのビジネス Bing検索エンジン + Hotmail社買収 + WEBの業界標準 Internet Explorer + 事務用ソフトの業界標準 Microsoft Office + OSの業界標準(プラットホーム) Windows 3.1 MS-DOS プログラム 1981年 1990年 1995年 1997年 2009年
マイクロソフト社のまとめ • 業界標準獲得を目指し、そこから商売を連鎖的に拡張するのがマイクロソフトのビジネス。 • アップル社と長年ライバル関係にあるが、完全に敵対関係とは言えない(Officeやブラウザーでの互換性が維持されており、ターゲット市場が一部しか重なっていない)。 • その過程で、買収等強引な方法を利用するので、悪の帝国といわれる。 • 例えば、1990年代後半にインターネットユーザーが急増し、WEBブラウザーの重要性が注目されたので、Windows98からはIE(Internet Explorer)を標準装備し、先行したNetscapeを脅かした(独占禁止法違反で提訴されたが、和解した)。 • マイクロソフトはインターネット上の新興ビジネスの動きに注目し、芽をできるだけ早く摘もうとするので、Google(検索エンジン、地図、Gmailなどのサービス提供)は創業当時はマイクロソフトに見つからないように努力していた。