140 likes | 199 Views
インフレターゲット肯定派. 元田・新井・加島・林. 主張. ① 物価安定目標を定めること自体に意 味・効果がある. ② 効果の波及メカニズムは存在する. ③ 導入による弊害は克服できる. 以上三点より、我々は 『インフレターゲット政策を導入すべき』 と主張する!. インフレターゲットと は. インフレ・ターゲティングの厳密な定義は存在しない。ただ、一般に共通して. 1 インフレ率に対して具体的な数値目標(値ないしは範囲)を明示 し. 2 その範囲に物価を安定させるための金融政策 を行う枠組み. インタゲを採用している国は44か国.
E N D
インフレターゲット肯定派 元田・新井・加島・林
主張 ① 物価安定目標を定めること自体に意 味・効果がある ② 効果の波及メカニズムは存在する ③ 導入による弊害は克服できる 以上三点より、我々は 『インフレターゲット政策を導入すべき』と主張する!
インフレターゲットとは インフレ・ターゲティングの厳密な定義は存在しない。ただ、一般に共通して 1インフレ率に対して具体的な数値目標(値ないしは範囲)を明示し 2その範囲に物価を安定させるための金融政策を行う枠組み インタゲを採用している国は44か国
インフレターゲットの手法 インフレターゲットを公約として掲げることで、 インフレ期待を醸成する インフレターゲットを実現するための金融緩和施策を展開すること の大きく2点
主張1 物価安定目標を定める必要性・効果がある主張1 物価安定目標を定める必要性・効果がある 中央銀行の目的である物価の安定は定義されず政策目標としていない!!! {日銀の中長期的な物価安定の理解 「消費者物価指数の前年比で2%以下のプラスの領域にあり、委員の大勢は1%程度を中心と考える」 デフレーションが続いている状態は物価の安定が達成されているとは言えない!!
目標設定の効果 ①目標を設定することによるインフレ期待の醸成 金融政策の意図を明確に市場に伝えられる、デフレ脱却への強い意志を表明 ②説明責任・透明性を高め、手段の独立性を 強化できる 目標を達成するための政策を公表・説明する義務を自ら負うことによって、日銀の金融政策の手段に対する政府からの独立性を確保することができる
主張2効果の波及メカニズムは存在する 効果の波及メカニズム不在論 量的緩和は効果がある 非伝統的金融政策により金融緩和、信用緩和で資産効果・期待インフレ率の増加が見込める
各国中央銀行のバランスシート(総資産)の規模各国中央銀行のバランスシート(総資産)の規模 量的緩和は効果がある 95兆円 09年3月:量的緩和第1弾 3000億ドル しかし!! 10年11月:量的緩和第2弾 8500-9000億ドル FRB→3倍に拡大 BOE→3倍 ECB→1.7倍 日銀1.14倍 量的緩和により期待インフレ率増加! 効果あり 日銀の量的緩和は他国の中央銀行の規模を下回り不徹底であった!
名目金利 実質金利 期待インフレ率 日本の期待インフレ率 非伝統的金融政策による金融緩和、信用緩和効果 期待インフレ率の上昇 上限に余裕が! =リスクを見極めながらの信用緩和の継続が可能 CP買取 ETF買取 買い取り
まとめ 量的緩和そのものに金融緩和の効果は存在するが日銀の不徹底により十分に発揮されなかっただけ • 実質金利に働きかけ金融緩和ひいては物価の上昇率に寄与するメカニズムが存在する! 非伝統的金融政策(主に信用緩和)は資産価格の上昇・期待インフレ率の上昇の一つの要因となり得ている
主張3導入による弊害は克服できる インタゲ無効論 ①デフレは中国製品が原因。よって対処不能 ②実績、実例がない インタゲ弊害論 ③ハイパーインフレになる可能性がある ④名目金利が上昇し、日銀や金融機関のバランス シートを棄損させる ⑤インフレ率に気をとられて資産バブルが起こるの ではない
③ハイパーインフレになる可能性がある 反論③ ④名目金利が上昇し、日銀や金融機関のバランス シートを棄損させる インタゲは目標の上限を設定しているため、その上限を超えるような政策はしない 反論④ ⑤インフレ率に気をとられて資産バブルが起こるの ではない アメリカ 名目金利の上昇したが期待インフレ率も上昇 →実質は名目よりも低位で推移した例からも… その上限を超えてしまうようであれば、金融引き締めを行えばよい。 反論⑤ インフレ目標はあくまで物価の安定として設定する! 期待インフレ率の上昇によって実質金利は低位に推移し設備投資などへの影響は少ない インフレ目標を設定している国でハイパーインフレになった国は一つもない!! 実質金利=名目金利ー期待インフレ率 名目の長期金利上昇に目を奪われると本質を見誤る。
主張 ① 物価安定目標を定めること自体に意 味・効果がある ② 効果の波及メカニズムは存在する ③ 導入による弊害は克服できる 以上三点より、我々は 『インフレターゲット政策を導入すべき』と主張する!