1 / 26

K.Somiya

LCGT の制御法について. 宗宮 健太郎. @本郷 2005年1月14日. K.Somiya. 目次. 4つの RSE 制御法の経緯 ・ 高周波法 (9-180MHz) → LCGT デフォルト案 (15-50MHz) ・ 低周波法 (15-35MHz) ・ 対角化法 (150-25MHz) ・ 合併法 (190-10MHz) 4つの制御法の分類 4つの制御法の長短 ・ アシンメトリ ・ 対角化 キャビティ長の絞り込み. 2周波変調. PRFPMI (4自由度). PR-BRSE (5自由度).

Download Presentation

K.Somiya

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. LCGTの制御法について 宗宮 健太郎 @本郷 2005年1月14日 K.Somiya

  2. 目次 • 4つのRSE制御法の経緯 • ・ 高周波法 (9-180MHz) → LCGTデフォルト案 (15-50MHz) • ・ 低周波法 (15-35MHz) • ・ 対角化法 (150-25MHz) • ・ 合併法 (190-10MHz) • 4つの制御法の分類 • 4つの制御法の長短 • ・ アシンメトリ • ・ 対角化 • キャビティ長の絞り込み

  3. 2周波変調 PRFPMI(4自由度) PR-BRSE(5自由度) 片方AM キャリア:腕とPRCを共振 f1 :PRCを共振 f2 :PR-SRCを共振 キャリア:腕とPRCを共振 f1 :PRCを共振 f1はダークに少しだけもれる f2がSRMの誤差信号を運ぶ (f1にとってアシンメトリが小さい)

  4. 変調周波数とアシンメトリ マイケルソンの透過率 マイケルソンの反射率 cosa isina PRFPMIではf1にとってのαは0.1~0.3程度 → PR-RSEでαはf1,f2にとってどれくらいが適当か?

  5. lsの最大化条件 アシンメトリとls信号 72% 68% ls

  6. 低周波法 私のD論実験 高周波法 AdLIGOの制御法 解が2種類ある!! SB周波数の選び方 cosa f1 f2 (低周波法のプローブ) (SRC共振) f2 (高周波法のプローブ) 0 a p/2 (SRC反共振)

  7. 高周波法(LIGO法) cosa 9MHz with Δl=40cm f1 f2 180MHz withΔl=40cm a (~0) これだとL-を取得するSB(f2)の周波数が高すぎる (AdLIGOではDC readoutを用いるので構わない)

  8. 15-50MHz 法(LCGTデフォルトデザイン) 9-180MHz法はf2が高周波すぎる →L-の量子効率が下がる 直接の倍数でなく、公約数(5MHz)の3倍(15MHz) と10倍(50MHz)にしてf2の周波数を下げた

  9. 15-50MHz 法(LCGTデフォルトデザイン) cosa 9MHz with Δl=40cm f1 15MHz with Δl=1.5m アシンメトリが大きくなる 180MHz withΔl=40cm 50MHz withΔl=1.5m f2 a DPにかなりもれる (BP→DP:40%) DPにほぼもれない (BP→DP:0.7%) ls信号が相殺して減ってしまう

  10. FINESSEで計算した誤差信号の量(A.U.) L+ L- l+ l- ls 15-50MHz法はlsの信号取得効率が低い 信号効率を保ったままf2の周波数を下げる方法がある = 低周波法

  11. 9MHz with Δl=40cm 15-35MHz 法 (低周波法) cosa 15MHz with Δl=24cm f1 35MHz withΔl=24cm f2 (SRC共振) 180MHz withΔl=40cm a (SRC反共振) lsを最大化する2つの解のうち低い方を用いる f2の周波数も低く、アシンメトリも小さい

  12. FINESSEで計算した誤差信号の量(A.U.) L+ L- l+ l- ls 15-35MHz法はlsの信号取得効率が同じまま 9-180MHz法よりL-取得用の周波数が低い

  13. 15-35MHz法の信号取得マトリクス それなりに分離しているが、対角化できてはいない

  14. この方法だと l+, l-, lsの対角化 が可能となる (→佐藤さんのトーク) 150-25MHz法(対角化法) cosa f2 25MHz withΔl=3.0m f1 (~ 0) 150MHz with Δl=3.0m -1 ~p/2 3p マイケルソン 完全反射 • DPには(L-と)l-しか現れない • 「マクロずらし」によりl+とlsも分離

  15. 150-25MHz法の信号取得マトリクス 中央部分は完全に対角化 ただしこのままだとアシンメトリが3m

  16. 35MHz withΔl=24cm (低周波法) 10MHz withΔl=79cm 190-10MHz法(合併法) cosa f2 f1 190MHz with Δl=79cm -1 p マイケルソン 完全反射 アシンメトリがやや小さくなり、対角化も可能である

  17. LIGO法 (9-180MHz および15-50MHz) 対角化法 (150-25MHz) 低周波法 (15-35MHz) 合併法 (190-10MHz) 4つの方法をアシンメトリの取り方で分類

  18. LIGO法 対角化△? アシンメトリ 1.5m 対角化法 対角化◎ アシンメトリ 3.0m 合併法 対角化○ アシンメトリ 0.79m 低周波法 対角化△ アシンメトリ 0.23m 4つの方法の長短~対角化とアシンメトリについて 対角化はなぜ必要か? アシンメトリは何mまで許されるか?

  19. 対角化とアシンメトリの要請 対角化していないことの問題点 ・ ショットノイズリミテッドフィードバックノイズが感度を悪化? → l-の行が小さければ影響はない ・ ロックアクイジションに支障? → 40mで成功しており問題ない ・ その他の雑音混入~周波数雑音など? → 要調査 アシンメトリが大きいことの問題点 ・ モードマッチングが下がり腕内パワーが低下? → レイリーレンジが長いので問題ない ・ 周波数雑音が増加? → 両腕間フィネス差の方が大きく問題にならない ・ コントラストデフェクトとの関連性? → 要調査 実はいまのところどちらも大きな問題ではないのである

  20. 現時点でどこまで決められるか ・和差が200MHz以内 ・10m以下と25m以上の キャビティ長は網掛け

  21. 現時点でどこまで決められるか Asym=0.2~3.0m, PRC=15~23m, SRC=12~18m, MC1=30m まで絞っても、どの方法にも解が残されている

  22. ショットノイズリミテッドフィードバックノイズショットノイズリミテッドフィードバックノイズ 15-50MHz法 1次のコントリビューション: l-のshot noiseがミラーをl-に動かし、それが0.00125倍だけL-に入る (動かす量は制御系に依存する)

  23. ショットノイズリミテッドフィードバックノイズショットノイズリミテッドフィードバックノイズ 15-50MHz法 1次のコントリビューション: l-のshot noiseがミラーをl-に動かし、それが0.00125倍だけL-に入る (動かす量は制御系に依存する:G/1+G) 2次のコントリビューション: l+/lsのshot noiseがミラーを動かし、0.257or1.285倍だけl-に入る そしてその雑音がl-を動かし、それが0.00125倍されてL-に入る (動かす量は制御系に依存:1/1+G)

  24. フィードバックノイズスペクトル 制御のUGFを10Hzにした場合 (UGF付近でf -2のサーボを仮定) 15-50MHz法だとlsが感度を悪化させる

  25. フィードバックノイズスペクトル 制御のUGFを10Hzにした場合 (UGF付近でf -2のサーボを仮定) 15-35MHz法だと感度に影響はない

More Related