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- ポアンカレマップによるリミットサイクルの 安定性解析 -

- ポアンカレマップによるリミットサイクルの 安定性解析 -. 知能 = 制御? 制御し易い機構があるのでは 跳躍運動のリミットサイクル ポアンカレマップ 自己安定化. 跳躍ロボット: 1980’-. By M. Raibert (CMU, MIT). 説明. 跳躍:簡単な制御. 前進速度. 跳躍高さ. 胴体姿勢. 中立点 (neutral point) 制御. なぜ簡単な制御でうまく行くのか?. 結論から言うと - 自己安定化 (Self-stabilization)-. SLIP モデル

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  1. - ポアンカレマップによるリミットサイクルの安定性解析 - • 知能 = 制御? • 制御し易い機構があるのでは • 跳躍運動のリミットサイクル • ポアンカレマップ • 自己安定化

  2. 跳躍ロボット:1980’- By M. Raibert (CMU, MIT)

  3. 説明 跳躍:簡単な制御 前進速度 跳躍高さ 胴体姿勢 中立点(neutral point)制御 なぜ簡単な制御でうまく行くのか?

  4. 結論から言うと-自己安定化(Self-stabilization)- SLIPモデル (Spring-Loaded Inverted Pendulum) by Blickhan 1989 エネルギー増減 のない外乱 安定化 遊脚着地角度のみを保持 前進速度・跳躍高さなどの情報なし 機構(バネー質量系)に安定化の機能がある!

  5. 非線形システムの解析 • 定常状態 • n回目の状態とn+1回目の状態の変化 • ポアンカレ(リターン)マップ

  6. A B A 離散的な現象 軌道が描かれる位相空間において離散的に繰り返される写像がどのような点の集合になるか、或はどのような性質を持っているかを調べることによって明らかにすることができる。 位相平面

  7. 定常運動は同じ点を通る 定常運動の参考点 (例えば最高跳躍時) 位相平面 固定点(fixed point)

  8. 非線形方程式の解法 固定点の探索 全ての自由パラメータが平衡条件を満たす Newton-Raphson法

  9. n歩目の参考点   と入力   に関して ここで平衡状態     でヤコビアンを定義 ポアンカレマップ#1 を考えた時,固定点      は次式を満たす.

  10. ポアンカレ(リターン)マップ ポアンカレマップ#2 外乱等により固定点(定常状態)から状態が少し ずれた p = p* + D p 微小変異の間に以下の関係が成り立つ D p[n+1] =JD p[n]

  11. 説明 微小変異の収束性 D p[n+1] =JD p[n] ・簡単のために1変数のみを考える xn = D p[n] ・n回目とn+1回目の微小変異に以下の関係が 成り立つとする xn+1 = axn |a| < 1 のときxnはゼロに収束する

  12. において J の全ての固有値の絶対値が1より小さい時,              は漸近安定な固定点となる. 説明 漸近安定な固定点 一般的には D p[n+1] =JD p[n] 自己安定化 (self stabilization)

  13. attacking angle speed [m/s] 自己安定化を利用した跳躍・走行 [Hackert, Witte & Fischer : 2000] 遊脚着地角(touchdown or attacking angle)を一定に保つ ことにより,前進速度などを安 定化できる.

  14. 準受動バウンド走行 ひざ関節にバネを持つ四脚ロボット の二次元モデル エネルギー効率に優れ自己安定化により制御を簡略化できる固定点を運動の理想状態として求める.

  15. Extended flight phase 準受動バウンドの歩容

  16. 準受動バウンドの安定化 離散力学システムの固定点 定常な準受動走行 参考点:跳躍最高点での状態 胴体の高さ,傾き,前進速度,角速度 入力 遊脚着地角度:前脚,後脚

  17. 探索された固定点(fixed point) 初期値: =(0.22m, 0rad, 1.37m/s, -1.66rad/s) 1.372(m/s) 0.218(m) 0(rad) -1.658(rad/s)

  18. 代表的な漸近安定な固定点 クリアランス: 前脚3cm,後脚2cm

  19. 自己安定性を利用している脚式ロボット Sprawlita (2000-) RHex (2000-)

  20. まとめ • 跳躍運動において定常運動は位相平面上の固定点に相当する. • 固定点でのヤコビアン(ポアンカレマップ)の固有値の絶対値がすべて1より小さいとき,外乱によって生じた微小変異は制御無しでゼロに収束する. • このような機構の自己安定性は,制御をより簡単にする可能性を持つ.

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