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信用金庫の 現状とこれから. 10851076 垣本祥秀. 目次. 第1章 まえがき 第2章 信用金庫の歴史 第3章 信用金庫と銀行の違い 第4章 信用金庫の発展 4-1 信用金庫の総合力 4-2 地域の活性化 4-3 信用金庫の地域貢献 第5章 これからの地域社会 第6章 まとめ. 第2章 信用金庫の歴史. 第3章 信用 金庫と銀行の違い. しんきんゼロネットサービス.
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信用金庫の現状とこれから 10851076 垣本祥秀
目次 第1章 まえがき 第2章 信用金庫の歴史 第3章 信用金庫と銀行の違い 第4章 信用金庫の発展 4-1信用金庫の総合力 4-2 地域の活性化 4-3 信用金庫の地域貢献 第5章 これからの地域社会 第6章 まとめ
しんきんゼロネットサービス • 全国各地の信用金庫が管理する約2万台のATMにおいてほかの信用金庫のカードを用いた場合、平日の8時45分から18時までの入出金、土曜日の9時から14時までの間に出金するとその手数料がかからないという新サービス
第4章 信用金庫の発展4-1 信用金庫の総合力第4章 信用金庫の発展4-1 信用金庫の総合力 • 全国信用金庫協会 信用金庫業界全体の利益のためにさまざまな活動を行っている機関。全国の信用金庫を会員とし、信用金庫の業務・運営に関する調査や関係官庁に対する折衡などを代表して行っている。 • 信金中央金庫 全国の信用金庫を会員とする協同組織形態の金融機関。信用金庫との預金・貸出取引を通じて、信用金庫の余裕資金の効率運用および信用金庫間の資金の需要調整を図っている。その総資産は31兆2,771億円(平成23年3月末現在)で、日本有数の規模を有する金融機関といえる。
店舗数・役員数の比較(平成23年3月末現在)店舗数・役員数の比較(平成23年3月末現在)
4-2 地域・中小企業の活性化 <一例> 1.北海道:「観光を核とした市街地再生」 地元資源を利用した観光による活性化のために、サクランボのブランド化、観光振興公社の設置、道の駅の機能見直し、住民参加体制整備、行政の支援などを柱に提案を実施 2.関東:「自治体の地域振興策立案」 商工会議所、市役所等に実態調査の結果を通じて、問題点・課題を認識してもらうとともに、今後の取り組みの方向性への示唆を与えることを目的に実施 3.静岡:「地域産業活性化の立案」 地域の経済分析、輸送用機器の既存産業とIT・光の新産業の実態把握と活性化策を提言 4.大阪:「駅前再開発事業の基本計画作成」 私鉄沿線駅前での再開発事業に対して、望ましい用途構成と必要事業額を算出
4-3 信用金庫の地域貢献 <一例> • 高齢者ケア訪問 • 山間部を巡回する移動店舗車 • 渉外係(営業係)の「防犯パトロール協力隊」による地区内小・中学生の監視 • 地域中小企業の景気動向調査
第6章 信用金庫のあるべき姿 現在では、信用金庫でも機械化がどんどん導入されている。パソコンや携帯電話の普及によりネット上の取引が一般化しているとともに、渉外係(営業係)用のポータル端末機、ハンディ端末機の導入は当たり前になっている。また、クレジットカードや電子マネーなどもこれまで以上に機能を高め、活用の機会が広がってきた。昔に比べると現金の授受は少なくなったといえる。 しかし、そうした時代にあっても、信用金庫は地域密着型金融でなければならないし、常に顧客との触れ合いや会話、face to faceを大切にしていかなければならない。 また多くの金融機関で合併や吸収の話題をよく耳にするが、信用金庫も例外ではない。信用金庫が合併することで1つの信用金庫が保有する資金も増えることになる。しかし、信用金庫にとって合併とは、本来の地域住民と中小企業を支える地域密着型金融という側面を無視するものになってしまう。なぜなら、合併により活動範囲が広がることで住民1人1人にまで注意が行き届かなくなり、十分な金融サービスが行えなくなる。合併により拡大するあまり風土のまったく違う地域まで管轄としてしまう大きな信用金庫は地域のためであるのかどうか、信用金庫の課題といえる。
参考文献 • 1.全国信用金庫協会ホームページhttp://www.shinkin.org/ • 2.信金中央金庫ホームページhttp://www.shinkin-central-bank.jp/index.html • 3.全国信用金庫協会(2011)「しんきんメイト1」「しんきんメイト2」(姫路信用金庫研修資料) • 4.井上 有弘.2003.2「信用金庫制度の維持・発展に向けて」(信金中金月報)