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今夏季の需給見通しと需要抑制. ■電気事業法第27条に基づく電気の使用の制限 ○東京電力及び東北電力と需給契約を締結している大口需要家(契約電力 500kW 以上) ○原則、 「 昨年の上記期間・時間帯における使用最大電力の値(1時間単位) 」 の15%削減した値を使用電力の上限とする. <過去の事例> 格納容器漏えい率検査偽装問題で、 2003 年 4 月 15 日東電原発 17 基すべて停止 7 月に 4 基再開し、 13 基停止のまま夏を乗り切った。. 電力使用制限令に基づく罰則について. 2. 電力の契約形態. 3. 契約電力の仕組み. *.
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今夏季の需給見通しと需要抑制 ■電気事業法第27条に基づく電気の使用の制限 ○東京電力及び東北電力と需給契約を締結している大口需要家(契約電力 500kW 以上) ○原則、「昨年の上記期間・時間帯における使用最大電力の値(1時間単位)」の15%削減した値を使用電力の上限とする <過去の事例> 格納容器漏えい率検査偽装問題で、2003年4月15日東電原発17基すべて停止 7月に4基再開し、13基停止のまま夏を乗り切った。
電力の契約形態 3
契約電力の仕組み * 電力料金請求書の右上に書かれている内容 節電対策は最大需要電力を抑える取組 4
節電のポイント(ファン・ポンプ編) 節電のポイント(冷蔵・冷凍庫・自動販売機編) 節電のポイント(OA機器編)
オフィスビルの節電行動計画 11 出典:資源エネルギー庁推計
卸・小売店の節電行動計画 13 出典:資源エネルギー庁推計
卸・小売店の節電行動計画 14
ホテル・旅館の節電行動計画 15 出典:資源エネルギー庁推計
製造業の節電行動計画 17
製造業の節電行動計画 18
空調の節電 <空調の節電対策> 《冷房時の外部からの熱の侵入》 出典:(財)省エネルギーセンター • 窓の日射を遮る→ブラインド・カーテン、遮光フィルム、緑のカーテン • 窓からの熱の伝わりを防ぐ→断熱シート、二重ガラス • 冷気が逃げるのを防ぐ→換気量の調整 • 壁・天井・床からの熱の伝わりを防ぐ→断熱施工 19 19
ブラインドの利用 <空調の節電対策> 太陽 太陽 アルミスクリーン 遮光率83% 100% 100% 18% 51% 外側にブラインド 内側にブラインド 約1/3に 20 20
緑のカーテン <我が家のエコ活動> 窓を60%緑のカーテンで覆うと遮光率約80% 一般的な窓ガラスの遮光率15%
<空調の節電対策> 緑のカーテン・壁面緑化の事例 22
<空調の節電対策> さつまいもによる屋上緑化の事例 特別な防水施工なしで屋上緑化を実現 大型の植木鉢で栽培 NTT都市開発の資料より
<空調の節電対策> 窓ガラスの簡易断熱 ~エアマット、断熱シートの利用~ アルミプチプチ 透明ガラスに貼り付け <取付け方> ①霧吹きでガラス面を濡らす ②プチプチを貼って手で押さえる 熱貫流率の比較
<空調の節電対策> 換気量の調整 外気量を23%削減で、約12%の省エネ CO2の濃度監視で1,000ppmを超えない範囲で調整 25
<空調の節電対策> 換気ロスの低減~熱交換型換気扇の採用~
<空調の節電対策> 屋根の遮熱塗装 D社遮熱塗装のカタログより 27
<空調の節電対策> 屋上散水 散水 雨水槽 トイレ用 P 洗車 使っていない浄化槽の活用も 水遣り
<空調の節電対策> 温度ムラの緩和体感温度の低下 分散羽根 扇風機の併用 体感温度を下げる (1mで1℃) サーキュレーターの使用(温度ムラの緩和) 29
<空調の節電対策> ドライミスト噴霧事例
<空調の節電対策> 蒸発潜熱利用による冷房事例 K社の冷風設備 原理 (外気温ー数度) 圧縮機がないためCOP値はエアコンの4~5倍 (電気代は1/4~1/5)
<空調の節電対策> 空調機のデマンドコントロール ピークカット デマンドコントロール装置 A パターン1:A、C、Eを停止 パターン2:G、Iを停止 パターン3:B、Dを停止 負荷の状況に応じて、設定値を超えないように自動的にコントロールされる B C D E F G H I J 設定値を超えそうになると、予め設定された順序により自動的に運転台数を少なくして全体の電力を下げる
個別スイッチ取り付け <照明の節電対策> 1個約300円 20円/kWh 36W2灯器具 8時間/日 25日/月 1年間 20×(0.036×2)×25×12=3,456円 33 33
電球→蛍光灯→LED <照明の節電対策> 時間 60w 40000 1/5 20000 13w 1/8 1/5 7.5w 1/40 8000 1000 電球 蛍光灯 LED LED 蛍光灯 電球 電球60w相当 寿命 34 34
<照明の節電対策> ハロゲン灯→LED灯 白熱電球 0.1~0.2円/lm 蛍光灯 0.3~0.6円/lm 白色LED 0.7円/lm 同大口顧客 0.4~0.5円/lm 35
水銀灯を無電極ランプに交換 <照明の節電対策> 無電極管ランプ 水銀灯 100w 無電極管ランプ 50w
<照明の節電対策> 照明器具の位置下げ 照度は距離の二乗に半比例 1/2にして4倍に 4m→3mで照度が2倍に スタンド型照明器具も効果的 1m 4m 3m 400Lx→800Lx 作業台 37
<店舗の節電対策> ショーケースの節電 エアカーテン流路の確保 積み過ぎによる冷気の逃げ防止
<店舗の節電対策> ショーケースの節電 カーテンの取り付け ナイトカーテンの取り付け
<店舗の節電対策> 冷房、冷蔵、冷凍の1系統化 冷凍・冷蔵・空調の1系統化により従来システムに比べ、 消費電力量を約50%削減
<自動販売機の節電対策> 自動販売機の冷却(加温)停止 これまで 今夏季 関西圏ではこれまで常時運転? 自動販売機会社に問い合わせを 41
<空圧機の節電> 出典:工場の省エネルギーガイドブック(省エネルギーセンター) コンプレッサー吐出圧の低減 ■計算式 削減電力量(kWh/年)=現状コンプレッサー電力(kW)×吐出圧低減による省エネ率%×稼働時間(h/年) ■試算の前提条件 コンプレッサー容量×台数:37kW/台×8台=296kW モータ効率:90% 負荷率:平均80%、コンプレッサーのアンロード負荷:0.7(吸込み絞り制御) 稼働時間:20h/日×242日/年=4,840h/年 吐出圧0.1MPa低減による省エネ率:8%(上図から) 電力料金単価:18円/kWh ■効果の試算 現状コンプレッサー電力:296kW×(0.8+0.7×0.2)=278.24kW 削減電力量=278.24kW×0.08×4,840h/年=107,734kWh/年(1,939千円/年) 42
<空圧機の節電> 空圧機の台数制御事例 4台アンロード運転 1台インバーター+台数制御 台数制御盤 アンロード運転=無負荷運転
<空圧機の節電> 空圧ラインの系列ごとにバルブ取付事例 電動弁 • プラントの元電源をOFFにするとエアドライヤ、元バルブが閉止 • 漏れがあっても元から遮断 エアドライヤ
<空圧機の節電> 出典:工場の省エネルギーガイドブック(省エネルギーセンター) コンプレッサーをブロアへ変更 ■計算式 削減電力量(kWh/年)=(コンプレッサー電力(kW)-ブロワー電力(kW))×運転時間(h/年) ■試算の前提条件 負荷率:平均80% コンプレッサーのアンロード負荷:0.7(吸込み絞り制御) ブロワーの風量制御方式:吸込み風量一定のバイパス制御(電力は負荷によらず一定) コンプレッサー:37kW ブロワー:11kW 運転時間:24h/日×稼働日数257日/年=6,168h/年 電力料金単価:18円/kWh ■効果の試算 コンプレッサ電力=37kW×(0.8+0.7×0.2)=34.8kW ブロワー電力=11kW 削減電力量=(34.8kW-11kW)×6,168h/年=146,798kWh/年(2,642千円/年)
<送風機の節電> 出典:工場の省エネルギーガイドブック(省エネルギーセンター) ファンの回転数ダウン ■計算式 削減電力量(kWh/年)=電動機容量(kW)×台数×(現状と改善後の軸動力比差)×運転時間(h/年) ■試算の前提条件 排風機用電動機容量、台数:2.2kW、3台 現状負荷率(使用風量比):80% 軸動力比(上図参照):(現状) ダンパ制御0.96、 (改善後)回転数制御0.51 インバータ効率:0.95 運転時間:12h/日×240日/年=2,880h/年 電力料金単価:18円/kWh ■効果の試算 削減電力量=2.2kW×3台×(0.96-0.51÷0.95)×2,880h/年=8,043kWh/年(145千円/年) 46
<ポンプの節電> 出典:工場の省エネルギーガイドブック(省エネルギーセンター) ポンプの回転数ダウン ■計算式 削減電力量(kWh/年)=電動機容量(kW)×台数×現状と改善後の入力比×運転時間(h/年) ■試算の前提条件 ポンプ用電動機容量×台数:5.5kW×5台 現状と改善後の入力比:80% (インバータ化前後で、流量は変わらない。実揚程は同じだが、全圧はバルブの抵抗がなくなる事か ら下がる。この系では80%になったとする。) インバータ効率:0.95 運転時間:10h/日×250日/年=2,500h/年 電力料金単価:18円/kWh ■効果の試算 削減電力量=5.5kW×5台×(1-0.8÷0.95)×2,500h/年=10,855kWh/年(195千円/年) 47
改善 内容 タンク約50台にインバーターを組み込み品質に 影響ない範囲内で減速 運転 回転数を1/2に減速して運転 投資額 950万円(1台あたり19万円) <回転体の節電> 攪拌機の回転数減事例 モーター インバーター 電源 INV <事例> 節減額 :800万円(1台あたり16万円/年) 48
改善 内容 各用水の送水管に圧力センサーを、ポンプ用モーターに インバーター取り付け 運転 状況 最小圧力に設定して運転 <回転体の節電> ポンプの回転数制御事例 INV コントローラー PC 工水ポンプ 現場へ モーター <事例> 工水ポンプ、市水ポンプ等10台実施 投資額:500万円(1台あたり50万円) 節減額:800万円(1台当たり80万円/年) 工水槽 49
ルーツブロア仕様 原水槽、調整槽用 30kW×1台 NO.1爆気槽用 11kW×4台 NO.2爆気槽用 11kW×2台 <回転体の節電> 排水処理設備ルールブロア回転数制御の事例 対策 ・DO検知インバータ制御 ・レベル検知インバーター制御 34%削減