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卒論テーマ 「鳴子の米プロジェクトについて 」. 地域構想学科 太田正輝. 発表の流れ. 鳴子町の概要 米プロジェクトの概要について 先行研究 問い 今後の予定. 鳴子町の概要. 面積 326.10km2 人口 9,289 人・ 3,277 世帯 (H12. 国勢調査 ) 特産物 鳴子こけし、鳴子漆器、山菜、りんどう、高原だいこん、ブルーベリー. 鳴子町の概要(地図). 鬼首. 東鳴子. 川渡. 中山平. 米プロジェクトの概要.
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卒論テーマ「鳴子の米プロジェクトについて」卒論テーマ「鳴子の米プロジェクトについて」 地域構想学科 太田正輝
発表の流れ • 鳴子町の概要 • 米プロジェクトの概要について • 先行研究 • 問い • 今後の予定
鳴子町の概要 • 面積 326.10km2 • 人口 9,289人・3,277世帯(H12.国勢調査) • 特産物 鳴子こけし、鳴子漆器、山菜、りんどう、高原だいこん、ブルーベリー
鳴子町の概要(地図) 鬼首 東鳴子 川渡 中山平
米プロジェクトの概要 • 平成18年4月から国の農業政策が大きく転換されました。本格導入された「品目横断的経営安定対策」により、大規模に耕作する農家以外は国の支援を受けることが難しくなります。鳴子温泉地域で、この支援の対象となるのは、620戸の農家のうち、わずか5戸でした。 • 「鳴子温泉地域からこの田園風景をなくさないために」鳴子の農業を地域みんなの力で守っていこう。そんな思いから「鳴子の米プロジェクト」は始まりました。 • 鳴子温泉地域の地域づくりを以前から指導している民俗研究家の結城登美雄先生を総合プロデューサーに迎えてスタートしました。
米プロジェクトの概要 2(目標) 民俗研究家 結城登美雄さん が掲げた目標 • 農を地域全体で考え、農家だけではなく地域に住んでいる人々が利害を超えて協力し合うこと。 • グローバル化、市場経済の価格にあわせるのではなく、作り手の再生産可能な価格を食べ手が支えよう。 (観光ニュートレンド 前鳴子総合支所観光農政課 安部祐輝さん)
米プロジェクトの概要 3(実践していったこと)米プロジェクトの概要 3(実践していったこと) • 適地適作 「東北181号」は耐冷性を持つ早稲系。水が冷たく、平地に比べて日照量も少ない山間地で丈夫に育つ、山間寒冷地に打ってつけの稲です。 • 異業種との連携 漆職人、桶職人→器の作成 くず米の米粉 →パン、団子、などデザート • 聞き取り調査 三集落に食文化、暮らしを聞き取り調査鳴子の食文化の創造 • 「鳴子の米通信」 課題、実践行動を地域の人々と共有を行う。
NPO法人「鳴子の米プロジェクト」の概要(組織)NPO法人「鳴子の米プロジェクト」の概要(組織) 鬼首:やまが旬の市 鬼首:きつね森王国 中山平:日曜山学校 東鳴子:東鳴子夢会議 川渡:観光協会 2008年10月1日に法人化 鳴子ツーリズム 研究会 鳴子の米プロジェクト
米プロジェクトの概要(米の販売) 自分の中で消化できなかったこと(ナツイカ) • 20年前、一俵(60㎏)あたり約18,000円だった生産者米価(農家が受け取るお金)は、現在では13,000円以下です。経費を差し引くととてもやっていけません。 • プロジェクトでは、持続可能な価格として農家に18,000円が渡るしくみを考えます。食べ手が60㎏24,000円(5㎏2,000円)程度で買い支えれば可能です。差し引き6,000円を事務経費や保管料、米づくりの支援のほか、若者の農業支援などに当てます。(宮城県の調査では、稲作の平均生産コストは一俵あたり9,793円。18,000円から差し引くと8,000円あまりが収益となり、将来への希望が生まれます。)
問い • 昔から鳴子地域では「鳴子の米はべこに食わせても食べない米」と社会的評価が低かったにもかかわらず、全国の米と比較してもはるかに高い価格で販売され、地元から支持されているのはなぜか」ということについて調べる。
先行研究 • 東北大学大学院 中川恵さん • 東北学院大学 佐藤宏樹さん
今後の予定(聞き取り調査) • 秋田小町と「東北181号」の2品種の苗を育てている方 • 米プロ代表の上野健夫さん • 米プロ設立の設立に深く関係してきた阿部祐樹さん
参考 大崎市 URL http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/kome_project/01.html(6月13日) 鳴子町 URL http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/246641/www.town.naruko.miyagi.jp/index.htm (6月17日) 宮城観光MAP URL http://www.miyagitheme.jp/cd/main_data/area_db/ad_naruko/(6月24日) 米プロ地域力実践フォーラム第三部ディスカッション (2月27日)