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今、あらためて赤十字とは ハイチ大地震被災者救援活動 から. 和歌山赤十字看護専門学校 国際医療救援部 畑下 眞守美. 日本赤十字社の使命. わたしたちは、 苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、 いかなる状況下でも、 人間のいのちと健康、尊厳を守ります。. 【 ハイチ大地震 】 日赤医療チーム第 1 班 (派遣期間: 1 月 17 日~ 2 月 28 日). 被災状況. 発災日時: 平成22年1月12日17時 地震規模: M 7.0 死者数: 21 万 7366 名 被災者数:約 300 万人. 国際赤十字 赤新月社連盟 *の対応.
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今、あらためて赤十字とはハイチ大地震被災者救援活動から今、あらためて赤十字とはハイチ大地震被災者救援活動から 和歌山赤十字看護専門学校 国際医療救援部 畑下 眞守美
日本赤十字社の使命 わたしたちは、苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守ります。
【ハイチ大地震】日赤医療チーム第1班(派遣期間:1月17日~2月28日)【ハイチ大地震】日赤医療チーム第1班(派遣期間:1月17日~2月28日)
被災状況 • 発災日時: 平成22年1月12日17時 • 地震規模:M7.0 • 死者数:21万7366名 • 被災者数:約300万人
国際赤十字赤新月社連盟*の対応 アピール(資金援助要請) ・約183億円 ・支援対象:8万世帯 ・支援期間:3年間 ・支援分野:保健医療、給水・衛生、 救援物資の配布、食料配布、シェ ルター(仮設住居) 、安否調査など *国際赤十字赤新月社連盟 世界にある186の赤十字社・赤新月社 を取りまとめ、災害時の連携、調整をはかる。本部はジュネーブ。 2009年11月末より日赤の社長近衞忠煇が国際赤十字の会長を務 める。
ERU(緊急対応ユニット) 日本赤十字社を含む16の赤十字社から過去最大の21基出動。(2004年スマトラ島沖地震・津波災害では17基) 7分野(病院、基礎保健、救援、ロジスティック、給水・衛生、通信、ベースキャンプ)のERU
ERU(Emergency Response Unit) *ERUとは、緊急事態や大規模災害発生時に必要とされるサービス提供のために各国赤十字社・赤新月社が整備している、訓練された専門家チーム及び資機材の総称です。 現在、16カ国で10種類42基のERUが設備されており、緊急時には、国際赤十字の調整の下、これらのERUが集まり総合的な救援活動を行います。
国際的なつながり ・現在22カ国から約600人の赤十字スタッフ。 ・1万3000人のハイチ赤ボランティア
1月13日、先遣隊1名を派遣 • 1月17日以降、基礎保健ERU(緊急対応ユニット)の医療資機材および医療チーム13名(医師4名、看護師3名、事務・技術6名)と他2名を派遣 • 2月13日以降、医療チーム第2班 • 13名(医師5名、看護師5名、 • 事務・技術3名)を派遣
日赤からの派遣職員一覧 ※赤字は医療チーム以外の職員
日赤事務所は時に 診療所となった 患者は、各国要員・・・ 日赤事務所は時に 診療所となった 患者は、各国要員・・・
予防接種キャンペーン ハイチ保健省/WHO UNICEF ⇒ 大規模な予防接種キャンペーンを計画
ハイチ 地震前の予防接種率 *DTP 三種混合:3.53%(日本は90%以上) ジフテリアの致死率は45% *MR:51% (日本は90%以上) 地震後の住民の生活環境 *大小様々な大きさの避難民キャンプ (200人~50,000人レベルまで) *屋根のない手作りのテント *水道やトイレなど必要不可欠な設備の不足 予防接種キャンペーン【背景】
ハイチ保健省/WHO/UNICEFの計画 D:ジフテリア T:破傷風 P:百日咳 M:はしか R:風疹
ハイチ保健省/WHO/UNICEFの計画 ワクチン接種者には、ハイチ人のボランティアを募り、WHOのトレーニングツールに沿ってトレーニングを実施し、それを終了した者が行う。
赤十字・ 赤新月社 連盟 日赤 韓国 赤 ドイツ赤 フランス 赤 フィンランド 赤 カナダ赤 ハイチ保健省/WHO/UNICEF 他国際 NGO 他国際 NGO ハイチ赤
日赤チームの活動 方法1(仮設診療所にて) *2月8日~日赤仮設診療所を受診する全ての外傷 患者に対し破傷風ワクチン接種開始 方法2(避難民キャンプにて) *2名~3名/日の要員派遣 • 予防接種会場でハイチ赤ボランティアの指導・現場監督 • 必要物品(ワクチン・衛生材料など)の運搬 • ハイチ赤十字社のボランティアの出欠表の管理、ワクチンキャンペーン用の倉庫の在庫管理・物品調達などの補助