260 likes | 847 Views
日産 ゴーン社長の組織改革. 5 班 高橋 由紀子 田中 涼 寺澤 忠正 楠本 美和. 発表の流れ. はじめに 企業概要 組織改革する前の問題点 クロス・ファンクショナル・チームの設立 日産リバイバルプラン 考察 展望 参考文献. 1.はじめに. ケースに学ぶ経営学の第 12 章で取り上げている「組織の革新と再生」に興味 をもった 日産 の社長に カルロス・ゴーンが就任してわずか 2 年で 2 兆 1000 億円の負債を返済したことに驚き、それが組織改革によるものだと知 り「日 産の組織改革」を取り上げることに した. 2.企業概要.
E N D
日産 ゴーン社長の組織改革 5班 高橋 由紀子 田中 涼 寺澤 忠正 楠本 美和
発表の流れ • はじめに • 企業概要 • 組織改革する前の問題点 • クロス・ファンクショナル・チームの設立 • 日産リバイバルプラン • 考察 • 展望 • 参考文献
1.はじめに • ケースに学ぶ経営学の第12章で取り上げている「組織の革新と再生」に興味をもった • 日産の社長にカルロス・ゴーンが就任してわずか2年で2兆1000億円の負債を返済したことに驚き、それが組織改革によるものだと知り「日産の組織改革」を取り上げることにした
3.組織改革をする前の問題点 • リーダー的存在の欠如 • 部門間のつながりが断ち切られていた • 過剰な生産設備や雇用 経営不振 社員のモチベーションの低下
4.クロス・ファンクショナル・チームの設立4.クロス・ファンクショナル・チームの設立 リーダー クロス・ファンクショナル・チーム 目的・・・さまざまな部門に存在する問題を洗い出すこと リーダー ピラミッド型組織 ネットワーク型組織
4.クロス・ファンクショナル・チームの設立4.クロス・ファンクショナル・チームの設立 クロス・ファンクショナル・チーム ポイント 戦略を定量化可能なものに変換し、社員に通達すること 社員にも明確で、一人一人が実現可能な細分化された目標を持つことができ、モチベーションアップを図ることができる オーナーシップを広めることができ、「責任転嫁」をしてしまう問題の解決を図れる
5.日産リバイバルプラン 日産リバイバルプラン 必達目標 リストラ策 新商品の投入 ブランド力の強化 実行 過剰な生産設備や雇用の問題を解決
5.日産リバイバルプラン 必達目標 ・2001年3月31日までに売上の黒字化達成 ・2003年3月31日までに営業利益4.5%以上達成 ・2003年3月31日までに有利子負債1兆4000億円を7000億円に削減
5.日産リバイバルプラン リストラ策 ・2003年3月31日までに総労働力の14%に当たる、2万1000人を削減 ・2002年3月31日までに、村山工場を含む車両組立工場3ヶ所と、パワートレイン工場2ヶ所の閉鎖 ・ノンコア・ビジネス系列会社の株式や資産の売却
5.日産リバイバルプラン 新商品の投入 ・北米・・・商品ラインアップを強化し、全く新しい車種の追加 ・日本・・・ラインアップをスリム化し、協力モデ ルを投入 ・欧州・・・現在のラインアップからすべて一新
5.日産リバイバルプラン ブランド力の強化 ・チーフデザイナーとしていすゞ自動車から中村史郎氏を招き、デザインをもっと魅力的に、一貫性を持ったものに高めた 1982年 2002年
5.日産リバイバルプラン 結果 リストラ策 ・2002年までに2万1000人を削減 ・2001年に各工場閉鎖 生産能力を30%減らしたことにより、稼働率は53%から82%へ上昇 購買コスト20%削減 ・2000年に黒字化を達成 ・2002年に営業利益を4.5%上回る
6.考察 • ゴーンの改革が短期間で成功した理由は、彼が推進した改革案と、社員の熱い思いが相乗効果をもたらしたからだと私たちは思った • ゴーンの強力なリーダーシップと、社員一人ひとりの利益への頑張りが、日産を動かしたと考えられる
7.展望 • ある程度の売上高を確立したら、技術面にもコストを割くべき • 権限委譲をするべき
8.参考文献 • 日産自動車ホームページ http://www.nissan.co.jp/ • ドキュメント日産改革 起死回生 日本経済新聞社編/日本経済新聞社 • ケースに学ぶ経営学 東北大学経営学グループ著/有斐閣ブックス