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コンピュータリテラシー ~ パソコン勉強会 ~. 2005 年 3 月 Exchange Telecom Co. 薄田 学. 目次. 1 コンピュータの基礎 -1 コンピュータの種類について -2 ハードウェアの種類と役割 -3 オペレーティングシステムの種類 -4 アプリケーションソフトウェア 2 パソコンで出来ること -1 簡単な文書の作成 -2 年賀状等の作成 -3 インターネット -4 電子メール -5 ホームページ作成 -6 画像 / 動画などの編集. 3 自宅でコンピュータを使うにあたり必要なもの
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コンピュータリテラシー ~ パソコン勉強会 ~コンピュータリテラシー ~ パソコン勉強会 ~ 2005年3月 Exchange Telecom Co. 薄田 学
目次 1 コンピュータの基礎 -1 コンピュータの種類について -2 ハードウェアの種類と役割 -3 オペレーティングシステムの種類 -4 アプリケーションソフトウェア 2 パソコンで出来ること -1 簡単な文書の作成 -2 年賀状等の作成 -3 インターネット -4 電子メール -5 ホームページ作成 -6 画像/動画などの編集 3 自宅でコンピュータを使うにあたり必要なもの -1 コンピュータ本体 -2 インターネットサービスプロバイダへの申し込み -3 家庭内LANのススメ -4 プリンタ/複合機についてひとこと 4 コンピュータを扱う際の注意点 -1 コンピュータウイルスの話 -2 個人情報の漏洩注意 -3 モラルを持った行動が必要な世界 (付録1) コンピュータの歴史 (付録2) パソコン購入チェックリスト
■ 自己紹介 ■名前: 薄田 学 ■ フリガナ: ウスダ マナブ ■ 職歴: 1997年4月 株式会社アイネス入社 ・サーバネットワーク管理、メインフレーム 管理、ISP運用を経験し、IT業界における 基礎をこの会社で獲得する。 2001年8月 ソフトバンクBB株式会社 入社 ・主にエンタープライズ向けバックアップソ フトウェアおよび全般的なサーバソフト ウェア製品のテクニカルマーケティングを 経験。IT業界の市場動向、日本経済の商 流について認識を深めた時期。 2004年2月 NTTコミュニケーションズ株式会社 入社 ・企業を中心に導入が始まっている災害 対策用ストレージネットワークサービス 「WIDESAN」プロダクトマネージャ。 大手都市銀行、大手製造業をアカウント に持ち、日々マーケティングに汗を流し、 現在に至る。 ■ 取得資格: 1997年10月 第2種情報処理技術者試験 2002年3月 Trend Micro TCAE & TCSE 2003年5月 Linux Professional Institute 2003年7月 IBM DB2 Engineer
1-1 コンピュータの種類について ■ さまざまなコンピュータ コンピュータとひとことに言ってもその種類はざまざまです。銀行や郵便局で使用されているATM端末、天気予報の結果を出力するコンピュータ、コンビニのレジや会社で利用される決裁システムなど、私たちが生活する社会生活において、重要な役割を担っています。 以下は、コンピュータの種類と活躍している場面です。 ◎スーパーコンピュータ(スパコン) 大規模な科学技術計算に用いられる超高性能コンピュータ。 原子力、自動車、船舶、航空機、高層ビルなどの分野で設計やシミュレーションに使われ、近年では分子設計や遺伝子解析などバイオ、化学分野での導入も活発になっている。大学や研究機関で使われることが多い。 NEC スーパーコンピュータSX-6シリーズ ◎メインフレーム(大型汎用機、汎用機) 企業の基幹業務システムなどに用いられる汎用大型コンピュータ。電源やCPU、記憶装置を始めとするほとんどのパーツが多重化されており、並列処理による処理性能の向上と耐障害性の向上が図られている。 富士通 メインフレーム「GS 21」 ◎パーソナルコンピュータ(パソコン) 「PC」とも略される。もとはオフィスワークや個人用で使用する低価格のコンピュタ全般を指します。 ◎マイクロコンピュータ(マイコン) 冷蔵庫やテレビ、携帯電話に埋め込まれた小さなコンピュータ。その機能は限定されている。 SONY VAIOVGC-V203RB HD64F7047Fマイコン SONY VAIOVGN-K31
1-2 ハードウェアの種類と役割 ■ パソコンの仕組み 入力装置、出力装置、演算装置、記憶装置(主記憶、外部記憶)から構成されます。 ハードウェア種別 イメージ 具体的なもの 出力装置 ディスプレ,プリンタ 記憶装置 外部記憶 HDD、FDD、CD/DVD,MO,DAT (ストレージと呼ばれるもの) 主記憶 メモリ 演算装置 CPU 入力装置 キーボード,マウスなど
1-3 オペレーティングシステムの種類 ■ オペレーティングシステム(OS)とは キーボードやマウスからの入力情報や画面への結果出力といった入出力機能や、ディスク装置やメモリの管理など、多くのアプリケーションソフトから共通して利用される基本的な機能を提供し、コンピュータシステム全体を管理するソフトウェア。「基本ソフトウェア」ともいいます。 ■ 処理の流れ ■ オペレーティングシステムの種類 パソコンメーカー別に採用しているオペレーティングシステムは異なります。パソコンに採用されている代表的なものを以下に示します。 ①入力装置からのデータ入力 オペレーティングシステム マイクロソフトが提供するいちばん有名なオペレーティングシステム。IBM,NEC,HP,SONY,FUJITSU,DELLなどに実装されている。 ②メモリ/ディスクアクセス アップルコンピュータが提供するオペレーティングシステム。 オペレーティングシステム ③データ処理が行われる UNIXクーロンのライセンスフリーなオペレーティングシステム。インテル系マシンに実装可。 LinuxOS オペレーティングシステム Sun Microsystemsが提供するオペレーティングシステム。インテル系マシンにも実装できるが、SPARC向けOSである。 ④結果の出力
1-4 アプリケーションソフトウェア ■ アプリケーションソフトウェア(アプリ)ってなに? 文書の作成、数値計算など、ある特定の目的のために設計されたソフトウェア。「応用ソフト」とも呼ばれ、オペレーティングシステムにインストールして利用する。 代表的なアプリケーションソフトには、ワープロソフトや表計算ソフト、画像編集ソフト、データベースソフト、プレゼンテーションソフト、ゲーム、Webブラウザ、電子メールソフトなどがあります。企業で使われる財務会計ソフトや人事管理ソフト、在庫管理ソフトなどもアプリケーションソフトウェアの一種です。 ■ 具体的には、どんなアプリがありますか? ワープロはWord、一太郎、表計算ではExcel、花子、データベースはAccess、FileMakerなどがあります。一般にオフィスワークでよく使用するソフトウェアをまとめて、オフィススイートと呼んでます。 用途別に、以下にまとめました。 ワープロ 表計算 電子メイル データベース ホームページ作成 マイクロソフト ワード ジャストシステム 一太郎 マイクロソフト エクセル ジャストシステム 花子 マイクロソフト アクセス FileMakerPro マイクロソフト アウトルック その他フリーウェア マイクロソフト フロントページ IBM ホームページビルダー ※この表に掲載されているソフトウェアはほんの一部です。ほかにもたくさんあります。 Microsoft Office 2003 Professional Editionは、ワープロ・表計算・データベース・電子メールクライアント・ホームページ作成アプリがパッケージされた製品です。
2-1 簡単な文書作成 ■ 町内会のお知らせが簡単に出来ちゃいます! マイクロソフト社が提供する「Word(ワード)」というワープロソフトを使えば、報告書だけでなくお店で配られているようなチラシや町内会のお知らせなど、簡単にきれいな文書を作成することが可能です。 報告書 ③私にも簡単に出来ちゃうわ! チラシ ①ワープロソフトを使って文書作成! ②作成した報告書やチラシを印刷!
・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 2-2 年賀状の作成 ■ 裏面だけではなく宛名も自動で作成できます 市販の年賀状作成アプリケーションとプリンタさえあれば、自分だけのオリジナル年賀状を作ることが出来ます。毎年宛名書きで苦労していましたが、今年からはかっこいい素敵な年賀状を作成しましょう! ■ いろいろある年賀状作成ソフトウェア 正直何でもいいです。同じ機能をもったたくさんのソフトウェアが市販されていますが、お友達同士でパソコンを始めた場合は、同じアプリケーションで作成することをお勧めします。 以下にいくつか紹介します。 ①住所データの入力とはがき裏面のデザイン作業。俺に出来るのか? ③私にも簡単に出来ちゃうわ! アジュンダ 宛名職人 Ver.12 お勧め! ? クレオ 筆まめVer.15 お勧め! 富士ソフトABC 筆ぐるめ Ver12 お勧め! ②パソコンからプリンタへの出力。 詰まらない様祈る訳です。
2-3 インターネット ■ 世界中の情報はあなたのもの インターネットに接続できる環境があれば、世界中の情報はあなたのものです。 ペットに関する情報を調べたり、今話題のお店について調べたり、はたまた就職情報、今日の夕食のレシピ、、、などなど、あなた自身により収集される情報は無限です。また、ホームページを作成すれば、あなたの方からインターネットに対し情報発信も可能です。 インターネット
2-4 電子メイル ■ 連絡事項やちょっとしたファイル送付は電子メイルで ネット上の郵便局を利用することが出来ます。もちろんインターネットに接続された状態で利用しますので、世界中に送付可能です。 友達への連絡事項、ファイル(ワード、エクセル、画像)などを添付して、送付することが可能です。また、ほぼリアルタイムに送信した電子メイルが相手に到達します。 ■ 電子メイルを送る とても簡単に、電子メイルは送信できます。 ①電子メイルを作成し、宛先へ送信する! インターネット ③私書箱に投函された電子メイルを相手が受信する。 ②インターネット上の郵便局にて、仕分けが行われ、最寄の郵便局の私書箱に投函される。
2-5 ホームページ作成 ■ 世界へ情報発信 パソコンとインターネットへ接続できる環境があれば、あなた自身が情報発信者となりあなたが公開したい情報を世界中に知らせることができます。 お店のアピール、遠方にいる友人への情報配信、周知事項の掲示など、ホームページを作成すれば、あなたが編集長となり、あなただけのメディアを作成することが出来ます。 ■ 人気サイトの運営者になれる テレビやラジオ、映画や音楽などと違って、インターネットは受けるだけでなく、与える(見せる)ことができるんです。あなたの作った文章や映像を、せっかくだから利用しましょう。 見るだけで無く見せましょう! 所属する野球チームのホームページ インターネット http://manabu.ddo.jp/falcons/ 友達へのデジカメ画像と動画の配信サイト まなぶ情報総研についてのホームページ http://manabu.ddo.jp/
2-6 画像/動画などの編集 ■ オリジナルムービーの編集 ムービー編集アプリケーションを使いこなせれば、 DVテープやインターネットからダウンロードした動画ファイルまで、動画を自在に編集できます。デジカメ写真を使ったムービーも作れます。 また、家庭用DVDプレーヤーで再生できる規格に合わせてDVDメディアを作成し、配布することも能です。 ■※動画作成の手順 ソフトウェアによりその詳細手順は違いますが、作業の流れとしてはだいたい右のとおりです。 簡単そうですが、ちょっと難しいです。時間が掛かる訳です。 ■※動画をDVD形式に変換する際の手順 DVDにはさまざまな形式があり、再生する為にはその形式にあわせたDV作成必須です。 ■ 適したパソコンについて一言 Windows系であれば、SONYから発売されているVAIOシリーズには標準で編集ソフトウェアが添付されているようです。また、Macの愛称でおなじみである、AppleのPowerMacにも同様なソフトウェアが標準で添付されています。一般的に編集ソフトウェアは高価なので、標準添付されている機種を選ぶことをお勧めします。 ※ パソコンに非常に負荷を与える作業なので、ハイスペックなパソコンが必要となります。
3-1 コンピュータ本体 ■ 用途に合わせた選択が必要 パソコンには、大きく分けてデスクトップタイプとノートタイプ、オペレーティングシステムで分けるとWindows かMacOS、そして本体製品と共に同梱されるバンドルソフトウェアについて調べておく必要があります。 パソコンを買ったはいいが、設置するスペースがない、会社でWindowsを使用しているのにMacを買ってしまい、わからないことがあっても周りに聞ける人がいないので困ってしまう、動画編集したいのに買ったパソコンにはバンドルされておらず、余計な出費をしてしまった、、、などなど。 購入時はパソコンについて良く知っている人に相談しながら購入すると良いでしょう。 ■ パソコン購入チェックリスト このメーカーがいいとか、外見がかっこいいからこっちがいいとか、人には機能だけでは選択しきれない基準があります。この部分を最優先してしまうと、必要な機能がそろっていないパソコンしかなくて、とても高い買い物になってしまったり、結局買えなかったりしてしまいます。決して安い買い物ではありません。将来にわたり愛着を持って付き合っていってほしいので、後悔しない為にも購入時にはチェックリストを作成することをお勧めします。 チェックリストについては(付録)に添付しています。ご活用ください。
3-2 インターネットサービスプロバイダへの申し込み ■ 電子メール、インターネットには必須! インターネット接続しなければ、ホームページのブラウジングはおろか、電子メイルも使用できません。 接続業者により月額利用料金は多少違いますが、おおむね4000円/月前後でADSL接続によるインターネット、それに付随するサービスを楽しむことが出来ます。 ■ 申し込みから開通まで 初めてパソコンを買う場合は、パソコンを買うのと同時に申し込みを行いましょう。同時に申し込むと買うと何かとお得です。現在では、必ずといっていいほどおまけがついてきます。 また、申し込みから開通までは長くて2週間ほど要します。申し込み→回線提供可否状況調査→NTT局舎工事、、、といったフローで進みます。 また、インターネット接続に必要な機材はプロバイダからレンタル可能です。 ■ どのプロバイダがいいの? 提供サービスはほぼ同等です。なので、オプションで選ぶことが重要となります。申し込み時の無料サービス提供期間の有無、IP電話やコンテンツ利用権利が豊富かつ料金が安いが選択の分かれ目です。 今のところ、Yahoo!BB (450万世帯加入)とその他プロバイダ(400万世帯加入)という2大派閥があります。どちらがいいともいえませんが、今後は光接続が主流になることから、単独ではYahoo!BB光、プロバイダ系ではSo-net(TEPCO)がいいかも?
スプリッタ ADSLモデム 無線HUB パソコン パソコン 電話ジャック 電話機 3-3 家庭内LANのススメ ■ 家庭内LANって? 通常、インターネットサービスプロバイダを経由して、インターネットに接続できるパソコンは、たったの一台です。しかしながら、自宅に複数のパソコンがある場合は、すべてのパソコンからインターネットへ接続できるようにしたい、、、というのが人情です。 こいうった要望を実現するために、家庭内にローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)を構築しましょう。インターネットと家庭内LANとの接続部分(GW:ゲートウェイ)にはルーターと呼ばれる機器を利用します。 ■ ルーターってどこにあるの? So-net ADSL あれば、特にお店で購入する必要はありません。プロバイダからレンタルされるADSLモデムにルーター機能が搭載されています。Yahoo!BBの場合は、無線接続プラン以外は、ルーターが必要となります。 家庭内LAN無 家庭内LAN無 インターネット スプリッタ ADSLモデム パソコン 電話ジャック 電話機 パソコン
スプリッタ ADSLモデム 無線HUB ファイルサーバ パソコン 電話ジャック 電話機 プリンタ パソコン パソコン 3-4 プリンタについてひとこと ■ 出力装置の一つ 前段でもお話しましたが、プリンタは出力装置の一つです。パソコンで作成した文書を紙に残したい場合、年賀状を作成したい、、、といった要件がある場合は必須なものとなります。 現在は、一万円を切るモデルも各社から発売されており、パソコンとはUSBインタフェースで接続するものが主流(LAN上に配置も出来ます)になっています。 また、コピー機能やスキャナー機能もプリンタと一緒になった「複合機」と呼ばれる機種も豊富にラインアップされています。 ■ プリンタ無ければただのハコ? 昔は、プリンタが無けれパソコンはただの「ハコ」だ、といわれるるほどその重要性は増しています。インターネットで検索した情報も、持ち出せなければ意味がありませんので、一家に一台必要なものとなりそうです。 家庭内LAN有 インターネット
4-1 コンピュータウイルスの話 ■ ウイルスってどんなもの? 人のコンピュータに勝手に入り込んで悪さをするプログラム。 画面表示をでたらめにしたり、無意味な単語を表示したり、ディスクに保存されているファイルを破壊したり非常に迷惑なものです。ウイルスはインターネットからダウンロードしたファイルや、他人から借りたフロッピーディスクなどを通じて感染します。最近ではe-mailを介して感染するタイプのウイルス(ワーム)も存在が確認されています。大抵は使用者の知らないうちに感染し、感染したことに気づかず、他のコンピュータにウイルスを移す場合が多いです。 ■ 素人だけど、、、自分のパソコンは守りたい! 最近のパソコンには「ウイルス対策ソフトウェア」が必ずバンドルされています。なので、新たに防御する為のソフトウェア購入は必要ありません。 ただし、必ずウイルスパターンファイル(ワクチン)はパソコン起動時に行うようにしましょう。でないと、未知のウイルスに対抗できなくなり、ついてはウイルスに感染する確率を高めることになります。 製品としては、トレンドマイクロ社より「ウイルスバスター」、シマンテック社より「ノートンアンチウイルス」、ネットワークアソシエイツ社からは「マカフィー」というウイルス対策ソフトウェアが販売されています。 Happy99.Wormに感染したプログラムが実行されると、自分自身のインストール動作を隠すために"Happy New Year 1999 !!"というタイトルのウィンドウを開いて、花火を表示します。このワームは、感染したコンピュータがオンライン状態になると、他のユーザに自分自身を送りつけます。
4-2 個人情報の漏洩注意 ■ インターネットに接続しているということは、、、 インターネットに接続しているということは、うすいカーテン一枚の家に住んでいる状態に近いです。他の家から覗こうとおもえば覗けるような非常に微妙なんですね。だからといって「危険」なわけではなく、「危険な目にあうかもしれない」といった程度の確率で、みなさんリスクしょってます。 というわけで、昨今カード詐欺や個人情報の流出事件が後を絶ちませんが、セキュリティがしっかり確保された状態と約束されている以外は、カード番号や個人情報は流さないことが賢明です。 ■ 漏らさない、覗かれないようにするため オペレーティングシステムがWindowsXPであれば、サービスパック2より「セキュリティセンター」がインストールされ、OSの標準機能として、覗かれないための対策(ファイヤーウォール)を設定することが出来ます。ウイルス対策とOS自身のセキュリティホールに対する対策も同時に設定できます。 また、かなしいかな、セキュリティは利便性と表裏一体なところもあり、セキュリティを強化すれば強化するほど使いにくくなることがあります。たとえば、パスワード認証によるセキュリティであれば、利用する際常に複数のアカウントとパスワードを持つこととになり、今度はアカウントとパスワードの管理に悩まされます。そしてこのアカウントとパスワードも漏洩してしまえばそれは大問題になってしまいます。 セキュリティも程ほどに、、、が持論なのですが、備えあれば憂いなし、カード番号だけはインターネットに出さないようにしてます。
4-3 モラルを持った行動が必要な世界 ■ 犯罪の温床 裏世界と直結している、、、これもインターネットの実情です。法律により一般社会は運営されていますが、インターネットにおける電脳バーチャル社会では、決まりはあってないようなものです。他人への成りすまし、オレオレ詐欺、個人情報の盗難、出会い系/アダルトサイト関連の問題など、数え切れないほどの犯罪の可能性を秘めています。 自らをこの環境から守ることも大切ですが、興味本位で片足を突っ込むようなことはやめてください。 匿名性が最大の特徴であるインターネットですが、このなかの社会を正しい社会に成長させてゆく使命も、使用者は負っていることを忘れないでください。 ■ 法律の整備とタスクフォースの設立 とわいえ、世界の警察も日本の警察もネット社会に対する法整備を進めています。 先日は、麻薬犯罪でよくある「おとり捜査」で、LSDなどの違法ドラックの闇売人が摘発されました。また、アメリカでは児童買春摘発に「チャットおとり捜査」で大量摘発を行っています。 日本では、四谷あたりに24時間365日インターネットサーフィンばかりして、犯罪に結びつくような記述が掲示板に成されていないかを監視する総合センターが既に稼動しております。 法律も整備されつつあり、盗聴法および個人情報保護法、ネットワーク犯罪に対する罰則を定めた法律が制定されつつあります。
(付録1) コンピュータの歴史 1/3 BC450年 中国で算盤が作られる。 1642年 パスカルがピン歯車式計算機(加算機)であるパスカリーヌを開発。約50台が作成された。 1664年 ライプニッツがパスカルの加算機をもとに乗算機を作成。 1698年 ライプニッツが二進法を発見。 1871年 解析機関の設計者バベッジが実現を見ぬまま死去。解析機関のオペレータであるエイダは世界最初のプログラマとされる。 1889年 ホラリスがパンチカード方式の自動集計機を実現。 パンチカード穿孔機1936年 チューリングが万能計算機械(チューリングマシン)の論文を発表。 1942年 アタナソフとベリーが電子素子を使って演算処理をする世界初の機械 ABC を作成。 1943年 ローレンツ SZ42 暗号機によるドイツ軍の暗号を解読する為イギリスで Colossus が発明される。 1945年 ノイマンがストアードプログラム方式を提唱。 1946年 ペンシルバニア大学で ENIAC が完成。 1948年 マンチェスター大学のウィリアムスとキルバーンが、初のプログラム内蔵式のコンピュータ The Baby を発明。 1951年 レミントン・ランド社が初めて UNIVAC I を商品化。 1952年 IBM社が初の商用のプログラム内蔵式コンピュータIBM 701を発売。 1956年 初の高級プログラミング言語 FORTRAN が誕生。 1956年 日本初の電子計算機「FUJIC」が富士フイルム社によって開発。レンズの設計用であった。 1958年 テキサス・インスツルメンツ社のキルビーが集積回路 (IC) を発明。 1960年 ディジタル・イクイップメント社が、世界初のミニコンピュータ PDP-1 を発売。 1964年 IBM社が、汎用コンピュータであるシステム/360を発売。
(付録1) コンピュータの歴史 2/3 1967年 IBM社がフロッピーディスクを開発。 1968年 エンゲルバートが、マウスやウインドウの概念を発表。 1969年 後にインターネットの母体となるアーパネットが運用開始。UNIX オペレーティングシステムの開発が始まる。 1971年 3月、米国intel社が世界最初の4bitのマイクロプロセッサi4004を開発。 1973年 米ゼロックス社、アラン・ケイらがワークステーションの概念試作機 Altoを製作。 1973年 11月にトンプソンとリッチーが Purdue で行なわれた the Symposium on Operating Systems Principles で Unix に関する最初の論文を発表。 1974年 4月、米国intel社が8bitのマイクロプロセッサi8080を発表。 1974年 ゲイリー・キルドールがPC用の8bitOS CP/Mを開発。 1975年 4月、ビル・ゲイツがMicrosoft社を設立。同年9月にi8080用のBASICインタプリタ発売。 1975年 米MITS社が、Altair 8800というコンピューターキットを発売。 1977年 アップル・コンピュータ社が世界初のパソコン Apple II を発売。 1978年 シャープが日本で初めての国産パソコン MZ-80K を発売。 1981年 IBM社が MS-DOS を塔載したパソコン IBM-PC を発売。 1981年 NEC社がPC-9801を発売。 1983年 ストールマンがGNUプロジェクトを開始。 1984年 アップル・コンピュータ社が Macintosh を発売。 1984年 IBM社がPC/ATを発売。ATバス、など世界標準規格の基礎となる。 1985年 マイクロソフト社が Windows1.0オペレーティングシステムを発売。
(付録1) コンピュータの歴史 3/3 1985年 マイクロソフト社が Windows1.0オペレーティングシステムを発売。 1987年 3月、SHARP社がX68000をパーソナルワークステーションと称して発売。 1991年 トーバルズが Linuxオペレーティングシステムを発表。 1993年 NetBSD・FreeBSDオペレーティングシステムが発表。 1994年 アップル・コンピュータ社が パワーマッキントッシュを発表。 1995年 マイクロソフト社が Windows 95オペレーティングシステムを発売。 1998年 マイクロソフト社が Windows 98オペレーティングシステムを発売。 2000年 マイクロソフト社が Windows 2000、Windows Meオペレーティングシステムを発売。 2001年 マイクロソフト社が Windows XPオペレーティングシステムを発売。