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日本語版. Supply-Chain Operations Reference-Model. Overview Version 7.0. 目次 プロセス参照モデルとは? モデルの範囲と構造 モデルの適用 構造化の概要 サプライチェーン・スレッドの組み合わせ プロセスマップの作成 まとめ.

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  1. 日本語版

  2. Supply-Chain Operations Reference-Model Overview Version 7.0 • 目次 • プロセス参照モデルとは? • モデルの範囲と構造 • モデルの適用 • 構造化の概要 • サプライチェーン・スレッドの組み合わせ • プロセスマップの作成 • まとめ Supply Chain Operations Reference-model(SCOR)は、独立した非営利団体であるサプライチェーンカウンシル(SCC)によって、産業間を超えたSCMの標準として開発・普及されています。SCCは、1996年にPittiglio Rabin Todd & McGrath (PRTM)社とAMR Research社によって発足され、当初はボランティア企業69社のメンバーで組織化されました。SCCの会員資格は、SCMのシステムやプラクティスの実行や最先端技術に興味のある、あらゆる企業・組織にオープンになっています。 会員企業には、SCCの活動を支えるために小額の年会費を頂いています。 SCORを使った説明やSCORによる記述など、SCORの使用に際しては、SCCへの会員参加が必要となります。 SCORのユーザーは、更なるモデルの発展や会員としての利点を最大限得るためにも、SCCの活動に参加することを奨励します。SCCやSCORに関するより詳しい内容については、SCCのウェブサイト(www.supply-chain.org)をご覧下さい。 SCC本部:http://www.supply-chain.org/ SCC日本支部:http://www.supply-chain.gr.jp/ Copy right 2005 Supply-Chain Council Japan

  3. プロセス参照モデル とは? プロセス参照モデルは、ビジネス・プロセス・リエンジニアリング、ベンチマーキング、プロセス測定などの周知の概念を統合した多機能的な枠組みです。 ベンチマーキング ビジネスプロセス改革 ベストプラクティクス分析 プロセス参照モデル プロセスの「as-is(現状)」 を把握し、望ましい「to-be(将来)」像を導き出す 類似企業の運用性能を数量化し、「ベストインクラス」の結果をもとに、社内ターゲットを設定する 「ベストインクラス」の性能をもたらすようなマネージメントの実践およびソフトウエアソリューションの特徴を明確にする プロセスの「as-is(現状)を把握し、望ましい「to-be(将来)」像を引き出す 類似企業の運用性能を測定し、「ベストインクラス」の結果をもとに、社内ターゲットを設定する ベストインクラス」の性能をもたらすようなマネージメントの実践およびソフトウエアソリューションの特徴を明確にする

  4. プロセス参照モデルの内容: • マネジメントプロセスの標準定義 • 標準プロセス間の関係性 • プロセス性能を測定する標準メトリクス • ベストインクラス(最上位)の性能を実現するマネジメント手法 • 標準的な特性や機能 複雑なマネジメントプロセスを標準的なプロセス参照モデルで捉えることで、以下のことが可能となる: • 競争優位を達成するために有益な行動を起こせる • 明確な説明ができ適切なコミュニケーションがとれる • 測定でき、管理・統制ができる • 特定目的のために、都度見直し・調整が図られる • プロセス参照モデルはマネジメントにおける強力なツールである

  5. モデルの境界線は 注意深く定義する必要がある “サプライヤのサプライヤから顧客の顧客まで” • SCORの対象範囲: • オーダー入力から請求支払いにいたる、顧客との全てのやりとり • 機器、消耗品、スペアパーツ、大量製品、ソフトウエア等のプロダクト(有形の商品やサービス)に関する、サプライヤーのサプライヤーから顧客の顧客までのあらゆる業務処理 • 総需要の把握から個別オーダーの充足にいたる、市場との全てのやりとり • SCORは全てのビジネスプロセスや活動を定義しない。例えば以下は範囲外: • セールス&マーケティング(販売促進) • 調査や技術開発 • 製品開発 • 納入後のカスタマーサポートの一部分 • 製品開発など、モデルの対象範囲外のプロセスとの関係性を作ることは可能であり、そのいくつかはSCORの中に注記されている。 • SCORで前提においているが明確に取り上げていないもの: • 教育 • 品質 • 情報技術(IT) • 管理・運営(SCM外) SCORは5種類のマネジメントプロセスから構成される Plan Plan Plan Source Make Deliver Deliver Source Make Deliver Source Make Deliver Source Return Return Return Return Return Return Return Return サプライヤの サプライヤ 顧客の顧客 社内外の サプライヤ 自社 社内外の 顧客

  6. SCORプロセスの範囲 需給計画とマネジメント Plan • 需要要件に対するリソースのバランス度合いを把握し、サプライチェーン全体およびSource, Make, Deliver, Returnの各実行プロセスの計画を策定し通知する。 • ビジネスルールの管理、サプライチェーンのパフォマンス測定、データ収集・維持、在庫管理、固定資産管理、輸送管理、計画の構成管理、規制の要件と順守 • サプライチェーン単位の計画と財務計画との整合性確保 見込生産品、受注生産品、受注設計生産品の調達 Source • 受入日程計画作成、受領、受入検査、プロダクトの移送、サプライヤーへの支払い承認 • サプライヤー未決定の状況下における、サプライヤーの特定と選択(主に受注設計生産品の場合) • ビジネスルールの管理、サプライヤーのパフォーマンス評価、データのメインテナンス • 在庫管理、固定資産管理、プロダクトの入荷、サプライヤーネットワーク管理、輸出入要件管理、サプライヤー協定 見込生産、受注生産、および受注設計生産品の製造 Make • 製造スケジューリング、原材料・仕掛品の投入、製造とテスト、梱包、仮置き、完成品のDeliverへの移管 • 受注設計生産品の設計完成 • ルールの管理、パフォーマンス測定、データ維持・管理、仕掛品管理、機器・設備管理、輸送管理、製造ネットワーク管理、製造に関する規制の順守 見込生産品、受注生産品、受注設計生産品のオーダー管理、倉庫運営、輸送、据付管理 Deliver • 顧客の引き合いに対する見積り提出から、出荷ルートと輸送業者選定までのあらゆるオーダー管理業務 • プロダクト(完成品)の受け取りとピッキングから積み荷と出荷までの倉庫運営業務 • 顧客サイトにおけるプロダクトの受領と据付(必要な場合) • 顧客への請求 • Deliverビジネスルールの管理、パフォーマンス管理、情報管理、完成品在庫管理、固定資産管理、輸送管理、プロダクトライフサイクル管理、輸出入要件管理 購入品の返品と納入品の返品受入 • 欠陥プロダクトの返品に関するあらゆる業務-購入側:プロダクトの状態把握、プロダクトの処置、返品の承認要求、返品出荷のスケジューリング、欠陥プロダクトの返品  -販売側:返品要求の承認、返品受取のスケジューリング、返品の受領、欠陥プロダクトの移送 • 保全・修理・オーバーホール(MRO)に関するあらゆる業務-購入側:プロダクトの状態把握、プロダクトの処置、MROの承認要求、MRO品出荷のスケジューリング、MRO品の返品-販売側:返品要求の承認、返品受取のスケジューリング、返品の受領、MRO品の移送 • 過剰プロダクトの返品に関するあらゆる業務-購入側:プロダクトの状態把握、プロダクトの処置、返品の承認要求、返品出荷のスケジューリング、過剰プロダクトの返品  -販売側:返品要求の承認、返品受取のスケジューリング、返品の受領、過剰プロダクトの移送 • Returnビジネスルールの管理、パフォーマンス管理、データ収集・維持、Return品在庫、固定資産管理、輸送管理、ネットワーク構成管理、規制の要件と順守 Return

  7. プロセス参照モデルと 伝統的なプロセス分解モデルとの違い プロセス参照モデルであるSCORは、サプライチェーンパートナー間のコミュニケーションに有用な共通言語を提供する • プロセス分解モデルは特定のプロセス要素の構成内容を掘り下げる レベル 構成 • プロセス間の水平展開と階層的な垂直展開がバランスされたビューを提供する 1 プロセス プロセス要素 • あるべき姿へ再構成する 2 プロセス要素 タスク • 同様なプロセスであるが異なる構成になっているものを顕在化させる タスク 3 アクティビティー • 一連の手順として、プロセスモデルに集約する 4 アクティビティー

  8. SCORはプロセスを3つのレベルで詳細化する レベル 名称 プロセス構造図 コメント 番号 Plan レベル1はサプライチェーン・オペレーションズ・レファレンスモデルの範囲と内容を定義する。 ここに競争相手の実行目標の基準が設定される トップレベル (プロセスタイプ) 1 Source Deliver Make Return Return 会社のサプライ・チェーンはレベル2の30のスコア「プロセスカテゴリ」の中から組み立てられる 実行戦略は、独自のサプライチェーンを構成する中で実現する。 コンフィギュレーションレベル (プロセス・カテゴリ) 2 サプライチェーン・レファレンス・モデル 3 プロセスエレメントレベル (プロセスの分解) • レベル3は、選定市場の競争に勝つ企業能力を定義しており、以下の内容を含む。 • プロセスエレメントの定義 • プロセスエレメントの入出力 • プロセスパフォーマンスメトリクス • 適用可能なベスト・プラクティス • ベストプラクティスを支援するシステム機能 • レベル3で実行戦略を更に洗練する。 P3.1 Identify, Prioritize, and Aggregate Production Requirements P3.4 P3.3 Balance Production Resources with Establish Detailed Production Requirements Production Plans P3.2 Identify, Assess, and Aggregate Production Resources  このレベルで、特定サプライチェーン・マネジメントの現実を実行する。 レベル4で競争優位を実現し、変化するビジネス条件に適用していく現実を定義する。 4 実行レベル (プロセス要素の分解) 範囲外

  9. プロセスカテゴリー SCORプロセスとプロセスタイプ間の関係から定義される “SCOR組立ツールキット” 実践者はSCOR組立ツールキットから適切なプロセスカテゴリーを選択し自分たちのサプライチェーンの形を表現する レベル1 プロセス定義 SCORは5つの主要マネジメントプロセスで構成される

  10. パフォーマンス属性とレベル1メトリクス レベル1メトリクスは複数のSCORプロセスにまたがる最上位の測定指標である。レベル1メトリクスはあえてSCORレベル1プロセス(PLAN, SOURCE, MAKE, DELIVER, RETURN)に連携する必要はない。 レベル2において、各SCORプロセスはプロセスタイプによって、より詳細に説明される

  11. SCORバージョン7.0レベル2ツールキット Plan 顧客 サプライヤ P1 サプライチェーン計画 P4 Deliver計画 P5 Returns計画 P3 Make計画 P2 Source計画 Make Deliver Source D1 Deliver 見込生産プロダクト M1 Make見込生産 S1 Source 見込生産プロダクト D2 Deliver 受注生産プロダクト M2 Make受注生産 S2 Source 受注生産プロダクト D3 Deliver 受注設計生産プロダクト M3Make受注設計生産 S3 Source 受注設計生産プロダクト D4 Deliver Retail プロダクト Source Return Deliver Return SR1- Return欠陥製品 DR1- Return 欠陥製品 SR2- Return MRO 製品 DR2- Return MRO 製品 SR3- Return 過剰製品 DR3- Return 過剰製品 Enable Plan Source Make Deliver Return 1)ルール確立と管理 2)パフォーマンス評価 3)データ管理 4)在庫管理 5)設備資産管理 6)輸送管理 7)サプライチェーン構成管理 8)規制遵守管理 9)プロセス特性要素    SC/財務の一致    サプライヤ契約

  12. S1.3 S1.2 プロダクトの承認 プロダクトの受領 S1.1 プロダクト納入のスケジューリング S1.4 S1.5 サプライヤへの 支払い承認 プロダクトの移送 SCORレベル3 • プロセスフロー • インプットとアウトプット • インプットの入手元 • アウトプットの提供先 各レベル2プロセスカテゴリーの詳細プロセス要素を提示する S1 Source見込生産プロダクト • (P2.4) 調達計画 • (ES.2) 調達実行データ • (ES.6) 物流手段の選択 • (M1.1, M2.1, M3.2) 製造日程計画 • (M1.2, M2.2, M3.3, D1.3) 補充シグナル • (DR1.4, DR2.4, DR3.4) Return在庫移送データ • (DR1.4) 欠陥プロダクト • (DR2.4) MROプロダクト • (DR3.4) 過剰プロダクト レベル3例-S1 Source見込生産プロダクト インプット • (Supplier) 調達したプロダクト • (DR2.4) MROのプロダクト プロセス要素 • 調達シグナル(Supplier) • オーダーに基づき調達されるプロダクト (P2.2), (ES.9) • 受入予定(M1.1, M2.1, M3.2, D1.8, D4.2) アウトプット • 受領確認 (ES.1, ES.2, ES.6 ES.8) • 受取承認 (ES.1, ES.2) • (M) (D)プロダクトプルシグナル • (ES.4) 調達プロダクト在庫ロケーション • (EM) 仕掛在庫ロケーション • (ED) 完成品在庫ロケーション • (ES.9) 支払条件 • 利用可能在庫 (P2.2, ES.4, M1.2, M2.2, M3.3, D1.8, D4.2) • 日次補充要求(D4.1) • 積載済みカート (D4.4) プロセス要素のインプット、アウトプット、および基本的な論理フローを把握する SCORレベル3プロセス要素論理フローの例

  13. 例: SCORレベル3標準プロセス 要素定義、パフォーマンス属性、および付随するメトリクス プロセス要素番号:S1.1

  14. 企業内におけるサプライチェーンマネジメントの実践導入はレベル4以下において実現する企業内におけるサプライチェーンマネジメントの実践導入はレベル4以下において実現する D1.7 D1.6 D1.5 D1.4 D1.3 D1.2 D1.1 輸送業者の選択と出荷料金の値決め 出荷ルート設定 積載の計画策定 オーダーの集約 在庫引当と納入日の設定 オーダーの受領、入力と確認 引合と見積 D1 Deliver見込生産プロダクト D1.8 D1.9 D1.10 D1.11 D1.12 D1.13 D1.14 SourceまたはMakeからの製品受領 プロダクトのピッキング プロダクトの梱包 車載、出荷書類作成 プロダクトの出荷 顧客によるプロダクトの受領と確認 プロダクトの据付 SourceまたはMakeから タスク プロセス要素-D1.2 レベル4 オーダー受領 オーダー入力 与信確認 金額確認 • レベル3以降は伝統的なプロセス分解により階層化する タスク-D1.2.3 与信確認画面 の立上げ 信用枠の確認 与信クリア アクティビィテー レベル5 経理部門との 調整 与信確認結果 の通知 • 担当者への直結 • 顧客の履歴を紹介 • 必要に応じてセールスマネージャーに信用枠拡大の昇任を依頼 • a.信用問題が解決 • b.与信不可 レベル6

  15. Plan Plan Plan Plan 顧客とサプライヤ 顧客とサプライヤ 顧客とサプライヤ 構造化の 概要 サプライチェーンの構造は以下の内容によって決まる; • Plan(計画)の集約レベルと情報ソース • Source(調達)の拠点と購入するプロダクト • Make(製造)の拠点と製造方法 • Deliver(販売)のチャネル、在庫配置、販売プロダクト • Return(返品)の拠点と方法 SCORはサプライチェーンの構造が管理プロセスや実行プロセスにどのように影響を与えているかを正確に表すことができる。 個別サプライチェーンの基本は、実行プロセス(Source, Make, Deliver)の「チェーン」である 構造化 Source Make Deliver 2つの実行プロセス(Source-Make-Deliver)が関わる部分は、サプライチェーンにおける「リンク」である • 実行プロセスは資材やプロダクトを生成、もしくは移送する。 • 個々のプロセスは、一つ前のプロセスの顧客であり、次のプロセスのサプライヤーである。 計画プロセスは、顧客とサプライヤーのリンクを管理する • 計画プロセスはサプライチェーンの「バランス調整」である。 • あらゆるリンクは、計画プロセスカテゴリーの働きを必要とする。

  16. 返品計画 生産計画 調達計画 SCOR理論はプロセスの水平統合をどのようにサポートするのか 受注/納入計画 計画  プロセスタイプ Plan Source Plan Make Plan Deliver Plan Return オーダーもしくは計画情報に応答 実行  プロセスタイプ プロダクトの生成と移送

  17. SCORによるSCMトレードオフ問題の記述 見込生産の場合 一般的なSCMの目的-市場競争に勝てる納入リードタイムを最小限の在庫リスクで実現する。 例:”完全な”見込生産環境においては、Plan, Deliver と Deliverは顧客のオーダーに基づいて機能する。 Source計画 Make計画 Deliver計画 顧客オーダー情報 Source Make Deliver 納入プロダクト 一般的なSCMの目的-市場競争に勝てる納入リードタイムを最小限の在庫リスクで実現する。 例:オーダーに基づいて補充する納入ネットワーク環境においては、Plan Deliverは常に機能しており、顧客オーダー情報を入手した時点で即実行される。 Source計画 Make計画 Deliver計画 顧客オーダー情報 Source Make Deliver 納入プロダクト

  18. SCORによるSCMトレードオフ問題の記述 受注生産の場合 一般的なSCMの目的-市場競争に勝てる納入リードタイムを最小限の在庫リスクで実現する。 例:受注生産環境においては、Plan MakeとPlan Deliverは常に機能しており、顧客オーダー情報を入手した時点で即実行される。 Source計画 Make計画 Deliver計画 顧客オーダー情報 Source Make Deliver 納入プロダクト 一般的なSCMの目的-市場競争に勝てる納入リードタイムを最小限の在庫リスクで実現する。 例:Sourceプロセスまで受注に紐付く受注生産環境においては、社内のあらゆる計画プロセスが常に機能しており、顧客オーダー情報を入手した時点で即実行される。このスキームにおいては、ある程度の社内全体計画(P1)が必要となる。 Source計画 Make計画 Deliver計画 顧客オーダー情報 Source Make Deliver 納入プロダクト

  19. サプライチェーン・スレッドによる 構造化 サプライチェーン・スレッドによる構造化によって、SCORの各構成要素がどのように機能しているかを説明できる。 各スレッドは、サプライチェーン構成を説明し、測定・評価される。 • モデル化するビジネス単位を選定する(地理的、プロダクト群、組織) • 物理的なロケーションを記述する • 生産拠点(Make) • 納入/配送拠点(Deliver) • 調達拠点(Source) • 主要な拠点間のモノの流れを実線矢印で記述する。 • 最も適するレベル2実行プロセスカテゴリー番号を各ロケーションに記述する。 Make Deliver Source D1 Deliver 見込生産プロダクト M1 Make見込生産 S1 Source 見込生産プロダクト D2 Deliver 受注生産プロダクト M2 Make受注生産 S2 Source 受注生産プロダクト D3 Deliver 受注設計生産プロダクト M3Make受注設計生産 S3 Source 受注設計生産プロダクト D4 Deliver Retail プロダクト Source Return Deliver Return SR1- Return欠陥製品 DR1- Return 欠陥製品 SR2- Return MRO 製品 DR2- Return MRO 製品 SR3- Return 過剰製品 DR3- Return 過剰製品

  20. 製造 製造 倉庫 倉庫 倉庫 倉庫 倉庫 ヨーロッパサプライヤー ラテンアメリカ サプライヤー その他サプライヤー その他サプライヤー サプライチェーンの脈略は地理上のプロダクトフローから展開される (S1, D1)(SR1,DR1,DR3) (S1)(SR1,SR3) (S1, S2, M1, D1)(SR1,SR3,DR1) (S1)(SR1,SR3) (S1, D1)(SR1,DR1,DR3) (D2)(DR1) (S1, D1)(SR1, DR3) (D1) (D1) (S1)(SR1,SR3) (S1)(SR1,SR3) (S1, D1)(SR1,DR1,DR3)

  21. SCORプロセスマップはサプライチェーンを理解し評価する際のベースとなるSCORプロセスマップはサプライチェーンを理解し評価する際のベースとなる P1 P1 P1 P1 P3 P2 P4 P3 P2 P4 P4 P2 欧州原材料 サプライヤー D2 S2 M2 その他主要原材料 サプライヤー M1 D1 S1 D1 S1 S1 M1 D1 S2 S1 SR1 SR3 DR1 DR3 SR1 SR3 DR1 DR3 SR1 原材料サプライヤー アルファ社 アルファ社地域倉庫 消費者 • サプライチェーンのスレッドを記述する • プロダクトの流れに従って、サプライチェーンプロセス(Source-Make-Deliver)のセットを繋ぎ、サプライチェーンスレッドを記述する • それぞれのスレッドについて個別に共通部分や固有部分を理解しながら、実行プロセスおよびReturnプロセスカテゴリを追加する • スレッドの端から端までを一体として考察する • 計画プロセスカテゴリーを追加記述し、実行プロセスとの関係を点線で表す • 適切な箇所にP1を追加記述する • P1 – P2, P3, P4のアウトプット情報を集約・調整したサプライチェーン全体の計画

  22. Plan Plan Plan Plan Plan Plan Plan 伝統的なロジスティクス環境において サプライチェーン内の変更は、それぞれの繋がりを通して時折”波紋”を起こし、他の領域に対して影響を与える。 実体6 実体5 実体7 Make 実体8 実体4 Deliver 実体9 Source Source Deliver Make 供給内容の変更 (例:生産ラインの故障) • 変更の影響は、サプライチェーンの上流と下流の両方向に及ぶ • 生産計画担当者が供給内容を変更することが、資材計画担当者や在庫計画担当者に影響を与える。 • さらに、その変更が、顧客やサプライヤーのサプライチェーン計画に影響を及ぼす。 効果的なSCMは多重のリンクを同時にバランスさせる P1サプライチェーン計画 需要に合致する 供給リソースの計画策定 全供給元 の集約 全需要先 の集約 実体B 実体C 実体D 実体A 実体E 実体F Deliver Source Make Deliver Source Make

  23. SCOR Overview: まとめ SCORはサプライチェーンパートナー間のコミュニケーションを効果的に行なうために作られたプロセス参照モデルである。 • 標準言語によって管理の論点が管理問題に集中される • SCORを業界の標準とすることで、会社間のサプライチェーン管理ができる SCORは、サプライチェーン構成を説明し、測定・評価する際に有用である。 • 説明:SCORの標準プロセス定義によって、あらゆるサプライチェーンの構成を表現できる。 • 測定:SCORの標準メトリクスによって、サプライチェーンのパフォーマンスを測定できベンチマーキングが可能となる。 • 評価:日々の改善や戦略的計画策定を推進するために、サプライチェーンの構成が評価される。

  24. 日本支部事務局 〒434-0038 静岡県浜松市貴布祢2100 TEL:053-584-3380 FAX:053-584-3382 E-Mail: info@supply-chain.gr.jp

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