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変わる! 眼光学機器の MDD 対応

変わる! 眼光学機器の MDD 対応. MDD ( 93/42/EEC )対応 EN ISO 15004-1:2006  (すべての眼光学機器に適用される一般要求事項) EN60601-1:2006   (基礎安全及び基本性能に関する一般的要求事項). MDD( 93/42/EEC )対応(1). 基本要件 (ANNEX Ⅰ )に適合すること 適用可能な整合規格に従っていれば適合 整合規格上に個別規格がある場合は,その  規格が優先する。(例 EN60601-2-XX )  しかし・・・眼光学機器の個別規格は整合規格にない

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変わる! 眼光学機器の MDD 対応

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  1. 変わる!眼光学機器のMDD対応 • MDD(93/42/EEC)対応 • EN ISO 15004-1:2006  (すべての眼光学機器に適用される一般要求事項) • EN60601-1:2006   (基礎安全及び基本性能に関する一般的要求事項)

  2. MDD(93/42/EEC)対応(1) • 基本要件(ANNEX Ⅰ)に適合すること • 適用可能な整合規格に従っていれば適合 • 整合規格上に個別規格がある場合は,その  規格が優先する。(例EN60601-2-XX)  しかし・・・眼光学機器の個別規格は整合規格にない • EN15004-1:2006(すべての眼光学機器に適用される   一般要求事項)は整合規格である。 整合規格でない個別規格(例えばISO)よりこの規格の     優先度は高い

  3. MDD(93/42/EEC)対応(2) • 基本要件に適合したら・・・ • 技術文書の作成(設計図面,製造方法,それらを理解するための記述,リスク分析,検証・・・)   +(プラス)評価手順でNBによる品質システムの    審査を行う場合がある(適合モジュールによる)。    この認証はMDD認証であり,13485認証ではない • 宣言書を作成 • CEマーキング   ブランド名を持つ会社が宣言,CEマークする • 市場出荷

  4. CEマーキングと銘板 ←ブランド名をつけた 会社がCEマークする       ←B形表示          不要 AC100-240V が正しい 誰がCEマーク を表示?  →     不要

  5. EN ISO 15004-1:2006 • 眼光学機器-基本要求事項及び試験方法-第1部:すべての眼光学機器に適用される一般要求事項 (ISOは2006.6.1発行) • 旧規格はEN ISO 15004:1998  眼光学機器-基本的要求事項及び試験方法 JIS T7332:2005が国内規格(ほぼ一致)

  6. 新旧規格の違い(1) • 旧規格の適用は以下の機器で強制  ①屈折検査用検眼レンズ  ②レフラクターヘッド  ③オフサルモメータ  ④チャートプロジェクター  ⑤眼圧計  ⑥眼底カメラ

  7. 新旧規格の違い(2) • 新規格の適用範囲=すべての眼光学機器 • ANNEX AにISO化されている機器を参考としてあげている。    例)トッポグラファー,スリットランプ,     トライアルフレーム等 ISO化されていない眼光学機器も適用   例)PDメーター

  8. 新旧規格の違い(3) • 重要な変更点 安全規格IEC60601-1の適用  旧規格第2版(JIS T0601-1同じ)  新規格第3版  要求事項が大きく異なる  ・安全要求の検証のやりなおし(リスク分析含む)  ・製品の表示事項の変更(取説含む)  ・製品検査の変更 などが必要

  9. 能動眼光学機器の特定の必要条件 • 電気的安全性はIEC60601-1を適用する。   必要条件の迎合性は確かめられる • IEC60601-1:2005の適用除外 15.3 機械強度

  10. 新旧規格の違い(4) • 今まで15004を適用していなかった機器  輸送条件,保管条件の要求事項を適用する  ・衝撃,衝突,温度・湿度など *試験を実施する必要がある  ・梱包に輸送条件,保管条件を表示する *表示の変更と取説への記述

  11. 適用時期 • MDDは2006.12.31で旧規格から新規格に  変わる (欧州官報2007.9.7付けの2006/C216/01で告示) • MDD以外は現在のところ適用時期不明 JIS化は本年9月ころからJISC審議予定?

  12. EN60601-1:2006 • 安全規格IEC 60601-1:2005(第3版)と同じ • EN版は2007.1.1までにEU各国から発行される。 • EN60601-1:2006は2007.7.1からMDDの  整合規格になる予定(CENELEC発表DOP)  ただし,第2版と差し替えになるかは不明 2009年9月12日2版廃止(CENELEC)

  13. 安全規格の変更(1) • 2版188ページ3版389ページ • 第2版 安全に関する一般的要求事項 • 第3版 基礎安全及び基本性能に関する一般的要求事項        ・基礎安全はリスクマネジメントによって求める。         またはこの規格の要求事項に従う。        ・製造業者はどの機能が基本性能であるのか特定する         こと。=安全に関係する性能 • ISO14971に適合するリスクマネジメントプロセスを実施する。 • ほとんどの要求事項はリスクマネジメントファイルの調査で   確認する(137?)。

  14. 安全規格の変更(2)副通則 • 重要な変更 :副通則も適用する  ・EMC(60601-1-2)  ・ユーザビリティ(60601-1-6)  ・アラーム(60601-1-8)  ・現在審議中 環境保護(1-9),生理的閉ループ制御(1-10),ホームケア用品(1-11) • システム(60601-1-1)およびソフトウエア=PEMS  (60601-1-4)は規格内に取り込んだため廃止。 PEMS(programable electrical medical system)

  15. 安全規格の変更(3)保護手段 • 患者保護(MOPP)/操作者保護(MOOP)   一つの保護手段を1MOOPまたは1MOPP  二つ以上なら2MOOP,2MOPP  1か2で耐電圧の要求事項を定める。 耐電圧試験は従来と一部で要求値が変わる AC240V2MOOP4000V3000V DC6V1MOPP 500V1500V

  16. 安全規格の変更(4)漏れ電流 • 接地漏れ電流  旧規格 正常0.5mA 単一故障1mA  新規格 正常5mA 単一故障10mA • 外装電流接触電流に変更(規格値は同じ) • 患者漏れ電流(装着部に適用) 患者に接触する部分すべてに適用される。 • 患者測定電流(装着部に適用)

  17. 安全規格の変更(5)装着部 定義:正常な使用において,機器の機能を遂行するために,患者と物理的に接触させる必要がある部分 • B形,BF形,CF形の3つ • 装着部に記号表示する。 • 装着部には患者漏れ電流が適用される。 • 装着部のない機器もある。

  18. 安全規格の変更(6)表示の変更 • 保護の形式  クラスⅠME機器,クラスⅡME機器,内部電源ME機器(又はMEシステム) • 保護の手段(B,BF,CF)の記号表示場所   2版・・・要求なし , 3版・・・装着部 • “附属文書を見よ”記号の廃止(注意の表示に変わった) • 電源表示  2版 定格電源電圧又は定格電源電圧の範囲  3版 連続の場合は-,複数の場合は/ 例: 100-240V,100/240V • FUSE  2版 種類,定格  3版 電圧,電流,作動速度,遮断容量(例:T2AL,F315mAH,T1,6AL))

  19. 表示銘板 ←このマーク(B形装着部)はここに表示できない ←このマークは注意を示すため  不要。附属文書を参照でない。

  20. 機器への表示 装着部に表示する: ←鼻当てにマーク ←額当てにマーク ・操作者が意図する位置から明瞭に見えること。 ・1m離れたところから視力1.0の観察者が100~1500lxの最も  不利な条件で観察し,正確に表示が読めること(7.1.2)

  21. まとめ • 輸送,保管条件の試験,表示(15004) • 電気安全は適合のための根本的見直し必要   (60601-1) • タイムリミットは目の前 2006.12.31以降にEU域内に持ち込まれる  機器が対象(製造年月日ではない!)

  22. まとめのテスト  名前___________               まとめのテスト  名前___________                正しい:○,誤り:×で答えてください □ 1.SGSジャパンはノーティファイボディのひとつである □ 2.EN ISO 15004:1998はMDDの整合規格ではない □ 3.OEM製造を依頼する会社が適合宣言し,CEマーキングを行う □ 4.CEマーキングのためにISO13485の認証書取得が必要に       なる場合がある □ 5.機器に組み込まれたソフトウェアはMDDの対象である □ 6.レンズメーターは眼光学機器である □ 7.EUに出荷する眼光学機器を2006.12.31までに製造する      場合にはEN ISO 15004:1998の要求事項に従がう

  23. □8.医療用電気機器の安全規格の最新版はIEC60601-1:2005である□8.医療用電気機器の安全規格の最新版はIEC60601-1:2005である □ 9.EN60601-1:2006はIEC60601-1:2005とほぼ同じ規格である □ 10.EN60601-1:2006はMDDの整合規格である □ 11. EN60601-1:2006に適合するためには,EN ISO 14971に従った        リスクマネジメントが必須である □ 12. EN60601-1:2006では機器に組み込まれたソフトウェアも        対象になる

  24. まとめのテスト  回答例 正しい:○,誤り:×で答えてください ×1.SGSジャパンはノーティファイボディのひとつである ×2.EN ISO 15004:1998はMDDの整合規格ではない ○ 3.OEM製造を依頼する会社が適合宣言し,CEマーキングを行う ×4.CEマーキングのためにISO13485の認証書取得が必要に       なる場合がある ○ 5.機器に組み込まれたソフトウェアはMDDの対象である ×6.レンズメーターは眼光学機器である ×7.EUに出荷する眼光学機器を2006.12.31までに製造する      場合にはEN ISO 15004:1998の要求事項に従がう

  25. ○8.医療用電気機器の安全規格の最新版はIEC60601-1:2005である○8.医療用電気機器の安全規格の最新版はIEC60601-1:2005である ○ 9.EN60601-1:2006はIEC60601-1:2005とほぼ同じ規格である ×10.EN60601-1:2006はMDDの整合規格である ○ 11. EN60601-1:2006に適合するためには,EN ISO 14971に従った        リスクマネジメントが必須である ○ 12. EN60601-1:2006では機器に組み込まれたソフトウェアも        対象になる

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