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平成 25 年 4 月 在ボツワナ日本国大使館. SADC(南部アフリカ開発共同体) とは. 地域の特徴 人口約 2 億 8 千万人 (南ア 5,060 万人)* GDP (購買力平価) 9,196 億ドル (豪州と同等)* 豊富な天然・地下資源 最大貿易相手は、 EU (輸出約 26.3 %、輸入約 31.8 %)** 対 SADC 外国直接投資の高い伸び (対サブサハラ・アフリカ FDI の約 30 %***が SADC 地域、特に南ア、モザンビーク、ザンビア) 、南アの支配的経済力 アフリカ地域内の関係
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平成25年4月 在ボツワナ日本国大使館 SADC(南部アフリカ開発共同体)とは • 地域の特徴 • 人口約2億8千万人(南ア5,060万人)* • GDP(購買力平価)9,196億ドル(豪州と同等)* • 豊富な天然・地下資源 • 最大貿易相手は、EU(輸出約26.3%、輸入約31.8%)** • 対SADC外国直接投資の高い伸び(対サブサハラ・アフリカFDIの約30%***がSADC地域、特に南ア、モザンビーク、ザンビア)、南アの支配的経済力 • アフリカ地域内の関係 • アフリカ連合(AU)が掲げるアフリカ地域統合における重要な役割 • SADC・EAC・COMESA 3地域FTA Tripartite に向け準備中(2008年に第1回Tripartite Summit が開催) • ドナー国・機関との関係 • 国際協力パートナー(ICP)の形成、国際諮問会議(閣僚級)、コアグループ(大使級)、及び実務レベルでの各種テーマ別会合設置により援助協調を促進 • 主要ドナー:EU、アフリカ開銀、国連機関、GIZ、USAIDなど • 各国・地域(北欧諸国、EU、米、印、伯、豪など)との経済協力協定 • 我が国との関係 • 1995年度より拠出金支出 • 1996年から2003年まで、事務局に専門家派遣 • 2004年、2009年、日・SADCハイレベル政策対話実施 • 2009年、2010年、JOGMECセミナー開催 • 2008年、TICAD IV横浜行動計画における広域インフラ整備協力 • 2011年、事務局に専門家派遣再開 • 2012年3月、日・SADCインフラ投資セミナーの開催 • 2012年4月、経済協力に関する覚書(MoU)締結 • 2013年6月、SADCインフラ投資セミナーの開催予定 • (TICADⅤ/JICAサイドイベント) • 出所: *2011年統計/WDI 2012、**2000-09年の平均/IMFDOTS 2011 • ***2011年統計/ANCTAD・WIR 2012 • 概要 • 30年以上の歴史を持つ地域機構として、域内の平和・安全保障、政治、開発と貧困削減分野の協力を通じて地域経済統合を目指す • 加盟国:タンザニア、ザンビア* 、ボツワナ、モザンビーク、アンゴラ、ジンバブエ* 、レソト、スワジランド* 、マラウイ* 、ナミビア、南ア、モーリシャス* 、コンゴ(民) * 、マダガスカル(資格停止中) * 、セイシェル* (*COMESAとの重複加盟国) • 機能 • 事務局: ハボロネ(ボツワナ) • 事務局長: トマス・サロマオ(元モザンビーク計画・財務大臣、運輸・通信大臣) • 主な機関: 首脳会合(サミット)、政治・防衛・安保保障協力機関(通称オーガン)、閣僚級会合、セクター別閣僚級会合、常設委員会(次官級)、国別委員会、SADC裁判所、事務局など • サミット議長国(輪番制): モザンビーク(2012年)マラウイ(2013年) • 3.主要な方針・政策 • ・アフリカ連合(AU)の「アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)」を踏まえた地域指標戦略開発計画(RISDP)を作成。優先分野とプロジェクトを明確にする。2012年8月、インフラ開発に特化した地域インフラ開発マスタープラン(RIDMP)を発表。 • ・2012年、オーガンの戦略的指針計画Ⅱ(SIPOⅡ)を発表。域内の国防や平和維持のためのプロジェクトをより具体的にする。 • 4.課題 • 加盟国の多様性と開発状況の違い(地域統合の課題) • 域内ジャイアント・南アとの関係 • 地域の安定(ジンバブエ、マダガスカル、コンゴ(民)等) • RISDPの限界(加盟国の実施意欲と実施能力がカギ) • 加盟国の負担金(年間経常予算約半分がドナー拠出金) • 加盟国が重複する地域機構(COMESA、ECA)との連携強化 • 野心的な経済統合のスケジュール • 2008年自由貿易圏発足 • 2010年関税同盟(遅延) • 2015年共同市場 • 2018年統一通貨 SADC⇒我が国に対する期待 広域回廊、ICT、電力、河川・ 水資源、観光促進など