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ERGONOMICS AT WORK Chapter 2 : The Sensory Nervous System. 電気電子情報工学科 柳瀬友彦. 第 2 章 人体の構造 : 感覚神経系. 明順応と暗順応 動きの視覚認識 空間の視覚認識. 第 2 章 人体の構造 : 感覚神経系. 明順応と暗順応 動きの視覚認識 空間の視覚認識. 桿体と錐体. 人間の目は幅広い照度で機能 網膜の 2 種類の受容器官があるため rods : 桿体 Cones : 錐体. 桿体と錐体. 桿体 高い 光 感度を持つ
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ERGONOMICS AT WORKChapter 2: The SensoryNervous System 電気電子情報工学科 柳瀬友彦
第2章 人体の構造 : 感覚神経系 • 明順応と暗順応 • 動きの視覚認識 • 空間の視覚認識
第2章 人体の構造 : 感覚神経系 • 明順応と暗順応 動きの視覚認識 空間の視覚認識
桿体と錐体 • 人間の目は幅広い照度で機能 • 網膜の2種類の受容器官があるため rods : 桿体 Cones :錐体
桿体と錐体 • 桿体 • 高い光感度を持つ • 光度の低い夜間にモノをみる →暗順応に使用 • 錐体 • 色覚の基礎となる • 感度が低く日中の照度で機能 →明順応に使用
照度の変化による影響 • 視細胞はセットで働く • 滑らかな変化には適応 • 急激な変化には適応できず
照度の変化による影響 • 例えば:真っ暗な所から日の元へ • 機能していた桿体では処理不可 • 急に錐体を機能させられない 一時的な盲目状態に
照度の変化による影響 • 例えば:真っ暗な所から日の元へ • 対策は? • 目を閉じて光度の変化に 適応できるまで時間をかける • サングラスをかける
明順応と暗順応 • 錐体は比較的早く作用 →明順応は1~2分で完了 • 桿体は動作が遅い →暗順応には30分かそれ以上必要
暗順応 • 暗い環境で働く人々 →赤いゴーグルを着用 • 桿体の視覚色素に影響を与えない • 桿体が適応しやすくなる • 錐体はいつもどおりに機能
第2章 人体の構造 : 感覚神経系 明順応と暗順応 • 動きの視覚認識 空間の視覚認識
動きの認識 • 動きを正確に検知したい • 目盛りを横切る針の動き • 乗っている車の動き • 向かって落ちてくる物体の動き
動きの認識 • 2通りの認識の方法が存在 • 目を動かして視界に納める 筋肉の収縮で速度や動向を把握 • 目は静止したまま像が網膜を横切る • 状況によって違う網膜細胞で知覚
動きの認識 • 検出できる最低の速度は 1-2 min of arc/sec • minute of arc =1度の60分の1の角度 • これ以上の速度は桿体で検知 軌道や鮮明な像を捉える
動きの認識 • 動きの遅い・静止している物体を 動いている物体と照合 • 空間的な相互関係を把握
第2章 人体の構造 : 感覚神経系 明順応と暗順応 動きの視覚認識 • 空間の視覚認識
空間の視覚認識 • 空間的な相互関係の認識方法 • 視野内の別の物体からの手がかり • 目の視力調節と注目
視覚的な手がかり • 2種類の視覚的な手がかりを提示 • 両眼 • 単眼
両眼 • 右目と左目の像を脳で比較 • 差異を利用して相対的な位置を示す
両眼 • 例えば: 2つの物体を用意 • 物体を直線上の近くと遠くに置く • 近い物体を凝視→右目を閉じる • 左目で遠い物体はどう見えるか?
両眼 • 左目で遠い物体はどう見えるか? →左にあるように見える • 同じように右目だけで見ると右に • 異なった像から相対的な位置を把握
単眼 • 過去の視覚経験と関連付ける • 物体の相対的な大きさ • 遮蔽物や影 • 質感(きめ)
質感 • 例えば:Gibson(1950) 認知心理学者 • 規則的な模様や質感の分かるもの • 例えば床など • 遠近法を用いて変化を与える
質感 • 例えば:Gibson(1950) 認知心理学者 • 網膜像に模様の密度の勾配が発生 • この勾配こそが空間である
質感 • 例えば:Gibson(1950) 認知心理学者 心理学情報サイト: psycho labより(無断)借用 http://www.2px.jp/psycho/index.htm
注目 • 注目するという行動自体も手がかり • 例えば: 遠くの物体を凝視 • 近い物体が二重に見える • 近い物体の詳細がわからなくなる • 近い物体が焦点よりも手前にある
注目 • 視力の調節と注目 →焦点を合わせる目の動きに関係 • 2つの異なる像を調節 →レンズの形を変えて物体に注目 • 網膜から1枚の「絵」として作成
注目 • 注目と像の調節の2つのプロセス →相対位置に関しての様々な情報 • レンズ筋 • 目の固有受容レセプター • 固有受容システムの有用性は 後のチャプターで論じる