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  一人一人が自ら拓く     技術・家庭科の学習

第47回全日本中学校技術・家庭科研究大会 第47回関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究大会長野大会.   一人一人が自ら拓く     技術・家庭科の学習. 長野県技術・家庭科教育研究会. 第47回全日本中学校技術・家庭科研究大会 第47回関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究大会長野大会全体会提案. 昭和63年 長野大会 研究テーマ.   一人一人が自ら拓く     技術・家庭科の学習. 一人一人が生きる技術・家庭科の学習. 自ら課題をもち,   自ら課題を解決していくことができる                子どもを育てたい. 平成10年 長野大会 研究テーマ.

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  一人一人が自ら拓く     技術・家庭科の学習

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  1. 第47回全日本中学校技術・家庭科研究大会 第47回関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究大会長野大会   一人一人が自ら拓く    技術・家庭科の学習 長野県技術・家庭科教育研究会

  2. 第47回全日本中学校技術・家庭科研究大会 第47回関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究大会長野大会全体会提案 昭和63年 長野大会 研究テーマ   一人一人が自ら拓く    技術・家庭科の学習 一人一人が生きる技術・家庭科の学習 自ら課題をもち,  自ら課題を解決していくことができる               子どもを育てたい 平成10年 長野大会 研究テーマ 一人一人が自ら伸びる          技術・家庭科の学習 長野県技術・家庭科教育研究会 平成20年 長野大会研究テーマ

  3. 研究テーマ 一人一人が自ら拓く    技術・家庭科の学習 どのような場面でも  自分のもっている力を活用して    自らのねがいを達成していく

  4. 授業場面 ○自らのねがいをもち,          主体的に課題を見つけていく姿 ○意欲的に追究し,自ら考え工夫しながら,      ねがいを達成し,課題を解決していく姿 ○課題を解決していくことに楽しさを見い出し,  生活をよりよくしようと,工夫し創造していく姿

  5. 平成20年   3月28日 長 野 大 会 昭和63年 平成10年 平成20年 新学習指導要領 告示 学習指導要領の改訂 平成元年3月      改訂(平成5年4月実施) 平成10年12月      改訂(平成14年4月実施) 告示

  6. 新学習指導要領 「生きる力」をはぐくむ「確かな学力」の定着思考力・判断力・表現力等の育成 内容の再編成と必修化 技術分野 A 材料と加工に関する技術 B エネルギー変換に関する技術 C 生物育成に関する技術 D 情報に関する技術 家庭分野 A 家族・家庭と子どもの成長 B 食生活と自立 C 衣生活・住生活と自立 D 身近な消費生活と環境 選択教科の削減

  7. 新学習指導要領 技術分野 目標 ものづくりなどの実践的・体験的な学習活動を通して,材料と加工,エネルギー変換,生物育成及び情報に関する基礎的・基本的な知識及び技術を習得するとともに,技術と社会や環境とのかかわりについて理解を深め,技術を適切に評価し活用する能力と態度を育てる。 「ものづくり」の活動の重視「広い視野をもって技術をみる力」    ・社会や環境とのかかわり     ・技術の適切な評価

  8. 新学習指導要領 家庭分野 目標 衣食住などに関する実践的・体験的な学習活動を通して,生活の自立に必要な基礎的・基本的な知識及び技術を習得するとともに,家庭の機能について理解を深め,これからの生活を展望して,課題をもって生活をよりよくしようとする能力と態度を育てる。 空間軸,時間軸の視点をもち, 将来を見通した「生活をよりよくしようとする力」   をつける

  9. 自ら拓く力(技術分野) 第1分科会「教育課程(技術とものづくり)」(生物育成)第2分科会「技術とものづくり1」(材料と加工)第3分科会「技術とものづくり2」(エネルギー変換)第4分科会「情報とコンピュータ1」(情報 コンピュータ計測)第5分科会「情報とコンピュータ2」(情報 マルチメディアの活用) 目的に応じた栽培計画を立て,実践する力材料や工具を活用する力目的にあった仕組みを協同で作り出す力計測するために,コンピュータを利用する力多様なメディアを複合して表現する力

  10. 自ら拓く力(家庭分野) 第6分科会「生活の自立と衣食住1」(食生活と自立)第7分科会「生活の自立と衣食住2」(衣生活・住生活と自立)第8分科会「家族と家庭生活1」(家族・家庭と子どもの成長)第9分科会「家族と家庭生活2」(身近な消費生活と環境) 自分の食事を整える力衣服を活用し管理する力家族や地域・社会の一員として,            よりよい関係を築いていく力環境や資源に配慮して生活する力

  11. 各分科会の取り組み 「自ら拓く力」の洗い出しつける力の明確化 魅力的な題材の設定選定と題材展開の工夫 「自ら拓く学習」の実践「自ら拓く」ための手だて

  12. 教師の具体的な手だて (1)課題解決力を育てる学習過程の設定 (2)実際の生活とかかわる場面の                  意図的な配置 (3)繰り返して学習する場面の設定 (4)一人一人が体験し,           考え,実践する場の保証 (5)個のよさをつなぐ,学び合いの場の設定 (6)学びのよさを振り返る時間の確保

  13. 教師の具体的な手だて (1)課題解決力を育てる学習過程の設定 (2)実際の生活とかかわる場面の                  意図的な配置 (3)繰り返して学習する場面の設定 (4)一人一人が体験し,           考え,実践する場の保証 (5)個のよさをつなぐ,学び合いの場の設定 (6)学びのよさを振り返る時間の確保 (2)実際の生活とかかわる場面の                  意図的な配置 (5)個のよさをつなぐ,学び合いの場の設定 (6)学びのよさを振り返る時間の確保

  14. 第7分科会 家庭分野「生活の自立と衣食住2」第7分科会 家庭分野「生活の自立と衣食住2」  製作したワーキングウェアから学ぶ,                 衣生活の自立 衣生活・住生活と自立 自ら拓く力 ・衣服を活用し    管理する力

  15. 平成10年 新学習指導要領 被服領域 厳 選 「簡単な衣服の製作」は 「選択」   実践的・体験的に「衣服製作」をさせたい・力をつける  ・生徒たちの喜び ・作ることで精一杯・思うようにできなかったから製作品は使わない

  16. 題材展開(24時間扱い) ワーキングウェアを      作ろう ワーキングウェアの      活用と管理 (12) (10) 衣生活と衣服の働き(1) 学習のまとめ(1) 「衣服を活用し管理する力」 製作題材  ワーキングウェア

  17. 自作のワーキングウェア       を使っていく中で,  適切に活用する力を         つけていく自作のワーキングウェア       を使っていく中で,  適切に活用する力を         つけていく 第7分科会 キーワード 「作って終わる。」 から,「作って始まる。活動して始まる。」               授業への転換

  18. 学習展開 課題解決学習 汚れ取り(洗濯,染み抜き)アイロンかけ縫製繊維の種類    等の問題 課題毎に    追究 個のよさをつなぐ学び合い学びのよさを振り返る場

  19. 「衣服を活用し管理する力」 (1)日常の衣生活に関心や課題をもち, 主体的に衣服の選択や手入れ及び 製作に取り組み,よりよい衣生活を実践しようとする力 (2)衣服の選択,手入れ,製作に課題 をもち,その解決方法を自分なりに工夫し,日常生活 でよりよい衣生活ができる力 (3)衣服の構成や製作に関する基本的な知識をもち, 自分のねがいや使用目的に沿った簡単な日常着の製作が正確にできる力 (4)衣服の機能や素材にあった管理方法がわかり,衣 服の選択や手入れなどの管理が適切にできる力

  20.   一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習  一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習 技術分野 第1分科会  「教育課程」 第2分科会  「技術とものづくり1」 第3分科会  「技術とものづくり2」 第4分科会  「情報とコンピュータ1」 第5分科会  「情報とコンピュータ2」 第6分科会  「生活の自立と衣食住1」 第7分科会  「生活の自立と衣食住2」 第8分科会  「家族と家庭生活1」 第9分科会  「家族と家庭生活2」 家庭分野

  21.   一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習  一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習 技術分野 第1分科会  「教育課程」 第2分科会  「技術とものづくり1」 第3分科会  「技術とものづくり2」 第4分科会  「情報とコンピュータ1」 第5分科会  「情報とコンピュータ2」 第1分科会  「教育課程」  「一人一人が自ら拓く  技術・家庭科の学習」     をめざす教育課程 第6分科会  「生活の自立と衣食住1」 第7分科会  「生活の自立と衣食住2」 第8分科会  「家族と家庭生活1」 第9分科会  「家族と家庭生活2」 家庭分野

  22. 新学習指導要領 「生きる力」をはぐくむ「確かな学力」の定着思考力・判断力・表現力等の育成 内容の再編成と必修化 技術分野 A 材料と加工に関する技術 B エネルギー変換に関する技術 C 生物育成に関する技術 D 情報に関する技術 家庭分野 A 家族・家庭と子どもの成長 B 食生活と自立 C 衣生活・住生活と自立 D 身近な消費生活と環境 選択教科の削減

  23. 新学習指導要領への対応  ・ガイダンス的な内容の題材の設定  ・各分野の内容を融合して扱う題材  の設定  ・総合的な学習の時間との関連

  24. ガイダンス的な内容の題材の設定 指導計画の作成と内容の取扱い 小学校における学習を踏まえ,他教科等との関連を明確にして,系統的・発展的に指導ができるよう配慮すること ・1年生の学習開始の段階で設定・小学校の学習・他教科等とのつながりがわかる・3年間の学習内容を見通すことができる・実践的・体験的な学習を通す

  25. 技術分野『技術』って,どんな勉強するの? ~名刺&カードフォルダ作り~ 第9分科会からの提案 家庭分野「家庭分野の学習を始めよう」 「3年間のまとめ」の時間の確保 ・つけてきた力の自覚・生活にいかしていく動機づけ ガイダンス的な内容の題材の設定

  26. 第4分科会の製作題材 スピーカボックス ・材料と加工に関する技術 ・エネルギー変換に関する技術 ・情報に関する技術 第8分科会の題材 高齢者や幼児との      ふれあい体験  ・家族・家庭と子どもの成長 ・食生活と自立 各分野の内容を融合して扱う題材の設定

  27. 総合的な学習の時間との関連 総合的な学習の時間 ○自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し, よりよく問題を解決する資質や能力の育成○学び方やものの考え方を身に付ける○問題の解決や探究活動に主体的,創造的,協同的に取り組む 態度を育てる○自己の生き方を考えることができるようにする 中央教育審議会「学習指導要領改善の答申」 総合的な学習の時間で取り扱うテーマに応じ、関連の深い教科を担当する教師が中心となることも考えられる 技術・家庭科学習と積極的に関連づける

  28. ・基礎的・基本的な操作・ソフトの使用方法 メディアを複合した制作(第5分科会提案) ・学習のまとめ・成果の発信  幼児や高齢者との      ふれあい体験   (第8分科会提案) ・命を題材にする学習  目的をもって     栽培する学習  (第1分科会提案) ・生産的な学習・環境について考え,       実践する学習 総合的な学習の時間との関連 技術・家庭科 総合的な学習の時間

  29. 1学年(70) ガイダンス的な内容 5 技術 材料と加工 30(第2分科会の提案内容) 家庭 家族・家庭 5 食生活 25(第6分科会の提案内容) (第9分科会の提案内容) 2学年(70) (第1分科会の提案内容) 技術 生物育成 15 エネルギー変換 20 家庭 消費・環境 10 衣生活・住生活 25(第7分科会の提案内容) 3学年(35) 家庭 まとめ 1 技術 情報 17 (第5分科会の提案内容) 家族・家庭 17 (第8分科会の提案内容) 題材配置の例 A

  30. 題材配置の例 B 1学年(70) 生物育成 6 ガイダンス的な内容 5 (第1分科会の提案内容) 技術 材料と加工 24 家庭 食生活 25(第6分科会の提案内容) 消費・環境 5 家族・家庭と消費・環境を含む 2学年(70) (第3,4分科会の提案内容) 技術 情報 14 (第5分科会の提案内容) 材料と加工,エネルギー変換,情報 12 生物育成 9 家庭 衣生活・住生活 30(環境の視点を含む) 家族・家庭 5 3学年(35) 家庭 まとめ 1 (第3,4分科会の提案内容) 技術 材料と加工,エネルギー変換,情報 17 家族・家庭 17 (第8分科会の提案内容)

  31.   一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習  一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習 技術分野 第1分科会  「教育課程」 第2分科会  「技術とものづくり1」 第3分科会  「技術とものづくり2」 第4分科会  「情報とコンピュータ1」 第5分科会  「情報とコンピュータ2」 第6分科会  「生活の自立と衣食住1」 第7分科会  「生活の自立と衣食住2」 第8分科会  「家族と家庭生活1」 第9分科会  「家族と家庭生活2」 家庭分野

  32.   一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習  一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習 生物育成 技術分野 第1分科会  「教育課程」 第2分科会  「技術とものづくり1」 第3分科会  「技術とものづくり2」 第4分科会  「情報とコンピュータ1」 第5分科会  「情報とコンピュータ2」 第1分科会  「教育課程」  スプラウトを育てることで,作物を自分の目的通りに栽培していく力を                    高める学習 第6分科会  「生活の自立と衣食住1」 第7分科会  「生活の自立と衣食住2」 第8分科会  「家族と家庭生活1」 第9分科会  「家族と家庭生活2」 家庭分野

  33. 自ら拓く力 目的に応じた栽培計画を立て,実践する力 目的が明確なら意欲的に取り組める生徒 作物を育てて   みたいと思って     いる生徒 ①作物の生育過程を観察し,比較できる力 ②作物の環境条件を整える力 ③栽培の見通しをもつ力 ④作物を栽培し,管理する力 ⑤自分の栽培技術を評価し,活用できる力 栽培学習でつける力

  34. 栽培時期や期間,施設等に制約されず,環境条件を調整することの大切さがわかる題材栽培時期や期間,施設等に制約されず,環境条件を調整することの大切さがわかる題材 ①導入題材としての位置付け ② 試しながら追究していく   課題解決学習の展開 ③生徒の学習意欲の向上 ④一人一人が体験し,考え,実践する場の保証

  35. 個のよさをつなぐ学び合いの場や,達成感・満足感を実感できる振り返りの場個のよさをつなぐ学び合いの場や,達成感・満足感を実感できる振り返りの場 本時 題材展開(全6時間) ・スプラウトについて知る(総合) 学習問題  スプラウトを自分の目的通りに栽培するには、どのように栽培計画を立てるとよいのだろうか。 ①目的を持ち,1回目の栽培 ②2回目の目的を持つ ③2回目の栽培計画 Aさんの目的 1回目の栽培では、自分の目的通りに栽培できなかった。 ハムで巻いて食べるので、食感がでるように長くしたい。 ④栽培計画にそって栽培 ⑤栽培結果の考察 ・利用(家庭科) ⑥露地栽培の計画

  36. Aさんの追究の過程 環境条件を項目化したカード 実際のスプラウト 比較からの気づき 自分の「環境条件カード」と共通していることが多いが、日光に当てる時間が違う。環境条件が違うと、生長に違いがでる。

  37. 友達はどうやっているのだろう? 自分の目的通りに栽培するには、日光は、3日間当てるとよさそうだ。 KFさん 緑が濃いが短い Kさん 緑が濃い Sさん やはり  3日間がよい Fさん このくらいがよい Mさん まだ緑が薄い

  38. 水耕石を底に敷き、毎日霧吹きで水をやり、収穫3日前に日光に当てよう。水耕石を底に敷き、毎日霧吹きで水をやり、収穫3日前に日光に当てよう。  計画通りに世話すれば目的通りのマスタードスプラウトになると思う。 自分の目的通りに育てるためには、環境を調節することが大切だ。 しっかり世話していきたい。 栽培の見通し 自分の目的通りに栽培して いくための適切な環境条件 作物を自分の目的通りに栽培していく力

  39.   一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習  一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習 技術分野 第1分科会  「教育課程」 第2分科会  「技術とものづくり1」 第3分科会  「技術とものづくり2」 第4分科会  「情報とコンピュータ1」 第5分科会  「情報とコンピュータ2」 第6分科会  「生活の自立と衣食住1」 第7分科会  「生活の自立と衣食住2」 第8分科会  「家族と家庭生活1」 第9分科会  「家族と家庭生活2」 家庭分野

  40.   一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習  一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習 材料と加工に関する技術 技術分野 第1分科会  「教育課程」 第2分科会  「技術とものづくり1」 第3分科会  「技術とものづくり2」 第4分科会  「情報とコンピュータ1」 第5分科会  「情報とコンピュータ2」 第2分科会  「技術とものづくり1」 確かな技術を身につけ,    自信を高めていくものづくりの学習          第6分科会  「生活の自立と衣食住1」 第7分科会  「生活の自立と衣食住2」 第8分科会  「家族と家庭生活1」 第9分科会  「家族と家庭生活2」 家庭分野

  41. 生徒の実態   関心は高いが技能の低下が見られる生徒   課題に向けて追究の姿が弱い生徒 指導の見返しから    確かな技能をつけたい    完成の喜びを自信につなげたい 自ら拓く力 「材料や工具を活用する力」 基礎技能を定着でき,自らの生活に根ざした題材が必要 「自分だけのプチタンスを作ろう」 1学年の題材として  ・基本加工のほとんどを網羅し,課題解決学習を組みやすい  ・生活を振り返り,設計を変更できる  ・可能な部分は機械加工を取り入れたり,設計の共通化により難易度を下げる  ・収納題材ということで,実生活での活用の幅も広い  ・基本加工のほとんどを網羅し,課題解決学習を組みやすい  ・生活を振り返り,設計を変更できる  ・可能な部分は機械加工を取り入れたり,設計の共通化により難易度を下げる

  42. 「プチタンス」について 基本設計 外枠材料     キハダ 1200×155×15 引き出し材料  アガチス 900× 45×12 外枠に合わせた設計 底板で大きさを調節 緻密な加工の体験 CDラックとして 生活を振り返る場としての設計 小物入れとして 引き出し部の工夫

  43. 題材の展開 第1題材 基礎技能定着のための題材   (プチタンス外枠の製作 全16時間扱い) 第1題材のねらい 生活を振り返る場(設計) 基礎技能の定着 課題解決の方法を学ぶ 発展 第2題材 技能の発展,繰り返しの題材   (引き出しの製作 全12時間扱い) 第2題材のねらい 繰り返しによる技能の定着 緻密な加工の必要感 既習技能の工夫

  44. 公開授業の場面 のこぎりびき 利用において,他の工具との共通点が多い 課題解決場面を設定しやすい 学習問題 材料をまっすぐに切断しよう ペアで作業① 課題追究 グループで情報交換 学びの共有 ホワイトボードにグループでまとめたコツを貼る 前回より上達した生徒の紹介 (ICT利用) ペアで作業②

  45.   一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習  一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習 技術分野 第1分科会  「教育課程」 第2分科会  「技術とものづくり1」 第3分科会  「技術とものづくり2」 第4分科会  「情報とコンピュータ1」 第5分科会  「情報とコンピュータ2」 第6分科会  「生活の自立と衣食住1」 第7分科会  「生活の自立と衣食住2」 第8分科会  「家族と家庭生活1」 第9分科会  「家族と家庭生活2」 家庭分野

  46.   一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習  一人一人が自ら拓く       技術・家庭科の学習 技術分野 第1分科会  「教育課程」 第2分科会  「技術とものづくり1」 第3分科会  「技術とものづくり2」 第4分科会  「情報とコンピュータ1」 第5分科会  「情報とコンピュータ2」  第3分科会  「技術とものづくり2」 エネルギー変換に関する技術 アイデアを出し合いながら,チームの課題を解決し, 工夫・創造する力を育成する必修ロボコン学習   第6分科会  「生活の自立と衣食住1」 第7分科会  「生活の自立と衣食住2」 第8分科会  「家族と家庭生活1」 第9分科会  「家族と家庭生活2」 家庭分野

  47. 魅力的なロボコン学習 選択教科や部活動などでロボコン 学習に夢中になる生徒たち 自ら拓く力 ○協同で培われる     コミュニケーション能力 ○工夫し創造する力 ○目的に合ったしくみを作り出す力

  48. 必修にふさわしいロボコンに 「みんなでロボコン」             の創造 全員が履修できるものにして, 興味・関心・意欲を引き出しながら 自ら拓く力をつけたい

  49. ロボコン必修化のために Robocon  題材展開の工夫 ① スモールステップでのロボット製作 アイテムを移動するロボット    アイテムを移動し、放出するロボット    アイテムを取り込み、移動・放出するロボット ②「みんなでロボコン」        ルールの設定

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