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電気自動車に おける省エネ 走行に関する研究. Q07-026 岡本 隆秀. 目次. 研究背景 問題点と解決策 電気自動車モデルの説明 システム全体図 システム評価 今後の展望. 研究 背景1. 電気自動車 環境を考慮してバッテリーによる 走行 100 V 電源で 14 時間の充電が必要 走行距離は平均で150km → 消費電力が激しく、走行距離が短い. 研究背景2. エンジン車 エンジンを使用して走行 排気ガスによる CO 2 が問題視 ガソリンの補給は約 10 分 走行距離は平均で約500km → 圧倒的に走行距離が長い 消費電力に注目.
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電気自動車における省エネ走行に関する研究 Q07-026 岡本 隆秀
目次 • 研究背景 • 問題点と解決策 • 電気自動車モデルの説明 • システム全体図 • システム評価 • 今後の展望
研究背景1 • 電気自動車 環境を考慮してバッテリーによる走行 100V電源で14時間の充電が必要 走行距離は平均で150km →消費電力が激しく、走行距離が短い
研究背景2 • エンジン車 エンジンを使用して走行 排気ガスによるCO2が問題視 ガソリンの補給は約10分 走行距離は平均で約500km →圧倒的に走行距離が長い 消費電力に注目
問題点と解決策 • 消費電力を削減するには? →道の変化に対応しスムーズな走行を行う • 道の変化とは? →天候、路面状況の変化 • 路面状況とは? →道の傾き、路面の種類、カーブの方向
解決策2 • 消費電力を抑えるために必要な要件 →モータを天候、路面の状況に合わせて最適な状態に制御する 消費電力を抑えることで、走行距離を延ばすことができるシステム
電気自動車モデルの説明1 • 電気自動車のモデル LEGO MINDSTORMSNXT • 使用言語 RobotC →C言語に似た高級言語
電気自動車モデルの説明2 • センサポートは4つ(入力) センサ1:ソナーセンサ 2:ライトセンサ 3:ジャイロセンサ 4:加速度センサ • モータポートは3つ(出力) モータA:左後輪 B:右後輪 C:前輪
加速度センサ ソナーセンサ ジャイロセンサ ライトセンサ
モータA (左後輪) 進行方向 モータC (前輪) モータB (右後輪)
機能説明1-天候解析機能 ↓ これらから 現在の天候(晴れ、曇り、雨)を認識し、それをモータ制御機能に出力する
機能説明2-路面状況解析機能 • ↓ これらから • 道の傾き(上り坂、平坦、下り坂) • 路面の種類(コンクリート、タイル、砂利) • カーブの方向(右、左) • これらをモータ制御機能へと出力する
機能説明3-モータ制御機能 入力 • 天候(晴れ、曇り、雨) • 路面の種類(タイル、コンクリート、砂利) • 道の傾斜(上り坂、平坦、下り坂) • カーブの方向(右、左) • 出力 • 3つのモータのパワー(-100~100) • 3つのモータの回転方向(順方向、逆方向) • 3つのモータの回転数
モータ制御の例1 タイルでカーブを曲がる
モータ制御の例2 曇り、下り坂、タイル→曇り、平坦、タイル
センサ評価1 • ソナーセンサ カーブ(正面障害物)の認識に対する誤差は約4.4cmであった • ライトセンサ 明るさのしきい値を40と設定することで、環境、路面の明るさの両方に対応できた
センサ評価2 • ジャイロセンサ 正面を620と設定する。左に曲がると数値は減算、右に曲がると数値は加算 620 620-α 620+α
センサ評価4 • ±360°を約±600で認識した →1°は約1.67で内部で認識された
センサ評価3 • 加速度センサ 状態Aと状態Bの重力加速度の差を取る x=(mB-mA) ↓ 上り坂と下り坂を正確に認識できる 状態B 状態A mB mA
センサ評価5 • 道が平坦であっても路面がmB-mA=0であるとは限らないことがわかった ↓そこで -5<mB-mA<5と幅を持たせることで坂道かどうかの認識ができた
システム評価2-モータ • カーブを曲がる際に、一方を順方向、もう一方を逆方向に回転させる →カーブを曲がる時間を約1.5秒短縮 • 傾斜を下る際、モータを坂の惰性で走行させる →消費電力を約7%削減
今後の課題(ハード面) • センサの追加 赤外線センサを2本追加 →障害物までの距離とカーブの方向をより正確に把握できる • モータの追加 前輪を左右独立させる →より安定した走行を実現できる
今後の課題(ソフト面) • 動作の追加 上り坂の角度に応じてモータの回転数を変化させる →さらにスムーズな動作が実現できる 追加されたセンサを利用して動作を追加することも重要である