150 likes | 409 Views
社会安全政策論. 第1回総論. hosho07. 1. 社会安全とは. ・社会安全 → 犯罪にあわないこと ・ 「治安」と「防災」 → 「犯罪対策(防犯)」と「災害対策(防災)」 ・犯罪とは ① 人権、社会基盤の侵害行為 ② 国民が処罰を望む行為 → 「社会の重大な紛争で、警察や司法の介入・ 解決が必要とされるもの」 ・ 犯罪の特性 ・犯罪の変化~ 社会と国民意識の変化 に応じ必ず変化 ・「安全」は 客観と主観 の 2 面から. 2. 犯罪の構成要因. 加害者. 被害者. 環境. 警察、市、住民、公園、家屋など. 3. 犯罪の変化.
E N D
社会安全政策論 第1回総論 hosho07 hosho07 1
社会安全とは ・社会安全→犯罪にあわないこと ・「治安」と「防災」 →「犯罪対策(防犯)」と「災害対策(防災)」 ・犯罪とは ①人権、社会基盤の侵害行為 ②国民が処罰を望む行為 →「社会の重大な紛争で、警察や司法の介入・ 解決が必要とされるもの」 ・犯罪の特性 ・犯罪の変化~社会と国民意識の変化に応じ必ず変化 ・「安全」は客観と主観の2面から 2
犯罪の構成要因 加害者 被害者 環境 警察、市、住民、公園、家屋など hosho07 3
犯罪の変化 平成10年頃から総量激増(200万件超) ・街頭犯罪の急増 ・強盗の増加 ・性犯罪の増加 ・詐欺の増加 ・14年ピークに減少へ ⇒今後の規制緩和・事後対応主義で犯罪は増加? hosho07 4
「治安に関する世論調査」h18・12 • 日本は安全安心ではない~53% • 10年で治安は悪化した~84% 取締要望: • ①殺人・強盗・誘拐 • ②飲酒運転・ひき逃げ(+22ポイント) • ③粗暴犯、空き巣、詐欺(+13ポイント) • 事件捜査に協力:97% hosho07 5
110番受理件数の推移 hosho07 6
様々な社会指標の変化 女性・子供への事件 飲酒事故への反感 外国人犯罪者への恐怖 児童虐待の急増・ごみ不法投棄 公務執行妨害・駅員への暴力 自動販売機林立・消防団高齢化 弁護士・マスコミの懲戒処分 離婚率急増・被害者対策 社会と国民性が変化 hosho07 7
犯罪認知・検挙数の変化 バブル崩壊 8
犯罪増加の過程 1 社会の利便性向上→犯罪機会増加 国民性変化→犯罪抑止力低下 2 機会増大・犯罪抑止力低下⇒街頭犯罪増加 ~自転車盗、車上ねらい、自販機荒しなど大量発生 →検挙率低下、犯罪への抵抗力低下 3 犯罪の容易化⇒強盗・侵入盗などの重要犯罪増加(2002) hosho07 9
社会変化と犯罪 機会の増加(社会環境の変化) 24時間化~コンビニ 広域化~高速道路、国際空港 IT化~携帯、インターネット 国民性の変化 『私』の拡大 コミュニティ弱体化 紛争調整力の低下 被害者の変化 高齢化 犯罪の増大・悪化 10
社会安全政策論:犯罪の統制 社会安全とは 安全:犯罪にあわないこと(客観的要素) + 安心:安全と思うこと(主観的要素) • 社会安全政策 • 犯罪の質、量の統制 • 国民の安心感確保 • 手法 • 犯罪の3要素に応じた対策 hosho07 11
これまでの犯罪理論 ・犯罪者論に偏る→犯罪者の処遇が犯罪学の目的 ・司法中心でエリート主義→刑事手続きの適正化が刑事訴訟法の目的 ・被害者側の視点に欠ける ~「たとえ100人の犯人を逃しても、 一人の無実の者を罰してはいけない」 ・ 「防犯」の意識乏しい~環境への視点なし hosho07 12
パラダイムシフト「事後処罰から事前予防へ」パラダイムシフト「事後処罰から事前予防へ」 犯罪原因論から犯罪機会論へ ・対象を犯人から環境・被害者へ ・犯罪環境の変化に合わせた対策 「官からコミュニティへ」 ・主体の拡大(多機関連携) ・地域主体の犯罪対策 hosho07 13
状況的犯罪予防 この2つの「要因」に注目する 犯罪発生 今までは、 ここばかり 原因追求 hosho07 14
社会安全政策論 hosho07 15