1 / 100

pwc

pwc. 情報通信/放送事業者 次世代事業戦略について. PwC. “ hyper-connected individual” の時代に向けて 2001年8月 プライスウォーターハウスクーパース コンサルタント株式会社 情報通信エンターティメント事業部 戦略コンサルティングサービスマネージャ 多田 彰. 本日のプレゼンテーション.

kenyon
Download Presentation

pwc

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. pwc

  2. 情報通信/放送事業者次世代事業戦略について情報通信/放送事業者次世代事業戦略について PwC “ hyper-connected individual” の時代に向けて 2001年8月 プライスウォーターハウスクーパース コンサルタント株式会社 情報通信エンターティメント事業部 戦略コンサルティングサービスマネージャ 多田 彰

  3. 本日のプレゼンテーション 情報通信/放送、エンターティメント (ICE: InforCommunication Entertainment) 業界を取り巻く現状とその状況変化から、次世代にむけたサービス及び事業のアイディアについて、UK市場をベストプラクティスとして捉えた考察 • プライスウォーターハウスクーパース • コンサルタント株式会社 • 情報通信エンターティメント事業部 • 戦略コンサルティングサービス担当マネージャ • 多田 彰 • 電話:03―5798―6654/090-9134-4764 • Email:atada@pwj.co.jp

  4. プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(PwC)株式会社についてプライスウォーターハウスクーパースコンサルタント(PwC)株式会社について • PricewaterhouseCoopers(PwC)は、世界150カ国に15万人を超えるプロフェッショナルを擁し、クライアントの価値創造、リスク管理、及び業績を向上させるための総合的なソリューションの開発及び実行を支援しています。 • PwCは広く深い業界知識を持ち、世界中のあらゆる成熟・成長市場で活躍するクライアントに対して優れたサポートを実施し、最先端のナレッジマネジメントシステムとクライアントの成功を望む情熱で結ばれたプロフェッショナル集団です。 • プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社はPwCマネジメントコンサルティング部門の日本法人です。

  5. BIG 5売上高比較 (1999年) PwC USD 17,595m E&Y USD 12,400m KPMG USD 12,200m DTT USD 10,600m AA USD 7,300m 「International Accounting Bulletin」より PwCのグローバルネットワーク プライスウォーターハウス(Price Waterhouse)は産業革命振興期の英国で1849年に設立されました。株主保護のために会社法が制定され、これを契機に企業と経営者をサポートするプライスウォーターハウスの歩みが始まりました。 1998年7月には、クーパース&ライブラントと合併しプライスウォーターハウスクーパースとして世界最大のプロフェッショナルサービス企業が誕生しました。世界152カ国867拠点、従業員数16万人の凝縮されたPwCのノウハウを、事業の発展と飛躍のためにお役立てください。 設立:   1849年(英国) 拠点:   世界152カ国、867拠点 従業員数:   約 16万人           (日本法人:1300人/会計監査除く) サービス内容:  ・会計監査   ・経営コンサルティングサービス   ・財務アドバイザリーサービス   ・税務コンサルティングサービス   ・人事労務コンサルティングサービス   ・業務プロセスアウトソーシング 対応業種:   製造、流通、金融、通信等 22業種

  6. ネットワーク ネットワーク トランスポート POTS 2G トランスポート 2.5G ADSL ポータル&サービスプロヴィジョン PRISM ケーブル モデム デバイス ISP ポータル モバイル ポータル デバイス 3G モバイル PC もばいる ワイアレス ブロードバンド PC モバイル WLAN? IDTV デジタル ケーブル ワイアレス ブロードバンド iDTV ポータル IDTV 地上波 デジタル デジタル 衛星 ADSL 本資料で議論する主な内容「個人」を軸としたマーケットの再編成について POTS TV 区別されたマーケット 競合の融合と収束 The Hyper Connected Individual 20世紀 現在 今後5~10年

  7. 本資料で議論する主な内容 今日の課題 Key Questions • デバイスベースで定義されたマーケット構造はいまや時代遅れである。 • あたらしいマーケットをリードするためのリーダシップが必要とされている。 • レガシーシステム/独占事業の終焉 • もはや一社ですべてを提供するのは不可能 • モバイル/デジタル/ブロードバンドがこれからの成長分野であることに間違いはない。 しかし革新的なサービス/アプリケーション無しには成長はありえない。 • どの事業分野で何にフォーカスすべきか? • そして、そこでどのように競合していけるのか? • 誰とパートナーを組むのか? • 新ICE世紀においてどのように収入を得ていくのか? • そこへどのようにたどり着くのか?

  8. はじめに ・・・ 事業モデルの根本的な変化の潮流はじめに ・・・ 事業モデルの根本的な変化の潮流

  9. はじめに ・・・ 欧米メガキャリアの凋落とその背後にあるものはじめに ・・・ 欧米メガキャリアの凋落とその背後にあるもの 海外のメガキャリアの凋落 失敗の本質と今後の方向性 ワンブランドによるローカルから国際まで、電話からインターネットまで、固定から携帯茶までの「ワンストップショッピング」の実現 1997.11 AT&T史上初の外部招聘による社長 (マイケルアームストロング)誕生 1998.6 TCI買収を発表 2000.10 会社4分割発表 2001.7 CATV部門売却の噂 通信免許取得、企業買収にかかるコスト負担と既存ネットワークのアップグレード(AT&TのCATV網による電話/高速インターネットサービス対応網の整備など)提供にコストがかかり、魅力的な新サービスの投入を怠る 挫折 1984 民営化、グローバル戦略を拡大 1997 MCI/BT合併を発表(後に破談) 1998 AT&Tと国際通信分野における全面提携 2000.11 持ち株と事業会社の分離発表 2000.4 3G免許取得 2001 アジアより撤退、欧州事業縮小 2001.4/5 携帯事業 及び電話帳事業会社資本分離 事業が行き詰まり財務改善、株価対策のための事業切り離し/売却 挫折 再浮上のための方向性は?

  10. はじめに ・・・ 「8 Lessons from the Telecom Mess」、Aug 13, 2001付けビジネスウィーク誌より  2001.8.13付けビジネスウィークで、現在のテレコム事業の混乱を克服し再生していくために次の8つの改革案が提案されている。 設備投資を再度呼び起こし、技術革新の促進がカギであると説く。 今後予想される動き 仮説 規制当局にとっての課題 • 大きな変革なしには、住宅用利用者は地域電話サービスの競争で恩恵を得られない。 • ベル電話会社は、地域市場の競争を踏み潰すのに、誰が考えるよりも効果的である。 • ブロードバンド・ネット接続の展開は、遅く、高価で、不完全なものになるだろう。 • ワイヤレス産業は周波数の不足によってハンディキャップをつけられている。 • テレコム企業は、チャンスがあれば際限なく訴訟を起こすだろう。 • 通信に関する規制機関は、合併や買収を時代遅れの基準で審査している。 • ブランド・ネームと「ワンストップ・ショッピング」はマーケティングの神話である。 • オープン・インターネット標準こそがイノベーションを促進し、安い料金を実現する。 補助金の廃止と地域会社への基本料金値上げの許容 小売と卸売りへの事業構造分離の動き ユニバーサル基金jからブロードバンドネットワーク基金へ 国防省、テレビ局などから不要な周波数をとりあげる動き 事業者にとっての課題 紛争解決手順の簡素化の動き 独占の定義を変更する動き ブランド名ではなく、ブランド名に見合ったサービスを開発する動き オープンスタンダードを更に加速する動き

  11. はじめに ・・・ 既存の情報通信・放送事業会社が抱えている具体的な事業課題はじめに ・・・ 既存の情報通信・放送事業会社が抱えている具体的な事業課題 TV会社 -強固なアセットと磐石なポジションを有しているが、TV以降の時代にどのように対応し、いつ本来のもの(コンテンツ/視聴者)にフォーカスするのかというジレンマにある。 モバイル通信事業者 -大きな賭けの状態にある。 今後のチャレンジは、カスタマを獲得し、サービス利用をさらに刺激し、消費額のシェアを握ることにある 通信機器製造-デバイスマーケット市場の伸びに関する予測はバラ色である、しかし今後のバリューシステムと「サービス」にどのようにフィットしていくことになるのかの予測がたたない 通信事業者 -分割がもっともスマートな方法として認知されつつある・・ ポータル/ISP -ナローバンドPC接続の時代から、ブロードバンド/マルチプラットフォームICE時代にむけて死ぬか生きるかの瀬戸際にある 小売店/カスタマ獲得チャネル -強力な事業者は、パワフルな新規のポジションを得ることができるかもしれないが、成長性及び動きの鈍さから金融機関離れがおきている 出版社/コンテンツオーナー -カスタマーリレーションシップにおいて勝者になりえない → 強みを発揮できるコミュニティ/コンテンツに集中し、ICEスペースにおける垣根をこえた協業を模索していかなければならない

  12. はじめに ・・・ 課題解決に向けた仮説 歴史的に別個の市場構造 • 情報通信エンターティメント(ICE)産業は、これまで相互に独立した産業であり、相互依存の関係になかった・・・ • この状況は、 今後の10年間でさらに進展するであろう技術、規制及び競合により大きく変化していくと考えられる・・・ • この変化は、ICE業界を、いままで “プロダクト”により定義されるマーケットから、個々のユーザをつなぐサービスの展開へ強力にすすめていく推進力となる。 • 結果として、この変化は市場構造の根本的な変化を促し、すべてのICEプレーヤに市場における役割や戦略の再検討を強制する。 すばやく変化に対応する企業に優位性を与えるであろう。 • 将来のあたらしい競合状況を形作る、新たな事業性の模索、アライアンス提携などの動きが活発化する。 将来のICEインダストリにおけるケーパビリティセットを備えるため、あらたな“要求”レベルが必要とされる。 • “Personal Integrated Services Management”バリューチェーンが、これまで別個であったものをInteractive Worldに結び付けていくために出現する。 融合をはじめたICE “Connected Individual”の時代へ・・・ マーケットコンテクストの根本的な変化 新しい事業形態と事業範囲 “Personal Integrated Services Management”

  13. 仮説評価から戦略構築の結果起こること 過去の仕組みにおけるバリューチェーン 今日のいびつなバリューチェーン 将来の理想系 “PRISM” トランスポート アプリケーションとコンテンツ • セクタースペシフィック且つ垂直統合的プレーヤ(BTなど) • シングル“ポイント”ストラテジ(モバイル通信ネットワーク) • 限定されたビジネス領域の拡大(例 BBCがおこなうコンテンツ配信はメディアだけに限られている・・) • H.L,T型戦略 – マーケットチョーク(難所)ポイントの探求とビジネス翼幅の拡張のため(携帯事業者によるクロスプラットフォームポータルの開発、セクターをこえてコンテンツとカスタマーサービスを拡大するBスカイBなど ・・・・ すべてが持続可能且つ競合で優位を保つものではない) • 長期的には、これらの戦略は競合他社に対して不十分な防御策であり、本業にダメージを与えていく恐れがある。 • バリューチェーンロールへの集中 • 歴史的なマーケット領域を凌駕 • メジャープレイヤー同士のアライアンスと協業

  14. 今日のバリューチェーン - デバイス/サービスありき今日のバリューチェーン - デバイス/サービスありき 視聴者 加入者 加入者 アカウント 消費者 ファン 消費者 リスナー オーディエンス 購読者 Fixed Telephony MobileTelephony Internet PC Television PDA Music Games Radio Cinema Print

  15. 次世代環境におけるバリューチェーン - サービスを利用する「個人」ありき次世代環境におけるバリューチェーン - サービスを利用する「個人」ありき 「個人」 Fixed Telephony MobileTelephony Internet PC Television PDA Music Games Radio Cinema Print デバイス カスタマ獲得/小売店チャネル サービス/プロダクトプロバイダ トランスポート 支線網 基幹網 ポータル アプリケーション と コンテンツ 広告 アプリケーション コンテンツ 知的財産権などへのオーナーシップ イネーブリングテクノロジとサービス

  16. 参考: 構造分離とは? オフィス 屋外t ホーム オフィス 屋外 ホーム 卸売り • 卸売りとトランスポートが分離 • コンテキスト別に小売とサービスプロビジョンがセグメント化される • コンテキスト/アプリケーションセグメントのクロスが発生 • 新しいサービス統合レイヤの登場 卸売りと小売とサービスプロビジョンのセグメント分離が発生 一体型通信事業 現在様々な事業者によりトライされているソリューションやビジネスモデルは、ICEサービス利用方法に関しての個人の影響力の増加が、既存のマーケットセグメントを崩壊させていく可能性があることを認識していく必要があると考えられてる。

  17. 新しい試み • マイクロソフトでは、インターネットに集中するため、これまでの事業を「.Netプラットフォーム」をベースに組織の再編をおこなった • Desktop Software • Enterprise Software & Services • Consumer Software, Services & Devices • E-Commerce Investments • 収入の75%をハードウェアの売上に頼るソニーでは、「コンテンツとハードウェアの融合したビジネスモデル」の構築を目指している。 ソニーでは、ネットワーク世紀にむけて4つの窓を設定している。 • デジタルTV • PCs • PS2 • モバイルデバイス • Microsoft .Netは、「インターネットそのものを新OSのベースにする」とのコンセプトで開発されている。 • ユーザのみならず、開発者、マルチチャネル開発、ユーザ利用環境のビジネス利用を見据えたアーキテクチャで設計されている。 • ソニーでは、ソニースタイルを「Connected Deviceプラットフォーム」と位置付けている。 • 最終的には、米国でソニーブランドによるISPを立ち上げる計画である。

  18. プレゼンテーション構成 セクション 1 セクション 2 セクション 3 The new ICE Age “hyper-connected individual”へ ICE Today 変化の入り口 Crossing the ICE 新“ICE”世紀へ マーケットはどう変化しようとしているのか? ICEマーケットが直面している変化 ICE事業者への示唆

  19. セクション 1 ICE 2000 変化を導く力 ICE Today 変化の入り口 競合の収斂 課題はどこに? 市場機会の発見

  20. 現在: デバイス/サービスにより定義されているマーケット ICE 2000 視聴者 Television 固定加入者 Fixed Telephony 移動加入者 Mobile Telephony アカウント Internet PC 消費者 PDA ファン Music 消費者 Games Consoles リスナー Radio オーディエンス Cinema 購読者、回覧者 Print

  21. キラーアプリケーション??  それはいまだに“紙” (UKのケース) ICE 2000 • 広告がいまだに主要な収入源である。 • UKのGDPにおけるICE市場規模は、過去10年間徐々に低下しつつある。(7.8%  7.6%) • e-Commerceは、いまだ活用に至っておらず、“これから”のもの・・・ • いまだに、全世界人口の半分の人間は、電話さえかけたことがない* £m *元米国副大統領 アル・ゴア氏の言葉 Sources: PwC まとめ

  22. Device Sales Billed Services Physical Content Advertising e-Commerce ICE業界の動向( UKのケース ) ICE 2000 モバイルへ!1999-2004における伸び率 % Mobile 39 PC 20 TV 18 Fixed Telco 7 Print 6 PDA 5 Games 2 Audio 1 Cinema 1 Radio 1 £m £m +53% £45bn £69bn Source: PwCまとめ

  23. “デジタル通信サービス” の方向性 (UKのケース) ICE 2000 • 現在のところ、今後6種類のアクセス技術(固定・移動問わず)の展開がアグレッシブに行われると予想されている。 Source: Datamonitor, Ovum, Strategis, PwC analysis

  24. Total digital access provider revenues £bn 50 45 LMDS 40 DTT 35 30 25 2.5G/3G 20 15 Digital satellite 10 ADSL 5 Cable 0 2000 1999 2005 2009 2001 2002 2004 2008 2003 2006 2007 2010 Cable revenues ADSL revenues Digital satellite 2.5G/3G DTT LMDS Source: Ovum, analyst reports, PwC analysis デジタルアクセスプラットフォームサービスは、200億ポンド収入の達成へ・・・・ (UKのケース) ICE 2000

  25. ネットワーク拡張に対する投資額は600億ポンド以上・・・(UKのケース) ICE 2000 Source: Ovum, analyst reports, PwC analysis

  26. しかし、投資の持続には、ICEサービスがUKのGDPのうち3%の獲得が必要ICE 2000 PwCの試算によると、ROIを達成するためには、投資による開発されるブロードバンドサービスにより、 今後10年内にGDP中3%を占める市場に成長していくことが必要である。 Source: PwC analysis

  27. 参考: UKにおけるデジタル系サービスプロバイダのネットキャッシュフローアウトルックICE 2000 Source: Ovum, analyst reports, PwC analysis

  28. WACCに対するNPVセンシティビティ ICE 2000 Source: PwC analysis

  29. 変化を導く力変化を導く力 7. テクノロジの発展 8. オープンスタンダードと規制緩和 5. ムーアの法則とメトカーフェの法則 • コンシューマ   コネクティビティ/ レセプティビティ 6. ‘メタキャピタリズム’ 3. モバイル! 2. デバイスとインターフェース開発とユビキタスコンピューティング 1. ブロードバンドサービスの発展

  30. 競合状況は、すでに次元複合/次元融合の段階に突入している 競合の収斂競合状況は、すでに次元複合/次元融合の段階に突入している 競合の収斂 ITV ISPs TV led デバイス テクノロジイネーブラ Fixed Pipe/Cable • 支出と成長の“共有” • カスタマへのマーケティングプロセスの“共有” • カスタマインサイト(データ)の共有 • 信用力の“共有” • アクセス/トラヒックの“共有” • 協業の“共有” • e-Commerceの“共有” サービス プロバイダ Mobility コンテント/アプリケエーションプロバイダ 小売 Eコマース プロバイダ ポータル 伝送/ネットワーク

  31. コンバージェンス度 低 高 水平統合バリューチェーンの全てのレベルにおいての競合が始まっている・・・・競合の収斂 • モバイル機器メーカーがポータルを開発 • ヴァージンがPalm周辺機器を開発  ・・・・ • フィリップスがeアプリケーションを開発 • マイクロソフトがXboxゲームコンソールを開発 • Sonyとドコモがゲームで協業 • NTLが、セットトップボックスメーカと共同でマーケティング • 携帯機器小売事業者がMVNOに進出 デバイス • SkyがBTとADSLで協業 • モバイル事業者が固定に進出 • “ヴァージンテレコム” カスタマ獲得/小売 サービスプロバイダ トランスポート • オレンジなどが固定網に投資、または固定系事業者と双務的な協業を締結 ポータル アプリケーション/コンテンツ • ITNニュースが10以上のコンテンツプラットフォーム上で視聴可能 • “オープン”プラットフォームの増殖 • BBCがADSL上でPPVコンテンツのストリーミングを行うためのPortalを計画 • AmazonとToys R usの協業 • Vizzaviポータルは、2006年までに一億二千万の加入者獲得を計画 • Yahooのブロードバンドコンテンツ対応計画 イネーブリングテクノロジ • ブルートゥース/無線LANが、短距離通信の共通通信規格になりつつある。 • C&Wとノキア社のモバイル向けWebホスティングサービスの協業

  32. “Evidence” 競合の収斂 • Telewest - Flextech と番組供給事業者がOndigitalと協業 Television • ADSL時業者数 - 35(ある週の事業者数) Fixed Telephony • “ヴァージンモバイル” Mobile Telephony • キーポータルプレーヤが、TVやモバイルへの展開を計画! Internet PC • “シンビアン” PDA • SpiceWorld – 新アーティストの発掘方法の変化 Music • ソニーのPS2ホームゲートウェー戦略 Games Consoles • ラジオはいまやインターネット、TVそしてモバイルで聴取可能! Radio • 映画会社は、トータルメディアブランドのマネージに注力、シネマはライブブロードキャストへの進出を模索 Cinema • 有名紙/雑誌ブランドの価値の拡張した新規事業への取り組み(FHM誌) Print • ユーティリティ、ファイナンシャルサービス、小売チェーンなど複合事業にまたがって事業をおこなうためのポテンシャルをもつ事業体の取り組み(ヴァージン、ユーティリティ など・・) Other

  33. 通信 事業者 ユーティリティ ファイナンシャル サービス メディア 小売店 電気通信サービス(パイプ)の提供 販売機会を得るためのカスタマアクセスとブランドの提供 コンテンツ/アプリケーションの供給 Eコマースの開発(料金支払い) ICEにおける異業種の相互作用 競合の収斂 キーとなるオーバーラップ: 小売チェーン、ファイナンシャルサービス、ユーティリティ 競合 相互依存性 • 長期にわたるカスタマとの関係 • 事業目標: カスタマーシェアの増大 • 強力な料金徴収メカニズム・・・ • アライアンスまたは互いの競合は避けられない!

  34. “にんじんを追う”パターン 収入増加またはマーケットカバレッジの拡大を追い求める “ムチ打たれる”パターン ‘もしここで対策をうたなければ、マーケットは侵食されるだけだ!’ 有料TVオペレータの場合 £ £ TV利用料金 TYV利用料金 有料TVオペレータの場合 何かすごいもの・・ £ £ 付加価値サービス 接続料 E-commerce TV利用料金 TV利用料金 競合の収斂を促す経済的/競合上の二つの方法競合の収斂 • 高成長性を実現 • CRM及びブランディングにおける長期的な規模の経済性を獲得するため(別途投資が必要になるが・・) • リスク防御を伴いつつ、複数の収入源を確保する • 根本的なマーケットニーズに応えながら、カスタマ/市場からの要望に応える • カスタマーロイヤリティをロックインする。 • 特定エリアにあまり固執しすぎた場合、「ニッチ」マーケットプレーヤになってしまうリスク - 「本業集中」が「衰退産業にスタックする」ことになる可能性 • 新しい技術やオープンコンペティション環境は、プレイヤーになんとかして生き残ることを強要する・・・ (今日では、DSLなどを通じて高速コンテンツを銅線経由で伝送することが可能となっている → 電話会社はこの点で戦略を検討しなければならない/コンテンツプロバイダやISPにとってはあらたな事業領域になる) …実際のところ、このトレンドは勝者より多くの敗者を生み出すことが予想される。実質的にはそれほどまでには急激に成長しない市場に対して、“事業家の野望” および事業計画の合計は、実際存在する市場バリューを超過することは十分にありうる。 結果として、技術投資における激しい競争、強烈な料金競争、強烈なマーケティングでの争いがおこることは避けられない!

  35. 未来は「個人 – Individual」を各とした状況設定とニーズのマッチングの中にある課題はどこに? 加入者 ビューワー 視聴者 消費者 購読者 アカウント ファン メンバー チケットホルダー リスナー 社員 クレジットリスク シート “客” ターゲット サポーター

  36. ICEサービス対象である「個人 - Individual 」が直面する問題 課題はどこに? TVチャネル Webサイト 出版物 ラジオ局 プロダクトライフサイクル 一日あたりのEmail数 一日の時間 4/5 0 100+ 10+ years 10+ 24 500+ 20 million 1000+ 10000+ months 100+ 24 It’s About Time“時間が足りない”と答えた人の割合 1991 51% 1995 57% 1999 66% Source: Henley Centre ノーテル社の試算によれば、Webページのダウンロードを待っている時間に、25億時間が無駄に費やされた、とのこと (1998年のデータ) but

  37. ゆえに「パーソナリゼーション」がKeyとなる 課題はどこに?ゆえに「パーソナリゼーション」がKeyとなる 課題はどこに? パーソナリゼーションの様相 世界は、ますます情報であふれていく・・・ • アプリケーションの適用とパターンに関する解析と保存 • 「0.1」セグメントに対する解析 (一般的にそれぞれが有する10通りの異なるムードを把握) • ベストなWeb及びインターネットにおいて関連する情報等の両方に関する組み合わせに関する品質 • コミュニティとインディビジュアリズムとのバランス • 快適生活の実現(ナビゲーションと情報フィルタリングにおける関連性と便利性) • セルフ・サービス、パーミッションおよびプライバシーに関する“期待”と“支持”のバランス保持 • ロイヤリティ、ロックインマネージメント  ….. 年間データ発生量(1999年時点) 全合計:2,120,000テラバイト PC disk drives Log scale Departmentalservers 1,000,000 Photographs Camcorder tape 100,000 Enterprise servers X-rays 10,000 1,000 Office documents 100 Music CDs Newspapers DVDs Cinema Periodicals 10 Books Data CDs 1 オプティカル 紙 フィルム 磁気 0.08 0.24 427 1,693 Total ‘000Tb “コンテクスト”の追求! 出所:カリフォルニア大学バークレー校

  38. 市場拡大のチャンスは、日頃の生活に・・ 市場機会の発見市場拡大のチャンスは、日頃の生活に・・ 市場機会の発見 なんだか無駄な時間が多い ・・ あぁ・・またチャンスを逃した・・ なんだかお金を無駄に使っているんじゃ意なのかなぁ・・・ もっと留守が心配だ・・・

  39. ICE産業の向かう方向 市場機会の発見 £60bn of network investment 収束する競合 複雑方程式 The New ICE Age 時間 機会 マネー 平穏な生活 変化を導く力 機会

  40. セクション 2 The hyper-connected individualの時代へ The new ICE Age “hyper-connected individual”へ “PRISM” トランジション

  41. ネットワーク ネットワーク トランスポート POTS 2G トランスポート 2.5G ADSL ポータル&サービスプロヴィジョン PRISM ケーブル モデム デバイス ISP ポータル モバイル ポータル デバイス 3G モバイル PC もばいる ワイアレス ブロードバンド PC モバイル WLAN? IDTV デジタル ケーブル ワイアレス ブロードバンド iDTV ポータル IDTV 地上波 デジタル デジタル 衛星 ADSL 「個人」を軸としたマーケットの再編成 The Hyper-connected Individualの時代へ POTS TV 区別されたマーケット 競合の融合と収束 The Hyper Connected Individual 20世紀 現在 今後5~10年

  42. この実現が「新ICE世紀」の到来を意味する。 The Hyper-connected Individualの時代へ 20世紀 新ICE世紀 • “製品”により定義されたマーケット • 歴史的経緯により垂直的市場により決定されたプレーヤ • オールドエコノミー • 効率化のためのデバイス • 他産業から分離したICEマーケット • ナローバンド • 個人を核としたフォーカス • (水平的な)バリューチェーンロールにより決定されるプレーヤ • ニューエコノミー • 時間、労働、費用を削減する“インテリジェンス” • ファイナンシャルセクター、ユーティリティ及び小売店などとの競合の激化 • ブロードバンド

  43. ネットワーク トランスポート PRISM デバイス PC モバイル IDTV My communications My family My services My travel My finance My home My leisure My shopping My projects My business My interests My entertainment 究極的に「個人」の根本ニーズを満たすために重要な技術、アプリケーション、帯域を‘Connect’するビジョンの必要性 The Hyper-connected Individualの時代へ • 技術、情報、インテリジェンスのこれまでの役割 → 時間/費用の節約、不利便さの解消、リスクの軽減、機会の拡大 • 人の間、デバイス間、インターフェース間、コンテンツ間、アプリケーション間・・が“接続” されてこそ、これらが成立してきた。 “Hyper Connected Individual”コンセプトの発生 • “消費者”の役割の視点からではなく、「個人」の要素から、あたらしくコンセプトを考える。 My communities My work • すなわちどのようなものか? • どのように提供されるのか? • 現在のICEマーケットはどのようにそこへ向かうのか? • ICEマーケットは、今日みられるような製品/プラットフォームで定義されなくなり制限されなくなる。

  44. どのように発展していくのか? The Hyper-connected Individualの時代へ 複数デバイスを通じた既存コンテンツの配信 リモートストレージによるデバイス・情報の動機 IP接続機器の拡大 堅固なアライアンス “Walled Garden” アライアンス “walled prairies” PRISMsによる オープンアクセス

  45. 徐々に“Connected Reality”が創出されていく・・・The Hyper-connected Individualの時代へ 映像配信 ゲーム 情報/エンターティメントをホーム情報機器へ遠隔配信 音楽配信 スケジューラ同期サービス ショッピング ‘Find me’ サービス コーポレートイントラネットへの接続 ニュース&情報 遠隔監視(情報家電、乗り物) ユニファイド メッセージング バンキング アクセスデバイスとしてのスマートフォン P2P ペイメント B2Eシステム(出張、経費精算) 電子財布 株価情報サービス ギャンブル パーソナルショッピングポータルサービス 自動コンテンツ生成 堅固なアライアンス “Walled Garden” アライアンス “walled prairies” PRISMsによる オープンアクセス

  46. マーケティングチャレンジThe Hyper-connected individualの時代へ • “悪魔の道具”電話に関する“タイム”誌の最初の評価 • ‘connection’にむけては多くの障害、オブジェクションが存在する • 歴史的に新たな‘connection’の登場は、変化を促す強力なエージェント的な役割を担う存在 • プライバシー • セキュリティ • “ビッグブラザー” • 複雑さ • コスト • 恐れ、不確実さ、疑い • 人体への影響 • 明らかなニーズ/ベネフィットの認識の欠如 • 技術に対する行動と態度における惰性 • 人々をつなぐ高速道路になる・・・ • 電話は、人々の距離を埋めた・・・ • インターネットはPCを“connect”した。

  47. TV モバイル PDA PC 電話 無線 Other ‘Connection’されていることのベネフイットを提供するためのコンセプト “PRISM” The Personal Interactive Services Manager (PRISM) コンテンツレイヤ 接続デバイスと インターフェース トランスポート PRISM 「個」の コアニーズ 利用状況 Delivering: My communications 場所 My services 快適さ My finance 生活利便性 時間 人生の質 My leisure 所有物 My family 広告 コンテンツ ポータル/パッケージ アプリケーション 知的再算件に関するオーナーシップ 健康 My travel 社会 情況 財産 My home 地位 My shopping 人生設計 気分 My entertainment ICEサービスが個人と接するところに新しい輪、片方向/双方向の新しい形のサービスプロビジョン-PRISMが必要となる。 My projects

  48. “PRISM”:キラープロポジション “PRISM” システム インテグレータ ICE スーパーマーケット パーソナル ポータル 帯域/ E-Commerce エージェント レベニュー モデル • ホームとネットワークの接続(固定/移動)の提供 • デバイスの接続性確保 • 「個」があるブランド下またはサードパーティブランドからの提供を望む各種サービス(TV、インターネット・・・・)の提供 • コンテンツ/アプリケーション提供に関するパーソナライゼーション • 好みに応じたインテリジェントインタフェース(音声認識、手書き入力) • 最適なサービスとソリューションの獲得 • ビリング/サービスデリバリーのコーディネーション • 他ベンダーとのリレーションシップマネージメント • サービスプロビジョンフィー • パフォーマンスベースフィー • e-Commerceコミッション • 広告、パーミッションマーケティング収入 KSF パーソナル ダッシュボード パーソナル アシスタント フィルター/ ウオッチドッグ データウェアハウジング/アナリシス • ブランドへの信頼性 • システムインテグレーション/テクノロジ • カスタマに対する理解度 • パートナーシップ/アライアンス戦略 • アセットとケーパビリティの迅速な構築 • 全ICE製品/サービスにおけるリッチプロポジションの提案能力 • パーソナルパフォーマンスマネージメント(電気料金、水道料金などの利用料分析など) • 統合課金サービス • ホームにおける雑務などに関するアシスタント(子供を起こす、家計管理・・・) • イエローページ • 不必要な広告/コンテンツのスクリーニング • インカミング・マーケティングをコントロールするためのガイドラインにそった個人データの販売/提供 • 個人/ホームに関するデータマネージメント • 各種分析・・・

  49. “PRISM”のイメージ “PRISM” 「個」 PRISM ネットワーク

  50. Walled Prairie Walled Prairie Walled garden Walled garden 個人のためのコマーシャルリンケージ Connected World マネージド/コーポラティブリンケージ(統合ビリングなど) PRISMを経由したオープンアクセス PRISMリレーションの外側へのダイレクトアクセス 非Connected World (アドホックショッピングなど) マイナーPRISM(s) ビリングに おける協力 メジャーPRISM ユニファイドビリング • 少数のPRISMライクなりレーションシップ • PRISM = Walled Garden+オープンアクセス • Walled garden = 強固なコントロール下 • Walled prairie = ルースなコントロール • Connected/Unconnected Worldにおいて100を超えるブランドとのリレーションシップが存続する。

More Related