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ネットジャーナリズム論

ネットジャーナリズム論. 関西大学総合情報学部 神田敏晶(Toshiaki Kanda) kandaknn@gmail.com. 授業概要. ジャーナリズムの歴史は、メディアの歴史でもある。 メディアを通じてもたらされるジャーナリズムは、メディアの変化により、大きく影響を受けつつある また、インターネットにより、情報の「意味と価値」も変化しつつある。 大手メディアのヒエラルキーと世論形成、個人メディアのスピードとバイラルパワーを直近のニューストピックを題材に、授業で検証を深める。

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ネットジャーナリズム論

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Presentation Transcript


  1. ネットジャーナリズム論 関西大学総合情報学部 神田敏晶(Toshiaki Kanda) kandaknn@gmail.com

  2. 授業概要 • ジャーナリズムの歴史は、メディアの歴史でもある。 • メディアを通じてもたらされるジャーナリズムは、メディアの変化により、大きく影響を受けつつある • また、インターネットにより、情報の「意味と価値」も変化しつつある。 • 大手メディアのヒエラルキーと世論形成、個人メディアのスピードとバイラルパワーを直近のニューストピックを題材に、授業で検証を深める。 • メディアの成立するビジネス構造を理解し、ネットメディアの可能性と未来を検証していく授業スタイルをとり、自ら情報を発信するメディアを持ち、実践することにより、未来のメディアとジャーナリズムを経験していく。

  3. 授業計画 シラバス • 1.ボクが個人放送局を実践してみてわかったこと • 2.インターネット上のジャーナリズムとは? • 3.マスメディアの歴史とインターネットの歴史 • 4.メディアビジネスの成立条件 視聴率という亡霊 • 5.客観的な報道、第三者的立場の報道は可能か? • 6.映像メディア&紙メディアの限界。何を伝え、何を伝えられないか? • 7.実践ニュース報道&コラム・オピニオン体験 • 8.今週のニュースを題材に独自のオピニオンを主張する • 9.情報をパブリックにすること PRとアフリエイト • 10.情報をクローズドにすること 信頼性とバイラル • 11.インターネットメディアの特性と評価 • 12.まとめ

  4. ネットメディア • ブラウザメディア ネットスケープ VS IE • なぜ、ホームページをyahoo!にするのか? • ストリーミングメディア • プッシュリモコン VS プルマウス • 2ちゃんねる VS マスメディア • ブログ VS SNS • マルチタスクビューワー メール ブラウザ • 地上波 デジタル • YouTube

  5. コミュニケーションの法則 • CPUは18ヶ月で2倍に「ムーアの法則」 • データストレージは12ヶ月で2倍に「ストレージの法則」 • インフラネットワークは9ヶ月で2倍に「ファイバーの法則」 • コミュニケーションパワーは6ヶ月で2倍「ギルダーの法則」 • ネットワークの価値は端末数の2剰 「メトカーフの法則」 • コミュニティ・コンテンツは2のn剰(n=参加者)で増加する「コミュニティの法則」パロアルト研究所のジョン・シーリー・ブラウン名誉所長

  6. メディアとは? • メディア=情報を媒介する存在 • マスメディア=大量に情報を媒介する存在 • 現在のマスメディア=新聞・雑誌・ラジオ・テレビ=広告事業が成立するメディア • たくさんの人が見ることによって価値(広告)が上がる。 • たくさんの人が見ないことによって価値(広告)が下がる。

  7. インターネット時代の購買シーン「AIDMA」から「AISAS」インターネット時代の購買シーン「AIDMA」から「AISAS」 AIDMA: Attention → Interest → Desire → Memory → Action       注意          関心        欲求        記憶        購入 AISAS: Attention → Interest → Search → Action → Share     注意          関心         検索       購入    情報共有 広告モデルから、比較モデルへの変更

  8. ネット時代の消費行動 メディアより豊富な情報 しかも“pure”である 掲示板 ブログ SNSmixi オークション Media TV/Radio 雑誌 SPOT広告 公式企業サイト 最安値を知っている 再販価値もわかる blog アフリエイト コミュニティ オークション Amazon kakaku.com Yahoo 苦労せずに比較できる じっくり調べられる

  9. 報道機関の特性 • テレビ&ラジオ 国からの許認可事業(電波事業) • 新聞 公共性を重視したメディア • 雑誌 公序良俗に反しない程度 • 通信社 BtoBビジネスからBtoBtoCへロイター、AP、共同通信社 時事通信社 など • インターネットメディアブログやWebサイトとの違いは?法人格でメディアっぽいことが重要 • すべては、「伝播力」の勝負

  10. 苦悩する新聞社 • 1000人以上のジャーナリストが個々に取材および執筆 良質な記事と膨大なボツ原稿 • 広告営業担当が企画と出稿管理  • 大量の部数を輪転機で高速印刷 紙資源 • トラックで輸送 石油資源 高速道路 環境 • 販売店ネットワークが、チラシを挿入 紙資源 • 配達員が個別に配達 労働問題 就労人口 • 配達されてから10時間の賞味期限6時から16時まで • 内容は昨日の取材、発表 • 月額固定料金

  11. 映像メディアの特性 • ディスプレイに依存する • 映画 スクリーン 投影 • テレビ ブラウン管 ハイビジョン大型液晶 • パソコン CRT 液晶 • ハンドヘルド ポータブルビューワー • コンテンツは、再生するハードウェアに依存している

  12. 映像メディア • “時間”という概念 • “編成”というシーケンシャルな動線アクセス方法は“編成”に依存 • リモコンや番組表によって、視聴を決定 • 大多数は、番組を見ながら選択している • DVDなどのパッケージは、最初に選択してから購入、レンタルし、時間を自分にコミットしてから視聴する • 他に興味のある番組がないかどうかの確認行動など

  13. ニュースワークショップ • 最近のニュースの話題 • 2007年度10月度 • 沢尻エリカ 「別に」発言  • 亀田父子 ボクシング 反則 パフォーマンス • 赤福 • 新潟中越地震 あれから3年 • テロ特措法  給油量 

  14. ビューポイント

  15. 曼荼羅発想

  16. コラム • ニュース報道、ファクトをもとに推測 • 自分の意見を述べる • 自分の立場を明確にする • 情報だけでは見えてこない新たな視点をみせる • 経験値を最大限に活かす KandaNewsNetwork,Inc.

  17. 客観的(に見える)事実がポイント • 題材、テーマ設定 タイトル 見出し • 事実の報道とは 情報ソースが重要 • 過去形 進行形 未来系 自由なアプローチ • 見聞 < 体験・経験 におきかえる • ですます調   である調   • 素材を元に自分なりのコメントがポイント • 独自のオピニオンを主張する KandaNewsNetwork,Inc.

  18. 400文字コラム • 起承転結 400文字  100×4 • A. 事実 進展 ところが 結論  • B. 結論 解説 事実 結論 • C.序文 事実 結論  KandaNewsNetwork,Inc.

  19. 今週のニュースを題材に • テクノラティ • Kizashi.jp • 情報サイト KandaNewsNetwork,Inc.

  20. メディア力 信頼力

  21. SNS SBM • 知人という信頼の担保 • リアルでの認識 • 誤差は補正できる • 地域や属性が近い • 知人の知人は他人 • 知人のネットワーク • 興味という信頼の担保 • 情報のみの信頼 • 誤差は補正できない • 地域属性は問わない • 一度会うと知人 • 紹介者 メディアの必要性

  22. メディア力 信頼力

  23. 2007年度 試験のポイント • 日々のニュースと、そのニュースから派生する身の回りの話題との比較。 • ニュースの当事者になって考えてみる。 • 自分の意見やオピニオンを常に持つこと。

  24. ありがとうございました!

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