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セマンティック Web が 次世代 Web となるために

セマンティック Web が 次世代 Web となるために. 産業技術総合研究所 サイバーアシスト研究センター 和泉憲明  niz@ni.asit.go.jp. セマンティック Web が 動かさないといけないもの. 次世代 Web へと発展するために. 知識表現のトレンド 55-65: arbitrary data structures 65-75: semantic networks 75-85: simple frame systems 85-95: description logics 95-??: logic. 知識工学の歴史と次世代 Web.

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セマンティック Web が 次世代 Web となるために

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Presentation Transcript


  1. セマンティックWeb が次世代Webとなるために 産業技術総合研究所 サイバーアシスト研究センター 和泉憲明 niz@ni.asit.go.jp

  2. セマンティックWebが動かさないといけないものセマンティックWebが動かさないといけないもの 次世代Webへと発展するために

  3. 知識表現のトレンド 55-65: arbitrary data structures 65-75: semantic networks 75-85: simple frame systems 85-95: description logics 95-??: logic 知識工学の歴史と次世代Web Webのトレンド • 95-97: XML as arbitrary structures • 97-98: RDF • 98-99: RDFS (schema) as a frame-like system • 00-01: DAML+OIL • 02-??: DAML-L ⇒2002年以降のWebのトレンドは 95年以降の知識工学に予見できる?   新しい血を輸血する必要あり?

  4. 技術が世の中に深く浸透する条件は? • 学界+企業+オープンコミュニティ • Webがビジネスを刺激するのは? • 情報発信したい,Webデザインで差をつけたい,… • Webがマニアを刺激するのは? • 情報発信したい,Webデザインで差をつけたい,… • Linux,CのSTL,…,サクセスストーリは? • IBMサンフランシスコ,CORBA,… ⇒Webサービスはどうか?

  5. セマンティックWeb からはじめること • 学界+企業+オープンコミュニティ • Webサービス+ビジネスプロセス • エージェント+ユビキタス ⇒ 学界が,いかに貢献するか? いかにオープンソースコミュニティを刺激するか? 企業中心から参加者中心にできるか? 議論のポイントか?

  6. セマンティックWebの来た道・行く道

  7. セマンティック Web の起源 • TBL(Tim Berners-Lee)による 1989年のWWWの提案 • 名前付オブジェクトとさまざまな情報,タスク管理のWeb • Guha designed MCF at Apple (~94) • XML+MCF=>RDF (~96) • RDF+OO=>RDFS (~99) • RDFS+KR=>DAML+OIL (00) • W3C’s SW activity (01) • W3C’s OWL (02) http://www.w3.org/History/1989/proposal.html

  8. セマンティック Web 登場の背景 • Information Overload と Personalization • Webの機能と役割の変化 • 構造化テキスト+ハイパーリンク • サーチエンジンの登場と限界 • キー入力に対してなんらかのコンテンツを出力 • コンテンツ解釈 と 構造解釈 • WebブラウジングからWebサービスへ • オンラインビジネスや個人ポータルの登場 • E-ショッピング,予約一般,カタログや情報の個人化 • XMLテキストを入出力とするサービスの窓口へ

  9. セマンティックWebは何でない? • Concept-based search • keyword-based search • Semantic navigation link-based navigation • Personalization  one size fits all • Query answering  document retrieval • Services  CGI calls, but service-description languages, negotiation, service composition, etc Adapted from Tim Finnin

  10. セマンティックWebは何でない? • Concept-based search • keyword-based search • Semantic navigation link-based navigation • Personalization  one size fits all • Query answering  document retrieval • Services  CGI calls, but service-description languages, negotiation, service composition, etc Adapted from Tim Finnin

  11. セマンティックWebを動かすものセマンティックWebが動かすものセマンティックWebを動かすものセマンティックWebが動かすもの

  12. セマンティックWebの学界駆動源 • DARPAによるDAMLプログラム • 公共性と機密性を両立させたプロジェクト • 概念辞書の普及とそれを基礎としたツール群の確立 • W3C への提出仕様と,クローズに普及するツール • ITtalks, OilEd, Briefing Associate, … • EU-ISTによる競合プロジェクト • iBrow, OntoKnowledge, OntoWeb, Network Excellence, AgentCities, … • 企業数社と主力大学(研究機関)とのマッチング • ベンチャー企業のスピンアウトによる技術普及と人材流通

  13. Service-Oriented エンドユーザ化 The Web tomorrow E-Government 高度化 Electronic-Commerce サービス発見 サービス流通 Knowledge Management 知識流通 Webビジネス 知識発見 要約&抽出 情報検索 データマイニング テキストマイニング Current Web 事例ベース推論 Content-Oriented Semantic Webの応用領域マップ

  14. 次世代 Webをキー技術とする海外Web ビジネスの動向 • 「Language Technology at Work」 • DFKI からスピンアウト,SAPなど • 多言語Web リソース獲得とテキスト情報抽出,オーサリングツール技術などの融合 • 「AI-Commerce」 • DFKI からスピンアウト,ポルシェなど • ユーザエージェントの推論技術に,言語処理技術とユーザインタフェース,ドキュメント管理を統合化. • 「Intelligent Web Services」 • アムステルダム自由大学+オラクル • Semantic Web + Web Servicesをコア技術として ECアプリケーションのフレームワークを確立

  15. 社会一般との接点は? • オープン環境への移行とエンドユーザへの開放 • 電子政府 • 欧州を中心に普及 • 情報提供から手続きポータル,相互運用へ • e-Learning • LOMなど,標準化 • コンテンツ流通から,教育システムへ • マイクロソフトパスポート • 個人データが大規模に収集されている.

  16. RDFS の役割が明確に? RDF Schema : RDF Vocabulary Description Language 1.0 RDFS は簡単な推論をサポート • RDF のオントロジーと RDF 文は,なんらか別の RDF 文を含意する. • XMLのみでは達成されない. • 例: subproperty(mother,parent) domain(parent,person) range(parent,person) mother(eve,cain) Implies: parent(eve,cain) person(eve) person(cain)

  17. RDF が広まりつつある? • RDF がいくつかの W3C の仕様に使われつつある • CC/PP (Composite Capabilities/Preference Profiles, http://www.w3.org/Mobile/CCPP/) • P3P (Platform for Privacy Preferences Project, http://www.w3.org/P3P/) • その他のWeb標準 • RSS 1.0 (Rich Site Summary) • RDF calendar (~ iCalendar in RDF) • Dublin Coreの基礎として • その他のシステム • Mozilla

  18. Webサービス関連の概要

  19. Webサービス関連 • RosettaNet • 電子部品調達に関する次世代(オープン)EDI • 実験的にスタートし,その利用ビジネス分野も拡大中 • CORBAからWeb Services, .Net • プロトコルなどがオープンに(密結合~疎結合) • Web Services • UDDI+WSDL+SOAP • MS+IBM(CORBAとの違いはMSの加入?) • CF: MS単独は.NET(ドットネット)

  20. サービス指向アーキテクチャ

  21. Web Services Stack (adapted from IBM) Ontologies

  22. Webサービス関連技術は標準化可能? • Webサービスがアップされている. • Amazon.com, Google.com, … • AgentCities のコンペ http://www.agentcities.org • Webサービスが集められている. http://www.xmethods.net ⇒ Webサービスの連携は?

  23. ビジネス応用としてのWebサービス • Integration,Interoperability • Internal: EIS, EAI • External: B2C, B2B • Current • 業種間:ebXML, OAGIS BOD, BizTalk • 業種依存: RossettaNet • Emerging • Webサービス関連 ⇒ ビジネスロジックの記述の重要性

  24. ビジネスプロセス言語の統一 • IBMのWSFL • MSのXLANG • BPMI(Business Process Modeling Initiative) • BPML (Business Process Modeling Language) ⇒ BPEL4WS (Business Process Executing Language for Web Services) ⇒ ebPML: http://www.ebpml.org/

  25. 続:ビジネスプロセス言語の統一 • コンソーシアムの活動↑ • BPEL4WS+BPML ⇒ebPML: http://www.ebpml.org/ • Business Process Management Systems • Content standards such as OAGIS • ebXML • Web services

  26. オープンソースコミュニティの活動 • Apache SOAP • http://xml.apache.org/soap/ • Tomcat のサービスの一つ • DotGNU Project • .Net のGNU版 • http://www.gnu.org/projects/dotgnu/ • mono • open source implementation of the .net framework • http://www.go-mono.com/ • http://www.superin.formativ.net/mono/mono.htm

  27. 最後に:(再提示)次世代Webへと発展するために最後に:(再提示)次世代Webへと発展するために

  28. セマンティックWeb からはじめること • 学界+企業+オープンコミュニティ • Webサービス+ビジネスプロセス • エージェント+ユビキタス ⇒ 学界が,いかに貢献するか? いかにオープンソースコミュニティを刺激するか? 企業中心から参加者中心にできるか? ⇒ どういう匠(巧)を動員するか? デザインとプログラムを発展させるか? 人間中心に

  29. パネルのネタ • 山口: • オントロジーを作る大変さ • 簡単なものからつくる,ことができるか? • 見た目が綺麗なページをコピーする • 武田+和泉: • デザインのパラダイムとの融合可能性 • プログラミングパラダイムとの融合可能性 • 日本固有のコンテンツ:ビジネスプロセス • さわれる(手に取ることができる)知識 • データと知識の分離可能性 • 知識共有のパラダイムとしてのセマンティックWeb • プロセスとしてのセマンティック Web

  30. Machine Readable(Understandable)コンテンツをどう作る,どう流通させる? • 機械と人間の役割分担 • 記号の意味を人間が教える⇒人間が記号を実感する • その記号の粒度は?どの程度細かい意味の理解を期待するか? • 例:ダブリンコアのラベルを理解ミスするか? • Webコンテンツの意味の個別性 • 詳細なコンテンツ,専門性の高いコンテンツ • メタデータの粒度を議論している段階か? • 「パスカルの法則」というWebコンテンツは? • 「パスカルの法則」そのものを詳細に説明するタスク • 「パスカルの法則」が記述コンテンツそのもののラベル • 特殊化されたコンテンツにたどりつくための仕組み

  31. 情報検索のタスクとセマンティックWebの貢献 • キーワード駆動と概念駆動は分離できるか? • オントロジーの歴史と同様深い問題 • AIコマースは新しいか? • 実際に使われているところが面白い,だけ. • RDFSのご利益 • 記述粒度をURIとしているところが味噌か? • それが「オントロジーのデザイン」と言って良いのでは? • 一覧性,オープンディレクトリ,... • 具体的なセマンティックWebの研究を始めるには? • RSSのリポジトリがあるよ.

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