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狐:日本の民話と信仰に対する影響. アンドウ・アレイア カリフォルニア州立大学モントレーベイ:日本語と日本文化 春 2013 アドバイザー : 齋藤 ― アボット佳子教授 関根繁子教授. 概要. 研究の重要性 研究質 問項目 研究背景 研究方法 アンケート調査の結果 研究結果 結論 参考文献 感謝の意. 研究の重要性. 日本に留学していた時によく稲荷神社を見かけた。 稲荷神社に は 必ず狐 の像があるので不思議に思っていた ホストファザ ー による と狐には不思議な力があるということが分かった。 アニ メ / マンガ、民話にもよく出てくる。
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狐:日本の民話と信仰に対する影響 アンドウ・アレイア カリフォルニア州立大学モントレーベイ:日本語と日本文化 春2013 アドバイザー: 齋藤―アボット佳子教授 関根繁子教授
概要 • 研究の重要性 • 研究質問項目 • 研究背景 • 研究方法 • アンケート調査の結果 • 研究結果 • 結論 • 参考文献 • 感謝の意
研究の重要性 • 日本に留学していた時によく稲荷神社を見かけた。 • 稲荷神社には必ず狐の像があるので不思議に思っていた • ホストファザーによると狐には不思議な力があるということが分かった。 • アニメ/マンガ、民話にもよく出てくる。 • 狐に対しての日本人のイメージと狐の力をどのぐらいの人が信じているのか知りたいと思ったのがきっかけである。
研究質問項目 • 狐の民話や神話がどのように日本人の信仰、精神性、ライフスタイルに影響をあたえているか。 • 狐の民話や神話に対するイメージは、育った環境の影響があるか。
研究背景 • 狐に対する認識 • 狐 • 日本文化と西洋文化における狐の見方 • 日本の民話の狐 • 現代メディアにおける狐の描写 2. 狐と神秘的な力 • 稲荷の歴史 • 神道 • 仏教 • 狐の関係 • 稲荷に対して一般的な認識
狐 • イヌ科の動物(イヌ科) • 約10種類のキツネ属「キツネ科」 • 森でも都会でもどこでも住める • ほぼすべての大陸で見られ, いくつかの場所では人間によって持ち込まれた • 食生活:小動物 (ネズミ, ウサギ, トリ), タマゴ、死肉、穀物, ゴミやペットフードなど • アカギツネ (一般的なキツネとして知られる)多くの民話などに登場する • 狐について民話が世界中に存在する • (Encyclopædia Britannica, 2013)
日本文化と西洋文化における狐の見方 日本 西洋 スポーツのためと毛皮を取るための狩猟 ずる賢い 賢い ペスト– 狂犬病の媒体 レイナルドフォックス: ずる賢い, 狡猾 , 利己主義, 臆病, 英雄 狐=腕力の裏をかくずる賢さの象徴 (Encyclopædia Britannica, 2013) • かわいい • 怖い • 賢い • 縁起の良い • 神秘的な力を持つ • 良いことまたは悪いことが起きる予兆 (Smyers, 1999),(Tyler, 1987)
狐にまつわる表現またはことわざ 日本の表現 西洋の表現 狐のようにずる賢い 狡猾な女性 カリスマ性のある詐欺師 狐が鶏小屋を守るようだ • 狐につままれる • 狐びより/狐の嫁入り • 狐目 • 尻尾を出す 一般的に西洋文化は個人の性質を表現するときに狐を用いる。 日本のキツネに関する表現はより多様である。行動や物理的な性質と同様に状況や起こった出来事にも用いられる。
日本の民話の中の狐:二つの力 日本の民話の中の狐は一つ以上のイメージ姿を持つ。主な二つの役割は: • 神様の伝言係: • 神道の神様である稲荷の伝言係 • 幸運の運び屋であり、 • 家に幸運と富をもたらす • 危害から人間を守る • ずる賢いペテン師: • 人間をだます– だますことを作る • 人間の姿に変わる • 女狐はしばしば男をだます • 狐憑き 狐の役割はあいまいである–よくもないし悪くもない。狐はいいのと悪いのと混ざっているか両方である。 (Tyler, 1987)
最初の狐の物語(人間の姿に化けた狐物語) • 『日本霊異記』- 狐妻物語(822年) • 美しい女性と恋に落ちた男が結婚して男の子を持つ • 妻は本当は狐で女性に化けている。 • 飼い犬が彼女が狐なのを知っていていつもうなっている • 犬から逃れようとして狐に戻る • 夫はそれを見たがまだ妻を愛しているので家に戻って毎晩彼と一緒に寝てほしいという • (Liu, 2005)
狐民話(ごんぎつね) • ごんという名前の狐が村のそばに住んでいてよく問題を起こした • ある日ごんは妻の病気を治すためにつった鰻を盗んだので妻は死んでしまった。彼女が死んだのは自分のせいだと思った。 • ごんはプレゼントをして村人に償いをしようとした • ある日村人はごんが家に入っていくのを見てごんが問題を起こそうとしていると思って鉄砲で撃った • ごんは村人をたすけようとしていたと分かる • 村人はごんを殺した事をとても悪いことだと思った
日本の狐の神秘的な力 • 変身 人間の姿: • 男性を誘惑するために美しい女性の姿に変わる。(中国の民話でも) • しばしば年寄りの男性やビジネスマンの姿に変わることもある。 他の姿に変わることもある: • 電車、車、木、やかん(Smyers, 1999) • 狐火: • 尻尾で火を作ることができる。火事や森林火事の原因の一つだと思われている。(Blust, 1999) • 夢に出現 • 人間と相談や会話するため • 夢以外に人間の言語を話すことができない。(Tyler, 1987)
日本の狐の神秘的な力 • 狐憑き • 原因は体に狐の魂が入るための病気。 • 女性によく見る。 • 症状 • “変な行動 (夜驚証や、目まい、川の中に飛ぶ、石を積む、小さい石を食べる、髪の毛を噛む、うるるする。 • 狐憑きした人以外に狐をみることができない、そのため、誰にも狐憑きした人は誰にも話していないに見える。 (Encyclopedia of Medical Anthropology, 2004) • 矯正 - 稲荷神社で除霊を行う (Smyers, 1999)
狐と宗教的なもの • 狐は人をだますのに神々と親しんでいる。 • 稲荷という神道の神は狐との関係が強いである。 • だき尼天という仏教の神が狐との関係がある。 (Smyers, 1999)
稲荷と狐との関係 • 動物の中で狐は稲荷と一番強い関係がある。 • 稲荷は狐とかかわっている。 • 白狐は稲荷の使者である。 • だき尼天は狐に乗る。 (Smyers, 1999)
稲荷神社 • 稲荷を祭る11神社 • 青森県 – 高山稲荷 • 宮城県 – たけおま稲荷 • 茨城県 – かさま稲荷 • 東京 – 豊川稲荷(東京), 穴守稲荷, 応じ稲荷 • 愛知県 – 豊川稲荷 (妙権治) • 京都府– 伏見稲荷 • 大阪府– 玉造稲荷, 瓢箪山稲荷 • 岡山県 –最上なる • 島根県 – 対小谷稲荷 • 佐賀県 – 祐徳稲荷 • 熊本県 – 高橋稲荷日本では3分の1の神道神社は稲荷神社である。 (Smyers. 1999)
稲荷に対して一般的な認識 神道 仏教 お寺を守る神として祭る ダキニ天という名前である。 米を持って白狐に乗っている菩薩 (Smyers, 1999) • 良い印象 • 人間を守る • 姿は決まってない • 鍵を持って狐に乗っている僧侶と描かれている。(Ashkenazi, 2003)
稲荷、狐の神 • 711AD以来祭っている • 最初には米の神として思われている。 • 「稲荷」は「いね」ということばから来た • 農業、米、多産、武士、鍛冶屋、成功の神である。 • 姿は決まっていない。 • 信奉者は稲荷は狐を信じている。 • 稲荷は平安時代に京都から日本に広めた。 • 時間を経つと、稲荷を祭る理由が増えてきた。 • 稲荷は幅広い理由で祭られていた。魚や幸運、の神として扱われた。(Smyers, 1999)
稲荷、狐の神 • 1873年に日本政府は仏教と神道を別けた。 • 稲荷は幸運と成功をもたらすとし、都会でも稲荷神社が多数ある。 • 神道では稲荷が狐に乗っている姿もありよく稲穂を奉納します。 (Ashkenazi, 2003)
現代ミディアにおける狐の描写 • 頭が良くて、魔法の力を持つ人物を描写されている。狐は妖怪の一つである。 • クウゲン– 狐の神 • 男性から女性に変身ができる。最初の狐の物語(人間の姿に化けた狐物語) • 変な行動のため、監禁される。 • ヨウコクラマ–化け狐の泥棒 • 白狐 – 稲荷の使者のようである。 • ずる賢い、強い、悪辣な性格 (Matteas, 2009)
現代ミディアにおける狐の描写 • 九尾の狐 • アニメのため、人気になった。 • 大いなる力を持っている • なるとの主人公は九尾の狐の力を使っている • なるとの九尾の狐は悪なの、なるとはその力をいいことのために使っている。
研究方法 参加者: • 日本人60名 調査対象者の性別と年齢分布: • 性別: 女性28名, 男性 32名 • 調査方法: • グーグルドクスのアンケート (promoted via Facebook/e-メール) https://docs.google.com/forms/d/1PnW7kbNwEHFktAkNgHL4qteFkGSPIpaDzvfhXQZKEkY/viewform
研究結果: 研究質問1 狐の民話や神話がどのように日本人の信仰、精神性、ライフスタイルに影響しているか。
「狐」に当てはまる形容詞 • 主な形容詞:いたずら好きな, ずる賢い, 頭がいい
狐と宗教、民話の関係 • 神道と強い関係がある • 一般的に狐と民話の関係がある
以下の意見と狐の関係 • 稲荷、憑き、呪文と狐が強い関係がある
狐憑き • 狐が人につくことを信じている人は3分ので信じていな人が3分の1
狐と日本の民話 • 67%の参加者が狐民話を知っている • 狐民話が好き • また、多くの参加者がどちらでもないと答えた。
民話に出てくる狐の好き、嫌いの理由 好き 嫌い 狐のイメージが悪い 民話をあまり好きじゃない 民話をあまり知らない • 身近に稲荷神社があるなど親近感を持っている • 狐はかわいく、面白いとおもっている
狐の物語を誰から聞いたか • 本や、家族、学校から狐のことを学んだ。
子供に教えたい狐の民話 #1 ごんぎつね #2 狐の嫁入り
子供に民話を教えるか教えないか 教える 教えない 狐が好きではないから 狐民話が好きではないから 狐の民話が分からないから • 稲荷との関係があるから • 狐民話は楽しいから • 狐はかっこい、かわいい、おもしろいから • 狐は神秘的な力があるから • 狐民話は教訓話だから
狐と他の動物との比較 • 狐は神秘的な力を持つ可能性が高い • 頭が一番いいのは狐
狐と他の動物の比較 • どっちらでもわるくないが、狐は一番悪い。 • 狐は一番縁起の良い。
狐と他の動物との比較 • どの動物も良心的ではない
研究質問1の結果のまとめ • 日本人の狐に対するイメージ。 • 好きな人もいれば嫌いな人もいる。 • 狐のいいところと悪いところがわかっている。 • 狐は他の動物と比べるとずる賢くて頭がいい。 • 縁起がいい。 • 悪い性格である。 • 狐につかれると信じている人といないと人とは半々である。 • 民話を読んでいる人は狐民話からの教訓を子供に伝えたいと思っている。 • 狐に退位してかわいいなどのイメージがあり身近に感じている。 • ごんぎつね、狐の嫁入りを子供に伝えたい。
研究質問2 狐の民話や神話に対するイメージは、育った環境がどのようにに影響しているのか。
宗教 家の宗教は約60%が仏教だが個人的には約55%は無宗教、約35%が仏教。
家に神秘的な物があるかどうか • 半分の人の家に仏壇がある。 • 40%の人の家には神棚がある。
稲荷信仰 • およそ半分の人の身近に稲荷神社がある • 稲荷神社にはあまり参拝しない
狐と稲荷の関係 はい! 日本の民話で狐は稲荷の使者だ
神社への参拝 • 日本人は色々な神社に参拝する
神社への参拝 お参りする お参りしない 時間がない 神も稲荷も信じない • 祝日 • 日本の習慣 • 神頼み
お稲荷様に祈ること 商売繁盛が#1 • 商売繁盛が一番高い
研究質問2の結果のまとめ • 家の宗教は仏教だが無宗教の人が多い • 身近に稲荷神社があることは知ってはいるが特に参拝することは少ない • 稲荷には商売繁盛を祈る人が多いがその他色々なことを祈る