150 likes | 266 Views
宇都宮大学中村祐司研究室 高橋香里・古川智美. 宇都宮 環境革命 ~ごみ袋から始まるエコライフ~. はじめに. ごみ問題. ← ・ 私たちの生活にとって身近な環境問題 ・まずはごみを減らすこと が大きな課題. ごみの減量に効果がある. 家庭ごみの有料化. 家庭ごみの有料化とは. 有料化とは、ごみの排出量に応じてごみ処理手数料を負担すること 家庭ごみの有料化= 指定ごみ袋の有料化. ・全国で約三分の一の自治体が家庭ごみ有料化を実施 ・国も有料化を奨励している ・栃木県でも半数の自治体が有料化を導入している. 有料化の効果.
E N D
宇都宮大学中村祐司研究室 高橋香里・古川智美 宇都宮環境革命~ごみ袋から始まるエコライフ~
はじめに ごみ問題 ←・私たちの生活にとって身近な環境問題 ・まずはごみを減らすこと が大きな課題 ごみの減量に効果がある 家庭ごみの有料化
家庭ごみの有料化とは 有料化とは、ごみの排出量に応じてごみ処理手数料を負担すること 家庭ごみの有料化=指定ごみ袋の有料化 ・全国で約三分の一の自治体が家庭ごみ有料化を実施 ・国も有料化を奨励している ・栃木県でも半数の自治体が有料化を導入している
有料化の効果 • ごみ排出量と負担額が連動し、公平性が確保される • 費用負担を軽減しようとするインセンティブが生まれる→排出量が抑制される • 住民のごみに対する意識(環境に対する意識)が変わる • 手数料の収入により、財政負担が軽減される
有料化の問題点と対策 住民からの反対→いかにして住民の理解を得るか 不法投棄が増大する恐れ ごみの量が減っても、後にリバウンドする可能性 税金の二重取りという批判 モデル地区での試験的導入や市民へのアンケート調査 公聴会・住民説明会をできるだけ多く開催する 徹底した広報活動 手数料で得た収益で市民の環境意識向上につながる政策 問題点 対策
都市の事例 有料化を導入した都市 ・鳥取県米子市 ・宮城県仙台市 有料化を導入していない都市 ・栃木県宇都宮市
有料化を導入した都市:米子市 • 平成19年4月から家庭ごみの有料化を実施 一年で大幅なごみの減量に 成功した 参考資料:米子市「よなごみ通信第六号」平成20年7月1日発行
有料化を導入した都市:仙台市 平成11年度より「100万人のごみ減量大作戦」を展開し、ごみ分別の徹底やプラスチック製容器包装の分別収集など、ごみ減量・リサイクルを推進 ここ数年ごみ排出量は横ばい状態 さらなるごみ減量政策として、今年10月から有料化を導入 一人当たりごみ排出量600グラム(18年度)から500グラムにすることを目標 参考資料:仙台市役所HP「有料化導入」http://www.city.sendai.jp/kankyou/soumu/gomi/p01.html
有料化を導入していない都市:宇都宮市 ごみ排出量は近年ほぼ横ばい状態 平成22年度から「プラスチック製容器包装」の分別収集を導入予定→モデル地区での分別協力率は約25%。プラスチック分別にいかにして市民の協力を得るかが課題。 有料化について、導入する予定は今のところない。
宇都宮市民の意識調査:ごみ処理費用負担の公平性について宇都宮市民の意識調査:ごみ処理費用負担の公平性について 不公平さを感じている人が6割を超えている 資料:宇都宮市資料『宇都宮市ごみ処理基本計画(平成19年度改訂)~わたしたち一人ひとりが主役の循環型社会を目指して~』(H20年3月)p. 5
宇都宮市が有料化を導入した際の事業提案図 収入を使って、市民の環境意識が高まる政策をする プラスチック用ゴミ袋の無料配布 など ●ごみが減量する ●収入が入る 家庭ごみの有料化 市民のごみに対する意識が高まる ↓ 環境意識の高まり ごみの減量を持続できる エコ都市の実現!!
宇都宮市有料化導入のポイント 市民の声を最大限に聞く形で有料化を導入する 導入してからも減量効果を持続させるために、市民の環境意識が高まる形で収益を還元する 袋代の収益をプラスチック用ゴミ袋 の無料配布、環境教育の助成金 などに使用する。
プラスチック用ごみ袋の無料配布について(1)プラスチック用ごみ袋の無料配布について(1) 可燃ごみと「その他プラスチック容器包装」との正確な分別を促す効果 市民が有料化によって得られた収益の還元を身近に感じ取れる効果 可燃ごみ袋有料化との相対効果
プラスチック用ごみ袋の無料配布について(2)プラスチック用ごみ袋の無料配布について(2) 可燃ごみの指定袋を販売 →10枚セットにプラスチック用指定袋を5枚付属 市役所、各地域コミュニティーセンターにおいても無料で取得可能
おわりに 家庭ごみ有料化は決して簡単なことではなく、それに伴う問題も多い いかに効果的に有料化を行い、持続性を保つかが鍵 有料化 行政の長期的なビジョン 市民の理解・協力 ごみの減量につながる