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フランチャイズ経営の 今後 を考える. 11051176 砂田 栞. 研究の目的. なぜ?. 拡大していくフランチャイズ・ビジネス・・・. 店舗ごとに価格 、営業のやり方が違うのに 本部と加盟店、加盟店とお客様の理解が成り立つ. どうする?. 今後の フランチャイズは どうあるべきか. 目次. フランチャイズ・ビジネスとは ~事例研究~ 2. 日本で初のフランチャイズ事例 ― 株式会社ダスキン ― 3. 人材教育の充実を進めている事例 ― 日本マクドナルド株式会社 ― 4. 加盟店の独自性を高めている事例
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フランチャイズ経営の 今後を考える 11051176 砂田 栞
研究の目的 なぜ? • 拡大していくフランチャイズ・ビジネス・・・ 店舗ごとに価格、営業のやり方が違うのに 本部と加盟店、加盟店とお客様の理解が成り立つ どうする? 今後の フランチャイズは どうあるべきか
目次 フランチャイズ・ビジネスとは ~事例研究~ 2. 日本で初のフランチャイズ事例 ―株式会社ダスキン― 3. 人材教育の充実を進めている事例 ―日本マクドナルド株式会社― 4. 加盟店の独自性を高めている事例 ―B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社― 5. 今後のフランチャイズはどうあるべきか
フランチャイズ・ビジネスとは ・商標 ・システム ・ノウハウ ・継続的指導 ・継続的援助 フランチャイザー (本部) フランチャイジー (加盟店) 商売の開発 資金の投入 ・加盟金 ・ロイヤルティ
2.日本で初のフランチャイズ事例―株式会社ダスキン―2.日本で初のフランチャイズ事例―株式会社ダスキン― フランチャイズ・システムを1963年にアメリカから持ち帰り、初めて日本に根付かせた お掃除ツールの レンタル ミスタードーナツなど フードサービス 全国6,800店の フランチャイジー プロのクリーンケア 全国のお客様に同品質、同一価格で素晴らしい商品・サービスを提供できるフランチャイズパッケージ
ダスキンのフランチャイズ・ビジネス フランチャイズ 本部 営業面・経営面 ・管理面の 全体をマネジメント 全国9地域本部 エリア マネージャー エリア マネージャー エリア マネージャー ミスター ドーナツ ダスキン ダスキン 工場
3.人材教育の充実を進めている事例―日本マクドナルド株式会社―3.人材教育の充実を進めている事例―日本マクドナルド株式会社― 国内3,200店舗のうち、約6割の店舗をフランチャイズとして展開しており、200名を超えるフランチャイズオーナーと共にレストラン運営を行っている。 通常のFCだと・・・ 座学で10日、店で10日間学んで店がオープン ・一年から二年、クルー(パート・アルバイト)として働かなければならない マクドナルドの場合 ・ハンバーガー大学で何回かのコースを受講 店長としてのノウハウを身につけ、意欲、体力があると認められ、 初めてFC契約に至る。
マクドナルドの人材育成 マクドナルドの人材育成には、その仕組みやプログラムに参加すると、 その人のやる気や能力が大きく変わる何かがある。 ① ハンバーガー大学 ② AJCC AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト) ・全国約16万人のクルー(マクドナルドのアルバイトスタッフ)が客へのサービスや調理技術を競うコンテスト ・“日本一のクルー”を業務部門ごとに決める 人材育成を主な目的とした社内研修機関 ①店舗で「オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)」 ②ハンバーガー大学で「ベーシックシフトマネジメントコース(BSM)」と「アドバンスシフトマネジメントコース(ASM)」を受講 素晴らしいクルーを育成することが「人材育成面でのゴール」 人を育てない限り今のタイトル(肩書き)にとどまってしまう マネージャータイトル (店長資格)を持つ 社員数を増やして 各店舗の充実を図る
4.加盟店の独自性を高めている事例―B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社―4.加盟店の独自性を高めている事例―B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社― 出店はフランチャイズ(FC)方式が中心で、加盟者はロイヤルティを支払って商標の使用権や経営ノウハウを得る。 材料は別途、サーティワン本部がフランチャイジーに卸す仕組みになっている。 郊外ショッピングセンター(SC)に絞った出店戦略をとる SCなら集客力があり、過去のデータから売り上げの目処がつき、オーナーへの出店提案もしやすい。 新規出店のほぼすべてをSC内に絞り込んだ 2007年 597店 2000年 113店 5倍 SC店舗
サーティワンの年度末店舗数 推移(BRサーティワンアイスクリームHP 会社情報 経営指標より引用)サーティワンの年度末店舗数 推移(BRサーティワンアイスクリームHP 会社情報 経営指標より引用)
加盟店の独自性を高める 店舗のロゴ以外は各店の自由度を高める方針を採った 「楽しい」「買いたい」という気分を盛り上げる サービス精神 アイスクリームの販売価格を上下30円の範囲内で 店舗側が自由に 設定できる 店舗内装の自由 例:鏡、照明、客席など 加盟店は裁量が増せば責任感も増す
5.今後のフランチャイズはどうあるべきか フランチャイズの課題 ①加盟さえすれば、あとは本部が面倒を見てくれると思ってしまう 本部と加盟店の「共同事業」がフランチャイズ・チェーンである ②加盟店の独創性が阻まれる恐れがある サーティワンアイスクリームの事例 ○ ③オーナー選定の曖昧さ マクドナルドの事例 ○ ④スーパーバイジングの不足 ダスキンの事例 ○
本部と加盟店は別個の経営体であることを自覚すること本部と加盟店は別個の経営体であることを自覚すること 優秀な本部に加盟したとしても、商売に成功するか失敗するかは 加盟店のオーナー次第 ビジネスに絶えざるイノベーションが行われていること 改善を積み重ね、常にお客様のニーズに対応する フランチャイズ・チェーンの企業格差は「人材力」の差 システムを構築したり、イノベーションを行うのは、あくまでも「人」
参考文献 • ・よくわかる!フランチャイズ入門 :一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(同友館) • ・カンブリア宮殿 村上龍×経済人3 そして「消費者」だけが残った :村上龍(日経ビジネス人文庫) • ・フランチャイズ・ビジネスの実際 :内川昭比古(日本経済新聞社) • ・ハンバーガーの教訓 :原田泳幸(角川書店) • ・そこまでやるか!-マクドナルド13万クルーがサービスの達人に変わるとき :国友隆一(日本実業出版社) • ・サーティワンアイスクリームHP http://www.31ice.co.jp/ • ・ミスタードーナツHP http://www.misterdonut.jp/ • ・ダスキンHP http://www.duskin.co.jp/company/index.html • ・フランジャ http://www.franja.co.jp/ • ・東洋経済 サーティワン記事 http://toyokeizai.net/articles/-/1329 • ・マクドナルド ハンバーガー大学HP http://www.mcdonalds.co.jp/company/university/university.html • ・マクドナルド「ハンバーガー大学」のリーダー教育 記事 http://shuchi.php.co.jp/article/447